約 3,451,253 件
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/422.html
長老ヶ岳 京都府南丹市と京丹波町の境界にある山。 916.9m。 長い尾根の西端に近い位置にある。 林道途中に新しい仏主峠がある。 このページの自転車ヒルクライムとしては林道舗装終点をゴールとする。 峠位置 京都府南丹市/京丹波町 道所在地 京丹波町(ルートによって南丹市) 距離 路面距離(計算値) 最大標高 917m 最大標高差 650m 平均勾配 舗装状態 4 路面状況 3 交通量等 1 スタート 交差点ゲート、橋 ゴール 舗装終点 地図 山頂 ルート地図 長老ヶ岳山頂。 右は聖火台。 三角点、石碑もあり、周囲も整備されていて、眺望も結構良い。 周囲は僻地同然だが、屋根付きの休息地まである至れり尽くせりな山頂。 林道長老ヶ岳線? 全線?舗装路だが途中コンクリート舗装区間がある。 序盤にゲートがあるがゲートの谷側から抜けられる。 記憶では、前半は急カーブがなく急勾配ステージがあり、後半は九十九折れ状にヘアピンカーブや急カーブを登っていく感じ。 前半のコンクリート激坂ステージを越えて急カーブをひとつ超えればその先平均勾配は落ちる。 登り応えのあるコースで、京都市街地周辺から自走の場合、かなりハード。 何もないところではあるが、ヒルクライムしに行く価値は十分にある。 近畿自然歩道 序盤舗装路、中盤以降未舗装路。 階段区間などが結構多く、ヒルクライムで登ることの出来る人は限られている。 ダウンヒルは人によるが、ハイカーが多いため要注意。 登坂走行ルート 林道長老ヶ岳線?(○(44分)) 登坂未走行ルート 近畿自然歩道他 スタート地点。 あまごの里の矢印のほうへ行くと洞峠。 スタート地点から少し登ったところにある分岐点。 メインルートのような右は近畿自然歩道ルート。 林道長老ヶ岳線は左の橋を渡って道なりに進む。 林道舗装区間終点。 自転車ヒルクライムとしてのゴール。 奥に電波塔がある。 電波塔側からのゴール。 電柱のところにある取り付きから長老ヶ岳山頂へ行ける。 初挑戦の際には、すでに足が攣っており、山頂までのわずかな距離さえ登ることが出来ず引き返した。 ただし近畿自然歩道側から。
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/36.html
祖父谷峠 【そふたにとうげ】 京都府道61号線の途切れた部分、空白区間中の北区と右京区の境にある峠。 そもそもr61だったのか、その計画が途中で頓挫したのか。 道がついている地図もあるため廃道化した? もともとあった道の舗装した区間のみをr61とした? 峠位置 北区/右京区 コース所在地 北区~左京区~右京区 距離 雲ヶ畑側 13.6km京北側 3.95km 路面距離(計算値) 雲ヶ畑側 13.7km京北側 3.98km 標高 784m(京北側 577m 高低差 雲ヶ畑側 660m京北側 290m 平均勾配 雲ヶ畑側 4.9%京北側 7.3% スタート 雲ヶ畑側 橋京北側 橋 ゴール 峠位置(標識)(京北側 DT終点) 地図 Yahoo!地図 ルート地図 雲ヶ畑側 京北側 雲ヶ畑側の未舗装部分は等高線の低いところを結ぶようにしたので結構適当。 京北側にいたっては、およそ再現不可能なため、地図に道が付いている端まで。 祖父谷峠。 祖父谷峠のルートは標識の赤い矢印の方向だが、黄色い矢印の方向にもSTが伸びている。 北区 雲ヶ畑側 雲が傍からの通しのため、コースが長く、平均勾配が緩くなっているが、岩屋橋から先はそんなことは無い。 路面状態 良い区間と悪い区間があり、一部はかなり悪い。最後の500m(~1kmぐらい?)は未舗装路。 堆積物等 舗装路部分に石や木などがある。濡れていたり、コケの生えているところもある。 交通量 岩屋橋まではそこそこ交通量があるが、岩屋橋を過ぎると少なくなる。 歩行者 ハイカーがいる。 岩屋橋から3.5kmほど登ったところにある小さな橋を超えたところから勾配がアップする。 ゲートがあり、それを境に未舗装路(DT、ザレ)になり、峠前200mぐらい?はSTになる。 DT終点手前に三叉交差点があるが、左に進むと祖父谷峠。 DT終点直前に砂防ダムがある。 トライアル技術がある人ならばSTでも足を付かずに峠に到達することも可能と思う。 右京区 京北側 登るほどに勾配がきつくなる。 祖父谷橋を渡ったところから未舗装DTに右折する。 路面状態 悪くは無い。未舗装路区間は荒れている。 堆積物等 標高が高いほど多い。 交通量 少ない。 2011年台風12号のせいか、シングルトラックは崩落したり倒木によりまともに通れなくなった。 そうなる前に通ってみたかった。 2011年台風12号以降現在でも自転車を担いで通れないことはないし、実際に自転車を担いで通った。 ただしお勧めはできない状態。 それでもそういう中を何人もが通ることによって新たな道になるのだろうから、行ける人は行けばいいと思う。 ただしお勧めはしない。 登坂走行コース 雲ヶ畑側(○(DT終点まで) 登坂未走行コース その他すべて スタートの橋。 電光掲示の温度計と鞍馬方面への市原バイパス分岐点から少し進んだところにある橋。 ここから本格的な坂道となる。 岩屋橋。 橋を【渡らずに】真っ直ぐ進むと祖父谷峠へ続く道。 バスはここでUターンして元来た道を戻っていく。 この橋を渡って道を進むとかなりの勾配があるようで、舗装路の終点?には寺があり、さらにその先に薬師峠があるらしい。 峠手前の三叉路。 右が祖父谷峠。 左はナベクロ峠などに続く道。 雲ヶ畑側からの峠。 奥に杉が並んでいる。 道の先は京北。 京北側からの峠。 倒木アーチ。 京北側スタート地点。 こちらも橋から始まる。 そふたに橋横の未舗装路。この先もれっきとした?r61。 そふたに橋はこの写真の右側に有り、左には舗装路が続いている。 京北側DT終点。 わかる人はこの写真だけでもいろいろわかるかもしれない。 過去は知らないが現在はちょうど自転車の先にSTが続いている。 雲ヶ畑側峠手前の分岐をナベクロ峠側へしばらく進むとある開けた場所。 歴史の跡地とか何とか。 開けた場所の隣にあるピーク。 鉄塔の真下。 鉄塔の先にある標識。 この先下っていたため、ここが峠かと勘違いして、元に戻ってしまった。 そもそもこちら側にくる予定は無かったため、勘違いしたのは結果的に良かったかもしれない。 1度目の到達点 岩屋橋から約3.25kmの地点 2度目の到達点 岩屋橋から約3.5kmの地点 自転車の置いてあるところまで到達。 写真を撮っている後ろに橋がある。 この先、道が暗くなり、勾配もきつくなる。 少し休んでそのきつくなった勾配を登っていて、あきらめて引き返そうとしたときに、両足が強烈な肉離れを起こした。 愛宕山以来の焦燥感と絶望感。 キイロスズメバチに絡まれたが、熊に出会わなくて良かった。 3度目で峠到達
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/185.html
★★★★★イヤホン自転車への優先的な指導警告の意味なしと断言できる6つの理由 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/185.html#6 ◆「イヤホン自転車の問題視は補聴器使用者への差別助長にも繋がる恐れがあります 最終更新日:2023.9.3 ▲イヤホンが悪質な交通違反? 〃 ●[栃木]大音量でイヤホンに赤切符(一時停止と同列扱いという理不尽) 2023.8.20 ◆TV番組「(長距離通学で)音楽を聴いている」とあっても注釈一切なし 〃 ●「自転車でのイヤホン使用は基本的にはダメ」という大嘘 2023.8.13 ●カーオーディオでも「交通に関する音などが聞こえない状態であれば」違反になる 2023.8.6 ▲[電動キックボード]携帯注視とイヤホンを並べる酷いミスリード 2023.7.9 ●[自動車]条文を示し違反になる場合具体的な内容を書いている記事 〃 ●勝手に道交法70条を拡大解釈してイヤホン使用まで違反認定している悪例 2023.7.2 ▲記者も警察もどっちもどっちの内容 2023.6.4 ●全国一斉指導日で露呈する相変わらずの無意味な優先指導状況 2023.5.14 ●[福岡]イヤホン自転車への警告カード発行ニュース記事が久々になっている理由 2023.4.30 ▲[自動車]クルマの運転でも「歩行者の移動に気付くために」イヤホンしないほうがいい??? 2023.3.26 ▲マラソンランナーの話で自転車イヤホンの誤認へと流れ弾 2022.12.18 ▲[千葉]報道内容が若干異なるが本質的にはイヤホン併記に難あり 2022.12.04 ●[埼玉]延々と実質無意味な指導を続ける地域 2022.11.20 ●[大阪]MBCとABCの報道姿勢の明確な違いと「京都の罰則なし条文への勘違い」「聴覚絶対主義」に思うこと + ... 2022.11.13 ●[自動車他]走行中の聴覚主義に意味はあるのだろうか 2022.11.06 ▲[TBS]未だにイヤホン自転車を誤認しているマスコミのレベルの低さ 〃 ▲[東京]主旨が分かっていなさそうな警察官も未だに居る 〃 ◆「イヤホン自転車の問題視は補聴器使用者への差別助長にも繋がる危険性があります 2022.10.30 ▲根拠なく違反認定してしまう 2022.10.23 ▲[東京]この期に及んで未だにイヤホン自転車への警告カードという悲惨な光景 2022.10.9 ●[島根]「イヤホン使用が(前提条件なしで)法律違反」の根拠条文は何処にありますか? 2022.10.2 参考●"自動車"事故の原因「考えごとでの前方不注意」から分かる「注意散漫」への疑問 〃 ●[岩手]イヤホン自転車と一時停止の「指導」の違いは報道姿勢の問題か? 〃 ●[鳥取]スタントマンショーで誤解を広めるような内容 2022.9.25 ●秋の交通安全県民運動で相変わらずイヤホン自転車へ注意の思考停止 2022.9.18 ●未だに「イヤホン自転車=違反」だと思っている人達には見えない向こう側 2022.8.14 ▲[埼玉]例によってスマホとイヤホン(ヘッドホン)をセットで問題視 〃 ▲[福岡]信号無視とイヤホンが同等の並びという異常さ 2022.7.31 ★★★★★イヤホン自転車への優先的な指導警告の意味なしと断言できる6つの理由 〃 ▲弁護士記事サイトで直接無関係の記事での蛇足 2022.7.24 ◆自転車イヤホンを原付や普通自動車の免許の有無で考えると・・・ 〃 ▲[石川]支離滅裂な内容 2022.7.17●[福岡]指導警告表という無駄の極み,●千葉県警の条文拡大解釈による恣意的運用? ▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━ 単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる www.npa.go.jp/news/koho/index.html + ... 各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。 しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、 説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。 このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても まさに遮音関連の 「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。 ▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」 ▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」 というケースが目に余る。 ────────────────────────────────────────────────── ●3つのポイント 【1】着用だけで違反とは言えない 【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」 【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決 + ... 分かりやすさ重視で簡潔な解説。 1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない 2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾 3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない 他にも色々あるが・・・ 「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」も 忘れずに覚えておきたいところ。 ────────────────────────────────────────────────── ★★★★★イヤホン自転車への優先的な指導警告の意味なしと断言できる6つの理由 + ... 未だに後を絶たない「優先度を履き違えた税金の無駄遣い指導」。 延々情報を集めていると見えてくる物事の本質。 以下全てを否定し「警察側でのイヤホン自転車への優先的指導に公益性がある」と 証明できる人がいれば、ご意見を是非とも伺いたい所存。 ★1:カーオーディオ全般も同条文で規制対象になっている※ しかし、カーオーディオ使用だけで問題になった例などあるのだろうか・・・。 ※普通自動車の免許の有無ではなく「(一過性ではない通年での)教育機会の無さ」が問題なのでは? しかし、その「(一過性ではない通年での)教育の機会の無さ」を「意味不明な優先指導」に終始する必然性が皆無。(★3:★4:) (※東北の一部地域除く)・・・「常用速度の遅い多くの一般自転車」は、 「自動車オートバイでは問題になっていない音情報を過度に重視しなければならない根拠」の提示不足。 ★2:既に原付などの免許に「聴覚試験がなくなった」 本当に交通安全に聴覚が必須であれば継続しているのでは? ●そして、非改造でも基本の走行音が煩いオートバイは「他車走行音が聞こえるとは思えない」が、 「安全走行ができなくなるかといえば、当然そんなはずもない」。 本当に危険であれば公道走行禁止でなければならないはずだが、実際にはそのような規制は存在しない。 ●「オートバイはバックミラーがある後続車が見えるので違う」というのであれば、 「自転車バックミラー取り付け努力義務条例(違反罰則なし)」を作るまでもなく 「必要と思う人は」取り付ければいいだけ。 (しかしそんな自転車が大半を占めるようになれば駐輪場で大迷惑なことになる可能性が高そう) ●自動車でもマークを貼り付けるなどで走行が許可されている。 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/menkyo/menkyo/sodan/tekisei01.html tubakinokai.web.fc2.com/tyoukakusyougaisyama-ku.htm 法改正により、免許取得の従来の基準である、補聴器により補われた聴力を含めて、 10メートルの距離で90デシベルの警音器の音が聞こえるという条件を【満たさない者でも】、 運転する車種を限定した上で、「特定後写鏡」(ワイドミラー)を設置することを条件に、 運転免許を取得できるようになった。 ◆◆◆3:イヤホン等使用中の自転車事故の統計データが存在しない これが今のところイヤホン自転車への優先指導を完全否定できる「最も合理的な理由」。 そんなにイヤホン自転車が「危険な兆候・使用例」であれば、事故統計に集計していて当然のはずでは? 少なくとも「半数の自転車事故ニュース」で、被害者加害者に イヤホン自転車が登場しなければ「指導最優先である意味」など皆無。 ◆◆◆4:一目瞭然「街中で走っている全ての自転車の中」で「イヤホン着用は多くない」 これが最も分かりやすいのだが、警察官は街中に居る自転車乗りの数や状態を正確に認識できない? 「データすらない上に、少ない人達」を目の敵にして一体何の意味が? 多くの非イヤホン自転車でも「常習的な徐行・一時停止無視」は何故最優先問題ではない? ◆更に「(狭い条件での)違法性のある聞こえない状態」であるかどうかは、 「着用だけでは違反状態かどうか判別できない」ので確認が必須。 ※超能力者でもなければ「その人の聴覚能力の判別」など、見ただけで分かるわけがない。 ↓ ◆この時点で「時間も手間もかかる」ので、あまりにも効率が悪い。 「交通安全指導=多くの人達に周知させる必要がある活動」の主旨からも逸脱。 ↓ ▲つまり「交通安全・事故防止への活動の費用対効果も低い」という問題まである。 ◆5:「スマホ使用」と混同しているケース 「"視覚"影響のスマホを見ながら」と「"聴覚"影響のイヤホン着用走行」は「全く別」。 ※人間は「目を瞑ると聞こえなくなって、聴覚遮断すれば見えなくなる」・・・? 「ながら」が「全て違反」であれば、下記「注意散漫」の「考え事をし"ながら"」も当然危険の範疇になる。 ◆6:条文を曲解し「個人差」で違法性を問う異常さ 本来の条文の主旨は「緊急車両のサイレン音」や「拡声器での交通指導の声」が聞こえること。 ↓ それを「捻じ曲げて」イヤホン自転車への優先指導の「拠り所」としている理由は 「音を流してイヤホン等で聞いていると、注意力が散漫になって、 ブレーキを適切に操作できなくなる恐れがある」ということだろう。 ↓ しかしその注意散漫とは「寝不足や考え事をしている状態と大差があるとは思えない」。 ●寝不足を防げないのは「個人や家庭や労働環境の問題」から、文科省や厚労省等への相談が必要? ●運転に集中するために「思考(脳波)を制御する必要がある」? など「到底現実的ではない」。 ◆実際には、聴覚が遮断される → 「予測運転が不可能+運転に集中できない」ということは、 「基本的な人間の運動機能に問題がある」といえるが・・・ ↓ これらを明確且つ厳密に条件を定め、 自転車の運転基礎能力として(違反すれば罰則のある)法的な必須条件に出来ない以上、 イヤホン自転車への優先指導に対しても、同様に正当性があるとは到底思えない。 ※そもそも条文の発端が「神奈川県(警)」という時点で「懐疑的な見方」の重要性に気付くはず。 ◆◆◆一方で「自転車事故の直接原因」の「適切に止まる」は何故か軽視 少なくとも事故例として代表的な「交差点での出会い頭事故」を減らすために 「止まれの標識」で一時停止していない自転車に「全て指導警告する」ことは不可欠にも関わらず、 赤切符発行どころか「指導警告さえも行っていないと思われる地域」すら存在するということは 看過できるわけがない。 優先度の高い違反を取り締まり、事故を防止したいのではなく、 「単に目立つ行動を"制限したいだけ"」という思惑に迎合し 「法を捻じ曲げて解釈しなければならない」とは思えない。 ▲更に厄介なことに、優先指導対象を履き違えている警察の指導に疑問を持たず、 「イヤホン自転車=悪」と後方支援している「思考力のない大衆」は 真の意味で「事故防止や交通安全を目指していない」ことに気付いていない。 そのような方々は「上記のような情報を知り得ることもない」だけでなく、 更に「論理的な思考力も持ち合わせていない傾向が高い」=「理解できない以上は説明は無駄」という・・・。 (※目の前に赤色の点滅信号があっても、断固として「一時停止する必要はない」と言っているようなもの) ◆そのため「常識的な思考力を持ち合わせている方々」は、そのような方々を反面教師として 「危険は目の前にある。事故を防ぐためには一時停止が最優先」と気付いて 他ではまず知らせていることのない 「自転車でも予測運転の重要性」を理解・実行し、 早めの減速から「徐行・一時停止」をしっかりと守り、安全な走行を心がけましょう。 ◆「イヤホン自転車の問題視は補聴器使用者への差別助長にも繋がる危険性があります + ... maidonanews.jp/article/14736284 news.yahoo.co.jp/articles/67007483f94e207e68d2d5f30c979619e4336525?page=2 補聴器の人が自転車に乗っていてイヤホンを外すように注意され、 補聴器だと言っても信じてもらえなかったというニュースを見ると悲しくなります。 こういうときだけ利用するような卑怯な手口だと糾弾されかねないので、 ★★★★★イヤホン自転車への優先的な指導警告の意味なしと断言できる6つの理由 にも挙げていないものの・・・、 「イヤホン自転車を完全思考停止で安直に問題視することの意味」 を理解していない厄介な者達が目に余るので掲載。 (※★2:既に原付などの免許に「聴覚試験がなくなった」は、事実の提示) 「条文で補聴器は例外規定として書かれている地域もあるから、それは注意する警察側の落ち度だ」というなら、 「例外規定として条文に書いていない」地域では、 警察が補聴器かどうか確認するまでもなく、外すように指導することが妥当とでも言うつもりだろうか? 「補聴器着用の人は健常者とは自転車に乗っているときの"心構え"が違う」というなら、 「健常者のイヤホン使用でも"気をつけて運転しているなら"大した問題はない」と言える。 包丁理論と似たようなもので、使用自体が問題ではなく「元々の扱い方」が慎重かどうかが重要。 そもそも「音さえ聞こえていれば大半の事故が防げる」だろうか?そんなわけがない。 もし「特殊な能力として捉えてるので別として考える」とまで言い張るならば、 もはやそれは差別と言えるのでは? ========================== 何度も書いているように、そもそも「車両全般=自動車もオートバイ等も含む」、 「カーオーディオ全般と同じ規制条文」とされている地域が大半で、 更に、原付等の免許取得時に「聴覚試験がなくなった」という事実と経緯があるのだから、 本来優先しなければならない徐行・一時停止や それ以前に気をつけて運転する=「予測運転」の重要性を広めるためには 「運転時の聴覚主義」という考え方自体が「時代遅れ」であり、 その機会も警察の時間も奪う「阻害要因」として考えるべきではないだろうか。 だからこそ、遮音関連状態への注意自体がほぼ無意味。 全ての自転車が関わる事故に"完全"遮音状態かどうかというデータすらなく、 あったとしても「半数以上もいるようなわけがない」のは 街中を走る老若男女全ての自転車を見れば一目で分かること。 それなのに自転車イヤホンを自転車違反の象徴のように仕立てあげられているのは 「丁度良い数で警告カードを発行しやすかった」というだけで 事実上「警察側に(無意味にも関わらず)最優先での警告カード発行に利用されたに過ぎない」 ということに、いい加減気付いて欲しい。 「自転車事故がなかなか減らない?」 そりゃそうでしょう。イヤホン自転車を注意するという「無駄な時間」を費やしているのだから当然。 何故「止まれの標識」の前で一時不停止を注意しないのでしょう? 見通しの悪い交差点は安心安全な場所になりましたか? スピード違反取り締まりのように「とりあえず目についた先頭車両だけ」を繰り返せば、 いくらでも警告カード発行できますよ? 「若年層が云々…」のようなイチャモンをつける前に、 まずは、事故者数も多い高齢者でも違反が常態化している「適切な一時停止」や 「不適切な横断は絶対禁止」のような周知活動が先なのでは? 現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。 + ... 問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、 「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。 実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、 「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、 聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。 「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。 「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。 (わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ) ※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません + ... 注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。 但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで 他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従うべきだろう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A + ... 今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。 以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。 まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。 「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」 ▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト? 両耳でも「音量等の条件次第」であり、 基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。 ▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された) (現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。 「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」 「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」 「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」 (もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します) 実際の目的は 「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。 但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて 「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。 ▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故? 小音量でも規制してしまうと、 自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。 ▼交通に関する音または声って何? 主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。 個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。 「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では 自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。 ▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ? 自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」 「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、 自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、 現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。 ※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、 確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。 しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。 ▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト? 自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは? 窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが 「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。 ▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で? 自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、 その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。 しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。 (他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている) ▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では? よくある勘違い。 「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、 交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。 「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」 「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」 正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。 ※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈 ↓ 【どういう状態が違反になる?】 △イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた ↑遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。 ※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。 ○(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた ↑法的には問題なし ×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた ↑これは違反 基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。 「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という 「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼基本的な内容 + ... ◆「原則」として、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り、 「原則的に」自転車走行中に「交通に関する音などが聞こえる状態で」イヤホンは使えます。 「自転車走行中で"音量などの条件関係なく"イヤホン使用運転禁止」というのは、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り 【拡大解釈】となります。 ※そのため「違反すれば罰則のある徐行や一時停止」を軽視し、 歩行者優先を蔑ろにしているとしか思えない警察の街頭指導は 「優先度を履き違えた誤った(時間の無駄)指導」という認識が必要です。 ●警察に「注意される」というのは 「見ただけでは状態が分からないので【確認】の際に、 【重要:法的拘束力はない】が、イヤホンで音を聞いていないほうが「少しはマシ」というだけのこと。 (※一方で、警察官判断で危険な状況と判断されてしまうようであれば、不本意でも外すことに従うしかない?) ↓ (しかし、道交法第63条の10は「制動装置」に関する内容なので拡大解釈で、 道交法第70条、第71条の6が根拠とする場合、 概ね「交通に関する音などが聞こえる状態では規制されていない」ことになっていても、 やはり、サイレン音等以外で他者の足音や話し声まで聞こえなければならないはずがないのだが・・・) 「イヤホン自転車ではなくても」、 ▲「普段から見通しの悪い交差点で徐行なんてしない」 ▲「歩行者軽視は当たり前。歩行者優先のために一時停止なんて絶対しない」 ▲「予測運転って何?」 という感覚であれば、非遮音状態でも安全ではない。 反対に、「ほぼ遮音状態でも安全が確保できる」ことは、【自動車のカーオーディオ使用時と同様】に 「ブレーキ操作可能」「視界も確保」「予測運転も可能」なことが証明している。 ↑ ※万が一、遮音状態でこれらの行動が制限されるのであれば、 「条件設定など設けず」「自動車も含め」全国的に聴覚を遮ることそのものが一律で禁止になっている。 そもそも「明確なdB数の提示すらない規制」など、本当に法的拘束力のある規制として有効とは到底考えられない。 「ダウンロード禁止法のようなもので"形だけは一応存在する"」程度のもので、 警察が街頭指導で利用する理由は「対象者数が丁度良く街頭指導しやすい」ために、 「仕事している感を出すための恣意的運用」がされていると考えておきたい。 ◆もし、本当に「街頭指導で交通安全が目的」であれば、 片っ端から 「歩道での徐行無視&止まれの標識がある場所」で、 「一時停止しない自転に、警告カードや赤切符の発行」という状況が、当たり前の光景となっている。 ●学校での指導のため? 「若年層相手の指導内容であれば、使わないほうがいいと案内するのが妥当」という観点も妙な話で、 使わないことが安全のためには絶対不可欠のような考え方そのものが、むしろ安全軽視。 「カーオーディオ全般」同様に、窓を閉め切っていても安全に走行するためには 「地方条文での間接的な規制などではない」 「道交法で直接規制のある」各種の法令遵守「徐行・一時停止」から、 明文化されていない「予測運転」や「前・後・左・右の(予想と)確認」など、 特に「その地域で」「守らなかったために直接的な事故になった原因」を 徹底して紹介することが絶対的に最優先すべき内容であり、 「条件関係なく禁止のような"拡大解釈"」の「広報スピーカー」になる意味はない。 むしろ、音情報に頼り、「確認を怠ることそのもの」が危険。 例:アスファルトが綺麗に整地されていて、自転車のスプロケのラチェット音よりも 静かな走行音の自動車やオートバイが近づいてきているのに、 「音がしていないから急に曲がっても問題ない」と判断してしまうと事故になる。 ◆自転車イヤホンを原付や普通自動車の免許の有無で考えると・・・ + ... (◆原付オートバイ等での「聴覚試験なし」を棚上げにする場合) まず、"実際の"効果は考慮せず ●原付や普通自動車の 「免許がある」から、他車の走行音など無関係で安全に走行することができる可能性が高い。 「免許がない」から、他車の走行音などが聞こえなければ安全に走行できなくなる可能性が高まる。 と仮定する。 次に、窓を閉め切ってカーオーディオ使用では自転車イヤホン同等の遮音状態ではないという 「強引な解釈」をする際に・・・ ↓ ◆【音情報が重要】という信念があるなら ↓ ●「免許があり」「オープンカーで他車の走行音など聞こえる状態」=「完全非遮音状態」であれば → 「窓閉めカーオーディオ使用状態"よりも"安全に走行できる可能性が高い」。 となるので、 「自動車でもカーオーディオ全般の搭載を法律で禁止し、 音情報を逃さないために、雨天時でも窓を閉めずに運転しましょう」となる。 つまり・・・「音情報が不十分だから事故の原因になる」というなら、 尚更 自転車なんかよりも遥かに速く殺傷能力も高い自動車でも 「音情報をより多く取得できるようにすることで安全運転に繋げるべきだ」となるのが当然のはず。 しかし、「現実的にそんなことを望んでいるような人は(ほぼ)居ない」ため問題にはならない。 警察の取り締まりでも、 「今日からカーオーディオ使用を禁止します」などという指導など全く行ったことなどないはず。 遅くとも「この音情報の絶対主義に意味はあるのだろうか」と 「気付くことができる知能があれば」まだ救いがある人。 ▼そもそもこの問題は「前提の時点で間違っている」 原付や普通自動車の ×「免許がある」から、他車の走行音など無関係で安全に走行することができる可能性が高い。 ↓ ▲「免許があっても」「オープンカーでなくても、 カーオーディオ不使用で窓を開けて、他車の走行音が聞こえていても」 「安全に走行することができる可能性が低い人も存在する」。 ↓ だからこそ「毎日のように全国各地で交通事故が起こっている」と言える。 ×「免許がない」から、他車の走行音などが聞こえなければ安全に走行できなくなる可能性が高まる。 ↓ ★「(例え原付免許取得可能未満の若年層で)免許が取得できる年齢に達していなくても」 「他車の走行音が聞こえていなくても」 (更に「ヘルメット着用していなくても」) 「何が危険 = 何処の場所からどのような方法で、他者が進行する可能性があるのか」 「どのような走行方法が安全か」 を (免許取得以上に)【知識として習得し、実践・継続できるだけの"教育機会"があれば】 ↓ ★「予測運転の重要性」= 急ブレーキをする前の想像力 ★「減速タイミング」 = ブレーキの適切な操作方法 ★「変速の正しい使い方」= 楽で快適な走行と再発進時のためにも不可欠 を 駆使することによって、 ↓ ★「遮音状態かどうかは無関係で」十分に「安全な走行」は可能。 (一応サイレン音は聞こえていないといけないことにはなっているが) 「遮音状態ともいえるカーオーディオ使用での自動車全般が問題になっていない」時点で 音情報を過剰に信用する意味は「極めて低い」と分かる。 そもそも「免許取得同等の知識を得る機会そのものがない」ことを徹底無視して、 「自転車ではイヤホン着用走行に問題がある」とすることは本当に意味が分からない。 「イヤホン使用しなければ安全走行できるようになる」という「オカルト理論」を信じている人達は、 「ヘルメット着用と同等の幻想」を見ているとしか思えない。 ※もしくは「都合の良い実験結果だけを見て"信じ込まされている"」か。 何より「自転車事故総数のイヤホン着用率のデータなし」が「優先指導する必要などない」という証明。 更に言えば、「もし本当に、イヤホン使用に問題があれば、防犯登録同等の無意味な"努力義務"条例などではない 着用そのものを「厳格に禁止する」という方向になるはず。 しかし、そうすると最初にある ◆「原付等での聴覚試験が無くなったことに対する整合性が採れなくなってしまう」だけでなく、 繰り返しになるが 「カーオーディオ全般まで取り付け禁止・窓開け必須の条例(違反者には罰則あり)に 賛成できる人が、実際にどれほどいるのか」と考えれば、「実現は不可能」と常識的に分かる。 そして、「免許の有無だけで安全走行の実効性を図ることは出来ない」と話はループする。 ついでに、 ●「音楽の種類」での難癖をつけるなら、「個人差による」としか言えない。 ●「注意力散漫」は「寝不足や急な体調不良になるリスク」を考慮できていない問題と、 「むしろ聞いていたほうが落ち着ける=集中し安全走行できる」というケースを無視している。 ●「一回試しに自転車でイヤホン着用走行を試したが怖くて2度と出来ない」という人は、 「私は予測運転が出来ません」と言っているようなものなので、 「自転車どころか車両運転そのものを避けたほうが良い」とも言える。 ●「後ろから近づく車の走行音が聞こえないと怖い」 → バックミラーという方法もあるが・・・、死角があり安心できる装置ではないので、 「バックモニター」を常設できないのであれば、 素直に「狭い車道を通るのは諦めて歩道をゆっくり走る」か、 車道も歩道も狭いような道しかなければ、他の道へ迂回しましょう。 「公道は自転車練習場でもレース場でもありません」 毎回結局は、どのように走行すれば安全かというのは「教育」に尽きる。 無論、一過性のスタントマンショーや、雑に年1回の講演会でいいわけがない。 ◆良し悪しあれども長野県の横断歩道での自動車の「一時停止率」が高いとされるのは 「"日常的な"場面で」 「歩行者が渡る」ことに対して(歩行者側がお辞儀をするという理不尽にも見える"エサ"があるからこそ) 「譲ることが普通」と「無知な"猛獣"ドライバー」を「調教し」減らすことにも役立っているとすれば、 同様に、 自転車でも「面倒でも止まることで、事故に遭う確率が極限まで減らせて良かった」と 「毎回実感できるような調教とも言える教育」が重要となる。 ★そこで「自転車を故障させず長持ちさせるために知っておきたいこと」 「★急ブレーキはタイヤ等を早期摩耗させて圧倒的に損するので早めの減速が断然お得」 「★空気圧管理をすると得」「★チェーン注油の正しい方法」「★長時間駐輪時はカバーがオススメ」 など、 「★自転車そのものに対して愛着を持つこと」の意義を伝える価値が出てくる。 ★物事をきちんと考えれば、本当は何処にどのような意味があるのか分かる。 特に何も考えず与えられた情報だけを信じていれば、誤った方向に「▲引きずり込まれる」と思って 「情報は注意深く見定めて欲しい」。 ●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは + ... 遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。 では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。 集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。 「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。 それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、 「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。 逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、 自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」 「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。 ●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか 「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、 「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で 「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。 その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため 「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため 「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。 むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。 ●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」 これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、 それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が あまりにも不思議。 事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが 全国的にも多いとは到底思えない。 事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。 街頭での警告カードの発行対象として 「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という 「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。 これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば 交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。 それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、 列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、 今度は自転車への注意を優先するあまりに 自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。 諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、 通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。 ────────────────────────────────────────── ●自転車イヤホンは危ない? (遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記) + ... 事故防止の観点から 「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。 「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、 「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。 もし危険な状況になったのであれば 「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い) ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道) ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、 イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。 特に「生活道路の交差点」は要注意。 オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。 ●具体的な場面を想定 例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で 左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が 速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、 「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。 速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが 左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は 速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば 回避しやすいとはいえるが、 初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は 「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。 この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、 「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、 同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は 「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。 「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。 ●結局のところ 「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを 「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。 ────────────────────────────────────────── ■批判的な考え方への回答 ◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 というなら + ... 「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 という構図が当たり前として成立するだろうか。 ◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」 というなら 自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。 こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。 ★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。 「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、 「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような 「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、 もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば いずれその矛盾に気付く人が増えたときに 「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、 実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。 ●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」 と言う人達は 自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか? 歩行者に配慮した走行ができているだろうか? 「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、 身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」 己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして 「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。 そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」 という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。 ●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」 という人がいれば、とりあえず 「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、 お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。 その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば 警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接 単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」 確認してみることを薦める。 その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを 念入りに強調して確認してみれば、 「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。 「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、 道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、 道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、 道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、 「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。 「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、 (専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、 根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。 ●規制の意義? + ... ───────────────────────────────────── そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で 遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、 規制対象に置くことそのものへの疑問がある。 ───────────────────────────────────── 「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば 規制することに一定の意味があると考えるが、実際は 数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。 遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、 使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、 "意味を成さない規制"に思えて仕方がない。 例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、 交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、 選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか? この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、 自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」 とされるのではないだろうか。 そもそも、そんなに音情報が大切であれば 真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば 普通自動車でもトラックでもオートバイでも 「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない? もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。 「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは? 「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか? 交通教育で事故防止のために 「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と 本気で信じているとすれば、 「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。 ●「交通に関する音や声」について + ... jitensha-hoken.jp/blog/2018/01/earphone-violation-criterion/ 主に音情報についての内容。 条文は提示していないが、「最初から根拠が無茶苦茶な違反が前提」ではない ある程度は理解していると思われる。 自転車のベルを鳴らしてクルマのドライバーに聞こえるかどうかは微妙だけれど 自転車ベルの音量規定が法律で定められていない時点で、実際には「自転車ベルの存在自体が無駄」。 聞こえるかどうか怪しい音色を響かせる動作をとる前に「回避・停止」が最優先であり 「歩行者が大音量で音を流していて"相手が"全く聞こえていない場合もある」ので、 自転車側が発すべき音としては一応「適切な注意を促す言葉を発せばいいだけ」。 人前で声を出すことが苦手な人であれば、 「特別な装置として許可を得て警音器を取り付け」という方向がむしろ正しい。 確実に聞こえるとは言えないのに主に歩道で違法に歩行者をどかせるために使う という用途に使われることが正しいわけがない。 自動車も自転車でも音が聞こえなければならない理由は 条文内に具体的な内容のある地域の例を借りれば主に「緊急車両の警告音」が該当する。 しかしここでは触れていないが、 (聴覚障害者への特別措置は常に慎重な行動を要求されるため状況が異なるというとしても) そもそも原付免許などでの聴覚試験はないという事実がある。 何故一般的な生活自転車よりも早い原付などの免許には免許取得時に「聴覚が不問」なのに、 「走行するにあたっては聞こなければならないのか」という疑問もある。 公道走行のために必要であれば、最低限の試験を行うのは当然ということになる。 つまりこれも、「自転車での手信号のような矛盾した内容」ということに他ならない。 ※「手信号を使えば安定を失う恐れがある」「確実にブレーキ操作ができなければならない」は相反する。 逆に両耳にイヤホンをして音楽を聴いていても、警察官が呼び止めた際、 無視せずに止まれば外の音が聞こえているということで法律違反の対象にならずセーフである。 あくまで安全利用のためのものであり、片方の耳だからオッケイ、両耳ならダメという話ではないのだ。 ↑ 以前、妙な記事があったので、京都府警ではないが警察署に確認したときは 「道端から呼びかける声も聞こえないとダメなんですか? (一部地域を除き)車両全般の規制なので窓を閉めている車内で、 ましてやカーオーディオ使ってたら遠くで呼びかける声なんて聞こえないですし、 (無改造でも走行音がやたらうるさいオートバイなどであれば聞き取れるわけがない) ジェスチャーで誘導されてそれに従うことができれば問題ないですよね?」という問いに対して、 ↓ 「止めているのは状態を確認するためであって、止めた後に確認して聞こえていることが分かれば開放している」と 実際に返答をもらったことがあるので 「遠くから"一切ジェスチャーなし"でも呼びかけている声に反応できなければアウトにはならない」と言える。 結局のところ、優先順位を勘違いして 単に「イヤホンを目の敵にして指導しているのは"交通事故防止を最優先で考えていない"マニュアル悩」 という見方もできる。 注意されたとしても「交通に関する音などが聞こえる状態であれば」あまり深刻に考える必要もない。 何より、予測運転を徹底無視する非イヤホン使用者よりも遥か上の優位に立てる、 「徐行や一時停止を徹底的に遵守し、予測運転を常に心がげている」ことは、誇るべき安全な志向。 「公道では"音情報に依存するオラオラ運転"よりも、"慎重な運転"こそ最強の安全」と覚えておきたい。 一方では「交通の流れを阻害する恐れもある」という理由で 横断歩道に渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないほうがいいという酷いマナーがあるくらいなので、 「経済優先感覚では人命よりも優先されなければならないものなのか」という怖さがある。 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 + ... 無論「聞こえないよりは聞こえていたほうがいい」という意味であれば分からなくもないが・・・、 例えば「(違法改造ではなく)最初から走行音そのものが煩いオートバイ」の場合、 「細かい音が聞こえるとは思えない」以前に、聴覚試験自体ない(※)というのもある。 そもそも音情報がそんなに交通安全に寄与する絶対的な要件であれば、 カーオーディオ搭載が禁止されていて、 窓も閉め切った状態に出来ないような構造にされていなければならない時点で 「適正な速度と走行方法・ブレーキ操作・徹底した安全確認」に比べると、 交通に関して(踏切音やサイレン音のような特例を除けば) 一応は故障に気付きやすいというのはあるとしても、 音情報を過度に気にする意味はないと常識的に理解できるはず。 (自己判断力が低い幼児子供などを除き)ヘルメットや保険にしても言えるが、 守らなければ危険に直結する一時停止や徐行を置き去りにしてでも最優先で気にすることが重要なわけがない。 (※) k-ds.co.jp/course/price/ 大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許については、 「聴力」の適性試験がなくなり、聴覚に障害のある方もこれらの運転免許の取得ができます。 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/license/acq/tyoukaku/index.htm 聴力試験を必要としない免許種類 取得出来る免許種類 ・原付免許 ・小型特殊免許 ・普通自動二輪免許 ・大型自動二輪免許 ●[自動車他]走行中の聴覚主義に意味はあるのだろうか maidonanews.jp/article/14762813 「車やバイクの走行中に、よそ見やイヤホンをしながら運転をすると、 人や自転車との事故が起きる可能性があります。 東京では4項目を重点に変化が始まっていても、 京都では報道されていないだけで、 学校での交通指導で相変わらず無意味なことを教えているのだろうか。 これは自転車向けではないが、 そもそもイヤホン使用で「安全な走行ができなくなる」という根拠が分からない。 「耳までの距離が違う」と言っても、 カーオーディオ全般で大きめの音量で運転しているのと多大な差があるとも思えない。 遮音状態では危ないという実験データがあったとしても 【元々から】交通法規を守ることを常に意識して"ない"からであり、 「(免許取得にあたって)意識できるなら必要ない」と認められ、 「原付等の免許に聴覚試験が無くなったことでも完全に証明」している。 ▲「とりあえず怪しいのでもバンバン違反切符切れば大人しくなる」? ↑ イヤホン自転車全部アウトとすれば「法治主義すら全否定」になりますが・・・。 夢見ているような展開が実際に行われれば、 裁判所が確実にパンクするので無理ですが? ▲「自転車には免許がない?」 ↑ だから"教育が"必要ですよね?という単純な話。 ▲「子供が横断歩道で手を挙げて渡るようなもので、 大人がしない行動はどうせ成長するに従って守らない?」 ↑ そのために大人は自動車免許などを持っている人が多いのでは? ▲「自動車等の運転免許があっても自転車では傍若無人になる」 ようであれば、 「暇そうな警察OBのお金儲け」の意味でも 3年以内の赤切符2回など"待たず"に「有償での交通講習」を 「積極的に」受けさせるような仕組みを策定することが必要と考える。 ↑ その過程で、全国の防犯登録の人材もこっちにほとんど流してしまってから、 「自転車の"所有者"登録システム」そのものは 全国逃亡犯の逮捕しやすさも兼ねて「全国共通システム」として改訂し、 盗難車両を「誰でも」バーコード読み取り等で確認できるようにしておくのが最善。 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 + ... [自転車だけでなく自動車も含む車両全般に対する内容] kuruma-news.jp/post/315858 また、運転中は、車外の音が常に聞こえる状態でなければいけません。 よって、両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら別の違反になります。 例によって勝手な意訳。 ▲間違い(1)「運転中は、"車外の音"が常に聞こえる状態でなければいけません」 主に「"サイレン音などの"交通に関する音などが聞こえていなければならない」という規定であり、 「車外の音」が聞こえなければならないという条文など存在しない。 どの程度の距離からどの程度聞こえなければならないのかという具体的で明確な定義も存在しないため、 「車外の音が聞こえなければならない」だけで括ってしまうと 「窓を閉め切ってカーオーディオを使用すると車外の小さめの音までは聞こえないので違法状態」と言える。 ▲間違い(2)「両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら違反」 両耳イヤホンとかヘッドホンかどうかは「無関係」。 骨伝導もだが「オープンエア形式のヘッドホン」という存在すら知らないのだろうか。 そして、主に"交通に関する音など"が"聞こえているかどうか"が重要なので、 形状等よりも、音量等の調整で「聞こえる状態であれば違反ではない」。 なぜこうも否定論者達は「道具」そのものに過度に執着するのだろうか。 「物事の本質を捉えよう」という概念が欠落しているとしか思えない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★★★条文を概ね正しく読み解いている希少な記事達 + ... ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/21/news019.html 日本の場合、国が定める道路交通法では 自転車運転中のヘッドフォン、イヤフォンの装着は明確に禁止されているわけではないが、 各都道府県により扱いが異なる。 例えば、東京都では道路交通規則 第8条 (運転者の順守事項) により、 「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 と明記されている。 【明確に禁止されているわけではない】と【聞こえないような状態】。 不可解な警告カードの優先度の影響から 「着用だけでも禁止されていると勘違いしている人」は 未だに多そうなイメージなので、しっかりと条文を紹介しているのは素晴らしい。 しかし、骨伝導なら絶対に聞こえないような状態にならないかといえば ポータブルアンプなど幾重も繋ぎ、異常なほどの爆音を響かせ "サイレン音さえ聞き取れないような状態になっていれば"「違法」になってしまうので注意が必要。 宣伝のような紹介記事なので商品に否定的なことは書けないと思われるが、 「骨伝導なら絶対大丈夫とも言い切れない」という落とし穴があることは知っておきたい。 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 bike-news.jp/post/234597 「オートバイ」サイトの記事ではあるが、基本的な自転車と同じ「2輪車仲間」として 殆どの地域で「車両=4輪の普通自動車と同じ規制」という意味を 把握してない人達にも少しは理解されやすいはず。 しっかりと根拠条文を提示していることも含めて「これこそ真実の遮音関連記事」。 ※多くのイヤホン自転車記事では「法的根拠を全く示すことなく」、 もしくは「道交法70条"だけ"」を提示し、 「人の話声や他車の走行音が聞こえなくても違反」のような 「誤解でしかない内容を」既成事実化しようと必死な記事だらけで辟易していた。 例えば、神奈川県警は2011年5月1日に 「神奈川県道路交通法施行細則第11条(運転者の遵守事項)第5号」を改定しています。 改定内容には、「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」と 記載されています。 ↑ この時点で警察庁が具体的な違反内容(サイレン音など)を挙げた上で 【「人の話声や足音」「他車(自転車も含む)走行音」は含まれない】 (↑そもそも通常走行音の煩いオートバイが存在する時点で絶対に無理) 【"着用そのものは違反ではない"】と明言していれば その後に「優先的な指導に無駄極まりない人手を割いて、 「補聴器まで外すように言うような狂った指導」や、本来の事故防止のための交通安全に必須な 【徐行や一時停止を蔑ろにする】"意味不明な状況"に突入することはなかったはず。 「安全な運転に必要な音又は声」とは、 「クラクションや緊急自動車のサイレン、警察官による指示などのこと」を指します。 ↑ こうしてきちんと紹介している記事を今まで見たことなかった。 ━━━━━━━ ●音量の大きさ云々ではなく「サイレン音が」聞こえていたかどうかが重要 例えば、緊急車両のサイレンが聞こえないほどの音量で、音楽等を聴いている場合などは、 違反に当たる可能性があります。 そのため、実際に警察に違反と判断される場合は、 音量そのものについてではなく「安全運転義務違反」が該当する可能性があります。 ━━━━━━━ つまり、ドライバー及びライダーがただ音楽を聴いているだけ、 イヤホンをしているだけで違反になるというわけではありません。 周囲の状況を把握できる音量であるかが、ポイントとなります。 ↑ そう、まさしくこの通り。 ★【音楽を聴いている、イヤホンをしているだけで違反になるわけではない】 ★【周囲の状況を把握できる音量であるかがポイント】 ひとつ目のイヤホンを使用する方法に関しては、明確に法律で禁止されているわけではありません。 しかし、安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合、罰則が科せられる可能性があります。 片耳のみの装着でも、周囲の音が聞こえていないと罰則対象になる場合もあります。 ↑ 【安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合】罰則がある可能性 そのため、ある程度「恣意的運用」をされてしまう危険があることが懸念点。 しかし、これを「止められた時点で違反」だの「交通指導票(イエローカード等)を渡された」ことを 違反と思い込み 「着用=違反という完全な嘘」を吹聴しようとする「理解力の低すぎる人間がいる」から始末に負えない。 ◆もちろん「自転車は交通弱者であり、安全のためには"なるべく着けないほうが良い"」 という意味であれば理解できる一方で、 ▲「着けていることは(罰則ありの)違反になる」と 都合の良い変換をするようなことは、もはや本来の条文規制を逸脱した「悪質な風説の流布」。 ツーリング中や通勤通学中の渋滞に音楽を聴くと、気分が高まるだけでなく 長時間の運転による苦痛を和らげるなど、ライダーにとってさまざまなメリットを感じるかもしれません。 ↑ 既成事実派の常套句として「注意散漫になる」を挙げるのもいるが、 むしろ運転中に音楽を聞くことで「リラックス効果がある"場合もある"」ということは、 余りにも都合が悪いために、一切「耳に入らない」のだろう。 音楽を聴く行為自体は法律違反にあたりませんが、 それによって安全運転や周囲への注意を怠ってしまうことは、大変危険です。 走行中に音楽を聴く際は、十分にマナーを守り、節度を持って楽しむという意識が求められます。 ↑ 締めも「周囲への配慮」を欠かさないことが重要とあるのが素晴らしい。 唯一、惜しいと言えるのは そのために「徐行」「一時停止」を筆頭に「予測運転」も忘れず、常に安全運転を心がけて運転しましょう。 となかった点。 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 ec-club.panasonic.jp/bicycle/contents/earphone/ ○ 自転車のイヤホン走行は違反ではない! 法律違反となる「危険行為」にイヤホンの使用が含まれるかどうかが気になるところですが、 結論から言うと改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。 そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。 ただし、実際には「警察官にイヤホンを外すように言われた」 「イヤホンの音量を確認されて、指導・注意を受けた」といった例も少なくありません。 このような例は交通違反の取り締まりではなく、 警察が事故防止のために指導・警告を行うもので、 「自転車指導警告カード」という黄色いカードが渡されます。 ↑これは正解 × また、道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」ですが、 各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、 イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。 そのため、都道府県によっては、条例や規則違反となって 罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。 【イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。】これは間違い。 (※京都などの目標を掲げているだけの条文は"罰則なし"の条文のため論外) ↓ 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】であり、 上にもあるようにイヤホン走行自体が禁止されているわけではない。 × 自転車でイヤホン走行は片耳でもダメ! 大見出しが間違っているのに・・・ ↓ ○ 【埼玉県「道路交通法施行細則について」より】 周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。 開放型のイヤホン、片耳の使用が大丈夫ということにはなりません。 大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということで 「片耳か、両耳か」「骨伝導式か」といったことを理由に、 イヤホンの使用が認められるわけではないことがわかります。 実際の取り締まりでも「警察が呼び止めた時に気づかなかった」という場合、 「外の音声が聞こえていない」と判断されることがあるようです。 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】 つまり正しくは「片耳でもダメ」ではなく、 「片耳でもダメな状態とは?」になる。 (京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例) これは正式な道交法関連の条文ではないので同じ項目に載せるのはNG。 「赤切符発行要件になり得ない罰則のない条文」を 赤切符発行要件になり得る罰則ありの条文と並べて正しい判断ができるはずもない。 まるで「カニ」と「カニカマ」は「遠目から見れば両方カニです」のようなことを 真剣に正しいと思っていることになるので間違いに早めに気付いて欲しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▲イヤホンが悪質な交通違反? news.yahoo.co.jp/articles/eec9e34e1a7d7c1d8154ea5faf8ba017f5776f31 (読売新聞オンライン) 福岡県の話だが何故か読売新聞の記事になっている。 日赤通りは自転車も歩道を通行することは可能だが、 イヤホンを装着していたり、信号無視をしたりする自転車が見られた。 赤切符は、信号無視や酒酔い運転、イヤホンや携帯電話の使用などの 悪質な交通違反者に対して現場で交付され、刑事処分の対象となる。 ↑ イヤホンが悪質な違反(笑)であれば、 「カーオーディオも即時搭載禁止」にしなければならないと何故分からないのだろう。 相変わらず携帯電話と同列どころか、 「信号無視や酒酔い運転」と肩を並べているが、そんな"悪質"な違反なわけがない。 何しろ「遮音状態による事故の統計データすらない」ことが何よりの証拠。 「イヤホン着用だけ」で赤切符となった例は↓の栃木県ではあるようで、 福岡県でも実際に発行してるのかもしれないが、 基本的には未だに何ら罰則ではない啓蒙活動の一環でしかない 「警告カード発行」に「利用されている」意味合いが強い。 従来は酒酔い運転など特に悪質な違反や、 再三警告しても従わない場合に赤切符を交付していたが、 5月以降は警告を無視した場合は赤切符を交付している。 しかし、"普段から"適切なブレーキ操作を行っているかどうかに対して 遮音状態を無理やり結びつけるのは"こじつけ"感が強く、やはり時間の無駄に思える。 県警交通企画課の松島浩司・統括管理官は 「取り締まり強化を機に、自分の運転を見つめ直してほしい」としている。 ↑ その前に「予測運転・徐行・一時停止」を 一切書かないような質の低い「感覚と質」も見直して欲しい。 ●[栃木]大音量でイヤホンに赤切符(一時停止と同列扱いという理不尽) news.yahoo.co.jp/articles/83abf3afd599618887c3cab9c3943e420e18dca1 県警では9月から自転車の利用者に対する意識改革と交通ルールの遵守を促すために、 広報啓発活動に加えて指導・取締まりの強化に乗り出しました。 1日は、午前7時半から県内すべての警察署の管内で一斉に指導・取締まりも行われ、 午後3時までに一時不停止と大音量でイヤホンを使用したとして 刑事罰の対象となる交通違反切符、いわゆる「赤切符」の交付が2件あったほか 軽微な違反に対する警告は48件。 自転車の交通違反の取締りのあり方をめぐっては、 30日に警察庁で有識者会議が開かれ、 いわゆる「青切符」を交付して取締りを行う反則金制度の導入について検討が始まりました。 栃木県ではまさしく一時不停止と肩を並べる違反扱いとなっている。 これを異常と呼ばずして何が異常かというくらいのおかしさ。 もし「遮音状態であれば適切なブレーキ操作ができない」という意味不明な妄言が まかり通るのであれば、カーオーディオで爆音状態に関わらず、 「強い雨の日の運転」なんて一切出来なくなりますが? ↓ 「豪雨時であれば慎重に運転する」としても・・・ ↓ では「音が聞こえる状態であれば"必ず"ブレーキ操作を適切に行う」だろうか? 「視覚でも音でも状況が判断できない場合」は「予測」できているかどうかでは? ↓ それは「個人の交差点などでの徐行や一時停止を守る遵法精神の有無」でしかなく、 単に遮音状態であることを矢面に立たせるのは あまりにも正当性を欠いた理不尽な取り締まりとしか思えない。 ◆TV番組「(長距離通学で)音楽を聴いている」とあっても注釈一切なし tver.jp/episodes/ep3wwo5wor 超無敵クラス 番組史上初!!大雨の長距離チャリ通ジャーニー山形編!! 日テレ 8月13日(日)放送分 8月20日(日)12 44 終了予定 (7分38秒頃) 「いつもどうやって乗り越えてる?」 「音楽聴くこと多い」 合法的に「ミニスピーカーを取り付けて音を流している」 「骨伝導」「片耳だけ」「両耳でも音量小さめ」などの可能性も当然あるが詳細は分からないが 特に注釈も出ずにそのまま放送されていた。 (歩道走行で「普通自転車通行指定部分がないにも関わらず 徐行義務を遵守していなかったのは気になったが… 本来は【歩行者が居ることが明らかである場合】を除けば こうした田舎道の歩道は人がほぼ誰も通らず、車道は「異常に狭い」ことからも、 実態に則していない歩道での徐行原則そのものに無理がある) 「自転車で音楽を聴くことは法的に違反ではない」からこそ流せたことは明白。 (一方でこれがもし20超えの大学生で 「朝酒飲んでから自転車乗ってます」であれば、間違いなくそのまま放送されるわけがない) そもそも山奥でほぼ人も自動車も居ない状況で周囲の音が聞こえなければ 危険かもしれない状況を想定すると「後方からの大型トラックの急接近」くらいだろうか。 しかし、意図的に自転車が道路中央を走るわけでも、 「トラック側が自転車を轢くまでではなくても、煽ってやろう」という意思がなければ (野良レース気分で無謀な速度で走行している者達を除けば)そこまで危険な状況になるとは思えない。 居眠り運転からの爆走衝突コースであれば 「接近に気付いたところで(余程運動神経が良くなければ)どうにもならない」。 ●「自転車でのイヤホン使用は基本的にはダメ」という大嘘 最低でも「47都道府県の遮音関連の条文を"全て"調べている人」でもないと 直接議論する気力すら起きないが、全て見てもなお 「聞こえない状態」が禁止されているという意味が理解できない読解力の無さがあれば 「まずは頑張って文章の意味をきちんと理解してください」としか言いようがないですが… ▲携帯スマホ注視とセットにしているのはあまりにも論外。 なぜ「視覚」と「聴覚」が同じなのか意味が分からない。 まさか本当の地球人は「目を閉じれば音が聞こえなくなる人間」が普通? ▲「事故が起こったら過失割合がー」「道交法70条の安全運転義務違反でー」 寝不足も考え事も規制できるわけがないのに、魔法道具感覚で道交法70条を掲げて イヤホンの使用そのものを禁止とするには無茶が過ぎる。 そもそもイヤホン自転車で事故を起こした場合の直接原因は 「聴覚による周囲の状況を確認できなかったことによるブレーキ操作の遅れ」ではなく、 「"普段から"適切に徐行や一時停止を守らず、予測運転も出来ていなかったから」ではない? だからこそ因果関係として遮音そのものが「直接的な原因」となり得ることがあるのだろうか? そもそもイヤホン自転車への警告カードの発行件数が 直接原因事故の「実態のなさ」(◆遮音による事故の統計データすらない)に対し 「異常に多い」ことに何の疑問も湧かない? ※交通安全週間・月間での「警告カード」を優先発行されやすいのは「利用されているだけ」。 危険行為の筆頭矢面に立たせる意味など本来は皆無に等しい。 (※東京では遮音を当然含まない4項目への赤切符の優先発行に基本転換) ところで【非遮音の方々は皆様徐行も一時停止も「完璧に」守っているのでしょうか?】 ▲「非遮音なら音の補助的情報があるから完璧には守る必要がない」? それで「見通しの悪い曲がり角で減速せずに突っ込んで衝突する確率が上がる」としても? 一時不停止には赤切符発行数が激増しているようなので徐々に知れ渡ってきていても、 「"徐行も"徹底して守りましょう」というサイトや記事がほぼないのは何故? 徐行違反取締強化を掲げている東京ですら、密着取材で1件も徐行違反では 赤切符発行している様子がなかったのは何故? 「歩道通行の正しい方法、歩行者優先、一時停止、 車道寄り徐行(普通自転車通行指定部分がある場合は基本徐行義務なし)、降りて歩く」 こんな"常識"の周知徹底が一体どこで出来てますか? 自転車事故でも救護報告義務がありますよ?知ってますか? (サイレン音などの必要な音は聞こえる状態で) 基本音を流して聞いている状態であっても、しっかりと徐行や一時停止を遵守しているほうが 「圧倒的に事故に遭う確率そのものが」低いはずでは? 単に「"イヤホン使用の自転車乗りだけが"必ずセットで違反を行っている」というのは 「思い込み」で「言いがかり」に近いものがある。 非遮音の自転車乗りであれば多くは違反を行っていない?そんなわけがない。 また仮に「その違反傾向が含まれる割合」がイヤホン自転車で9割だったとして、 非遮音状態での安全確保できる差がどれほどなのかといえば、 結局は「予測運転」や「(双方の)運動神経」だったり 「個々のケースによりけり」となるだけではないのだろうか。 カーオーディオは「運転免許取得」があるので搭載が許されているとしても、 もし「音情報が確保できない状態であれば事故多発しているという状況から、 使用そのものが危険と見做されていれば、カーオーディオもとっくに全面禁止になってますよ? ▲カーオーディオの基本搭載が許されているのに自転車では未成年者も多いからNG? いや、それは「通年での交通教育」が足りないだけでしょう。 原付等の免許に聴覚不問になったことは問題ですか? 聴覚は原付などの運転条件としては「交通安全としては必須ではなく」、 あくまで「サイレン音や拡声器を使った警官の声」が聞こえる程度であれば十分でも 「他車の走行音や歩行者の足音まで聞こえないと危険」という思想は極端すぎる。 「真夏でセミの声が間近で騒々しくても小さい歩行者の足音まで聞こえなければ 安全運転は不可能?」…とすれば、運転なんて絶対に出来なくなると思いますが… ◆「事故リスクは下げられるほうがいい」という理屈は分かるものの・・・ イヤホン自転車関連の記事は、毎回あまりにも「的外れ」な論調が多すぎて呆れ果ててしまう。 「徐行義務を全く存在しないかのように登場させない」ことからも明らかなように 「本当に事故を無くしたい」という感覚など微塵も感じられず、 (生産性のないストレス発散的な感情論から) 「目障りなのでイヤホン自転車は消えて欲しいと思っているだけ」かのような系統ばかり。 ●カーオーディオでも「交通に関する音などが聞こえない状態であれば」違反になる kuruma-news.jp/post/676918 道路交通法第70条では、「車両等の運転者は、車両等のハンドル、 ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、 他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない」と定められています。 つまり、ドライバーは運転中には道路や周囲の交通状況などを常に確認・把握し、 臨機応変に対応しなければなりません。 さらに、緊急車両の接近に気付けないことは交通違反となる可能性があるだけでなく、 緊急車両が走行してくる交差点に気づかず進入し、 衝突してしまうなどの事故に繋がるため危険です。 ↑ これをそのまま「道交法70条」の範囲内で収めておけばよかったものを・・・ (※「●勝手に道交法70条を拡大解釈してイヤホン使用まで違反認定している悪例」は、 交通に関する通年での教育の無さもさることながら、 「警察側の一次発表時点で誤解を招く報道や、▲警告カードの優先順位を履き違えた無駄発行」が原因) こういったことから、2011年には神奈川県が全国に先駆けて 道路交通法施行細則を改正し、 大音量で音楽などを流して、運転に必要な音や声が聞こえない状態で運転しないよう定め、 ↑ 【聞こえない状態で】とあるにもかかわらず 何故か「全く文意を汲んで読もうとせず」「使用そのものが禁止と勝手に曲解してしまう」人がいること自体理解できないが 不祥事といえばの神奈川県(警)の発祥という時点で異常なことに気付くべきだったのだが、 今に至るまで原付免許などに「聴覚試験不問」となった経緯すら無視し、 「無意味で矛盾極まる」優先度を履き違えた交通啓蒙活動に 「利用」されてしまっているのだから困りもの。 そもそも自転車でも自動車でもオートバイでも 遮音関連の違反が「全て」「完全に」消え去ったとして 「現状の"多くの割合を占める"交通事故の数が減るのか?」といえば 答えは明確に「否」だからこそ、 この「無駄で矛盾する」条文が抹消されるか、「全国的に」警告カード発行に、 現状の「徐行違反」程度=「ほぼ無視される」ようになるまでは 徹底的に「優先順位を完全に履き違えている無意味なこと」として否定し、 もっと大切な「徐行」や、明文化されていないが極めて大切な「予測運転」を重視する 「通年での」交通教育を押し進めることを重視すべきと考える。 ▲[電動キックボード]携帯注視とイヤホンを並べる酷いミスリード www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/electric_mobility/electric_kickboard.html 違和感を覚えて確認したら案の定・・・ その他守らなければならないこと スマートフォン等を通話のために使用したり、 その画面に表示された画像を注視したりしながら運転してはいけません。 ───────────────────────────────────── www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html 2019.12.1から施行された「ながら運転規制強化」とは 【スマホなどの画面注視・携帯電話での通話】であり、イヤホンなどは無関係 そして、規制強化対象は【自動車・原付オートバイ】であり自転車は含まれない ───────────────────────────────────── これに関しては 反則金 12,000円(原付 携帯電話使用等違反) が適用されるが・・・ ↓ また、イヤホンで音楽を聴くなどして、周囲の音が聞こえないような状態で 運転することも危険なのでやめましょう。 ↓ 「やめましょう」?、いや、正確には【周囲の音が聞こえないような状態で】「禁止」ではあるのだが・・・ ↓ www.reiki.metro.tokyo.jp/reiki_menu.html 「東京都道路交通規則」 にて 第8条 法第71条第6号の規定により、 車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が 遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 (以下略) ↓ つまり、反則金 12,000円(原付 携帯電話使用等違反)は 2019.12.1から施行された「ながら運転規制強化」とは「無関係」のため、 「(携帯使用せず)イヤホンなど単独で音楽を聴くなど、周囲の音が聞こえないような状態」については 「該当しない」のだが… 何故こんな紛らしい誤解を招く括りにしているのか。 ↓ 携帯スマホ注視使用は反則金対象でも イヤホン使用は「いけません(禁止)」ではなく「やめましょう(推奨)」なので まとめてもセーフという感覚なのかこれは…?いやしかし酷い。 「音楽は外では常識的にスマホでしか聴かない」わけがない。 各種音楽再生ポータブル機器の存在は少数派として無視? そもそも「ながら」と称するからこういう勘違いを助長する。 携帯画面注視「視覚情報」と「音情報」は別物であり、 カーオーディオの搭載規制が存在しない以上はイヤホンも使用可であり、使用全てが規制される正当性は存在しない。 ●[自動車]条文を示し違反になる場合具体的な内容を書いている記事 kuruma-news.jp/post/663161 自転車の遮音状態違反を言う記事でもこうした内容を書いているものがあれば説得力が増すのだが、 如何せん、9割は「根拠となる条文を一切書かず、無条件で自転車イヤホンは違反」とする内容、 珍しく書いてあっても「地域ごとに書いている内容がバラバラで全く整合性がない」、 (文章の末尾を理解せず、条文のイヤホンとヘッドホンの記載の違いに意味あると思い込む、他) 「規制根拠とはならない罰則のない"目標・指針"条文を違反の根拠としてしまう」など、 どれもこれも酷いものばかりで毎回残念で仕方ない。 バイラルメディアにも困りものだが、それ以前に1次ニュース配信元・・・ その前に「警察側の発表や広報」の時点で、誤解を持たれない表現を徹底してもらいたい。 そうした雑な紹介や認識を放置しているから、 意図を理解せず「補聴器でも外せ」という「無知な外道」まで出て来るのだから。 そもそも「神奈川県から」の時点で、異常さに気付いてどこかで食い止める必要があったのに、 内容も理解せず、条文すら確認せず、 「本当の事故防止には99%役に立たない優先順位を履き違えた 警告カード発行のため」に利用されている怖さ。 徐行や一時停止よりも注意優先すべき危険な状態なわけがない。 まず「規制根拠となる条文」を明確に提示した上で、 「どうなっている状態が禁止されているのか」を理解すること。 あくまで【(サイレン音・拡声器使用での警官の声が)聞こえない状態】を主に禁止されているのであって、 「カーオーディオも自転車も同様にイヤホンの着用使用は禁止されていない。 ▲他車の走行音や歩行者の足音などが聞こえなければならない規制 ▲注意散漫になるから禁止 ↑ 全て条文主旨から逸脱した飛躍的解釈であり「大嘘・ 歪曲・捏造」。 「自転車では注意散漫になる」は「個人の感覚」であり「絶対に」一律的ではない。 ↑ ※例えば家の中で大音量ヘッドホンのまま歩けば 周囲の空間が把握できなくなるのでしょうか?そんなわけないですよね? 「視覚」があれば当然確認できます。 ●貴方は豪風の中でも自動車運転していて他車の走行音が必ず聞こえますか? ↑聞こえるわけないですよね? ●寝不足や考え事しながら運転は危険極まりないですが、法律で禁止されていますか? ↑されていないですよね? 普段から必要以上に聴覚に頼った運転によって 必ずしも運転に集中できるわけでもない以上は、 聴覚ではなく、まずは予測運転から「特に視覚と周囲の状況判断・認識力」を 徹底重視することが安全運転には不可欠。 なぜか、誤解している人達は「この常識的な観点」を持っていないのか 警察による完全に優先順位を見誤った警告カードの発行に影響され、 遮音を過剰に目の敵にしている傾向が強いが、 余程、常識的な理解力が乏しいのだろうと断定せざるを得ない。 そういう人達は、「自分が」補聴器を付けなければならない時になって、 「補聴器外せ」と無知な警官に怒鳴られたり、 イヤホン着用だけで白い目で見られる可能性があるとは1秒も考えたことすらないのだろう。 悲しい限りだが、まともな想像力が一切ないのだろうから「話が通じるわけもない」のも 基礎交通教育の無さが全ての元凶。 ●勝手に道交法70条を拡大解釈してイヤホン使用まで違反認定している悪例 news.yahoo.co.jp/articles/e69b3e2d9f36f1aa165d7e6fbb1b97794e5a1425/comments 上にある自動車記事を理解できれば「拡大解釈は間違い」と分かるだろうに、 自分の解釈が絶対と思い込んで視野狭窄にはまり込んでいると抜け出せないのだろう。 そもそもヘルメット着用の項目なのにイヤホンを出してくるのが大間違い。 一方で、道交法遵守を訴えかけるのであれば「徐行」は「必須」でも、 東京では厳しくなっているはずなのに、当然のように見かけないことで 「認識力の低さ」がよく分かる。 「イヤホンは禁止ではない」と説明にしているコメントに対して 「安全運転義務違反」という勘違い。 ※そもそも道交法70条の「拡大解釈」で済むなら 何故わざわざ各地方で条文が個別に書かれているのだろう・・・? (必死すぎて「具体的」の誤字にすら気づいていないようでもありますが) イヤホン着用・使用「だけ」では、道路交通法70条の「安全運転義務違反」となりませんよ? そもそも「勝手に」関連付けするのはやめましょう。(警察も含む) 「音量など関係なく」「イヤホン使用でブレーキ適切にできなくなる」という意味なら、 カーオーディオも一律で搭載禁止になってないとおかしい時点で、論拠の矛盾に気付くべき。 ※免許の有無については後述「原付などの免許取得条件で聴覚試験なし」により、 それ以下の危険度の自転車での聴覚が絶対とするには無理がある。 法治国家として「飛躍解釈で勝手に関連付けしていい」がまかり通っていいわけもないが、 もし可能であれば「寝不足・考え事」も含めて取り締まりしてくれないことには不平等。 「遠くから見分けが付かない」?イヤホンでも止めてから確認してますよね? 「嘘つかれる」?イヤホンでも直前で手早く消せば分からないですよね? プラグが繋がれず「イヤホンを耳飾りとして着けることすら禁止」なわけがないですし。 あくまで「地方条例で」「聞こえない状態」を禁止されているという要点を把握しましょう。 もし道交法的に「聴覚絶対主義」であれば、 なぜ「原付など免許取得時に聴覚試験がなくなった」のでしょうかね・・・? 「聴覚絶対主義の"必要が無い"と分かったからこそ」消したんですよ? ※当然、この運用で実際何ら大きな問題が起きてるとは思えない。 ※「原付などの免許取得に関しては」 「何dB以上の聴覚がなければ運転してはいけません」など10年以上前から影も形もありませんが。 改正前の何十年前かの感覚で思考停止しているのでしょうか。 原付等の免許取得時に「聴力の適性試験なし」 (2012年)平成24年4月1日から www.npa.go.jp/pdc/notification/koutuu/menkyo/menkyo20160808-2.pdf 1 大型二輪免許等を受けようとする場合 大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許及び、原付免許を受けようとする者にあっては、 聴力に係る適性試験を行わないこととなる 「イヤホン着けて使用せず音情報もあった方が"より安全だと思う"ことは重要です」 ↑これなら「個人の感想」として、まだ理解は示せる。 「イヤホン着けて使用したり音情報を遮ぎらないことは法的に定められていて必須です」 ↑「前提条件すら提示されていない」ので大嘘 「重要:あったほうがいいが絶対ではない」と 「必須:法的に明文化されている絶対要件」は全く別ですが、 どうやらこの意味の違いすら理解できないようで… そもそも、道交法で「直接」ではなく、 「地方での個別条例」による「間接」規制ということすら 「全く把握する気はなさそう」なのだから話が通じるわけもないですが・・・ ★条文に内包されていない条項を「含まれている」とするのは拡大解釈であり 「誤解」以外の何物でもない。 ※反対に、その各地方条例での「イヤホン・ヘッドホン」の記載の違いは無関係で、 それぞれ書かれていなくても「文末の意味:聞こえない状態の禁止」から イヤホン・ヘッドホン云々はむしろそこまで重要なわけがない。 まさか警察(署)のページに「安全義務違反として載ってるところがある」から? とすれば、それは「理解力が足りずに勘違いして(誤解誘導されて)ますよ」・・・ 「警告カード渡されて注意された!」も同様。 優先順位を履き違えて「イヤホン着用使用は悪、非遮音は重要」と広めたがっているのは どう考えても、「ほどほどに少なくて」「警告カード発行しやすい」から 「遮音(イヤホン自転車)が利用されているだけ」に過ぎませんよ? どう考えても「一時不停止や徐行無視のほうが悪質で問題」であり 渡そうと思えば「片っ端から警告カード渡せる多さ」なのに、 それでは「あまりに多すぎで不公平になる」とでも思っているのか、 「(遮音の事故統計データすらない)わざわざ少ない例」を違反かのように仕立て上げているのは 正直「悪質で無駄な啓蒙活動」。 そもそも、交通に関する音などが「聞こえる状態(必須)」で 「イヤホン着用使用」をしていても違反になりますか?と 警視庁か道府県警の「法律に詳しい人(重要)」に確認すれば 一発で「聞こえている状態であればイヤホン使用でも違反とはなりません」分かることなのに、 何故確認もせず 「イヤホン使用だけで違反という誤り・拡大解釈」の事実を認めようとしないのだろう。 無知で誤解したままでいることは、まるで 「似非健康商品を買って効果があったなどと吹聴しているようなもの」。 もう1回書きます。 例規集から「道路交通法施行細則」等の地方条文見ても理解できないなら ★★★警視庁か道府県警の「法律に詳しい人(重要)」に確認してください。 交通に関する音などが「聞こえる状態(必須)」で 「イヤホン着用使用」をしていても違反になりますか?と。 もし「違反になる」というのであれば、条文自体を確実に把握していない証拠。 (※実質この"迷惑"条文の発祥の神奈川県警は当然除く) ※「周囲の音が聞こえなければならない」ような条文の地域も 「原付免許取得条件と明確に矛盾している」ので避けること。 ※窓口や総合受付問い合わせ担当に聞いても意味不明な回答が返ってくる可能性大。 ▲記者も警察もどっちもどっちの内容 news.yahoo.co.jp/articles/f4f543b75089477ca740375d6785fad781c334d5 friday.kodansha.co.jp/article/318384 神奈川県警の交通相談に電話をして聞いてみたところ、こちらが絶句する回答が返ってきた。 「はぁ? 歩道を走れる電動キックボードは、『玩具』扱いですよ。おもちゃと一緒です。 保安部品も必要ありません。自転車と同じです。だから、取り締まりなんてしませんよ。 7月1日からは歩道で『遊べます』」 ↑ 相変わらずブレない安定の神奈川県警。(もちろん酷いという意味で) これがまかり通るなら「神奈川県ではセグウェイは歩道で走り放題」になってしまうが 電話口で対応しているのが本当に「法律に詳しい"警官"」だったのかどうか? その後、筆者が3回ほど言い方を変えて質問したのだが、 一貫して「歩道を走れる電動キックボードはおもちゃ扱いだから、保安部品は不要。 ナンバーなんていらないし、保険ももちろん不要。取り締まりの対象でもない」と繰り返した。 しかし一方で記者側もどさくさ紛れに大勘違いをかましているという・・・ さらに、スマホをいじりながらや イヤホンで音楽を聞きながらの運転は 「携帯電話使用等違反」として12,000円の反則金を納めることになる ↑ 勝手に「イヤホンで音楽を聞きながら」を追加するのは止めてもらえませんかね… ↓ 2019.12.1から施行される「ながら運転規制強化」とは 【スマホなどの画面注視・携帯電話での通話】であり、イヤホンなどは無関係 www.npa.go.jp/bureau/traffic/keitai/info.html (ついでに、この規制強化対象は【自動車・原付オートバイ等】であり自転車は含まれない。) そもそも「原付等の免許取得時に聴覚試験そのものが消滅した」という 歴史的な経緯すら把握せずに書いてしまう情けなさ。 こう見ると、記者が神奈川県警に本当に問い合わせたかどうかすら疑わしい。 さすが「ザ・週刊誌」というところか。 ●全国一斉指導日で露呈する相変わらずの無意味な優先指導状況 基本的にタイトルにある記事のみ紹介。 地方というか田舎ほど多い傾向というわけでもないと思うが・・・ 「今までのやり方が正しい」と、何ら自転車の事故の詳細の検証や 事故「防止」の観点が足りないと、 ヘルメット着用に夢を見るような方法でしか考えれないのだろう。 それでも大局としては(金銭利益目的であったとしても)「ヘルメット」に方向が逸れたことは、 「全ユーザーに対しての啓蒙活動」という意味では僅かにマシになったと喜ぶべきかもしれないが、 「自転車のチューブには一般的に空気を充填しなければならない」という基本周知以前の、 「自転車にはロードバイクというスピードの出しやすい主に競技向けの自転車があります」 と知らせている程度の、あまりにもレベルが低すぎる話すぎることに苦笑いしか出ない。 ▲[HBC北海道放送] 北海道で自転車マナー、「イヤホン」「ながらスマホ」一斉取り締まり 努力義務“ヘルメット着用”呼びかけ 札幌市東区 news.yahoo.co.jp/articles/0602db5f995d95f67539bfb191af6b11020fa43b 取締りが行われた札幌市東区の自転車の通行が認められている歩道上です。 警察官が自転車の男性を呼び止めました。 自転車の男性「イヤホン?」 警察官「両方つけてて周りの音、全く聞こえない状態だと危ない」 ↑ 「この場で言い争うことが目的ではないので、外しますが・・・」 「両耳につけていてもオープンエア型イヤホンなので聞こえますよ?」 「条文の限りでは、交通に関する音などが聞こえる状態では違反ではないですよね?」 「聞こえないと危ないという根拠は何ですか?」 「むしろ音を流すことで運転に集中できる人もいるので"個人差"では?」 「考え事や寝不足での注意散漫は危険じゃないのでしょうか?注意していますか?」 「原付等の免許試験に聴覚は不問になっていて必須ではありませんよね?」 「豪雨時でもクルマは常に窓を開けて音を聞けない状態では危険な状況になりますか?」 「交差点など予測運転を遂行し、徐行一時停止を最優先で守ることは義務ではないのでしょうか?」 屁理屈ではなく「条文提示などの事実」として、 最も重要で効果的な事故防止を後回しにして恣意的運用がなされていることへの懸念を示すことに 真っ当に反論できる人などいるのだろうか? イヤホン着用が全て消えたところで 「事故を"防止"」が実現するわけがないと、何故分からないのだろう。 (歩行者への配慮も含む)予測運転・徐行・一時停止の「完全順守」が徹底できれば、 「暴走自動車やオートバイの違反も無い前提で」 自転車事故は突発的な症状でもなければ、まず起きなくなると少しでも考えれば分かること。 原付免許等で聴覚が不問であることや、 自動車では「窓を閉め切ってカーオーディオ流す程度では違反とされない事実」があっても、 頑なに「自転車では音情報が大切」と思っている人達は何かに憑りつかれているような気もする。 「音を立てずに静かに歩く人がいないとは限らない以上」は 「交差点では絶対に常に飛び出しがある」と予想することで (仮に音が聞こえていたとしても回避不可能なほど余程相手が激突コースを進んでいなければ) 出会い頭の事故は防げる。 むしろ「音情報を頼りにすること」で、徐行や一時停止をテキトーに済ませることのほうが 余程「危険運転」であり、そもそも「違法走行」なのに、何故か徐行に至っては ほぼ間違いなく大抵の場合守っていない状況であっても問題なしとされる。 歩道を(普通自転車通行指定部分がなければ)「徐行義務」にしてしまったことで、 「歩行者への配慮での一時停止」が周知されにくい原因にもなっている。 「車道寄り」は建物から出て来る人を考慮して当然としても、 徐行に関しては、主旨や実態に即し、本来は・・・ 「道幅や歩行者の状況などに応じて"危険を及ぼしかねない場合"は徐行し、 通行を妨げる場合は一時停止とすべき」とあれば、徐行義務の指導もしやすくなる。 ▲記事タイトルには出ていないが・・・[STVニュース] news.yahoo.co.jp/articles/a5c6a9dc8a635c915fd9626d6aaf3ef4176d346c 自転車は車両 一時不停止や信号無視など62件の検挙 全国一斉自転車取り締まり 北海道警 一時不停止や信号無視のほか、イヤホンをつけたままの走行などが検挙されたということです。 ↑ 「イヤホン着用走行で検挙」というのは疑わしい情報。 ↓昨年の情報では「一時不停止が85件、信号無視が40件」とある。 仮にイヤホン走行への検挙が今回はあったとして、「年間通じて確実に40件未満」であり、 そもそも事故の直接原因の可能性は極めて低いことから、わざわざ書く意味もない。 ★こちらではイヤホンは一切登場せず[北海道ニュースHUB] news.yahoo.co.jp/articles/2f958a8924c7c23ea2220f2fff9001d98449226f 北海道内一斉 自転車の取り締まり…交通ルールの徹底 ヘルメット着用も呼びかけ 道内の自転車の法令違反による検挙は2022年1年で約170件。 このうち一時不停止が85件、信号無視が40件ありました。 一方、2023年4月から努力義務とされた、ヘルメットの着用も呼びかけられました。 ▲[BSN新潟放送] 「乗っている以上は車両」イヤホンで両耳ふさいで…や傘さしなどは“違反”に 注意したい自転車の“乗り方” news.yahoo.co.jp/articles/5aca3f8419178da26237770b8cd40367c2a8c848 30日は県警が『事故が多く危険』と指定する県内各地の交差点などで取り締まりが行われ、 走行中のイヤホンの利用等、 【違反行為をした自転車】には交通安全カード通称『イエローカード』を渡して警告しました。 ↑ 違反としているが、「条件を示していない時点で」問題のある内容。 しかし【新潟県警 交通指導課 若林充能 企画指導補佐】の話では・・・ 例えば、イヤホン等で両耳を塞いでの運転。周りの音が聞こえなくなるので危険です。 2つ目はこれからの季節にありがちな「傘さし運転」。片手運転は危険です。 ↑ あくまで「危険です」という感想でしかない。 ▲[鹿児島ニュースKTS] 全国一斉指導取り締まり イヤホン使用や並走など警察官が指導 ヘルメット着用呼びかけも 鹿児島市 news.yahoo.co.jp/articles/099d7c5e01289bf6113f8965b13a34e783011bcd 鹿児島市の鶴丸高校前の交差点では、通勤・通学の時間帯に合わせて 鹿児島西警察署の警察官たちが自転車に乗った人への指導を行いました。 指導の内容は「イヤホンの使用」や「携帯電話の使用」「2台以上で並んで走る」 「一時不停止」などがあり、該当した人は警察官に呼び止められ、注意を受けていました。 ↑ 申し訳程度に一時不停止はあるが・・・当然のように「徐行違反」は無い物とされる。 「指導」であるならば、法的義務のない「予測運転」も指導すれば良いと思うが、 そこまで頭が回る人はいないのだろうか? ▲[三重テレビ放送] 自転車事故149件4人死亡 イヤホン装着走行の注意やヘルメット着用呼びかけ 三重でも指導取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/08515fb216eb788f1bb067c278963c6e66caa8f2 津市では、三重県警察本部や津警察署の警察官11人が、 国道23号の江戸橋近くの交差点で、通学途中の学生などに イヤホンを付けての走行を注意したり、 ヘルメットの着用を促すなど自転車の安全な利用を呼びかけました。 ↑ 徐行や一時停止のような「安全な走行のために必須な道交法」など教えるつもりはないようだ。 [▲埼玉新聞] 埼玉で「悪質な自転車の運転」取り締まり 越谷署管内だけで2時間に指導警告61件 右側通行、イヤホンなど news.yahoo.co.jp/articles/769e9a9043e9123a9926ff979c386612ab69a1cd 同課によると、同署管内の取り締まりで交通切符を処理(赤切符)したのは通行区分違反5件で、 指導警告(レッドカード)は右側通行やイヤホン使用など61件だった。 赤切符の「通行区分違反5件」は無視で、 指導警告でしかない「右側通行やイヤホン使用など61件」をタイトルにしてしまう情けなさ。 「法的拘束力がなくても警察の指導数が多ければ悪質」とする考え方そのものが悪質。 「窓をしめきってカーオーディオ流していることが合法」なのに なぜ速度も危険度も低い自転車だけ遮音のような状態でも悪質とされるのか意味が分からない。 「事故を防止したい」のであれば、何度も書いているように、 まずは違反者には罰則のある「徐行と一時停止」だけに「指導票」を配るのが当たり前。 その前に「レッドカード」という紛らわしい名称をいい加減辞めましょう。 ●[福岡]イヤホン自転車への警告カード発行ニュース記事が久々になっている理由 news.yahoo.co.jp/articles/f5f5de21dc126da7d423a67b0fafabe35310865b newsdig.tbs.co.jp/articles/-/482791 久々のイヤホン自転車記事。 ヘルメット記事でも同じく「TV局発信」はどうにも「レベルが低い」傾向が強い。 今に始まったことではないTBS系列となれば尚更でもあるのだろう。 「根拠」や「有効性に乏しい内容」を、完全思考停止で垂れ流す 「旧来のメディア」の印象がより濃くなってきているのは 現代では個人でも簡単に「批判出来る根拠となる情報」を引き出せることにある。 「自分たちで現場取材に行かない」忌み嫌うであろうネットイナゴのバイラルメディアと 同じような取材方法も見られ、 何より、自分たちには都合が悪い情報は完全封殺する手口により 被害者が出ていたことにもダンマリを続けてきた責任は重い。 本題としては、無意味に等しい遮音一辺倒から、 ヘルメット一辺倒に「矛先が少しはマシ?」になったかと思えば 相変わらず警告カード発行してしまう酷さは極一部では見られても・・・、 「実質無意味に等しい遮音関連に注力するくらいなら"金になる"ヘルメット着用に注力すべきだ」という (ロビー活動も込みで)「拝金主義」の人達が多いからこそ、 「ヘルメット着用最優先」のような風潮の記事からすれば 既存の遮音関連記事は、もはや古臭いだけでなく、発信元としても実利がない記事となってしまった。 何しろ遮音関連に義憤を燃やし警告カード何千枚発行したところで 「一銭も金にはならない」のだから、 今後は、「ヘルメット一辺倒に傾倒してくれたお陰様」で 条文を歪曲しイヤホン着用だけでも違反という既成事実でも作りたいような 「困った人達の思惑通りにはならない」ことは確かになった。 ※「カーオーディオは"全て"セーフ」で「イヤホンは"全て"アウト」と思ってそうな 正気を疑う思考力の低さは可哀相にも思えるが、さすがにそこまでの思い込みに陥ってしまうと手遅れ。 今回のヘルメット着用"努力"義務化(実際には目標扱い)騒動では、 実質的な「不便さ」を強調するまでもなく、 「黙した民主主義」の選択により「NO」を突きつけられたことにもめげず、 半数以上のような着用率UPできるわけがなくても「叶わない夢の目標として」 推進活動は続けられるのだろうから、 遮音関連などは「後回し」で影に隠れ続ける「稀な存在」となることだけは、 ヘルメット関連で珍しい「保護可能性を上げるという方向ではない、"エサ"逸らしとして有効」で、 まともな啓蒙活動としては「1歩未満の半歩」前進したと言える。 そのため、今後はイヤホン自転車を目の敵にする暇が一瞬でもあるなら、 (「特に一般車ユーザーの多数には見向きもされない」としても) 「銭稼ぎとして」ヘルメットや保険の売り込みでもしてたら良いのではないだろうか。 福岡では一時停止の重要性に気付いた取り締まりも始まったというのに、 思考停止の化石上司だったり、 「数が少なめで手軽に点数稼ぎしやすいという理由だけでイヤホン警告カード」という 「悪辣な者達」による恣意的運用がされているとして思えないこの状況こそ、 疑問に思えなくなるほうが余程恐ろしい。 ▲[自動車]クルマの運転でも「歩行者の移動に気付くために」イヤホンしないほうがいい??? kuruma-news.jp/post/635518 【▲地域によって異なります】で分かる理解度 「地域によって異なる」のは「条文そのもの」であって「意味は(ほぼ)同じ」と分かっている人は極めて稀。 実際に全国47都道府県の条例を全く比較確認できていない人達しかいないと証明してるようなもの。 ヘッドホンやイヤホンと書かれていない場合でも 「(交通に関する音などが)聞こえない状態での遮音規制」が存在するのは、実際に読めばすぐに分かる。 かといって「運転中のイヤホンは禁止されている」というのも間違いで 「(交通に関する音などが)聞こえない状態」こそが最も重要な箇所にも関わらず、 これをなぜか「見えていない」読解力なさすぎな人が何故か多くて意味が分からない。 ドライバーの中にはイヤホンの装着に関して 「片耳なら音が聞こえるからつけても大丈夫」という考えを持っている人もいますが、 ここまではいいとして、 イヤホンをしている側から歩行者が渡ってきたことに気づかず 衝突するといった事故も想定されるため、 ↑これに繋げることに無理がある。 運転中にはたとえ片耳であってもイヤホンを使用しないようにしましょう。 「大丈夫」という考えを持っている人もいますが、」に繋げるのであれば… 「大音量などによって交通に関する音などが聞こえない状態であれば、違反となってしまいますので」 「運転中にはたとえ片耳であってもイヤホンを使用しないことを推奨致します。」であれば分かる。 そして、感想や勧めることは自由ですが、 その「イヤホンをしている側から歩行者が渡ってきたことに気づかず衝突した事故」の 「具体的な事例」と「年間の発生件数」を紹介して頂きたいのですが・・・ 危険性を指摘するデータとして「主に自転車への警告カードの発行数しか存在しないようなもの」に一体何の意味が? 自転車で「イヤホン着用車で事故は起きている」という話でも、 「事故時に適切なブレーキ操作が出来ていなかったこと」と「普段から適切なブレーキ操作ができていたかどうか」 についての個々の因果関係を検証しているとも思えない。 反対に、遮音状態であっても「まずは徐行と一時停止を徹底的に守っていれば」事故を起こす可能がどれほどあるのだろう。 そもそも「条文により、交通に関する音などが"聞こえる状態であれば禁止されていない"」に なぜ「歩行者の足音が含まれる」と思うのか。 窓を閉め切って低い音量でカーラジオを流しているだけで (鉄ゲタでも履いていなければ)足音など常人には聞こえなくなるはずで、 事故の有無に関わらず"違反"になるわけがない。 ましてや「イヤホンしていなければ気付く」というわけでもない。 「豪雨や台風で歩行者の足音が聞こえない状態であっても違反ではない」し、 そんな状態で聞こえることなど現実的ではないので、最初から論理が破綻している。 クルマを運転中にイヤホンを装着したり、大音量でラジオや音楽を流したりする行為は、 場合によって安全運転義務違反や公安委員会遵守事項違反に該当する可能性があります。 ↑ 聞こえなくなる状態を問わず「運転中のイヤホン装着"だけ"」で 「罰則のある」違反になる法文が存在するのであれば教えて頂きたい。 元警察官とは書いてあるが・・・ マニュアル一辺倒で「現実的な交通安全の優先度」を履き違えているとしか思えない。 ▲マラソンランナーの話で自転車イヤホンの誤認へと流れ弾 news.yahoo.co.jp/articles/f093fa98b4402fa955439c47102143afa1c73364?page=3 警察ですら意図的に?誤認しているのが多い印象なので、 スポーツライターが詳しいはずもないが・・・ 危険性を伝えたつもりでも前提条件の誤認が基礎では説得力も薄くなってしまう。 個人的な感想であれば「~しないほうがいいのではと考える」が適切な表現。 筆者の感覚では普段のランニングでは半数近くがイヤホンを装着している印象だ。 公園内でも道幅が狭い場所ではイヤホンランナーを抜くのに苦労することがある。 正直、とても迷惑している。 現在、自転車を運転中のイヤホン使用は多くの都道府県条例で禁止されている。 ↑ 未だに後を絶たないが・・・「自己判断で条文を勝手に曲解するのは勘弁願いたい」。 「実態として現場の警察がイヤホン自転車禁止しているかのような運用がされている」としても、 条文の意図を履き違えたまま"実質"無駄な時間を割いてきたからこそ、 歩道での徐行義務も一時停止も軽視されてしまっている大問題がある。 繰り返しになるが、禁止されているのは交通に関する音などが「聞こえない状態」であり 「イヤホン着用そのものが禁止されている(罰則がある)という事実は存在しない。」 (イヤホン着用への警告カードは"(実質無駄な)啓蒙活動に過ぎず"何十枚溜まっても赤切符には変化しない) 個人差はあるが、ランニング時は自転車に近い速度になる場合もある。 それぐらい“危険”な存在だと認識している人は少ないだろう。 曲がり角などで激突するケースがあれば、 イヤホン装着のランナーの過失になる可能性が高いのではないか。 ランナーだけの問題ではない。イヤホンはいたるところで迷惑をかけている。 ふたりが十分に通れる階段などでも中央部分をゆっくり歩いて、 背後の気配に気づかない人や、混雑した電車内でも詰めてくれない人はたいていイヤホンをしている。 ↑ 「イヤホン使用していなければ周囲に配慮する」とは限らず、 問題の本質は「周囲の状況への意識がないこと」と考える。 マラソンランナーで言えば「大会中でもないのに車道に出てきて走るような人達」のほうが 自転車側からすれば余程迷惑でも、そういう観点は残念ながら無かった。 ◆同じかもしれないが、そもそも「危険そうな状態が分かる」のであれば、 (いきなり数メートル左右に直角移動や横跳びするような奇人でもない限り) その者の「行動を予測する」ことで回避は可能であり、 一般公道での「ならず者の危険ドライバー達」から、"自分の"安全確保のためにも必須能力。 ●[埼玉]延々と実質無意味な指導を続ける地域 news.yahoo.co.jp/articles/d58158fec662c9b5eecf9e1434bd1dedc5b2737b 警察官は、信号無視や、乗車中にスマートフォンやイヤホンを使用する、 いわゆる「ながら運転」をした市民を呼び止め、警告などを行っていました。 また、道路交通法の改正で来年4月までにすべての世代で自転車に乗るときに、 ヘルメットを着用することが努力義務となります。 半数以上の自転車事故にイヤホン使用が含まれている事故データすらないのに 未だに辞めようとしない情けなさ。 こんな無意味な優先指導に疑問すら持てなくなったらお終い。 東京での方針に追随し、長年染み付いてしまった 「完全に見誤っている警告カードの優先発行」を改めようという気概などなく、 「軽装備でしかない」ヘルメット着用で周知で対処しようとする選択。 はっきり言って「反面教師」な現状に、 「真の交通安全」を考える有識者など存在しないに等しいため、 「自己防衛」するしかない。 逆にこれを題材に「優先順位を間違っている指導方法」として 広く周知することこそ、事故を減らすきっかけに出来るとすら思う。 ●[千葉]報道内容が若干異なるが本質的にはイヤホン併記に難あり news.yahoo.co.jp/articles/6948088e67a4a36bf7ffed265c15799cb1850637 「交通ルール守って」悪質な違反者には交通違反切符も…自転車一斉取り締まり(チバテレ) 取り締まりは、市内で交通量が特に多い4か所で行われ、京成八幡駅近くの路上では、 警察官がイヤホンをしながら運転する人に声をかけたり、車道を逆走する人を注意したりしました。 「車道の逆走」の意味が分からない人達を考慮すると 「車道の左側通行遵守違反(逆走)」と書く方が分かりやすいが、そもそも同じ位置に並べるのは不適切。 イヤホン、一時不停止 自転車絡む事故が全体の4割の千葉・市川市 警察が違反の取り締まり 赤切符も news.yahoo.co.jp/articles/8bad758c1987a1ebd86480f3c992b0789dc415b7 けさ、市川市では警察官が自転車に乗っている人に対して、決められた場所での一時停止や、 イヤホンで音楽を聞きながら運転しないよう注意を呼びかけました。 注意に応じない人には刑事罰の対象となる「赤切符」が切られました。 ↑ こちらでも一時停止とイヤホンを並べてしまっているが、 警察にも報道にも「未だにイヤホン自転車を悪に仕立てあげたい思考停止の人達」もいることから 一時停止が東京で赤切符発行の重点項目に含まれて始まっていても その充重点4項目には「イヤホンは一切含まれていない」という事実に 理解が追いついていないために並列扱いになってしまっているのはまだ仕方がない側面もある。 ※何度も書いているように本当に遮音状態になる可能性が高い状態が危険と思うなら、 まず危険性の高い乗り物の「自動車でのカーオーディオ全般を完全に禁止」が先。 次に走行音が煩くて「"自転車の走行音も込みで"聞こえるとは思えない」オートバイの禁止。 自転車「だけ」遮音状態であればブレーキ操作が正しく行えなくなるという根拠すらないようでは・・・。 年齢は理由にならない。自動車やオートバイの免許の有無ではなく、 「どのように走行することが事故に遭わないか」という「知識と想像力と継続実行力」の差。 ●[大阪]MBCとABCの報道姿勢の明確な違いと「京都の罰則なし条文への勘違い」に思うこと ◆[MBC]徐行していていない自転車への注意 「歩道上は歩行者が優先であると認識を」大阪府警『自転車の交通違反』一斉取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/74b75b74e9084673fd6db3a48f744111fc998e0a 16日朝、大阪市港区の交差点では、大阪府警による自転車の一斉取り締まりが行われ、 歩道を徐行せずに走っている自転車などに対して警察官が注意を呼びかけました。 今年1月~10月の大阪での摘発件数は4800件で、 去年の1月~10月は2484件と比べると、約2倍となっています。 (同じ) 自転車にも罰金など刑事罰対象「赤切符」交付 大阪での摘発件数は今年は去年の約2倍 news.yahoo.co.jp/articles/e4172e078ee9d1ba9e89a9209872d3a9c75d1146 一方 ▲ABCはイヤホンつけて「ながら運転」を悪質自転車運転と勝手に認定してしまう酷さ。 信号無視にイヤホンつけて「ながら運転」・・・ 悪質自転車運転を大阪府警が取締り強化 news.yahoo.co.jp/articles/3ccb96cb87110ac0c98f2acb27e1f4789aa9b33b ↑ 大阪では東京のように4項目の違反取り締まり強化しているわけではないとしても、 イヤホン自転車を駆逐すれば公道での交通安全が図れるとでも考えているのだろうか。 「歩道走るときは徐行ってご存じでした?」、「わからないです」、「徐行してもらわないとだめなんですよ」 自転車は歩道を走る場合は、徐行しなければいけませんが、多くの人がスピードを落としていません。 この「徐行遵守への注意」ではなく、イヤホン自転車をタイトルに持ってきて一体何の意味が・・・? 無論・・・ イヤホンをしたまま乗る人も目立ち、警察官が注意を呼びかけました。 ↑ こんなことに時間と労力を割いている「▲警察側の無駄な時間浪費の問題」を クローズアップするという意味なら分かるが、もしそこまでの意図があったとしても、 「いつまでもこんなことをしていて交通安全に繋がるのでしょうか?」という苦言すら呈さずなく、 理解できる読者が多くいるとは思えない。 (大阪府警交通指導課 稲積崇管理官)「(信号無視など)非常に悪質危険な運転がみられます。 しっかりと決められたルールを守っていただいて安全に利用してほしいと思います」 ↑ こう言ってて、何故イヤホン自転車への注意などという実質無意味なことをするのか・・・。 「赤信号無視はなかなか見かけないので注意しにくい」なら、 ▲止まれの標識で止まっていない ▲見通しの悪い交差点で徐行していない であれば、「入れ食い状態」で確保できますが これらの注意喚起は事故防止に一切関係ないとでも? そして、コメント欄に「周知されている」と書いている人もいるが・・・ 「歩道での逆走という概念はないということすら知らない人がいる」ことを 「見ないフリ」というのが象徴的で滑稽。 わざわざ自転車記事を見ているような人ですら、全く周知が足りてないですよね? あとドライバーの人はイヤホンしているのは問題無いのか。 ごもっともなご意見。 「イヤホン自転車が問題」なら「カーオーディオ全般まで問題視」してもらわないことにはおかしい。 なぜ「自転車だけ」過度に聴覚主義に傾倒してしまっているのかといえば、こうした警察の「無駄な活動」の賜物。 ▼努力義務条文はあくまで「目標」であり、法的拘束力はありませんよ 京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例 を持ち出して来てる人までいるが、それは「罰則がない条文」なんですよねぇ・・・ 「罰則がない」という意味すら理解せず、まるで法的拘束力があるかのような詭弁は勘弁願いたい。 イヤホンの音に気を取られていると,クラクション・緊急車両のサイレン, ブレーキ音などの周囲の音が聞こえにくくなくなるので,自転車に限らず,車もダメです。 ↑ えーと「▲聞こえ"にくく"なるから」では、違反となる要件を満たしておりませんが・・・ 「勝手な条文解釈」で違反認定は頂けない。 「自転車に限らず,車も"私は"出来るだけ使わないほうが良いと思っています。」なら分かるが・・・ 努力義務条文持ち出してきてる時点で、指摘しても 「自分が絶対に正しいと思い込んでいるのであれば」納得しないのだろう。 「指針として掲げている」ことと、「法的拘束力があって守る"必要が"ある」は別物。 前にも書いているように「カニ」と「カニカマ」が別物というのと同じ。 それでも「いや、どっちもカニだ!」と言うような人がいれば、 さすがに色々察して「へぇすごいね」と配慮するかもしれない。 「条例って書いているからすごい効果あるんだ」と思われるような人が未だにいるのは 「これ全く罰則ないですよーあくまで"目標"なんですよー」という説明不足。 そんな当方も疑問を持って条文を調べ始めた "最初"は「×騙されて → ○完全な勘違いして」ましたので 人のことは言えないのですが、気付いたときには やっぱり何か騙されたような気分だったのを覚えていても、 それも逆恨みで「結局"自らの"理解力の低さと無知が悪いよなぁ」と自己完結しましたが。 つくづく、京都もこんな「勘違いを助長する」ものを掲げたばっかりに"罪な(形容)"条文だなぁと思う。 (直接進言しても意地でも正当性を突き通したいあまりに、納得せず意固地になられても困るので・・・) 勘違いされている人達におかれましては、恥ずかしい勘違いになってしまっていることに お早めにお気付きになられますよう、(論戦)御武運をお祈りしておきます。 多くの自治体では,(略)禁止しています この前提に「聞こえない状態」が書かれていないので、既にミスリードですが・・・ 難聴者が補聴器を使用する場合などは使用しても良い と、わざわざ明文化している地域があるということは 法定主義に基づく限り「多くの自治体"以外の"書いていない地方では禁止」になってしまうのですが触れないようで。 ★「聞こえない状態」と書いているという事実が重要 常識的に見て「聞こえる状態」は含まれていない。 つまり使用そのものは「禁止されていない」。 しかし、そもそもそれ以外の地域に限らず、聴覚不問原付などの免許との整合性が採れず、 カーオーディオ全般が問題視されていない事実から、 実質的に安全確保と手信号使用のように「矛盾した条文」であり、有効性は乏しい。 ついでに、イヤホン自転車の表題であっても、 最近ではイヤホン自転車そのものは特に危険とは思わず 「元々の遵法精神の問題」と少しづつ気付かれている方が多いのか分かりませんが、 イヤホンには触れない冷静な人が多い中、聴覚原理主義の御方も未だいらっしゃるようで痺れます。 【状況を判断するのに音は非常に重要な要素】 【至近距離の音だけ聞こえても状況判断には全く役に立たない】 ↑ なるほど、では原付等の免許に何故聴覚試験がなくなったのでしょう?"運転に"非常に重要ですよね? 一般ママチャリよりも速度の速い原付などで聴覚試験がなくなった =「聴覚は運転の安全上直接的に必要な要件ではない」と証明されているのですが 本当に必要であればまずはこの聴覚試験の復活から働きかけてみては。 (せっかく勝ち取られた権利を奪われることを懸念する諸団体から猛反発を頂けることは間違いないと思いますが) 上記の話を持ち出すことを卑怯と糾弾されるのであれば忘れて頂いて、 同じ車両で速度の圧倒的に速く危険な「自動車であればなおさら」 音情報は大切なことが当たり前なので、聞き取るために、 自動車の車内でのイヤホン使用はもちろんのこと、 「カーオーディオを全面禁止」にして「雨天時でも窓の全開放を厳守すべき」ですよね? そして、「走行音の煩いオートバイ全般」も 「状況を判断するのに重要な至近距離"以外の"音」を聞き取ることは 非常に困難で危険なので、「即刻販売停止&走行禁止にすべき」ですね。 【目で見えない範囲の音を聞き分ける事が重要】 ↑ 「綺麗な舗装道路」+「走行音のない電動車両」+「近所で工事」 「豪雨状態」など「そもそも音を聞き分けられない状況」も想定すると・・・ そのような状況では「自転車走行を禁止にして押し歩き状態のみ適法」とすべきですね。 何しろ重要な音の聞き取りが困難な状況は危険なので。 (何のために自転車使うのだろう・・・) ◆ブレーキ操作は(カーオーディオ同様に)遮音みなし状態でも当然可能であり、 走行中に「おっ、あの箇所は危ないな」と「事故のイメージを想定すること」も可能。 それは「個人の安全"危機"意識の差」であり、 「聴覚の差」に置き換えることでは妥当ではありません。 ★巷の老若男女で、イヤホン不使用の自転車乗りは ★「周囲の音が聞こえているので安全走行」してしますか? ★止まれの標識で止まっていますか? ▲「状況確認は音を聞き分ける事"が"重要」? 「音を聞き分けられない状況」では安全運転ができなくなるという根拠が不明です。 それはまるで「耳を塞いだら真っ直ぐに歩けなくなる」のような発想の飛躍で、 「聴覚遮断によって周囲の空間認識が疎かになる」のは あくまで「個人」の「予測運転の無さ」であり、 むしろ「音"が"重要」と「聴覚に依存する運転」こそ、 「ヘルメット着用してるから車間距離詰めてトレイン走行していても危険じゃないんだ」という 幻想に近い「危険走行を助長する恐れすらある」ことを危惧します。 聴覚云々より、まずは「大前提として"予測運転"や"臆病運転"」を 基本行動プログラムとして頭の中に自ら"考えて"、"納得して"叩きこませて 身につかせるように「継続実行」することは大切と考えます。 「もっと頭を使って考えてほしい。」には、まさに同感。 ●そもそも「イヤホン自転車がイヤホン使用によること"だけ"で起きた 被害・加害例の事故総数の実データが無ければ 「一時停止や徐行よりも優先で、わざわざ警察が啓蒙活動するまでもない」ので、 そんな警察の警告カード発行ノルマに付き合って、イヤホン自転車を憎んでまで 「後方支援してあげる」時間がもったいないのではと勝手に心配してしまいますが…。 他には・・・ 【認識度30%】 イヤフォンは法で規制していないんだから、さも法律違反のように書くのはダメだろが。 イヤフォンの使用は条例違反。なお多くの県条例で片耳イヤフォンは違反ですらないからな。 ↑ 厳密には「"道交法派生の"条例違反」なので「違反」とだけ書いておくのが無難とはいえ、 両耳イヤホンでも交通に関する音などが【聞こえる状態】は規制されてないのが事実。 そして、片耳の場合 (現実的がどうかは別として)「大型パワーアンプを自転車に取り付けて」 鼓膜が破れそうになるほど「超大爆音」で片耳から流せば、 もう片方の聴覚にも影響が及ぶどころか正常なブレーキ操作すら危ういため、 「片耳だからセーフ」というのも"厳密には"間違い。 【認識度80%】 別にイヤホンを禁止してるわけではないよ。 イヤホンを使って音量によって周囲の音が聞こえなくなるのを禁止してる ↑ ほぼ正解ですが、更に絞り込めば「音量よって」と、音量だけが要件とも限らないので (イヤホン・ヘッドホン等使用で、多くの地域の車両全般が) 「聞こえなくなってしまう状況のみ禁止されている」と広く指定しておいたほうが無難。 ※「周囲の音」は「交通に関する音など」に絞り込んでも曖昧な問題。 「車両全般に掛かる地域が大半」の条文のため、 現実的には「緊急車両の音」や「踏切音」くらいで、、 声といっても「拡声器から聞こえる警官の声」あたりまで絞り込める内容。 まあ・・・カーオーディオ全般が何のお咎めもなしという時点で どれだけイヤホン自転車を目の敵にしてても無意味なことは、 実際には「警告カード発行ゲームの登場コマ」のような扱いでしかないと 分かってるので、調べれば調べるほど虚しい。 ●[宮城]「自転車が関係する死傷事故」で「イヤホンを付けながら運転は何割」ですか? news.yahoo.co.jp/articles/dbb263568ad4d96a7335873608d3f03241b8292f (東日本放送) このうち仙台市青葉区宮町の交差点では、右側通行やイヤホンを付けながら自転車を 運転をする人に警察官が警告カードを渡して注意を促していました。 県警によりますと、自転車が関係する死傷事故は10月末時点で502件あり、 前年の同じ時期に比べ43件増えています。 全国では、自転車が歩行者をはねて死亡させる事故も起きています 報道は宮城県での警察の活動の様子を伝えただけだったとしても・・・ この宮城県での「自転車が関係する死傷事故」に「イヤホンを付けながら運転は何割」? 少なくとも半数以上でなければ、「最優先で」注意する意味などあるわけがないのだが・・・。 なぜ「徐行や一時停止を厳守することより」 「イヤホン自転車を要警戒し撲滅させることで」 全体の自転車の交通事故が減ると思うのだろうか? どういう原理で減ると思うのか、その根拠を知りたい。 「イヤホン自転車は免許がない若年層が多いから?」 だったとして、 「イヤホン使用さえなければ、安全運転する」? そんなわけがない。 イヤホン自転車に警告カードを最優先で発行することが 交通事故防止に"最も"有効と言えるデータを何一つ見たことがない。 そもそも提示できる人などいるのだろうか。 いつまでこんな無意味なイヤホン自転車への警告カード発行を続けるのだろう。 ◆止まれの標識で止まることは優先すべきではない? ◆見通しの悪い交差点で徐行しないことは大した問題ではない? しっかりと「実際に起こった事故データ」を徹底的に検証し、 その事故を防ぐための「適切なブレーキ操作」への意識を高めるために、 どのような「学習機会」を企画立案し、実行継続すべきか、考える気などないだろう。 ▲[TBS]未だにイヤホン自転車を誤認しているマスコミのレベルの低さ news.yahoo.co.jp/articles/7ae3133907d1d5a38407e159c00dde30af2d7dce 4項目での紹介は「赤信号無視」がメイン。 今回の強化とは全く無関係のイヤホン自転車の話を出すくらいなら 他の3項目について深堀り出来る時間もあるだろうに理解不能。 ────────────────────────────────── ●[東京]4項目取り締まり強化についてTBSだけ若干詳しかったが・・・ news.yahoo.co.jp/articles/7f717df6340561e57c675f28315a9109e71c5211?page=2 前回はまだマシだったのに、やはりマスコミは・・・ ────────────────────────────────── 井上貴博キャスター 自分が自転車に乗っているときに一時停止をしっかりしているか、イヤホンを耳から外しているか… Nスタスタッフ 「人の間を縫うようにして自転車が走っていきます。ベビーカーの後ろも通り抜けていきます」 イヤホン着用や携帯電話を片手に走行する人。 1時間で44人の違反自転車を確認しました。 ・信号無視 23人 ・イヤホン 19人 ・右側通行 3人 イヤホン着用の自転車走行は「イヤホン等使用運転」として 罰則5万円以下の罰金が科せられる可能性があります。 ↑ 「イヤホン着用の自転車走行だけで罰金の可能性?」 どこにそんな条文がありますか? ●東京都道路交通規則 https //www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/HAS-Shohin/page/SJSrbLogin.jsf (内容現在 令和04年9月15日) (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で 車両等を運転しないこと。 (以下略) 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態】 この文字が「難しくて」読めないですか・・・? 【聞こえないような状態】の意味が分かりますか? いいですか?「聞こえる状態」は含まれていませんよ? 「前提条件なし」でイヤホン自転車だけでは違法性は問えないですよ? 自転車走行中のイヤホン使用だけでアウトなら「カーオーディオも全てアウト」 なんですが・・・意味分かってますかね? ▲言い逃れできるとすれば・・・ 「可能性があります」として「※所説あります」のような使い方で付けているつもりなんだろうか。 明らかに視聴者にイヤホン自転車=全て違反と思わせるようなミスリードをしておいて、言葉尻で誤魔化すのは論外。 「警視庁からのマスコミ向けの指導要綱?」のようなものがあったとして、 それは「法治国家としての法文主義」を覆すに値するほどの強制力のあるものなのでしょうか? もしあるとすればその真意を確認したい。 いや、当たり前のようにこんな基本的な意味すら分からずに報道しているのだろう。 こんな有様だから「日本の報道レベルは低い」と言われるのも納得。 この赤切符には出頭日も記載されていて3週間後、交通裁判所に出頭します。 ここで再度警察から事実確認、書類送検となり、 検察からも事実確認があり事情聴取を受けた結果、不起訴ということになりました。 この赤切符について主婦の方は「有罪になる可能性があると説明されとんでもないことをしたんだなと。 子どものためにも前科者にならなくて良かった」とおっしゃっています。 ↑ むしろ「人身事故を起こしたわけでもないのに、出頭して不起訴にならないケース」が 果たしてあるのだろうかという「事実」を明確に伝えて欲しいのだが、 「都合が悪い」ので「報道するわけがない」のだろう。 だからこういう「罰則主義」な報道や論調には心底辟易する。 「罰則があるから守るんだよ」とはいえども、 事故そのものを防ぎ、なぜ事故を起こさないようにすべきなのかという 「当たり前の観点」がないのは、 マスコミの本心では「事故自体を減らそうという気などない」としか考えられない。 ▲例の「一応自転車店という肩書になっている人」の記事でも・・・ bike-news.jp/post/281074 傘さし、ながらスマホ、イヤホン(ヘッドホン)、 片手運転、2人乗り、過積載など、ハンドルやブレーキを しっかり操作できない状態で自転車に乗ることは違反です。 ↑ まあ・・・「こんな認識でしょうね」としか。 大手マスコミにしても、「実際の条文の中身」すら把握していなくても 対価を受け取れるとすれば結構楽な金儲けに思える。 ▲[東京]主旨が分かっていなさそうな警察官も未だに居る news.yahoo.co.jp/articles/a7d4426fcb93b52c6fc16b9fa1652bf203546aa5 コロナ禍で増える自転車利用。31日朝、東京・豊島区ではスマートフォンを操作しながら 自転車に乗る人や、イヤホンをしながら運転して、警察官に呼び止められる人の姿がありました。 「信号無視」「一時不停止」「右側通行」「徐行せず歩道通行」という 「4項目の強化」と主旨通達があり、実際に運用開始されても それでもまだイヤホンにご執心の警察官は何がしたいのやら。 「イヤホン使用してても4項目は守れますよ?」 できないと思うなら個人差ではない根拠と、カーオーディオ使用の自動車にも (無駄な)警告カードでも作って出してもらわないことには不平等。 まずは「止まれの標識」のある場所にでも立って、 止まらない違反者に片っ端から注意することが仕事じゃないんですかね・・・。。 ▲根拠なく違反認定してしまう merkmal-biz.jp/post/24007 そもそも何故「自動車」のライターの認識で記事にしてしまうのか・・・ ↓ 東京農工大学工学部情報工学科中退。ITエンジニアの後、自動車業界へ。 競技用部品の試作・設計のほか、テストドライバーとして携わってきた。 近年では、IT関連と自動車関連の話題が切り離せないものとなり、 ライターとして鋭意活動中。note ID:tk104 いや、自治体どころか、弁護士ですら自転車関連の条文を 誤認しているケースも散見されるので今更ではあるのか・・・ 傘差し運転、 はともかく、 イヤホン使用も違反行為 ↑だけでは違法行為ではありませんのでご注意を。 4. 安全ルールを守る 飲酒・ふたり乗り・並んでの走行・夜間の無灯・一時停止・ 安全確認を怠るなどは当然のこと、 傘さし運転・スマホ使用・イヤホン使用なども含まれる。 ↑ ◆イヤホン使用"だけ"で違反になるという 【重要:違反すれば罰則のある】「根拠条文」を提示してください。 なければ誤報であり不適切な"妄言"ともなり得ます。 京都に別件としてある「"罰則のない"単なる努力義務」規定の話であれば 「その旨を記載していないことも含め」問題があるのでは? こうした「安易な使用」が誤解を招き、 無意味極まりない警告カードの優先発行の温床になっていることは 徐行や一時停止優先の徹底遵守のような 「真の交通安全」を阻害する要因ともなっているのですが…。 警察でも散見される「安全運転義務の拡大解釈(曲解)」は 「法治国家を蔑ろにする無法行為」とも言える危険性を含んでいることまで 考えて欲しいところ。 www.npa.go.jp/bureau/traffic/bicycle/info.html ↑警察庁の安全運転5則ページにもイヤホンなんて一切書いてませんよ? ※「自転車運転者講習制度」の箇所も同様 ▲「警察の発行する自転車指導警告カード」が違反行為の確認方法? 警察の発行する自転車指導警告カードによれば、 違反となる10個の項目が以下のように記されている。 ↑ 「警告カード」は累積何十枚になったところで赤切符(交通違反切符)に変化しませんが・・・? ↓ ◆「警告カードの目的」はあくまで 「安全運転のためのアドバイス」でしかなく、 いわゆる罰則もなければ法的拘束力もない「努力義務」と同じようなもの。 これを拠り所にされましても「筋違いですよ」としか・・・。 むしろ、こんなものを発行することで 交通安全に繋がっていると考えいること自体が「警察の思う壺」。 「教育機会を放棄させて罰っぽい"パフォーマンス行為"」で悦に入ることが どれほどの時間と人材の無駄遣いか・・・。 そもそも、なぜ「自転車運転者講習制度」については 1つづつ紹介しないのでしょう? 自動車ライターだけに、 「自転車の違反を目の敵にしたい」という思惑が前面にあって 「詳しい内容の正確性など気にするに値しない」? news.yahoo.co.jp/articles/9e1d552af801a74d3140b8c6c909aee82a9badc0/comments 短絡的な「取り締まりさえ強化していればいい」としか考えられないような人達も 「想像力の欠如」で「事故に遭いやすい・起こしやすい」だろうと言える。 しかし本当に何故少しでも 「人間にある思考力への価値」を発揮し見いだそうとしないのか理解できない。 結果、イヤホン自転車を悪の象徴に仕立てあげて 赤切符や警告カードの発行数やワースト事故現場の公表はしていても、 「自転車事故の発生そのもの」について詳しい検証や省みることもなく、 (ヘルメット着用や保険に白昼夢を見ながら) 段階を経ず一気に赤切符発行を強める無茶苦茶な方向に舵を切られていることに 危機感を持たず歓迎してしまうのは、 もはや烏合の衆たちによる衆愚政治とでも言うべきか。 ▲[東京]この期に及んで未だにイヤホン自転車への警告カードという悲惨な光景 今月下旬からは自転車4違反に赤切符…品川駅前、警視庁が警告カード渡し一斉指導 news.yahoo.co.jp/articles/2322ee085ffe5559529232245a72e9f6c2e3eecf (読売新聞) 自転車による悪質な違反が相次ぐことから、警視庁は19日、 東京都港区のJR品川駅前の国道で自転車利用者に一斉指導を行った。 警視庁は今月下旬から、これまで大半が警告で済ませてきた歩道通行や 右側通行などの四つの違反について、積極的に赤切符を交付することを決めている。 ↓ この日は、信号無視やイヤホンを装着した自転車利用者らに、 警察官が警告カードを手渡すなどして注意を呼びかけていた。 相変わらず意味不明。 せめて短期間でも、「4つの違反への警告カード」に強制的に切り替えさせればいいものを、 なぜ全自転車事故及び全自転車ユーザーに占める割合からして、 優先的に注意喚起する理由などないイヤホン自転車を未だに槍玉に挙げるのか。 方針転換直前ですら現場の警察が意味を理解していないことも大問題だが、 そんな状況を書いてしまう読売新聞の姿勢にも疑問。 そんな警察を「嘲るため」にあえて書いたとすれば評価するが、 そんな気の利いた記事を書けるほど 交通法規を熟知注視している記者がいるとは到底思えない。 交通違反多発 自転車利用者に交通ルール呼びかけ news.yahoo.co.jp/articles/2bfe9a8a027327db2df461ffa6e24852bc5bb55d (日テレ) 19日午前、JR品川駅近くでは警視庁の警察官が自転車の利用者に 交通ルールを守るよう呼びかけたほか、 信号無視やイヤホンをつけた状態で運転するなど 交通違反が確認された利用者を指導しました。 警視庁は、今月下旬から徐行せずに歩道通行するなど 悪質な交通違反をした自転車の利用者には 刑事処分の対象となる「赤切符」を交付し、取り締まりを強化する方針です。 ↑ これはイヤホン自転車は対象外なんですが・・・ 警察側も報道側も理解しているのだろうか。 いや、理解していたら書くわけがない。 news.yahoo.co.jp/articles/ae1e9baf1055e3b16665847ee29536c165bf60a1 自転車の“悪質”な交通違反 1時間半で指導7件も (テレ朝) 今月19日午前8時半ごろから品川駅前で行われた取り締まりでは、 1時間半ほどの間に信号無視と走行中のイヤホン使用で自転車の利用者7人に対し、 指導警告を行いました。 警視庁は今後「信号無視」「一時不停止」などの取り締まりを強化する予定です。 ↑ 「今後はイヤホン自転車への警告カード優先発行がメインにはならない」と 強調しているようにも見えるが、今まで優先度を履き違えていることで 「事故防止にはほぼ影響などなく無駄な時間と労力だった」と 省みない限りは、この呆れた権力行使も続いてしまうのだろうか。 ▼コメント欄 未だに勘違いでイヤホンを即違反と勘違いしている残念な人達がいるのもこうした記事の悪影響の賜物。 もし条文を提示したところで、基礎的な文章への読解力もなければ 条文の意図を理解しようとすら思わないのだろうから馬の耳に念仏。 「国語力が弱い」という話も聞くが、 「ストレス発散で叩ければいい」ということしか頭にないので 人間として考えることを放棄している大衆は少なくないのだろう。 とにかく信号無視一時停止無しで曲がる歩道の人が避ける光景良く見るし わき道からの飛び出し自転車など殆どが交通ルール無視なのに1時間半で7件はおかしい まさしくその通り。 仕事をしているように「見せるためのパフォーマンス」であり、 事故防止のために尽力しているわけではないことは明らか。 当然、反則金云々など無関係。 免許の有無で指導警告できる人を選別しなければならないなら、 この「パフォーマンス」自体が無意味。 ●共同通信の記事では重点4項目の紹介とチラシ配布の内容がメイン news.yahoo.co.jp/articles/05277e476ccb07b8ba04af51ce29b6f76cc71638 自転車の取り締まり強化へ 警視庁、違反指導を公開 (共同通信) 自転車の悪質な交通違反が相次いでいるとして、警視庁は19日、 東京都のJR品川駅前で利用者への指導や取り締まりを報道陣に公開した。 今月下旬からは「信号無視」や「一時不停止」「右側通行」「徐行せずに歩道を通行」の 4項目で取り締まりを強化する方針で、 自転車で通りかかった人たちに注意を促すチラシを配った。 ●TBSでも冷静に信号無視への警告カードについて報道 news.yahoo.co.jp/articles/e9f43de4e1c9d8d26257a19e8205e931560ed4cf 悪質自転車に“赤切符” 今月末の摘発強化に向け品川駅近くで警察官が警告 けさ、東京のJR品川駅近くでは、警視庁の警察官が 信号無視などをしていた7人に「警告カード」を渡しました。 都内では自転車が関係する人身事故が増加傾向で、 警視庁は今月末から「信号無視」や「一時不停止」などにも、 いわゆる「赤切符」を積極的に交付し、取り締まりを強化します。 ●[島根]「イヤホン使用が(前提条件なしで)法律違反」の根拠条文は何処にありますか? news.yahoo.co.jp/articles/0fedf52086d78f1e18a7e76ad25cc471d7ebac40 危険走行に「イエローカード」も 自転車の事故防止へマナー向上、安全運転呼びかけ(島根・松江市) (TSK さんいん中央テレビ) 運転中にイヤホンを付けた人を警察官が呼び止める場面も。運転中のイヤホン使用は法律違反。 テレビ局関連の記事での誤解内容が消えないのは、速報性だのを言い訳に まず「自分達で条文の中身など絶対に確認しない」という癖がついてしまっているのが原因なのだろうと思う。 「警察官が言っていたから全て真実」になるわけがないのだから、 閲覧者は「誤った内容に」誘導されないように気をつける必要がある。 ───────────────────────────────────────────────────── ●島根県道路交通法施行細則(内容現在: 令和4年8月1日) 第15条 法第71条第6号の規定により車両等の運転者が守らなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (1) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両を運転しないこと。 ↑ 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が」(車両全般である以上、サイレン等の大音量音のみ) 【聞こえないような状態で】車両を運転しないこと。 【聞こえないような状態】とある限り、 決して「イヤホーン等を使用してラジオを聞くような状態で車両を運転しないこと。」ではない。 ↓ つまり【聞こえているかどうか無関係で禁止されている"わけではない"】のだが、 規制論者達には「実際の条文を読み"意味・中身を"理解すること」が「非常に困難」なのかもしれない。 そのうえ「警告カードを適度な数量発行しやすいことに利用されているに過ぎない恣意的運用」 としか思えないような状況に対して、 遮音規制を優先に取り締まることで自転車事故"全体の"減少や安全が図れ、"多くの"事故が防げるとまで 「もはや完全に騙されていると言っても過言ではない人達」までいるのだから笑えないが、 これも思考力や想像力の教育が十分に得られなかった「質の低い教育の被害者達」というべきか・・・。 もし、「書いていないが、聞こえないような状態も示しているつもり」とくれば「詭弁」としか思えない。 ───────────────────────────────────────────────────── 何度も書いているように「イヤホン等を使用しても、サイレン等が聞こえる状態」は禁止されていない。 もし「自転車でイヤホンが禁止」であれば「必然的にカーオーディオ全般も禁止」。 難癖ではなく、これが条文から分かる「事実」。 もしイヤホンをしていたらサイレン音が 「(イヤホンでの種類や音量に関係なく)絶対に聞こえなくなる根拠」があるなら、是非とも知りたい。 参考●"自動車"事故の原因「考えごとでの前方不注意」から分かる「注意散漫」への疑問 news.yahoo.co.jp/articles/571d30375e936436e317246bb6eaf6596a618118 26日夕方、北海道帯広市で、自転車で道路を横断していた高齢とみられる女性が、 軽乗用車にはねられ死亡しました。 警察は軽乗用車を運転していた、帯広市内に住む25歳の自称会社員の男を 過失運転致死の疑いで逮捕しました。 自称会社員の男は「考えごとをして前をよく見ていませんでした」と話し、 容疑を認めているということです。 現場は丁字路交差点ですが、信号機も一時停止の標識もなく、 警察によりますと、自転車は枝道から交差点に入りセンターラインを越えた後、 はねられたとみられています。 まさしく「注意散漫」が元になった事故。 では、この「考えことをしていた」という状況を作り出さず安全運転遂行のために、 「思考をコントロールする機械を脳内に埋め込む必要がある」という考え方に 賛同できる人が果たしてどれほど存在するだろうか。 それでも一応、安全のためには「出来るだけ注意散漫になる状況ではないほうがいい」は分かるが、 これ以外にも「寝不足」や「下痢などの急な体調不良」で こうした注意散漫になり得る状況は日常に起こり得るわけで、 それら全てを規制することなど現実的には不可能。 果たして「遮音状態だけ異様に気をつけていれば」 「"多くの"事故原因を取り除き」安全運転の"防止"に繋がるだろうか? 何度も書いているように「窓を閉め切ってカーオーディオ使用そのもの」が 一切問題になっていないこと、原付などの免許に聴覚試験が廃止されたこと、 そして、未成年や若年層、または自動車免許がない者達だけ 「聴覚を頼り、絶対的にクリアな状態で聞き耳を立てていなければ安全運転できなくなる」という 結果に繋がるわけもないため、「冷静に考えてみれば」、 (音量状態の確認すら一切考慮せず)イヤホン自転車への問題視自体が「的外れ」と分かり、 徐行や一時停止を徹底軽視の上で、 この何故か自転車で危険視される注意散漫の感覚を元に イヤホン自転車への警告カードを優先発行することに時間を割くことが 全体に占めるイヤホン自転車数を考慮すれば「あまりにも無駄」と気付くことが出来る。 ●[オートバイ系のサイト]もっと取り締まったほうがいいと思われる違反 mc-web.jp/life/91266/ 遮音関連は当然のように「全く」出てきていない。 「スマホ注視」だけが問題になっているだけで 「聴覚を遮断することは危険」などとは一切書かれていない。 それもそのはず、免許に原付等での聴覚試験がなくなったことだけでなく、 走行そのものが煩いオートバイがあるのだから問題にできるわけがなくて当たり前。 無論、フルフェイスヘルメットや革ツナギの服だけで事故が予防できるわけもない。 ●[岩手]イヤホン自転車と一時停止の「指導」の違いは報道姿勢の問題か? news.yahoo.co.jp/articles/287c93e2288f0ccc47a87a3126f1a0b3b2ff955a 今回はほぼ具体的な内容が挙がっていない秋の交通安全期間の報道の中で、 未だに無駄なイヤホン走行への指導が続く地域も存在。 通勤や通学などで自転車を利用する人に対して28日あさ、全国一斉の指導取り締まりが行われた。 岩手県内では25か所で実施され、盛岡市の不来方橋のたもとでは 午前7時半から盛岡東警察署と盛岡西警察署が合同で、 イヤホンを付けての運転や、雨の中の傘さし運転をやめるよう指導しながら呼びかけた。 岩手県警察本部によると、県内では2021年の1年間に自転車の事故は196件起こっていて、このうち死亡事故は7件起きている。 28日は一時不停止や右側通行など100件の指導を行ったという。 ▼「指導」の違い 県警本部での発表を「一時不停止」「右側通行」と見るならば、 前半は「イヤホン自転車への指導があったのは事実」として、 警告カードではなく「口頭注意」まで指導として「意図的に使い分けなかった場合」や、 「割合的に少ない枚数」であれば「報道姿勢の問題」となる。 ●[鳥取]スタントマンショーで誤解を広めるような内容 news.yahoo.co.jp/articles/cc6bf96621e3abda5a446b069e27d09de9fc70f4 自転車事故再現 衝撃にどよめき 倉吉総産高で交通安全教室 ルールの大切さ実感 日本海新聞 スタントマンがイヤホンを付けての走行や携帯電話で通話しながらの片手運転など、 危険な自転車走行を実演。 イヤホン走行が危険走行なら、 カーオーディオ使用の自動車も 走行音の煩いオートバイも危険運転になるのだが・・・ 相変わらず「思考停止」の交通教育を広めようとするのが困りもの。 そもそも鳥取県でも「自転車でのイヤホン着用走行自体が禁止されていない」という事実を 捻じ曲げてまで印象の擦り込みをする必要があるのだろうか? ───────────────────────────────────── ▼鳥取県道路交通法施行細則 www1.g-reiki.net/tottori/reiki_menu.html 第9条の22 法第71条第6号の公安委員会が定める事項は、次に掲げるものとする。 (2) カーラジオ、カーステレオ等の音を大きく出し、 又はイヤホーン若しくはヘッドホーンを使用してこれらを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両を運転しないこと。 ↑ ●「安全な運転に必要な交通に関する音又は声」 =主に「緊急車両のサイレン音」他「"拡声器使用での"警察官の声」も恐らく該当。 イヤホン使用でも「車両全般に適用でされるそれらの"特定の音"が」 【聞こえないような状態で車両を運転しないこと】とあるだけであり 【聞こえる状態で車両を運転】は、何ら禁止されていない。 ───────────────────────────────────── そんなに「聞こえないよりは聞こえたほうがいい」と声高に叫ぶのであれば、 自動車でも「自転車の走行音まで、しっかりと聞こえていないと危険」と思っていなければ 整合性がとれないことから、 何故、まず「カーオーディオは危険!」と言わないのか訊きたい。 耳までの距離とか云々ではなく、聞こえにくくなるのは事実なわけで、 「イヤホンでは"音量状態など一切確認せず"危険」の風潮をなすりつける一方で、 「カーオーディオなら特に問題なし」というのは、あまりにも「ご都合主義にも程がある解釈」で呆れる。 もし、実際の事故や煽り運転の問題を無視してでも「免許」に万能さを覚えているなら、 いくらでも「学校単位」で「毎年でも毎月でも更新制の免許制度」を始めればいいわけで。 そもそも、元々一時停止の概念のないような人達が、 スタントマンショーを1回見ただけで安全運転するとでも・・・? しかし、これがまかり通るなら「ヘルメット着用しているが一時不停止」により、 大きく跳ね飛ばされて全身打撲からそのまま轢かれて複雑骨折の再現もして欲しいと思う。 「ヘルメットで事故そのものが防げるわけではありません」 「保険は事故「後」にしか役に立ちません」という周知活動も必要。 ●未だに「イヤホン自転車=違反」だと思っている人達には見えない向こう側 「雑多な警官達の練習台のような扱い」の「警告カード乱発」の賜物だろうか。 「実際の条文」と「どういう意味なのか」を理解しようなどとは「微塵も考えていない」ことだけは分かる。 まさしく、徐行・一時停止の遵守を「多くの街頭指導で徹底無視・軽視」した甲斐があったというもの。 影響(洗脳)されてしまっていることに気付いていない自己判断力のない哀れな人達は 相変わらずカーオーディオ全般は気にせず「イヤホン自転車"は"悪」という「信心」に耽るのは自由でも、 その「勧誘」は勘弁願う所存。 今後「何十年どころか何百年」イヤホン自転車を目の敵にしようが、 そもそも全自転車ユーザーに対しての着用者割合からして 事故数軽減への影響など「誤差レベルに過ぎない」ということすら想像できず、 重要な「徐行・一時停止への通年教育」「高齢者の自転車事故など知らぬ存ぜぬ」で 単に若年層への自転車への悪意を集めることに無事成功している形に何も疑問を持たなくなった時点で それは「偽善的交通安全」でしかない。 「▲自転車走行時に止まれの標識で一時停止していない」 「▲見通しが悪い交差点での"徐行義務"を守っていない」 を棚に上げ、 それでいて「イヤホン自転車を悪と糾弾している自分(達)は正しい」などと思い上がっているとすれば、もはや嗤い話。 「違法性なんてどうでもいい。単にイヤホン自転車が目立って鬱陶しいと思うから、糾弾していい対象にしているだけ」と はっきりと自覚している「正直な差別主義者」のほうがまだマシ。 ▼真っ当に違法性を問うのであれば・・・ まず「カーオーディオ全般を完全違法化 → 原付オートバイ等での聴覚試験を復活」させ、 その暁には、次の段階として「"より交通弱者"のイヤホン自転車」の違法性を説いてもらいたいが、 音量状態など当然考慮せず、着用自体が違法ではないのに法的根拠もなく違法的な短絡的思考で、 なぜか「自転車だけは問題にしたい」ような「壊れたスピーカー達」には理解できるはずもなく。 100歩譲ってそれが「自転車業界関係者でなければ」 「まあ条文なんて見てなかったり理解してなくても(素人なら)しょうがない」と、微笑ましくも見ていられるのだが、 実際には「関係者なのに」条文すら読まず間違いに気付かずに発信している人達もいる。 (読んだとしても理解できない人達も少なくなさそうなのがまた笑えない) やはり一番の迷惑は「警察の街頭指導」に尽きる。これだから信用されず、いざという時の情報も得られにくいのは当たり前か。 ↓ 次は「一次ニュース配信元」いわゆる思考停止の警察の広報スピーカー。 ↓ その次は講演会。誰の講演でも最初から「子供騙しの美辞麗句でも並べてれば、嘘が混じろうが金貰える」くらいの感覚だろう。 プロ選手で理解できていないような人も過去に見たが、これも結構恥ずかしい。 ↓ 末端は「メーカー取説」だろうか、しかし虫ゴム記載なしの悪質さも然ることながら、大半の人は見ない。 ↓ 店発信は・・・、定休日以外でも一切の告知なしで臨時休業してしまうようなことも珍しくないことから、 サイトやSNSがあっても、営業情報すら分からないのも困るが、 法文解釈に関しては素人のようなものなので無知でも仕方ないとはいえ 「実際には無知無学を晒しているだけなのに気にしないのだろうか」とは思う。 「沈黙は金、雄弁は銀」を知っていれば、 (メーカーでは不適合指定の車種にチャイルドシートを取り付けて"堂々と公開"してしまうようなもので) 思うところがあっても、少なくとも店名を掲げてまで軽率な発言は慎むべきと弁え 「条文すら見る気がないのであれば尚更」法文には触れないのが賢いと考えている多くの店と同様に、 この場合は「詳しくないから沈黙に倣う」ほうが賢明なのではないだろうかと、個人的には思う。 ◆反対に、多種多用の徐行は複雑なので知らないまでも、「見通しの悪い交差点での徐行」に、 自動車でも近年取り締まりが厳しくなっている横断歩道での一時停止からして 「自転車でも止まれの標識では一時停止厳守」を呼びかける人が増えても良さそうに思うが・・・ ↓ 現実的には 「事故防止での一時停止を呼び掛けても拝金主義者達には殆ど旨味がないと思い込んでいる」ためか、 不安を煽ることが目的の[ヘルメット・保険]権益者達が無視を決め込んでいるような状況は嘆かわしいとしか言いようがない。 ↓ しかし、きちんと洗い出してみると、ブレーキ周りの「改修」という方向性から見れば 新車販売やパンク修理だけが利益ではないことが簡単に分かる。 ↓ ◆ローラーブレーキ専用グリスの「適宜注入」 ◆硬化予防も込めて、ブレーキシューの「早期交換」 ◆音鳴きが出ているバンドブレーキはサーボブレーキに変更 ◆ローラーブレーキには不適合なテコ比不適の樹脂ブレーキレバーを各種適合アルミレバーに変更 ◆屑鉄ワイヤーからシマノか日泉のステンレスワイヤーに変更 ◆保証切れのタイミングでスマートコントロールブレーキを廃し、Wピボットブレーキに変更 ●グリップ性能の向上で考えると「タイヤの早期交換」 →●「適正空気圧維持のために米式化」 →●空気入れの販売促進 など次々提示できるだけに、 「止まる」という方向性からだけでも、 量販で100%完組を並べて売っているだけのような店員達とは違い 「自転車のことに詳しければ」利益を生み出すことが分かるはず。 「故障してないと交換なんてするわけがない」と思うのは、 「違いが分からず、納得できないから」と考えれば、何を優先すべきかは明白。 少なくとも遮音状態かどうかを気にしたり、 わざわざ違法状態であるかを確認するだけの時間が無駄。 ●秋の交通安全県民運動で相変わらずイヤホン自転車へ注意の思考停止 news.yahoo.co.jp/articles/0bf9a187285856a088219cfbfaa80739de93eb39 交通安全指導は、交通量が多い通学路など岡山県内の43か所で一斉に行われました。 このうち岡山市北区いずみ町の交差点では、 信号無視や自転車運転中にイヤホンを使用している人などへの指導や取締りを行いました。 news.yahoo.co.jp/articles/1cceef043cc2d788bfed1c0a440595a71e2da1a5 自転車の通学、通勤者に「歩行者道ではなく自転車道を走って」「一列になって進んでください」と声かけ。 信号無視をはじめ車道の右側通行、イヤホンを装着しての運転といった危険走行に目を光らせ、 対象者を見つけると呼び止めて厳重注意した。 自転車通学の朝日高3年の男子生徒(18)は「走行中はイヤホンをしないよう心がけている。 交通量が多いので事故にも注意したい」、 柳沢宏道・交通2課長は「自転車も車両ということを忘れず、安全運転を徹底してほしい」と話した。 事故防止のためにイヤホン注意しているのではなく「イヤホン注意するために交通安全期間が利用されている」だけであり、 手段と目的が逆になってしまっている典型例。 まず、事故の有無に関係なく「老若男女に占めるイヤホン自転車自体の総数が少ない」のだから、 どれだけ目の敵にしようが、事故の総数の減少にはほぼ影響はないのは明らか。 つまり、「警察庁の指導要綱にあるから従っていればいい」 「真の事故の防止や交通安全が目的ではない」と言っているようなもの。 それに、「一時停止は信号無視さえ守れば事故は防げる」だろうか? 「生活道路での出会い頭事故は止まることに無関係?」そうは思わない。 「何のために[止まれ]の標識があるのか」という意味すら分かっていない証拠でもある。 ▲[埼玉]例によってスマホとイヤホン(ヘッドホン)をセットで問題視 twitter.com/spp_koutusoumu/status/1544516486584160256 イヤホンしながら、スマホみながら、、、こんな乗り方絶対やめて!! どうやら埼玉では「ブレーキ装置がまともではないことは最重要ではない」らしい・・・。 夜間ではないと想定するとライト等は装着しないまでも、 絵であっても警察としては「ブレーキだけは絶対厳守」のはずでは? 何となく神奈川県警のような「地域組織的な問題」を憶える。 自転車イヤホン危険視論は「警察庁の指導要綱にあるらしいことが根源」とされている可能性があるが、 結果として「言いなりの"地方下部組織"のように扱われている状態」に何も疑問を持たないのだろうか。 ●そしてまた安易にバイラルメディアが誤解を持ったまま内容を広げてしまう「負の連鎖」 nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2208/08/news148.html news.yahoo.co.jp/articles/c74c5910b7da9ed13955609e1d217acc2a689826 イヤホンの使用についても多くの都道府県で条例により禁止されています。 これらは単純な「マナー」ではなく明確な禁止行為。 ↑ 「交通に関する音などが聞こえない状態であれば」という【原則】を無視で、 「イヤホン使用だけで禁止(違反で罰則発生する)」条文など「存在しない」。 つまりこの状態でも(ブレーキ装置不備は除き) 「音量等の状態を判断しようがない」ため 「遮音関連としては違法状態ではない可能性もある」。 ▲それにしても・・・軽く遡るとヘルメット着用に熱心でも、 「金額の負担」「持ち歩きの不便さ」「保管問題→窃盗の助長」などは、 やはり全く考慮しない。 税金でヘルメットを配り、全ての駐輪場にヘルメット保管用のロッカーを備えているのであれば、 積極的になるとしても理解できるが、現実的なはずもなく。 ●「生活道路では速度を控えめに」 twitter.com/spp_koutusoumu/status/1553938571232309248 「徐行」「一時停止」をきっちり守るように促すことが必要では? と思ったら↑の前に「一時停止」については投稿されていた。 twitter.com/spp_koutusoumu/status/1546690816520982528 車でも自転車でも、見通しの悪い交差点は特に注意して、一時停止や減速をして安全確認をしてください。 運転者も歩行者も常に「~かもしれない」と防衛意識を持って行動しましょう。 ↑ 徐行は相当遡らないと出てこないのだろうか。 さすがに「投稿すらない」ようなことはないと思いたいが・・・。 ▲[福岡]信号無視とイヤホンが同等の並びという異常さ news.yahoo.co.jp/articles/a67772bcf46624024b892d0676975d50103b5267 「1時間で19人検挙」自転車一斉取り締まり~信号無視やイヤホンつけたまま運転 rkb ↑ この異常さを分かりやすく置き換えると、 「1時間で19人検挙」自動車一斉取り締まり~信号無視やカーオーディオ使用したまま運転 と同じ意味ということに誰も気付かないのだろか。 「細かい雑な音情報」は、「特段、通常の安全運転に必須ではない」ことは 原付オートバイ等の免許取得条件により明確に示している。 このうち、博多区の地下鉄祇園駅近くの交差点では、 信号無視やイヤホンをつけたまま自転車を運転する人など、わずか1時間で19人が検挙されました。 博多警察署 鈴木衆策交通管理官「自転車はですね、加害者になりうる乗り物でもありますので、 自分が被害者にも加害者にもならないためにもですね、交通ルールをしっかり守っていただきたいと思います」 ↑ 「イヤホン非着用でも」歩道等での歩行者優先や 見通しの悪い止まれの標識がない交差点で徐行が出来ていない人は大きな問題ではない? 福岡県内では、今年1月から6月末までに自転車に関連する事故が 1557件発生し、1人が死亡しています。 ↑ 赤信号無視と折半で考えたとして イヤホン自転車の割合が最低でも「50%」を超えているという根拠はどこに? (最大限譲歩で、その半分の25%は居なければ優先指導の意味など皆無) 最優先でイヤホンを注視するということは「具体的な危険という統計の裏付け」が あるからこそ取り締まりを行っていて然るべき。 ▲弁護士記事サイトで直接無関係の記事での蛇足 www.bengo4.com/c_2/n_14795/ news.yahoo.co.jp/articles/62504be73f830910198e0469fab3002f0e91df3f 最近は携帯電話を見ながらであったり、音楽を聴きながら自転車を運転する方をよく見かけます。 このような運転も、同じく各都道府県公安委員会の定める規則・細則に違反します。 ↑ このような「自転車で音楽を聴きながら=違反」は必ずしも正確とは言えない。 しかもこの場合、イヤホン着用すら書いていないので 「カゴ等に音楽再生機器で音を小音量で鳴らしながら自転車運転」でも違反になってしまう。 ↓ 厳密には、警察官が現地で「違法状態に該当するかどうかを確認しない限り、即判断することはできない」。 ※人間に「目視で音量状態や個人の聴覚を判断できる能力」があるのであれば別だがありえない話。 ↓ そのため「音楽を聴きながら自転車を運転」でも、 「現地で警察官が違反要件を満たしていると判断できれば、違反とする"場合もある"」一方で、 「確認した上で」「各都道府県公安委員会の定める規則・細則に違反」に「該当するとは限らない」場合もある。 主な取り扱い分野は交通事故(主に被害者側)事件。 交通に関する内容が得意なはずの弁護士でも 「交通に関する音などが"聞こえない状態"は違反」=「原則的には違反」を強調してしまうのが残念。 ●「なぜカーオーディオ使用は問題視されないのか」 ●「原付オートバイなどで聴覚試験がなくなった経緯」など を考えれば、 「音楽を聴きながら(自転車・自動車問わず)運転」を「携帯電話を見ながら運転」と 同じ箇所で括ってしまうことに「違和感を覚えるはず」では? 結果的に、またしても警察の「無意味に優先度を履き違えた」 自転車への交通安全指導の「後方支援」に・・・。 2018年12月1日施行の改正道路交通法では、自動車や原動機付自転車の「ながら運転」が厳罰化されました。 実際には厳罰化とは「名ばかり」の「講習対象の14項目(後に1項目追加)が定まった」だけであり、 元から地域によって赤切符発行数に大きく差がある時点で、 「全国的に見れば」厳罰化=取り締まり≒赤切符発行数が極端に増大したわけでもないという・・・。 (赤切符大量発行で山ほど講習対象者を出してしまうと、普通に裁判所のキャパオーバーで大混乱になる) ▲[石川]支離滅裂な内容 news.yahoo.co.jp/articles/ec292022ebe364af013b3b75976432af0a102bce 「歩行者優先の走行心がけて」自転車マナーアップ街頭指導 MRO北陸放送 とあるのに 金沢中警察署の署員やボランティアなど38人が 自転車走行指導帯を通行することやイヤホンを付けての走行の禁止などを呼びかけました。 金沢市歩ける環境推進課 山田敏之課長「特に最近は、電話とかイヤホンとか利用しながらというような走行も 目立つようになってきた。 安全優先の意識を常に持ってもらって自転車を利用してほしい」 「報道機関のレベルが低すぎる」のと「発表側の警察の指導姿勢の勘違い」の両方に問題あり。 【イヤホンを付けての走行の禁止】で歩行者優先の精神が身につく根拠はどこに? ヘルメット着用すれば「事故そのものが起きなくなる」ような「オカルト理論」と全く同じ。 「スマホ注視」への注意は「視野そのものを欠く」ので当然としても、 根本的には、まず「常用速度の見直し」を図る必要があるため、 歩道での自転車の"徐行違反"に片っ端から指導警告を行うことが妥当。 ─法的な根拠 ▼石川県法規集(内容現在 令和4年4月27日) www1.g-reiki.net/ishikawa/reiki_honbun/i101RG00000976.html 第三章 運転者の遵守事項 (運転者の遵守事項) 第十二条 法第七十一条第六号の規定による車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、 次の各号に掲げるものとする。 十二 カーラジオ等を聴き、又はイヤホン、ヘッドホン等を使用して音楽等を聴き、 安全な運転に必要な音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ↑ やはり【安全な運転に必要な音又は声】が【聞こえないような状態】が規制されているだけ。 (ヘッドホン等を使用して音楽等を聴いていて、安全な運転に必要な音又は声が) 【聞こえる状態】は規制されていない =【イヤホンを付けての走行自体は禁止されていない】と分かる。 ◆明確に「カーラジオ」の記載もあるので、 そんなに音情報を重視するのであれば 「自動車への呼びかけも同時に行われていなければ不適切な指導」と言えるが・・・、 果たして「カーオーディオ"も"様々な音情報を遮るので使用自体が禁止です」と 指導したことのある地域が1回でも存在するのだろうか。 ↓ 当然「違法になる装置を標準装備」などあるわけがない時点で、 同じ車両である自転車でも「同様に」遮音への優先指導は無意味。 ★対照的に、テレビ金沢では「正確な報道」に勤めているようだ 金沢市で自転車の運転マナー向上を呼びかけ 「自転車マナーアップの日」 news.yahoo.co.jp/articles/bdb8f974dfadb36e8896ee40c562a6875731d912 しかし、出会い頭の事故件数を伝えていても・・・、 「一時停止の重要性」は伝えていないのが残念。 降雪地帯は自転車の利用者数が少ないので正確に把握していないことがあっても不思議ではないものの、 かといって、元々自転車の量が多い地域ですら指導優先順位がおかしいこともあるので問題の根は深い。 ●[福岡]指導警告表という無駄の極み news.yahoo.co.jp/articles/97d2d4f287846d763511ca00a0dcea5a5bbd5142 自転車の事故ゼロを目指し 警察官らが街頭で啓発活動 ↓ 福岡市東区では13日午前7時半から、東警察署の警察官らが街頭に立ち、 自転車に乗った人にチラシを配るなどして安全な利用を呼びかけました。 13日は自転車が通行できない歩道を走ったり、 イヤホンをしたりしている利用者に、警察官が『指導警告票』を手渡すなどしました。 実際のところ「警察が交通安全指導しているように見せるためだけの証拠の紙きれ」でしかない。 渡したからといって素直に行動が改善されるとは微塵も思えず、 今度から基本的に「その場所を避ければ"無駄な"時間を奪われることもない」と学ぶだけ。 相変わらず、事故に「直結する」徐行や一時停止は完全無視で "徐行・一時停止違反の全体数から見れば、その割合は少数でしかない"イヤホン自転車を 優先取り締まりとする無駄さ加減には毎度呆れる。 何度でも聞いてみたい 「イヤホン自転車がゼロになれば、自転車事故がゼロになるという根拠は?」 「なぜ徐行や一時停止違反への指導が出てこない?」 警察でイヤホン自転車以外への指導を重点に置いていれば、 そもそも無駄に指導警告をする場面などなく、 文言にも登場するわけもないので報道側の姿勢の問題とは考えにくい。 それに、"本当に"事故を減らしたいなら、 まず「止まれの標識で待ち構えて一時不停止の自転車へ片っ端から赤切符を切る」ことは必須。 裁判所がパンクするというのであれば、 小中高大学~町内会単位で"平日毎日どこかで必ず警察が直接講演"をすればいい。 原因は「警察庁からの指導要綱が根幹にあってそれに従っているだけ」らしいが、 無意味な指導に尽力して税金の無駄遣いをする前に、 「頭を使って」トップダウンの無駄指導から脱却し、まともな方向へと転換している静岡県などのように、 本当に事故を"防ぐため"には何が必要か考えてもらいたい。 ●千葉県警の条文拡大解釈による恣意的運用? news.yahoo.co.jp/articles/df5acfc2e995090ddd03bbdf10014ac93fb5f11b イヤホンを使いながら走行する“ながら運転”の危険性などを訴えた。 ↑ では、自動車が窓を閉めてカーオーディオを流しながら運転する危険性を訴えないのは何故ですか? 「免許があるから?」 「耳までの距離が違い概ね気密性も違うから?」 というのは視点がズレている。 「原付などに聴覚試験がなくなったのは何故か」 と考えれば「注意意識を向けることでカバーできるため、無意味で必要がないから」と 分かることなのだが、この事実を「知らない」ならまだしも 「知っていて当たり前の警察ですらこの事実を無視し、未だに聴覚偏重を押し通す」 のは、もはや呆れを通り越して"滑稽さ"すら覚える。 本来の主旨としてはこれがメインのはずでも・・・、 「ライトが正常に機能しているかどうかの確認」なんてしている様子は皆無。 防犯性皆無に等しいワイヤー錠なんて配るくらいなら ワイヤー錠は無駄という動画でも見せたほうがマシ。 一斉啓発は、県警が「自転車指導啓発重点地区・路線」に指定しているエリアで実施。 JR千葉駅前では、千葉中央署員ら約10人が参加し、 反射材やワイヤ付きの鍵が入った啓発物を200個配布した。 自転車に乗っている人だけでなく歩行者にも声をかけ、夜道の事故などに気を付けるよう呼びかけた。 ▲酷すぎる赤切符発行内容 一方で摘発も相次ぐ。県警が同期間に道交法違反容疑で赤切符を交付した自転車利用者は 904人(同26人減)に上る。 このうち、半数以上の524人(同124人減)がイヤホンやスマートフォンを使用するなどした 順守事項違反だった。 酒酔い運転は35人(同16人増)でほぼ倍増。全体の摘発数が減る中、酒酔い運転の増加が目立つ。 ↑ どうやら、千葉県では「自転車の一時不停止など大した問題ではない」ということらしい。 きっと、自転車事故の「半数以上に」イヤホンやスマートフォンが関わっているという 「確固たるデータの裏付け」があるのだろう。(皮肉) 記事を入稿した記者の問題という可能性も捨てきれないものの、 「イヤホン"着用/使用だけ"で赤切符を切ることは不可能」なのに、赤切符発行しているとすれば問題あり。 「指示に従わず危険性があると思った」でも微妙。 ─────────────────────────────── ★根拠となる条文の提示 en3-jg.d1-law.com/cgi-bin/chiba-ken/d1w_startup.exe ▼第13編 警察 ▼第3章 警備 ▼第2節 警ら交通 「千葉県道路交通法施行細則」 第9条 法第71条第6号に規定する車両の運転者が遵守しなければならない事項は、 次の各号に掲げるものとする。 (7) 車両を運転するときは、音量を上げ音楽を聴く等 安全な運転に必要な音声が聞こえないような状態にしないこと。 ─────────────────────────────── 【車両】・・・自動車もオートバイ・原付き・自転車も含まれる 【安全な運転に必要な音声が"聞こえないような"状態】が規制されているだけ。 イヤホンを「着用してはならない」などという条文は何処にも存在しない。 当然、イヤホンでもヘッドホンでも関係なく 【安全な運転に必要な音声が"聞こえる"状態】であれば、何ら違法性なし。 ─────────────────────────────── 条文を鑑みると「車両全般」を示す規制であることから、 「他車の走行音、話声、呼びかける声」などが聞こえる必要などなく、 窓を閉めてカーオーディオを流していても聞こえる 他地域を参考にすると「緊急車両のサイレン音が聞こえるかどうか」が重要のはず。 "ような"の箇所だけを拡大解釈で、本来の法的主旨を逸脱し 「着用だけ」での取り締まりがあるとすれば、 間違いなく「越権行為」となってしまうが・・・、 恣意的運用の「疑い」があると、千葉県警は理解しているのだろうか。
https://w.atwiki.jp/vipcycling/pages/14.html
よくあるかもしれないQ&A よくあるかもしれないQ&A導入編Q.ロードってタイヤ細いんでしょ?パンクしないの? Q.自転車なんかに何十万も使ってばかじゃないの? Q.こういう自転車って何キロくらい出るの?速いんでしょ? Q.かっこよくて安くて俺に合う自転車がほしいんだけど 装備編Q.ヘルメット買った方がいいの? Q.グローブってしなくてもよくね? Q.サイコンってあった方がいいの? メンテナンス編Q.ペダル交換しようと思ったら全然回らないんだけど? 実践編Q.なんかロードバイクに乗ってから身体のあちこちが痛くなるんだけど。 Q.お尻がいたいの;; 改造編Q.パーツインプレしてくれ コミュニティ編Q.俺の愛車載せてくれよ! 導入編 Q.ロードってタイヤ細いんでしょ?パンクしないの? A.ちゃんと空気さえいれとけば滅多なことでパンクしない Q.自転車なんかに何十万も使ってばかじゃないの? A.自転車馬鹿ですが何か? Q.こういう自転車って何キロくらい出るの?速いんでしょ? A.乗り手次第。速いやつが乗ればマジで速い 東京から静岡までの距離を延々と40km/h以上で走っちゃう化け物もいれば 2日かけて走っても着かないやつだってもちろんいる まぁ頑張れ Q.かっこよくて安くて俺に合う自転車がほしいんだけど A.エスパーじゃないからわかりません。もっとkwsk 装備編 Q.ヘルメット買った方がいいの? A.アスファルトに勝てる石頭以外は命が惜しけりゃ買え。メットの値段は頭の値段 きのこ頭になったって恥ずかしくないよ! 日本人の頭には日本のメーカーがいいらしいけど、 実際にかぶってから買った方がいいよ。頭の形も人それぞれ。 Q.グローブってしなくてもよくね? A.アスファルトに勝てる手(ry というわけでもないが、汗をかいても滑らないのは最大のメリットかと。 肉球みたいなゲルパッド入りがオススメ。 長時間ハンドルを握っていても、手が痛くなるのを防いでくれたり、 コケて手をついた時のダメージ軽減効果もある。 Q.サイコンってあった方がいいの? A.あると走るのが楽しくなるよ! スピード・距離メーターだけでも楽しいけど、ケイデンスがあるとより楽しくなる。 トレーニングには欠かせない。 ほぼ1メーカーの独占市場なので、CATEYE(通称・猫目)の以外の安物を選ぶのは 全くオススメしない。 より高度な心拍計やGPSの機能がついたものは、POLARやGARMIN等を選ぶ事になる。 ちょっとした旅をするようになると、GPSロガー付きのGARMINは鼻血が出るほど楽しくなる。 メンテナンス編 Q.ペダル交換しようと思ったら全然回らないんだけど? A.世の中にはごく稀に二度と外れないペダルが存在するので注意。 556をプシューっとやって暫くおいてから作業してみよう。 頑張って逆に回そうとする人もいるので、回転方向にも注意。 右と左は逆で同じネジではないですよ。 実践編 Q.なんかロードバイクに乗ってから身体のあちこちが痛くなるんだけど。 A. 自転車は初めてか? 肩の力抜けよ。そのままだと肩こるからな。 それに肩に力が入るということはハンドルに重心がいってしまっている ということでもある。ハンドルへの重心は僅かなものだ。 体幹の筋肉をフルに使って上半身だけでバイクを支えられる様になれ。 すると自然に背中は弧を描くように、顎は引き目線が真っ直ぐになる きれいなフォームになる。 大きいボールを抱えてるようなイメージで腕も軽く曲げろ。 ペダリングはとにかく回せ。そして自分が感じたままに試行錯誤を繰り返せ。 回転数を高くしていくとガクガクしたペダリングになると思う。 ハイケイデンスでギクシャクしないためには上死点と下死点がポイントだ。 上死点ではつま先を前にスライドさせる様に、下死点ではあれだ、 階段登ってるときの足の動きをイメージしろ。 蹴り上げるわけでもなく、引くわけでもなく、あとに引きずる様なあの動きだ。 トルクをかけるのはほんの僅か。回すイメージをするんだ。 最初は考えながらゆっくり回してもいい。 そのうち筋肉が回し方を覚えるからな。 それまでは意識しながらペダリングすることが大事だ。がんばれ Q.お尻がいたいの;; A.ナニがどう痛いのかによって、対処法も異なります。 1:ヒリヒリする;; →これは服と尻の摩擦で尻の皮がスレたり剥けちゃったりしたんだね。 体にフィットしたパンツをはくといいよ! レーパンがオススメだけど、スパッツ的なものでも効果あるよ。 あと、シャモアクリームは絶対買っておいた方がいい。 自転車に乗る前に内股、お尻に塗っておくクリームだよ! 2:ちんことかちんことアナルの間とか痺れる;; →これは危険です。 我慢して続けると不能になります。 今すぐサドルを窓から投げ捨てて、穴あきサドルを買ってきましょう。 サドルの形もお尻の形も千差万別で一発でコレ!っていうのに出会えない かもしれないけど、諦めずに探していこう。 機能重視ならば、ISMのADAMO Roadがおぬぬめ。高いけどね。 3:挫骨周辺に痣でもできたかのように痛い;; →サドルのクッション不足から起きる症状です。 中級以上のロードバイクについているサドルは、 パッド入りレーパンを履く前提で、クッションが究極に少なくなってます。 中にはクッションゼロのカーボン板だけなんていうのも。 サドルを換えないのなら諦めてモッコリレーパンを履きましょう。 モッコリレーパンが嫌ならクッションが多めのサドルに換えましょう。 その他の注意: どんなサドルでも、ずーっと同じ場所に微動だにせず座り続けるのは 結構危険な行為です。 長距離を乗りっぱなしになる場合、ちょっと前に移動したり後ろに移動したり、 尻ポジを変えて、血流を妨げないように意識しましょう。 改造編 Q.パーツインプレしてくれ A.まずサイクルベース名無しを見てくれ http //cbnanashi.net/cycle/index.php http //www.cbnanashi.com/ コミュニティ編 Q.俺の愛車載せてくれよ! A.以下の画像に書かれた通りにやってみるんだ。コピペとあるが画像だからコピペできない点に注意。 ぶっちゃけめんどくさかったら他の人が更新したのをコピペしてファイル名等だけ入れ替えろ。 的な感じでどんどん増やそうぜ
https://w.atwiki.jp/mishakuji/pages/237.html
長坂峠旧道 新道の南にある。 スタートからゴールまで一切新道とは交わらない。 木幡側はスタート地点がゴルフ場内にあるが、普通に通行可能。 峠位置 宇治市木幡 コース所在地 宇治市木幡~宇治市炭山 距離 木幡側 1.72km炭山側 765m 路面距離(計算値) 木幡側 1.75km炭山側 791m 標高 346m 高低差 木幡側 246m炭山側 184m 平均勾配 木幡側 14.3%炭山側 24.1% スタート 木幡側 ゴルフ場内信号交差点炭山側 橋 ゴール 峠位置(椿の大木横) 地図 Yahoo!地図 ルート地図 木幡側炭山側 地図上にある長坂峠の位置が、あるべき場所から変更された。 旧道も地図から消されてしまったので、ルートは朧けな記憶によるもの。 もっと標高が低かった気がする。 自転車のある辺りがルートの峠位置。 左は崖だが、椿の大木がはるか上まで伸びている。 木幡側 新道とは別格。 ゴルフ場を通り抜ける間だけが舗装路で、それ以外はほとんどが未舗装路。 未舗装路区間は、落ち葉が多く雨水による流水で浸食されてできた溝がある。 マンホールもある。 途中に何かの建造物がある。 勾配の緩急が激しい。 日清都CCに続く舗装路と交差すると、すぐにSTにはいる。 STといっても、幅はそれなりにある。 STに入る前に、原形をとどめていない階段跡を登る。 階段を登ればすぐに倒木があり、それを超えると勾配の緩急が激しいST。 しばらく進むと、椿の大木が左の崖下から生えていて、其の真横あたりがこの道の峠位置になる(地図での峠はもう少し先の少し下った所、だった)。 行くなら、寒い時期がいいと思う。 一部を除いて交通量は無いはず。 稀に人がいる。 炭山側 新道とは別格。 門のある分岐点辺りまでが舗装路。 旧道は当然門の無い方の道を行くが、10m程度道が藪になっている。 一箇所、道が土砂崩れで埋まっている所があるが、自転車を担げば通れる。 倒木が結構ある。 一部を除いて交通量は無いはず。 稀に人がいる。 登坂走行ルート 木幡側 炭山側 登坂未走行ルート なし ゴルフ場内にあるスタート地点。 STの入り口。 画像でもなんとなく階段があるのがわかる。 峠付近と思われるあたり。 道の峠になっている部分は、ここより木幡寄り。 炭山側から撮影。 奥に見える倒木のあたりがおそらく峠となっているところ。 ピークからは完全に下っている。 峠から炭山方面にしばらく進んだところ。 右の崖壁が土砂崩れして道をふさいでいる。 左は崖。 炭山側スタート地点。 左に行くと、新道のスタート位置に行く。 東海自然歩道の標識。 自転車の止めてあるほうの分岐を道なりに進むと旧道。 左は新道に通じている。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/189.html
▲「頭守って事故防がず」 これが正しい交通安全ですか? ヘルメットは「被害軽減のため」であり「事故の発生そのもの」を防ぐ催眠効果なんてありませんよ? 賢明な皆様は、予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守り、周囲の状況確認も【自動車同様に視覚で】怠らず「事故を」防ぎましょう。 最終更新日:2024.6.16 ◆ヘルメット工業会の会員に"自転車用ヘルメットとして"登録がある会社から見える「都合の悪いこと」 2024.5.26 ●[石川]ヘルメット着用の中1自転車乗りが通学中に丁字路一時不停止で死亡事故 2024.5.19 ◆「ヘルメットは自己責任」◆「乗り手の技術と意識の方が遥かに重要」 〃 ●[兵庫]自転車運転者とヘルメット着用と思われるオートバイ運転者が死亡 〃 ●[兵庫]ミスリード狙いに見える記事 〃 ●[静岡]ヘルメットを着用し自転車で横断歩道での死亡事故 2024.5.5 ▲根本的な原因の履き違え 〃 ◆「ヘルメット着用是非の”前提”が置き去り」の意味不明さ加減 2024.4.28 ▲[高知]徐行義務の周知ではなく「ヘルメット未着用」を強調する記事 2024.1.14 ●自転車パーツ卸のヘルメット感に見る「安全感覚のズレ」 2024.1.7 ●ヘルメット着用推進派の真の目的は「自転車ユーザーの削減が目的」か? 2023.12.3 ●[新潟]褒めてヘルメット着用率を上げる作戦? 2023.11.19 ★[宮城]チラシの内容こそヘルメット着用でも「予測運転の重要さ」に触れている生徒会長 2023.11.12 ●ドラマから自転車シーンが消える? 〃 ▲[広島]頭を強く打つ事故で"ヘルメット着用していたのに"守れなかった 2023.10.22 ●[新潟]着用率最下位を気にすることの異常さ 〃 ●自転車ヘルメットが遊具に挟まってしまった子供の事故 2023.10.8 ▲根本的な安全感覚のズレ 2023.10.1 ▲[福岡]ヘルメット着用でも被害のあった事故 2023.9.24 ●[大阪]死因とヘルメット未着用を強調する記事 〃 ▲[岐阜]ヘルメット着用でも死亡のロードバイク 2023.9.17 ●[徳島]事故時のヘルメット非着用を強調する記事の問題 〃 ●「ヘルメット着用率」など気にする前に「一時不停止率」を計測しては?、●着用率が低い新潟県の理由? 2023.9.10 ●[東京杉並区]ヘルメット助成金最大5000円 2023.8.27 ●[京都]何故キャッシュバック申請が伸び悩むのか理解できない…? 〃 ▲50度を超える場所に保管でヘルメットの2次発砲が起こって機能しなくなる可能性 2023.8.13 ●コメントでは「ルール周知」を望む声も 2023.7.16 ●安全基準を満たしていないヘルメットの流通 2023.7.9 ●サイト登録の弁護士6割がヘルメット未着用での罰則化反対 〃 ●[米国]ヘルメット着用によって人間らしく見えなくなるという結果 〃 ●交差点ノーブレーキ問題よりもヘルメット着用が重要? 2023.6.25 ◆「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道を否定するも「根幹は道路構造の問題」の指摘・・・ 〃 ◆番組内で特にヘルメットなしには触れていないケース 〃 ●[北海道]ヘルメット着用でも長い下り坂で死亡事故 2023.6.4 ●「ヘルメット着用していたので命に別状がなくて良かった」?、●ヘルメット以前の問題 〃 ◆所さんの世田谷ベース BSフジ 6月3日(土)放送分より 2022.5.7 ★「ノーヘルの自転車が関係する事故が発生しても保険の有無責に影響はない」 2023.4.30 ●案の定1か月もせず殆ど消えたヘルメットの記事、●ヘルメット努力義務化の意義とは? 2023.4.16 ◆「ヘルメットをかぶっても事故は起きます。」、◆[海外]「英国でヘルメット「努力義務化」の声が上がらないワケ」 2023.4.9 ◆【重要】「例えヘルメットをかぶっていても死亡事故は防げなかった」 〃 ▲「転倒の直接原因を置き去り」でヘルメット着用を強調する違和感 〃 ●「事故発生そのもの」とヘルメット未着用は「無関係」なケース 2023.4.2 ▲「努力義務」という紛らわしい言葉のせいで・・・ 〃 ●「ヘルメット被らないと危険ですよ!!!」というが、"実数"は? 〃 ●ドラマの自転車シーンは今後どうなる? 〃 ●ヘルメット努力義務関連の報道がない地域(4.2時点) 〃 ▲ヘルメット預かりサービスがあれば定着? 〃 ●街中を見た限り特段ヘルメット着用者は全く増えていない様子の記事 〃 ●ヘルメット未着用での事故を強調している記事への疑問 2023.3.26 ●シマノの自転車文化発信の一環で「散走」,●ヘルメットのSGマーク・・・ 2023.3.19 ●どうせ「喧しく騒ぐのは最初だけ」 2023.2.26 ●「ヘルメット被ってくださいね」と街頭活動が始まった場合の想定やりとり 〃 ●「過失割合に影響する」と思い込む心理 2023.1.29 ●状況確認と事故防止への備え 2023.1.15 ▲ヘルメット着用してないと事故の過失割合に響く? 2022.12.31 ◆自転車のヘルメット着用義務化はかえって危険? ●ヘルメット着用に疑問を持つ意見 ▼「費用負担」で最優先すべきはブレーキ周りでありヘルメットの優先度は当然低い ▼無頓着な人々と政治利用も臭うマクロ視点 ★「ノーヘルの自転車が関係する事故が発生しても保険の有無責に影響はない」 www.webcartop.jp/2023/05/1105986/0/ 確かに「具体的な保険会社の名前が出ていない」というのは気になるところではあるが・・・ そもそも「実質的には努力"目標"でしかない」「努力義務ごとき」で なぜ影響があると思ったのが湧いて出たのか? 「▲▲ヘルメット無着用で保険にも影響が及ぶ」などと 【明らかな嘘や誤解を招く吹聴をしている】とは残念ながら考えられないのだろう。 もしくは、 実際に影響があったのであれば、事実関係を紹介するので是非とも教えて頂きたい所存。 (「イヤホン着用だけ」で反抗的な意思もなく「赤切符を切られた」というケースが実在するのか?と同様) (※そもそも「着用だけでは」違反を問うことは出来ない) 有りもしない妄想を垂れ流すのは勝手でも、 自転車乗りであれば、まず自分たちが「徐行・一時停止」という 「違反すれば罰則のある義務」を「全て」「完全に」守っているのかどうかを 事故"防止"のために「最優先で」必要ということに気付いて周知徹底に協力して頂きたいところでも… 「全ての一時停止と徐行を完全に守ることなど現実的ではない」などの言い訳を挙げて これからも「知らぬ存ぜぬで無視し続けるのがオチ」だろう。 反面教師として、ヘルメット程度の軽装備に命を預ける気はなくても、 「安全運転を"神経質なほどに徹底する"ことに命は預けられる」と考えたい。 (※暴走車両による巻き込み可能性を完全に回避するには、 根本的に車が通れないような細い道を走行する以外に対応は不可能) ●[石川]ヘルメット着用の中1自転車乗りが通学中に丁字路一時不停止で死亡事故 またしても「ヘルメット着用は完全に無意味」と知らしめる死亡事故が発生。 一体何百人の犠牲者が出れば気付くのか。 [石川テレビ] 自転車側に一時停止の標識…自転車で通学中だった13歳中学生が車にはねられ死亡 住宅街の丁字路交差点 news.yahoo.co.jp/articles/9a946b5374300684529414f4588475c24270e711 [読売新聞] 中1男子が交差点ではねられ死亡、ヘルメットかぶり通学途中…車運転の35歳男を過失運転致傷容疑で逮捕 news.yahoo.co.jp/articles/13d838173fcdaaeba87e1cbad0636ad8d296a1ad 石川テレビではヘルメット着用について、読売新聞では一時不停止に触れず。 「▲双方ともに情報不足の記事」となっている。 ヘルメット着用を過信しキャンペーン展開し、一時不停止の問題を放置した結果がこの有様。 いい加減「ヘルメット着用で命が"ほぼ防げる"かのような妄言」を垂れ流すのはやめてくれませんか? ヘルメット着用で頭部を怪我せずに済んだ人もいるのでしょうが、 顔面から落ちて強打や骨折、頸椎損傷、 こうして実際に命まで失われていることを思えば、 まず間違いなく「最優先」ではないでしょう? あくまで「お守りのような”補助”装備具」であって、 道交法違反が許されるような免罪符には”絶対に”ならないのだから。 事故を防ぎ命を守りたいなら、ヘルメット着用の「洗脳」に命を預けず、 ”最低限何が何でも絶対に止まる"という「行動規範」を 身に染み込ませることだけを考えるような教育こそ必要なこと。 この場合「丁字路の危険性を認識できていない可能性がある」ことから、 個別に通学ルートを 「末端警官OBなどの(暇を持て余している高齢者への)外部委託ボランティアで」 一時停止を守ることや、横断時の注意点、 見通しが良くても交差点では警戒するなど、 「1人1人個別対応」で実地でどのように走行すべきか「考えさせて」 交通安全研修をしたほうが良いことは明白。 学校の全体集会で「交通ルールを守りましょう」などという 旧態依然のことをしていても命など守れない。 ▲[広島]頭を強く打つ事故で"ヘルメット着用していたのに"守れなかった news.yahoo.co.jp/articles/4eacf0d9bbb317ce4a64519d737e278a5745916e 広島県三次市の国道で11日、自転車に乗っていた中学生(14)が乗用車と衝突し、 死亡する交通事故がありました。 頭を強く打っていて、三次市内の病院に運ばれましたが、およそ3時間後、重症頭部外傷で死亡しました。 警察によりますと、11日午後5時20分ころ、三次市秋町の国道54号で、 軽乗用車が自転車に乗って道路を横断していた男子中学生をはねました。 現場の道路は片側1車線で、軽乗用車から見ると、緩やかな左カーブ後に直線となっていました。 信号や横断歩道はありませんでした。 ヘルメットをかぶっていたとみられています。 もはや何のためのヘルメットなのだろうか? ヘルメット着用の幻想論に浸かっている人達からすれば 「例外だっただけ」とするのだろう。 ・午後5時20分なので薄暗い状況 ・「道路を横断していた」 ・「軽乗用車から見ると、緩やかな左カーブ後に直線」 推測では 自転車からすればちょうど車が来るタイミングとは気付かずに 車が来ていないと思って横断し始めたことが原因だろうか? 「片側一車線」なのでそこまで道幅があるわけではないので 「余程ゆっくり渡っていた」か、「急に曲がった」か。 一時停止の有無は?順走から逆走状態に移行しようとしていたのかその逆か。 完全遮音状態であったかどうかや無灯火やホイールの反射板の有無も不明。 いずれにしても 絶対的に「横断に適している場所ではなかった」ことは間違いないと言える。 こうした「事故の原因の推測と検証」 事故防止のために「何をすべきか」こそ必要な話であり、 ヘルメット着用幻想に憑りつかれ 「何故ヘルメット着用していたのに死亡事故になったのか」などと、 狼狽えることなど時間の無駄でしかないと「反面教師」にしましょう。 ▼コメント欄 自転車に乗るはヘルメットより大事なことがありますよね。 ヘルメットを着用してたら安全みたいな風潮が危険を招く一面もあると思います。 ↑ まさにその通り。 車にはねられたらヘルメットの有無は関係無いと思いますが。わざわざ書く必要が有りますか? ヘルメットなど被っても無駄と思う人が益々増えるのでは? ↑ まるで"必ず"意味があるかのような風潮があるからこそ その安易な思考の「危険」を知らしめるためには必要かと。 ▲まだまだヘルメットの着用が浸透していません、被っていても死ぬのですから着用は必至です。 ↑ 「無意味なこともある物でしかない」のに必至とは?無茶苦茶な論法。 オートバイと比較しているコメントもあったが 「グリップ捻れば勝手に走る乗り物」と比べること自体ナンセンス。 ◆「ヘルメットは自己責任」 x.com/MS758/status/1791356287059661157 ヘルメットの有無で他人を傷つける事はないけど、 整備不良は他人を巻き込む可能性があるから、 ヘルメット着用以上に意識を高く持たないとダメよ。 ヘルメット着用していても 「整備不良で前後のブレーキ状態が正常ではない」など言語道断。 でも警察は街頭指導で「自転車メンテしよう」などとは言わない。(ノーブレーキピストだけは例外的に取り締まる) 「制動装置の適合基準となる規定はあるにも関わらず」だ。 ◆「乗り手の技術と意識の方が遥かに重要」 x.com/MS758/status/1791357354531016873 ぶっちゃけヘルメットなんて「自己責任」そのものなので 順序で言ったら最後で良い。 それよりも乗り手の技術と意識の方が遥かに重要。 これが疎かな人はヘルメット被ってても他人に迷惑かける。 「遮音状態では安全を担保できるわけがない」と言う人が 見通しの悪い交差点での徐行を完全遂行できているのかといえば…?のようなもの。 優先順位の問題で 「まずヘルメット着用ありき」というのが、どこからどう考えてもおかしい。 いや、もちろんMTBや競輪など「競技」であれば 「転倒が何度でも頻繁に起こる前提」なのでそれは別。 しかし一般道を”一般生活自転車”で「高校生以上にもなって」 幼児子供のように判断力がない扱いで 「君たちはヘルメットさえ被れば事故起こさなくなるので万事解決」のように 集団妄想に本当に憑りつかれているとしか思えないほど連呼し 「事故そのものを防ごう」を徹底的に無視・軽視し、 「被害軽減”可能性”」を神格化するのは、もはや宗派に等しい。 「一時不停止」さえ、ようやく1歩進んできている程度で まだまだ自転車でも止まれの標識で止まらなければならないことが 浸透しているとは言えないので 本来は「まず止まろう」こそが 最大の第一目標として掲げるべきではないのか? そんな体たらくなので、予測運転の実行など遥か遠い目標で 通年での交通教育など、方法以前に議論にも挙がってない有様。 ●[兵庫]自転車運転者とヘルメット着用と思われるオートバイ運転者が死亡 news.yahoo.co.jp/articles/a6880cec960a25e0f7ef9da01315c498cb1a8fc3 オートバイは「速度超過の疑い」 自転車は「信号無視の疑い」というところ。 ヘルメット着用で必ずしも命が助かるわけではない。 自分の走行場所が優先道路だからといって配慮してくれる他車ばかりではない。 結局のところ 「漫然と速度を過剰に上げて走行するようなことはしない」 「赤信号のような小さな子供でも分かる交通ルールは守る」 ほんの少しだけ自衛すれば失うことのなかった命。 「一瞬の注意を怠ることに人生を賭す価値などあろうはずもない」のだから、 「他車と状況を安易に信用してはならない」という心構えで 慎重で臆病な運転をするくらいで丁度いい。 ●[兵庫]ミスリード狙いに見える記事 news.yahoo.co.jp/articles/e973853fb0c9bd183a821b29454d1f5af15b6a51 警察によりますと、男の子2人が並走してT字路に出たところで軽トラックと出合い頭に衝突したということです。 男の子の1人が大腿骨を折る重傷、もう1人は軽傷です。 2人ともヘルメットはしていなかったということです。 現場は信号のない交差点で、警察が事故の詳しい原因を調べています。 ▼事故の状況を判断すれば見えてくること 2つとも間違い。 ×「”並走”していて喋っていたから」軽トラに出会い頭でぶつかった ×「”ヘルメット”着用していなかったから」軽トラに出会い頭でぶつかった ●「ヘルメット着用していれば」大腿骨を骨折もしくは軽傷も負わない? ヘルメット着用でこれらの被害が防げたわけがないので全く関係なし。 ◆「並走し喋っていなければ事故は回避できた?」とは思えない。 「優先道路」や「徐行義務の有無」に関わらず、 「出会い頭では事故が起こりやすい」ということが頭に入っていれば、 ”並走し喋りながらでも”、自然な行動として減速→徐行によって事故は 「確実に」回避できた。 つまり、原因は ○「出会い頭での事故を警戒せずに対策も講じていなかったから」 軽トラに出会い頭でぶつかっただけ。 ●[静岡]ヘルメットを着用し自転車で横断歩道での死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/3b9f5ff6f99c358f234f401d4f5928111f152537 ごみ収集車にひかれ...小4女児死亡 現場に自転車とヘルメット 静岡・浜松市 報道初期では着用の有無は濁されていたが・・・ ↓ news.yahoo.co.jp/articles/23465070d098d1f8be9c0acc99af28a2e68672dc ヘルメットを着用し、 自転車で横断歩道を渡っている最中にはねられたとみられていて ヘルメット着用していたとみられるため 「事故被害の軽減に全く効果がない」ことの証明がまた1つ増えた結果。 「もしヘルメット着用していなかった場合」でも →「ヘルメット着用していれば死亡することはなかったかもしれない」? →「着用を促すことが出来なかった指導の問題」? いや違う。 ◆「頭部は無事でも”衝突事故”そのものを防げなければ意味がない」 だからこそ 視野が狭く注意力にも乏しい子供であれば尚更、 横断時の注意事項として ◆【左右をしっかり確認すること】 ◆【自動車は(自分と)自転車に気付いていない・気付いてるわけがない】と 危険を予知して、車内のドライバーと目線が合ってもなくても、 「完全に停止している状態を確認できない限り」 絶対に横断してはいけないと 「歩き方のように当たり前にできるようになるまで」 何度も繰り返して「教えるだけ」ではなく 「学び習得してもらう」必要がある。 暴走車両の突撃は回避不可能な場合もあるが… 見通しの悪い交差点は完全徐行を徹底の前提で 「自動車が通れない道」を出来るだけ通ることで 事故遭遇可能性を下げることも出来る。 とにかく「今回は被害軽減はできなくて残念だった」などと思っていそうな 意味不明な勢力に屈することなく、 「99%事故に遭わない・起こさない」方法を第一に考えたい。 「事故そのものを」防ぎたいのであり、被害軽減を考えることは後回しは当たり前では? ヘルメット着用さえしてればいいんだと思っているような人達には 事故の原因から目を背けず、どう「事故そのものを防止する」のかを (その思考力の無さゆえに無理だとしても)少しは真剣に考えてもらいたい。 ●稀にオートバイを引き合いに出してくるような人がいますが・・・ 駆動構造も基本速度も免許有無も走る場所も「全く異なる」ので比べるのは無意味。 (この場合は遮音とは違い、状況や優先度の問題で必要不可欠とされている) (特小原付は「分類としてはその名の通り”原付”由来の区分に該当」なので 免許やヘルメット着用を訴える人が多いのも納得) ▲[福岡]ヘルメット着用でも被害のあった事故 news.yahoo.co.jp/articles/18aedee7e675081bf70217aec05358f6ff4c5ff0 (TNCテレビ西日本) 27日午前、福岡市早良区の交差点で、自転車で登校中の男子中学生(15)が 軽乗用車にはねられ意識不明の重体です。 警察によりますと、27日午前8時過ぎ、福岡市早良区東入部の市道の交差点で、 女性(70)が運転する軽乗用車が、自転車に乗っていた少年をはねました。 で、この中学生はイヤホン使用だったのでしょうか? イヤホン使用じゃければ自動車の走行音は聞こえてたはずでは? 福岡県ではイヤホン自転車への警告に必死な印象ですが、 そのような"時間の無駄な啓蒙活動"の結果が このような事故を引き起こす原因にもなっていると分かりませんか? はねられたのは、近くに住む中学3年の男子生徒で、市内の病院へ搬送されましたが、 頭を強く打っていて意識不明の重体です。 男子生徒は事故当時、登校中で、ヘルメットを着用して自転車に乗っていたということです。 【ヘルメットを着用して自転車に乗っていた】 ヘルメット着用していたのに頭を強く打つ重体に? ご自慢の「頭部被害軽減"可能性"」を無残にも打ち砕かれてますが・・・? 交差点に信号や横断歩道はなく、出会い頭に衝突したとみられていて、 警察は、車を運転していた女性から話を聞くなどして、当時の状況を詳しく調べています。 ↑ この事故で「どちらが優先道路だった」とか「どちら側の車両が優先だった」など はっきり言って事故"防止"の観点からは「どうでもいい話」。 相手がその事実を知っていて実行してくれる確証などあるわけがないので。 何故「相手が避けてくれる」などと思えるのか疑問。 危険の可能性があるならそれを"予見"し、 そのために予測運転を徹底し、 「どうせ気を抜いたときに(車両)飛びだしてくる罠があることなんて分かってるから。」 と双方が普段から気をつけていれば無事故で済んだ話であり、 自転車側は特に 「ヘルメット着用に命を預けて爆走しているほうが余程危険な行為」と自覚する必要がある。 「ヘルメットなんて着用する気がない。でも、だからこそ"予想をしっかり立てて"走行する」 として、減速→徐行→一時停止→確認すれば間違いなく避けられるのに なぜかこの方向での交通指導などしようともしない。 「イヤホン使用」にしても、「歩道の通行方法」でも同じ。 「違反だから」と条件も無く主旨を歪め誤解を広め、 「歩道使うな」などと狭い車道を無視し無茶苦茶なことを言い始める。 どうすればその状況でも「安全」か、が第一命題では? 【ヘルメット着用に夢を見るのも大概にしましょう】 ※自己責任でヘルメットに命を預けるのは自由でも、 「ほぼ防いでくれる」と高を括って事故を"未然に防ぐ"ことを怠って事故になれば こうした事態に巻き込まれることになる。 だから個人的にはヘルメット着用に信用などできない。 ※努力義務とは「義務とは名ばかり」の「罰則なし」=「目標に過ぎない」ため、 例え一切努力しないとしても取り締まることは不可能。 高齢者が云々も無理のある論調。そういう高齢者がいることも考慮すれば、 どちらが警戒しておかなければならないのか明白。 ヘルメットかぶり自転車で登校中に軽乗用車と衝突 中学3年生が重体 福岡市早良区 news.yahoo.co.jp/articles/a2b05997edf3548c9ba11b00e34d29c664cad64b (FBS福岡放送) 現場を見るとそこまで見通しが悪い交差点とは言えないので 徐行義務はないと思われるかもしれないが・・・ ────────────────────────────────────── ▼道交法 第42条(徐行すべき場所) 1■自転車でも、道路標識等により徐行が指定されている部分と(1)と(2)は徐行。 (1)●左右の見とおしがきかない交差点への侵入・通行 (その交差点で交通整理がある場合、優先道路を通行している場合は除く) (2)●道路の曲がり角付近、上り坂の頂上付近、勾配の急な下り坂 ●罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ●または、過失(予想できたのに回避を怠った)場合→【10万円以下の罰金】 ────────────────────────────────────── 道交法42条により【道路の曲がり角付近】の時点で徐行義務は発生し、 徐行義務がなかったとしても、道交法36条4項の適用により ────────────────────────────────────── ▼道交法 第36条(交差点における他の車両等との関係等) 4■自転車や自動車は、交差点に侵入・通行するとき、その交差点の状況に応じて、 交差道路を通行する自動車や自転車、反対方向から来た右折する自転車や自動車、 その交差点や直近で道路を横断する歩行者に特に注意し、 安全な速度と方法で進行しなければならない。 ●4への罰則→第119条【3か月以下の懲役または5万円以下の罰金】 ────────────────────────────────────── 【安全な"速度"と方法で進行しなければならない】と 安全な速度を守らなければならない規定が存在する。 だから「予測運転しましょう」となり、 最低でも何をすべきかといえば、当然ヘルメット着用などではなく "減速が絶対に必須"と分かる。 実際にはこういう細かい情報まで覚える必要はなくても、 現場の警官でここまでの知識がある人が一体どれだけいるのだろうか? そんな人など居ないから徐行無視での取り締まりができないと分かる。 未だにヘルメット着用に夢見ている各警察を始めとする人達は 「レアケース」で見て見ぬふりを続けるのでしょうね。 事故が起きた時に備えてヘルメット着用してればそれで良くて、 「たまたま今回ヘルメットでは被害防げなくて残念でしたね」のような腐った感覚で 予測運転や減速、徐行・一時停止よりも、とにかくヘルメットが最優先なんでしょうから。 狂ってますね。本当に。 本気で交差点での危険を周知し、安全な走行のための"通年での"教育が出来ていれば 事故そのものがなかった可能性が高い。 だからヘルメットの有無のような装備品など、 金もかかるわけで「後回しにすればいい」と繰り返します。 ★「安全な走行のためにどうすべきか」を ★「1人1人に"考えさせ"」 ★「実行・"継続"」させるための、地域ごとにあらゆる方策を採ることが 交通安全と思っていますが、間違ってますか? 現実的に「出来る」「出来ない」の話じゃなくて、 まず「"通年での"教育の重要性にすら気づいてないし、実行のための試案すらない」でしょう? ▲スタントマンショーや独演会で理解習熟するわけがない。 「歩き方、箸の持ち方」は、何故習得できるのか分からない? それでも「ヘルメット着用しましょう」が先? 着用率が上がったところでこのような事故が減るとでも? 本当に意味が分からない。 「焚火をすれば暑いです。なので冷却スーツを着ましょう」と言ってるようなもの。 実際には「火から出来るだけ離れればいいだけ」ですよね?分かりませんか? 装備ではなく「行動規範の改善」こそ、安全のためには必要です。 ▲[岐阜]ヘルメット着用でも死亡のロードバイク news.yahoo.co.jp/articles/6f2f82b705b9a59b33f769c2d359f20dfee0e0ca ロードバイクの男性、停車中の散水車に追突、死亡 ヘルメットは着用 岐阜・川辺町 22日午前8時ごろ、岐阜県加茂郡川辺町石神の県道で、可児市兼山、自営業の男性(62)の ロードバイク(自転車)が止まっていた散水車に追突した。 男性は美濃加茂市内の病院に搬送されたが、大動脈破裂で死亡が確認された。 散水車を運転していた愛知県岡崎市の男性会社員(51)は車外に出ていて、けがはなかった。 加茂署によると、散水車は交差点付近の敷地に入るため、 交差点を通り過ぎた辺りで道路脇に車を寄せ、エンジンをかけた状態で停止していた。 男性はヘルメットを着用していたという。 ヘルメット着用で死亡事故は防げるという話はどこへ・・・? だから「ヘルメット着用ごときに命を預けるようなことはやめよう」と 何度でも言う。 とにかく「予測運転・徐行・一時停止」常に何時でも念仏のように唱えながら 自転車に乗るように努力義務化してはどうか。 自転車(ロードバイク)が停止中の散水車に衝突 62歳男性死亡 岐阜県川辺町 news.yahoo.co.jp/articles/6f2f82b705b9a59b33f769c2d359f20dfee0e0ca 現場は片側1車線の平坦な道路で、事故当時、男性はヘルメットを着用していたということです。 ついでに・・・ 「北海道のレース事故の話」が紛糾しているのは意味が分からないというか、 ▲片側通行のルールすらロクに把握せずに公道レースに出る者達やら ▲全面通行規制すら出来ずに開催してしまう主催者 どっちもどっちなことよりも そもそもこうした一応は「競技」としている場合は、 「事故に遭うかもしれない前提で」"被害軽減を目的に"ヘルメット着用しているだけで、 最初から転倒や怪我など織り込み済で参加しているのでは? だからその延長線上に命を賭したとしても参加者にしてみれば本望でしょうとしか思えない。 まさか怪我するのが怖いというなら 何故転倒事故など当たり前にあるレースに参加したんですか?となる。 例え主催者側が全面通行制限が出来ていたとしても、だ。 だから「レースなど関係なく無闇に公道で速度を上げて走るのは危険なのでやめよう」と 普段から発信しているし、 ヘルメット着用ごときに無"事故"を夢見るのも大概にしてくれという話になる。 ●[北海道]ヘルメット着用でも長い下り坂で死亡事故 news.yahoo.co.jp/articles/4745a1b3908c0393e2a23fc441b5f30a21dc5d6c 札幌 厚別区 自転車の男性転倒して死亡 ヘルメット着用 長い下り坂で転んだか・・・ 「ヘルメット着用で致死率が下げられる」という触れ込みでも、 こうした死亡事故は起こる。 (状況的に速度を出して走行していたとすれば) 「安全な速度で運転していれば」落とすことのなかった命でも、 (車種無関係で)速度の出しやすい自転車を素晴らしいかのような風潮で、 「予知能力があるわけでもないのに根拠皆無の謎の自信」で 公道で無闇に速度を出して走行すれば、遅かれ早かれ何らかの事故に遭う。 だから努力義務として定めるのであれば 最初からへルメット着用ではなく、「予測運転」にすべきだった。 「この速度では事故に遭うかもしれない」「転倒するかもしれない」と 常に気を張って運転することが、安全装備品に金をかけるよりも先。 でもそれでは「儲からない」から言わない。 交差点での事故防止のための一時停止や徐行の徹底義務も「守れるわけがない」として 事故がどれだけ多くても見て見ぬフリをする。 ヘルメット着用を最優先することの何が安全なんだろう。 「着用率が何%で・・・」心の底からどうでもいい。 そんなことよりも。 「見通しの悪い交差点での自転車の徐行率」 「止まれの標識での自転車の一時停止率」 これを警察でも民間でも、それぞれ交通量の最も多い箇所で全国一斉に計測すれば 「如何に危険な状態が野放しになっているのか」分かるだろう。 ★「事故に遭いたくないなら、自衛措置として安全な走行を実行しましょう」 そんな「当たり前が全く浸透していないから」無法地帯で問題なわけで。 「道交法で定められていても全く周知されていない」ことに風穴を開けるために 「どうやって考える時間を作ってもらうのか」に試行錯誤することが 本当の急務なのでは? ◆【重要】「例えヘルメットをかぶっていても死亡事故は防げなかった」 news.yahoo.co.jp/articles/40080e6a063387c586badbc887105d4ff2d6c4c8 「たとえあの日ヘルメットをかぶっていても、今回の事故はヘルメットが死亡理由じゃないので。 死因は外傷性ショックで、右のあばら骨にタイヤ痕があり、4か所骨折していた。 車の下から引き出すのに時間がかかっている。 ヘルメットをかぶっていたとしても、今回は同じだったと思います」 ヘルメット至上主義者の方々はこの事故をレアケース扱いとして徹底的に見て見ぬふりをするのだろうか。 [コメント欄] 4月1日からヘルメットが"努力"義務になった途端に以前より自転車事故を取り上げて、 その報道をするたびに"ヘルメットをつけていませんでした"ってなんなんだ。 ヘルメットをつけていなかったのが悪いように聞こえるし、このお母さんの言いたいことわかるわ。 曲がるときにきちんと確認しない運転手が悪いのにね。報道の仕方って見出しひとつでだいぶ印象変わる。 ↑ ほぼ同意できる内容。しかし「自転車側も」周囲への警戒は怠れないので 「予測運転」の重要性を周知を考えなければならない。 そして、「ヘルメット着用していれば車が避けてくれる保証」などないし、 (むしろヘルメット着用した場合のほうが自動車の側方距離が近くなる検証結果もあるほど) 「ヘルメットさえ着用していれば外傷性ショックの事故に至らない保証もあるわけがない」 だから真の被害「軽減可能性の向上」が目的であれば、 「(頸椎・胸部・肘・膝の)プロテクターもつけましょう」と案内する。 ●「ヘルメット着用していたので命に別状がなくて良かった」? news.yahoo.co.jp/articles/b2a94992e12194cadc968c702888dda1278ea92e 事故があったのは岩見沢市5条東12丁目の信号のない交差点です。 1日午前10時ごろ、男性(90)が乗った自転車が左から来たライトバンと出合い頭に衝突しました。 ライトバンはボンネットが大きくへこみ、自転車の男性(90)は左足の太もも、足首を骨折する重傷です。 事故当時、男性はヘルメットを着用していて、 頭から出血はあるものの命に別状はなく、会話もできる状態だということです。 90歳ということもり、バランスを失って転倒する恐れもあることから、 その自損事故に備えてヘルメット着用することは決して間違っているとは思わない。 しかし、少なくともこの事故に関して、 まるでヘルメット着用で軽減できたことを誇るかのような書き方は納得できない。 「今回は確かにヘルメット着用により被害を軽減できました。 "でも事故は防止できませんでした"」という事実をもっと重く受け止めて欲しい。 ↓ 分かっているだけで【左足の太もも、足首を骨折する重傷】を負う事故が こうして実際に起きているにも関わらず、 この「事故に至った原因」は何なのか、 「自転車側が事故に遭わないためにはどうすべきだった」か、本気で分からない人が多いのだろうか? 優先道路がどちらかなど関係なく、 「予測運転 → 徐行 → 一時停止 → しっかり確認」が徹底できていれば 【左足の太もも、足首を骨折する重傷】を負うことは決してなかったはず。 だからこそヘルメットどうこうを周知させるよりも、 どうせ罰則のない規定であれば、もっと重要な「予測運転」を含め、 守らなければ罰則のある"法的な義務のある"徐行や一時停止を 周知遵守してもらうことが重要ではないのだろうか? ●ヘルメット以前の問題 「自転車のチューブに(適宜)空気を入れることが必要」ということすら 理解しようとしない人が当たり前のようにいることからも分かるように、 徐行や一時停止を守らないことの何がどう危険か「分からない」人も同様にいるわけで、 「家庭に交通教育を任せる」というのは、現実的には難しい。 ↓のように「本当に安全を考えている店」なんてこの世には存在しないのだろうか。 「当店では皆様の色の好みやサイズの違いなどに応えるために 様々な種類とサイズを一通り並べるなど、十分な置き場所を十分に確保できません、 (自転車のように調整でどうにか合わせることなど安全上できません) そして、皆様には頭だけを守ることにしか気付かないことがないように、 手足の擦り傷等の怪我にも一切遭って欲しくありませんので、 「無事故」を目指し、ルールの周知を最大限優先しておりますので ヘルメット販売での目先の利益を得ることを諦め、 警察の雑な指導よりも、更に厳格な「交通安全講座」を開設しておりますので 是非とも御受講頂ければ幸いで御座います。」 こんな店が理想でも現実には組合からの同調圧力や 補助金という「エサ」に安易に跪いて屈服してしまうような「情けない店」しかいないのが現実か・・・ ▲[高知]徐行義務の周知ではなく「ヘルメット未着用」を強調する記事 news.yahoo.co.jp/articles/f8a5bf8a8a46d917e20e1b5eefb8605db4654da6 www.fnn.jp/articles/-/690091 《ヘルメットなし》自転車の高校生が意識不明の重体 春野の市道で出合い頭に乗用車と衝突【高知】 きのう4月23日、高知市春野町で普通乗用車と自転車が衝突し、自転車に乗っていた高校生が意識不明の重体です。 事故があったのは高知市春野町弘岡下の市道です。 23日午後4時ごろ、高知市の会計年度任用職員の30代女性が運転する普通乗用車と横からきた自転車が出合い頭に衝突。 自転車に乗っていた高知市の男子高校生が頭を強く打ち意識不明の重体です。 ヘルメットは被っていなかったということです。 現場の交差点には信号がなく、角に建物があって見通しが悪く、事故当時は雨が降っていたということです。 だから「ヘルメット着用すれば出会い頭の飛び出しをしない効果があるんですか?」と問いたい。 もはやマスコミも最優先で推奨する警察も集団妄想に憑りつかれてるとしか思えない。 「事故そのもの」を防ぎたいとは思っていない「被害が軽減できる可能性が高まることが重要なんだ」と 言っているに等しいのだが…これの何が交通安全なのか。 交通安全週間でも相変わらずヘルメット着用推奨の連呼に呆れる。 (歩道での徐行徹底は現実的に無理としても) 「見通しの悪い交差点での徐行は法的な義務です。絶対にしましょう。遵守しない車両は道交法違反です。」 これを何故大々的にキャンペーン展開できないのか。 もしくは自動車の「横断歩道手前で止まる」キャンペーンに合わせて 自転車では最低でも「止まれの標識では自転車も止まること」を周知。 ▲根本的な原因の履き違え news.yahoo.co.jp/articles/29450d97897b1b5aa2e6a8f8f40b1cbca80cdd26 「あの日ヘルメットをかぶっていれば…」自転車事故で脊髄損傷 伝えたい思い (RKB熊本朝日放送) 暑くて脱いだシャツをハンドルにぶら下げてペダルを踏み出した際に、 前輪にシャツが巻き込み、首から転倒。 スピードは出ていませんでしたが、ヘルメットは着用していませんでした。 伝えるべきは 「スピードが出てなくても転倒事故は起こるからヘルメット着用したほうがいいんだ」 ではなく、 「あの時横着せずにシャツを腰に巻き付けていれば」と後悔する前に、 「★シャツをハンドルにぶら下げるのは絶対にやめましょう!」 もしくは 「★ロードバイクでも簡易的な前カゴは絶対あったほうが良いですよ」 では? 前カゴが嫌なら「シャツ程度余裕で入る大きめのサドルバッグ」もある。 芸能人が「ロングコート」で転倒した事故でもヘルメット着用を進める論調も同じで 原因は「ヘルメット着用していなかった”から”転倒した」わけじゃないでしょうと。 「もう今後一生、自転車に乗るときは2度とロングコートは着ません」が正解なわけで。 まるで「箪笥の角に足をぶつけるのを防ぐ為に家の中でも靴を履きましょう」のような違和感。 この場合「歩く動線や歩幅を意識する」こと、 「タンスそのものにコーナーガード」をつけるほうが早いし楽。 無理やりヘルメット着用を推奨するように仕向ける意味があるのだろうか。 そして、「逆にヘルメット着用していたことで頸椎損傷になったケース」や 「ヘルメット着用していても助からなかった事故」について考慮する必要はないのだろうか? 「被害軽減可能性を上げられれば”事故発生そのものを防ぐ必要などない”」とか 「ヘルメットを売りたいだけ」のような、歪んだ思惑が本当に介在していないのか よく考えて物事は見ておきたい。 ◆「ヘルメット着用是非の”前提”が置き去り」の意味不明さ加減 ・公道を身勝手なレース感覚で時速30km以上出すことを躊躇わない者達 ・視野も認知機能も衰えている高齢者 ・視野も狭く周囲への注意が十分ではない幼児と子供 「これらのような層であれば」 着用することに一定の意味はあるのだろう。 しかし、速度も遅く、全体的に事故が増えたわけでもない一般車にも 急にヘルメット着用連呼しているのはどう見ても狂ってるとしか思えない。 (周知優先度で言えば保育所などでの「交通教育」を努力義務化(笑)するほうが先) しかし、100歩譲ってヘルメット着用推奨を許し、 目標ではなく、意味不明な日本語の「努力義務」とかいう文言にも目を瞑るとして、 最大の問題は 「▲一時停止や徐行よりも絶対的に優先」になっている周知活動の意味不明さ。 このことがずっと引っかかって離れない。 自分自身で【考える】という意識が非常に低い「扇動(洗脳)されやすい」 という自覚がまるでない人達には、この問題に気付いていない。 「▲全ての見通しの悪い交差点で徐行義務遂行する気は一切ない」くせに まるでその免罪符のような扱いで 「▲ヘルメット着用しとけばいいや」というのはあまりにも本末転倒。 「狭い道で追突されるからー」「巻き込まれる可能性があるからー」 「不意の転倒がー」だの・・・ だから 「昨日今日”突然”自転車の重大事故が増えたんですか?」と。 所有コストが割に合わないとか少子高齢化で、自動車人口が減ってきているために 警察や業界からの「新たな儲け口」として利用されている側面はないのだろうかと 「考えましょう」。 既にそういう扇動チームが「各所で情報操作」に勤しんでそうにも思えるが 実際には「思考力がない人達」が 時速10kmで近所100mであってもヘルメット着用に絶対に意味があるかのように (洗脳されて)吹聴している滑稽な言い分でしかない。 ★走行路の選択 ★走行速度 ★予測運転 ★徐行や一時停止の徹底遵守 ↑ これらの周知活動が全く十分とは思えないことについて 何も疑問に思わないのだろうから心の底から呆れる。 これらが少なくとも50%以上は守られるようになって じゃあ次は「事故の軽減”可能性”を上げるために保護具を…」なら分かる。 ヘルメット着用で「事故の発生そのものが防げる」と妄信することはどう考えても異常。 もし本当に法規法令完全順守の催眠効果があるなら学会で発表しましょう。 【実際にヘルメット着用でも死亡事故が発生している】のに、 ヘルメット着用で被害が「軽減できた」都合の良い事実しか見ようとしない。 ヘルメット着用を強固に完全義務化などという施策をすれば 自転車人口は一気に減って大変なことになりますが そういう危機感すらないような人達が 「自分達はヘルメット着用してる意識高い系自転車乗り」気取りだから 手に負えない。 それに何度も書いているように、 そんなに頭部の保護が重要であれば 「家の中でも」「歩行中でも」「歩き始めたら赤ん坊の頃から」 お風呂場でも当然、ヘルメット着用推奨キャンペーンでも展開すればいいのでは? 恐らく世界中から笑い者にされるだけだと思いますが。 とにかく「◆着用したい人はどうぞご自由に着用ください」というのは当たり前。 着用しないことだけが正しいなど一切言うつもりはない。 それを「着用すること”だけ”が正しい」ような 努力義務(笑)という言葉に酔いしれて、まるで後援されているかのように 傲慢極まりない言い草は意味が分からないと言うだけ。 その「後援されている事実」に乗っかりたいのあれば、 是非とも遮音関連で「警察庁の通達」として 「イヤホン着用走行”そのものは”一切禁止されていない」という 「カーオーディオ同様に」状態が適切であれば何ら問題なく使用可能という 【事実】を広めて欲しいものですが… こっちは逆に目障りな存在を認めてしまうことになるので 「非常に都合が悪い」のでしょう。 「法令遵守」の優先度を考えるとイヤホン走行など気にする前に 予測運転から教え込むほうがどれほど重要か分からないから 「▲ヘルメット着用こそ”最優先”」のように頓珍漢なことに憑りつかれてしまうのだろう。 ▲根本的な安全感覚のズレ bestcarweb.jp/feature/column/703654 ヘルメット着用したところで"危険そのもの"を回避できるわけではないと なぜこの手の意見の人達は理解しないのだろうか。 警察が意味不明な努力義務とかいう文言をつけて目標に掲げているのが 勝手に独り歩きしているような状態。 傍からみれば、それまで「一般生活用途で」ヘルメット着用の是非論すら 全く投稿していなかったような人達が 我先にと喜び勇んで啓蒙活動に見せかけた「自転車叩き」の恰好の "エサ"に、みっともなく喰らいついているようにしか見えない。 本当に"事故を"防ぎたいのであれば、最低限「一時停止の厳守」を連呼しましょう。 「ヘルメットで"事故が"防げるわけではない」ですよ? あくまで被害も軽減できる"可能性が一応高まる"というだけで 既に掲載しているように死亡事故もある。 まず自動車やオートバイとは「常用の速度域」が異なるという観点すらない。 ▲「速度が遅くても転倒時のリスクがー」 「グリップを回せば動くオートバイ、アクセルを踏めば進む自動車」 「"漕がないと進まない"自転車」 向かい風がちょっと吹けば減速させられる自転車、 何食わぬ顔で進むオートバイ自動車。 ヘルメット着用の意義も意味も定義も全く異なる。 それなのにロビー活動だか何だか知らないが いつまで集団で妄想に憑りつかれているのだろう。 年間の事故実数から本当にヘルメット着用に意味があった件数は? 事故"総数"に対しての割合は? 「被害側としてヘルメット着用すべきだ」というなら 「歩行者」にヘルメット着用の議論が上がらないのは何故? 事故被害軽減可能性を上げたいのではない? "車両利用者だけ着用率上げれば問題なし"?意味が分からない。 ・自転車で事故が減らないのは 「自動車利用が減っているのだから当然、自転車使用の高齢者が増えたこと」 と常識的な想定すらできないことにも疑問。 そして、電動キックボードの問題点は 無意味な「高重心」「超小径タイヤ」であること。 (公道走行不向きな激細タイヤやロクに代替がない珍サイズタイヤを使わない) (公道を野良レース場と勘違いしている命知らずを除けば) 「主要な自転車」と比べること自体お門違いで話にならない。 予測運転・徐行一時停止・確認までルールの"完全遂行"の周知徹底が 「全く足りない」ことこそが問題。 その肝心の交通ルールを"通年"で学ぶ機会などない。(警察の啓蒙活動は概ね的外れ) ★[宮城]チラシの内容こそヘルメット着用でも「予測運転の重要さ」に触れている生徒会長 news.yahoo.co.jp/articles/916f965979810bdc9445a05811ea32f7d3cdea25 (TBC東北放送) チラシ内容はいかにも「模範解答を書くように促されました」という空気感がアリアリの薄さ。 文字の薄さや全体的に伝わりにくい内容などチラシ自体のイマイチさはさておき・・・ ヘルメット着用云々ではなく、 生徒会長 「もしかしたらここで歩行者が出てくるかもしれない、 車が飛び出してくるかもしれないという危険を考えたうえでの運転が大切だと思う」 と素晴らしい回答。 動画では「"一番"大切かなと思います」なので、 「なぜヘルメットが"最優先"でなければならないのか?」という疑問への回答に等しく カットされている発言内に「ヘルメット着用"第一主義"」は無かったと思われる。 テレビ局側で「一番」を勝手に削っているため歪曲表現ではあるが 「もしかしたら歩行者が出てくるかも車が出てくるかもと考えて」 高校生が自転車の安全運転を呼びかけ 仙台 ヘルメット表題ではないことを評価したい。 新潟の学校でも新潟県でのヘルメット着用最低率を揚げ足取りされようが気にせず 「あくまで補助具に過ぎませんので」と反抗的に明言しないまでも、 最重要課題として「予測運転」を上げてから そのために「徐行や一時停止を」と促すことが同調圧力に屈しないために必要不可欠と考える。 news.yahoo.co.jp/articles/d2f788c02171fd90bf13842afc781816dffe7d25 同じ生徒会長の言葉。 「三桜高校から死亡交通事故をゼロにする、その思いでやってまいりました。 大人が子どもにばかり注意するのではなく、子どもから子どもへという形が大切だと思います」 ↑ 内容も然ることながら「誰の」発言か。 例えば、見ず知らずの他人且つ弱そうな相手に対して「逆走すんじゃねえ!!」などと怒鳴る小物がいたとして 相手は萎縮するとしても余計に反感を買うだけで行動を改めようとは思わないだろう。 「突然怒鳴る怖い人が居るので注意しましょう」と逆に不審者情報に載る可能性すらある。 遮音に関して条文を正しく読み解いても匿名では説得力がないとされ無視できても 警察のトップである警察庁から通達となれば、 「そもそも罰則が無い京都等の遮音関連条文など"無名"無実」と 考え方を改める必要に迫られるのが当たり前。 「身近な大人が交通教育すべきだ」という意見も一理あるが、 もし家族関係が破綻してればその言葉に何ら説得力などない。 身近な年代のほうが余程自身の今の人生において 「良くも悪くも影響力のある存在」に違いない。 しかしこちらのテレビ局では(KHB東日本放送) 自転車の安全利用促進を 高校生がヘルメット着用を呼び掛け 仙台・太白区 と、生徒会長の言葉は無視した表題。 ◆ヘルメット工業会の会員に"自転車用ヘルメットとして"登録がある会社から見える「都合の悪いこと」 www.kagahelmet.com/products/lineup.html アライヘルメット▲トライアル用のみ www.arai.co.jp/ 加賀産業▲所謂「ドカヘル」 www.kagahelmet.com/products/lineup.html 北川工業株式会社(▲サイトなし) 真田嘉商店▲所謂「ドカヘル」 sanada-yoshi.co.jp/product_category/bicycle_helmet/ SHOEI▲BMX用のみ www.shoei.com/ 大洋プラスチックス工業所▲所謂「ドカヘル」 taiyo-pc.co.jp/catalog_cat/17/ 谷沢製作所▲所謂「ドカヘル」+◆スポーティなSGヘルメット www.tanizawa.co.jp/products/helmet-ride/ DIC プラスチック◆ドカヘルよりはマシな通気孔のあるSGヘルメット www.dic-plas.co.jp/products/helmet/chalino.html 東洋物産工業▲所謂「ドカヘル」+▲ドカヘル型に通気孔があるだけ www.toyo-safety.co.jp/products_category/helmet/#helmet_bicycle 山本光学▲BMX系のみ swans.co.jp/product/list/category/104/140/ リード工業▲オートバイ向けのみ www.weblead.co.jp/product/helmet_list.php SHOEIと山本光学は普通の一般車でも使えるヘルメットを何故開発しないのかといえば 無頓着な一般層が必ず買い替えるわけでもないことから安全性能を無視して使い続けられる恐れが高く、 保管や可搬性の点からも全国的に普及することは考えにくく 「実際には大した需要などないので開発する意味などない」と見込んでいるからではないだろうか。 それにしても令和にもなって「▲通気孔なしの自転車用ドカヘル」が未だ平然と売られている情けなさ。 防犯性など皆無に等しい箱型錠やプレスキーの錠前を未だに売っているのと同じで 何ら情報や規格がブラッシュアップされていないので 問題なしということなのだろうが、こういう終わっている感覚も含めて 徐行や一時停止の周知徹底よりもヘルメット着用を優先していること自体が余りにも酷い。 ▲OGK www.ogkkabuto.co.jp/common/pdf/k24CS_240229.pdf 後半の幼児子供車や一般車向けにはSGマークはあれど・・・ 前半の競技向けヘルメットは「JCFマーク(公認・推奨)」はあってもSGなし。 あれだけヘルメット連呼し煽っているわりに OGKは「自転車用ヘルメット会社として協会から認められていない?」というのがまた… それでも「▲まずはヘルメットが(徐行や一時停止ごときより)大切なんだ」と力説できる人達は ヘルメット会社の社員か、余程自転車業界を衰退させたい思惑のある者達か、 「思考力ゼロ」ゆえに、徐行や一時停止での事故”そのものの防止”という意味が理解できず 全く性質の異なるエンジン駆動のオートバイを、車両という区分だけで 人力駆動の自転車と同じと思い込んでいるのか、重度に洗脳されてしまっているとしか思えない。 ●自転車パーツ卸のヘルメット感に見る「安全感覚のズレ」 twitter.com/noguchi_shokai/status/1745247263071580214 で、(加害)「ヘルメット着用すればその自転車が歩行者や自転車などに衝突しなくなる」でしょうか? (被害)「交通法規を守らなくて腕なり足なり骨折しようが軽症で済む(可能性が一応ある)なら良いよね」で済む話なのだろうか・・・ 100歩譲ってせめて「交通法規の遵守は大前提で」とあればまだしも これでは「ヘルメット着用すれば事故防止に効く」かのような妄言に見えてしまう。 こうした「ヘルメット着用すれば交通安全が確保できる」というミスリードを強弁し 推進すればするほど既存の一般車ユーザーを委縮させ、 クロスバイク乗り程度でも面倒さを覚え、▲業界規模全体が縮小し、 その「▲扱っている他の多くのパーツの数々の売れ行きまで下がる」とは 全く考えもしないのだろうから呑気だなぁと思う。 実際既に値上げだらけでもう国内でロードバイクなどの高額車の需要は 本格的に終わりを迎えようとしている状況で、その受け皿となる車種まで 「正装」を半強制するようなことを歓迎し後方支援していれば 「自分達の首を絞めかねない」と分かるだろうに。 長期的に考えればヘルメット販促よりも、 ★適切に止まれなければ事故防止に意味がないので 「ブレーキ周り」ブレーキシュー、ケーブル類、ブレーキレバー、ブレーキ本体の補修や改修 「タイヤ周り」タイヤ、チューブ、リムテープ、空気圧計付きポンプ、空気圧計、 他にもハブのグリスアップ関連商品、長持ちさせて自転車に愛着を持たせるためには 「自転車カバー」の仕様あたりでも細かく定期的に宣伝したほうが余程助かる人が多いのでは。 twitter.com/noguchi_shokai/status/1745256003933962331 だから、ヘルメット着用以前に「予測運転を心がけ交通法規をしっかりと守ることは大切です」。 なら分かるが・・・ 「ヘルメット着用の習慣化をすれば全ての被害が軽減できる効果」などあるのだろうか。 そして「気が抜けた時や、街中のどうでもいいところで転ぶ」のは 自転車であれば、何よりの「予測運転が出来ていない」証拠。 「(非遮音であろうがなかろうが)周辺の状況を常に注意深く慎重に運転」が当たり前。 元々の注意欠陥があるなら、そもそも他者の安全のためにも 自転車であっても車両に乗るべきではない。 また、それが歩行者状態であるなら、 「歩行者であっても、家の中でも、ヘルメット着用推奨」しないのは何故?努力義務(笑)がないから? 「飲食店で酒を飲むなら徒歩で帰る場合ヘルメットを被りましょう」と言えばどういう反応を示されるか。 「罰則のある交通法規よりも優先すべきは努力義務」としか思えないような風潮が本当に無茶苦茶。 事故防止には「予測運転」から徐行や一時停止をきっちりと守りましょう。 ●ヘルメット着用推進派の真の目的は「自転車ユーザーの削減が目的」か? 今後も「一時停止の周知よりも重要と位置付けるほど意味不明な」ヘルメット着用を 強行すればするほど自転車ユーザーは減ることは明らか。 にも関わらず喜び勇んで販売好機と浮かれている業界関係者は本気で正気を疑いたくなる。 そもそも「一般車でもロクに一時停止もせず無闇に速度を上げて乗るから必要」 という人が多いだろうと思ってそうな根拠が間違いで 「まともな"通年"教育が全く出来ていない」 「高齢者が増えたから自転車乗りも増えた」から 自転車に原因がある事故が減らないだけなのではと思えて仕方ない。 警察側としては「事故被害軽減」という名目で、徐行違反など完全に蔑ろで 「ロビー活動」への対応を遂行したに過ぎないのだろうとは思うが、 「自動車しか乗らない利己主義者」であれば 「自分達には関係がないから自転車が減ってくれるに越したことはない」と 高を括っていて、もしもその延長線上で今後 自転車でのヘルメット未着用が「罰則あり」の本当の意味で法的に義務化されてしまうと 運転不慣れな高齢者やペーパードライバーが増えて、 「結果的に事故も被害も多くなる」という 「本末転倒な状況に陥る」という想像力まであるのかどうか。 それも保険加入者が増えて保険会社が潤えば問題なし? 自転車への側面距離をとらずに追い抜き追い越ししない車両は 「一発で罰金数万円」のような厳しい処置でもしない限りは 車道の安全は確保できないと思われるが、やはりこれも「人員不足」で不可能。 だからこそ、日本国中の道路構造を1から変更するほど自転車道を設置するような 「夢物語」とは違い、現実的に考えると、一刻も早く自動運転車の精度を向上させ、 自動車の手動運転を(職業プロレーサー以外)禁止できれば 狭い道で無理な追い抜きや追い越しをするような輩を撲滅できて 車道でのヒヤリハットが手動運転車が当たり前の今よりも減って走りやすくなり 「車道は自動車の物」という勘違いをさせなくて済むのだが・・・。 それ以前に「通年での」交通教育の話さえ議論のテーブルに上がらないような状況で 実際には運用が厳しくなるわけでもない 青切符の制度開始予定で全体のマナーアップを掲げられても 注意警告の件数が全国各地で交通だけの警察人員の余裕があるわけでもないのに、 どう事故の"防止"に? ●[新潟]褒めてヘルメット着用率を上げる作戦? news.yahoo.co.jp/articles/cbbc5aee5b643ce6c8fdea97724dd825a43f110c 斜に構えてるほうがカッコイイとされる時期で 反抗期真っ只中でもある中学生は褒められても 余計にこじらせる割合のほうが高いというか… コメント欄にあるが「通学時の」ヘルメット着用は 少なくとも校則で定められているようであれば 学校周辺等であれば特に着用割合が高くて当たり前。 そもそも現時点で着用してる人が褒められているからといって 校則にもなければ尚更、 「褒められていて羨ましいからヘルメット着用しよう」 となるだろうか? 長野県での横断歩道渡る歩行者がドライバーに挨拶することを 参考に「褒めて伸ばす」つもりかもしれないが無理がある。 それよりもまずは事故の抑止のためには 「予測運転・徐行・一時停止」を、 しっかり守ると「どう得するのか」を理解させる教育こそ必要。 おだてる前段階の「理解」。 「理解できてから、その行動に対して褒める」順番。 意味も分からず大人が言うから褒められるために 従わせるような犬の調教のような単純ではないのでは? その前にどのように安全と行動について意識を向かせられるのか 紙芝居でも講演会でも一過性のスタントマンショーでもない 身につくように興味を持たせる施策を考えようとする人達は 残念ながら皆無と言ってもいいだろう。 ●ドラマから自転車シーンが消える? www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/331903 テレビドラマから「自転車で走るシーン」がなくなる深いワケ…収録現場は四苦八苦 テレビ番組は「小3並の知能に合わせて番組を作っている」とは言ったもので、 制定された背景や意図を理解できず、安全や事故防止ではなく 「ヘルメット着用することが目的」になっている滑稽さに呆れる。 そもそもドラマや映画で言えば「一般公道で」 「明確な違反となる"2人乗り"」を放置してきておいて何を今さら。 「撮影は私有地で行っております」などの注釈を 最期のスタッフロールや最後に「フィクション」であることを示す注釈時に 一緒に提示している映画やドラマが一体どれだけあったのか。 そもそも自転車でのヘルメット着用とは「法的拘束力としての罰則の存在しない」 単なる【目標】であり守る意味があるのかと。 「義務」という言葉尻で思考停止している「考える力の弱い人達」が 阿鼻叫喚してる光景には首を傾げるしかない。 まるで「昨日今日で道路が"急に"危険な場所になった」ような感覚も見て取れるが 自身が洗脳されているとは思わないのだろう。 その一方で、努力義務ですらないが 「事故ゼロに強く寄与する予測運転」を置き去りする意味とは? 法的な義務のある「止まれの標識での一時停止」や「徐行」は? 一体どれだけの人が無視しているのか。 「マスコミや警察が言ってるから重要」? 「言わないことは大した問題じゃない」? 狂ってますねえ・・・ ヘルメット着用連呼するような人達が 「歩行者だったとしても安全のためにヘルメット着用連呼しない」のは何故? 歩行者が接触で転倒した際の危険度を下げる必要がない理由は? 事故ゼロに対しては大した意味のない「掲げてるご立派な大義名分」と 事故そのものを完全に防止するために必要な「真にやるべきこと」の アンバンランスさの違和感に虫唾が走る。 ●[新潟]着用率最下位を気にすることの異常さ news.yahoo.co.jp/articles/43e560cd1c774681947ea5ce495addfc5673a38c ロビー活動でも受けた警察庁の(権力はあっても思考力がない)お偉方から 着用率アップさせるようにしろとでも言われたのだろうか。 生徒会でもあれば 「僕たちはヘルメット着用よりも交通ルールの周知と 事故"発生のゼロ"を第一目標に掲げ ヘルメット着用は個人の自由に任せるので、着用率の低さそのものは問題とは思っていません。 その代わり、一時停止の遵守率は全国1位にします」 とでも堂々と発表すれば良いのだが・・・、 同調圧力と思考力皆無の情けない大人たちによって「不正解」とされてしまうのだろう。 なぜ常用速度の遅い自転車でも「被らないと危険」と思い込んでしまうのか…。 (視野も判断力も低い幼児・子供や、視野も判断力も衰える高齢者であれば分からなくもないが) そもそもこんな目標が定められる前に、 年間何百人も自転車乗り「だけ」が被害に遭っていたのかという。 被害軽減目的なら「歩行者」にも同じ目標を掲げて どう思われるかという想像力が足りない。 こんなときだけ「車両だから」などと都合よく使ったところで、 普通自転車歩道通行可の標識など関係なく 「徐行も守らず」「歩道を"走行"しているだけでは」 「赤切符発行どころか警告カードすらほぼ発行されない」のだから 多くの生活用の一般自転車ユーザーからすれば 「歩行者の延長」と思われていて当たり前。 道路構造上、子供や老人に限らず 「現実的に歩道から自転車を締め出すことなど不可能」と分かっていれば ヘルメット着用が最優先なわけがない。 徐行だけに限らない歩道の安全な通行方法として 「予測運転、減速、一時停止」も徹底させる必要がある。 それよりもコメント欄の中身の低さ・・・ 「ヘルメットよりも先にすべきことがあるだろう」と思っている賢明な考えの方々は 「書く時間の無駄」と思っている人達が多いのだろうか。 自動車ユーザーなのか分からないが相変わらず 事故になれば自転車側の「過失」割合について書いているのは、 結局のところ「自分やその周囲の人間が」事故時に不利益を被る心配をしているに過ぎないのだろう。 余程悪質な横断などであればヘルメット云々ではなく 「その行為そのものを問題視」すればいいものを、 保険額の心配が先なのか被害割合で考えて 自転車の締め付けを厳しくすることさえ出来れば目的達成なのだろう。 こんな「周りが全く理解できていない者」が自動車ドライバーではないことを願いたい。 酷いのになれば全く無関係のイヤホンについて書いてる場違い者が数名… 走行中のスマホとイヤホンの使用は完全な道路交通法違反です いわゆる「噴飯もの」コメント。 スマホは除くとして、警察庁の通達など知るわけもなく、 元の条文を読む気さえないのでしょう。 (※このページまで辿り着いた方のためには貼っておきます) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/125.html 「道路交通法違反」って使いたい年頃なんでしょうかね。 もういい年なら無知を晒して恥をかいてるという自覚を持ったほうが宜しいかと。 こういうのに指摘しても逆切れするのがオチで面倒なので 一切教えてあげようなどとは思いませんが 何方か親切な方に教えてもらって早くその「間違い」に気付けるといいですね。 しかしこれも無意味な警告カードの優先発行に「洗脳」されてしまった 「犠牲者」でもあるので、一概にこういう考え方を責めるのも酷かもしれません。 やはりこれも通年での"誤解のない真っ当な"交通教育の無さが招いている悲劇。 ●自転車ヘルメットが遊具に挟まってしまった子供の事故 雲ていに自転車用ヘルメットがひっかかって心肺停止 yomidr.yomiuri.co.jp/article/20231011-OYTET50016/ 雲てい棒の上部(高さ1.5メートル)にのぼり遊んでいたところ、 足を滑らせて、雲てい棒のあいだに落下した。 ヘルメットが鉄棒と鉄棒のあいだ(幅17.5センチ)にひっかかり、 あごひもで宙づりになった。救急隊の到着時は心肺停止状態で、35日間入院した。 万が一歩行者にもヘルメット着用目標などと言い始めれば こうした子供の事故も頻発しかねないが、それでも 転倒時の事故防止には役立つから気にも留めないのだろう。 ●[大阪]死因とヘルメット未着用を強調する記事 news.yahoo.co.jp/articles/330d456c6c976329c386c609d5f06c4d273f0d3d 9月11日、阿倍野区松崎町の交差点で、北西から来たワゴン車が南から来た自転車と 出会い頭にぶつかる事故がありました。 この事故で自転車に乗っていた小学生の男の子(11)が意識不明の状態で病院に運ばれ 治療を受けていましたが、警察によると、19日に死亡したということです。 男の子はヘルメットを着用しておらず、死因は頭を強く打ったことによる脳ヘルニアでした。 警察によりますと、車がスピードを出しすぎていたことが 事故の原因の可能性もあるということで、 過失運転致死の疑いで運転していた男性(56)から任意で話を聞いています。 子供であれば一般的には周辺認識力が弱いので ヘルメット着用すべきだという意見になるのも分かるが・・・ 例え頭が無事で命が助かったとしても、事故次第では寝たきりにもなりかねないし、 骨が折れてしまうことなど大した問題ではないのだろうか。 「通年で」交通教育をすることで 「予測運転を行い、交差点での徐行・一時停止を常識として守る」ことが 普通に身に付いて出来るようになることは、そんなに無意味だろうか? 「誰も出てこないと…」車と自転車が出会い頭に衝突、小6男児が死亡 “一般的”な交差点で起きた事故 news.yahoo.co.jp/articles/cc5074dcd27fc502f64705b127b018d62a302ab0 車を運転していた配送業の男性(56)は、警察の調べに対し、 「交差点から誰も出てこないと思った。 自転車に気づいてブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているといい、 警察は車のスピードの出し過ぎが事故の原因の可能性もあるとみている。 警察庁の統計によると、交通事故による死者数は減少しているが、 交通事故のうち車両側の「前方不注意」などの安全運転義務違反が7割以上を占めていて、 安全運転義務に留意していれば、未然に防げた交通事故が多くあるといえる。 安全運転義務だのスピードの出しすぎだの以前に、見通しの悪い交差点では自動車側も 「止まれの標識がなかろうが」【徐行は義務(違反は罰則あり)】ですが・・・? 警察は何故”徐行”義務があったことを周知させないのか。 そして、その後に続くヘルメット論調。 そんな思考力の頭達に必要なものは装備具ではなく薬では? 効く薬が存在するかどうか分かりませんが。 ▲「停まるという標識があったら1回停まって右左を見る」など互いにルールを話し合った。 これは適切な案内とは言えない。 「標識があったら」?いや、なくても徐行義務がありますよ? 止まれの標識なんてなかろうが(適切な減速と共に)止まったほうが安全ですよ? 今月21日、損保大手のアクサ損害保険が大阪市の小学校で交通安全の授業を開催 まぁ保険会社としては予測運転の重要性や、 徐行義務が存在している事実など知って欲しくもないのだろう。 ●[徳島]事故時のヘルメット非着用を強調する記事の問題 相次ぐ自転車事故 ヘルメットを着けておらず頭に大けが【徳島】 news.yahoo.co.jp/articles/b0986316a07f32deb007236c0a0940a3ed9998da 動画では事故2件ともに横断歩道を横断中の事故とされるような映像だが 詳しい内容なし。 しかし本来はヘルメット着用かどうか以前に「どういう状況で事故が起こったのか」 最も肝心なことは「どうすれば"事故そのもの"が防げたのか」が重要では? 自転車では横断歩道を通るよりは 「クルマの流れに乗り、車道の信号に従って車道を直進するべきである」 という「原則論者の話」はこの場合考慮しないとして、 横断歩道を「どの程度の速度」で「どのタイミングで渡ろうとしていたのか」。 (1)「横断歩道の信号が変わった直後、自動車が横断歩道をそのまま突っ切ってきた」 これは間違いなく自動車の問題でもあるが、 暴走車両の存在を認識していれば、「左右確認」に「対向車線の右折」も 事故防止のためには、しっかりと【予測運転】しなければならない。 (2)横断側の信号が点滅などで「駆け込み横断」 これはヘルメットなど"無関係"で「自転車側の過失が高くなるのも已む無し」 横断歩道渡っているときに自動車が進行方向への通行を妨げることが 「1度たりともなかった」わけがない。 そう考えると、安全のためには「自転車から降りて」 【歩行者状態でゆっくり渡る】ことこそ「安全」。 事故の詳しい検証結果もせず、 杓子定規で「とりあえずヘルメットつけとけば"頭部の"被害軽減可能性あがるから」で 何が事故防止なのか。「その頭の"中"」のほうが余程問題ではないのか。 「死亡事故減りました。でも事故は減りませんでした」 通常の帽子でも考えられるが ヘルメット着用が原因で汗を拭おうとしてバランスを崩して転倒し 骨折したとしても、ヘルメットは関係ないとでもいうのだろうか。 「ヘルメットが原因による頸椎損傷」に至っては実際に起こっているが こっちに関しては「そんなケースなんて少ないから」で 見て見ぬふりをするのは悪質ではない? 一方で保険加入や遮音に関してはあるかどうかレベルの事故話を 「針小棒大」に大げさに広げるのを卑怯と言わずに何というのか。 「警察の活動を何も考えずそのまま流すことがマスコミの役割」というなら その報道自体に意味などあるのだろうか? 「"頭部の"被害軽減可能性を上げる」こんなことだけに躍起になり、 「事故撲滅」のためにしなければならないことを避ける状況こそ改める必要がある。 ●「ヘルメット着用率」など気にする前に「一時不停止率」を計測しては? 自転車のヘルメット 全国の着用率は13.5% news.yahoo.co.jp/articles/2a6cde584c9bf3ed080bbb149000b53292626a0c 7月に全国の警察がヘルメットの着用状況を調べた結果、 全国平均の着用率は13.5%、およそ5万2000人の 自転車利用者のうち7000人が着用していたということです。 着用率は地域で差があり、最高が愛媛県で59.9%、最低は新潟県の2.4%でした。 また東京で10.5%、大阪4.2%、福岡8%と都市部は軒並み低い着用率となっています。 これは言い換えれば「思考せず話を鵜呑みにする人が多い」 =「特殊詐欺で騙されやすい地域かどうか」という話にすら思えてくる。 しかし、警察はそんなに暇なら 赤切符積極交付の動きもあるので「一時不停止率の現状」を計測するのが先でしょうに。 それに 「道端の自転車の全ての防犯登録照会し盗難届が出ているかどうか確認」するほうが 余程有意義に思える。 相変わらず優先順位の低いことに躍起になり、 本当に最優先すべきことをしない警察には疑問しかない。 ●着用率が低い新潟県の理由? news.yahoo.co.jp/articles/9b7f00930fc0590609454aa5df529949a7f08b2c 新潟県では7月に下越と中越の4か所で調査をした結果着用率はわずか2.4パーセント。 全国平均の13.5パーセントを下回り、全国最下位でした。 新潟県の着用率が低かったことについて、 県警は新潟では交通事故に占める自転車事故の割合が 全国平均を10ポイントほど下回っていたことを挙げ、 「自転車事故を身近に感じていないのでは」と分析。 ↑ 「自転車事故が少ないのにヘルメット着用する意味なんてある?」と真っ当な考え方。 そもそも雪国のため冬季に自転車に乗れる機会が多いわけでもないのもあるだろう。 ヘルメットを着けていない人にその理由を聞きました。 【ヘルメットを着けていない人は】 「着けなくていいかなと思います。安全運転していれば大丈夫かな」 まさにその通り。 「徐行・一時停止・予測運転」を「完全に守るのであれば」事故は確実に減る。 ※暴走車両はヘルメット云々で済む問題とは思えない。 (フルフェイスヘルメットや全身プロテクターでさえ十分とは言えない) 「オートバイでは義務化されたから自転車でも義務化されるに違いない」とか 乗り物の「性質」が根本的に違うことが理解できないのか 車両という括りで考えてしまうのは些か早計。 一方で、上限時速20kmでも特小原付は あくまで「オートバイの派生」なので全く意味が異なる。 純然たる自転車は「自ら漕ぐ」乗り物。 段差や鉄蓋で転倒は今までも当たり前にあって、 それらの状況改善されているわけでなくても、 そこまで問題になるほどの重大事故の"実数"が多いのであれば まずそれらについて積極的に情報を集め改善するためには 出来るわけがない道路全てではなく「個別の環境整備」が当然先。 【ヘルメットを着けている人は】「別にヘルメットなくてもスピード出すわけではないし、 普通の買い物行く分には別になくてもいいだろうという安易な考えがあると思います」 安易ではなく、今までの事故数と危険度を見れば、 急に思い出したように【多くの一般車使用で】ヘルメット着用が最優先なわけがない。 ヘルメット着用していることを免罪符のように見通しの悪い交差点を徐行無視することが どれだけ異常なことなのか理解できているのだろうか。 当然、事故防止のためには「一時不停止率を下げること」こそ最優先事項であり、 その徹底周知とは赤切符を気が向いたときに発行することではない。 ●[東京杉並区]ヘルメット助成金最大5000円 news.yahoo.co.jp/articles/7786aa194cdd9d174fc7c2aeac95fcf4b7ec2669 杉並区によりますと、区内のヘルメット着用率は5.7%に留まっていて、 区ではこうした助成を通して着用率を倍増させたい考えです。 自転車のルールなどを学ぶ講習会に参加した18歳以上の人には最大5000円、 それ以外で購入した場合には最大3000円を助成します。 予算は約2200万円で、11月1日からスタートする方針です。 ↑ これを「ブレーキ整備」「タイヤ交換」の助成金にすれば希望者は跳ね上がるのだから 一時停止後に軽く漕ぎ出すためにも「変速の正しい使い方」や 「適切な空気入れの方法」も含めた「交通ルールの周知」に充てれば良いものを・・・。 但し、この場合は、自転車ユーザー割合としては少ないが 元々道交法に関しての興味が高いと思われる「主にスポーツ自転車ユーザーは除外」とし、 「何も知らない人に知ってもらう機会」に近づけることを重視する。 それこそ保育所など厚労省や学校単位の文科省などと擦り合わせによる 「省庁の垣根を超えた大規模な改革」こそ意味があるのだが、 どうでもいい綺麗事を並べ目先口先で優先度の低いことばかりを続けるのだから 本音では事故を減らしたいと思ってる人達など居ないだろう。 何かにつけて「ヘルメットに意味がある」などと強弁する人に聞きたい。 「本当に"全ての"徐行義務も守ってますか?」 ※違反すれば罰則もある"徐行"です。もちろん減速ではありません。 減速よりも速度を抑えた「推定で時速5km程度」です。 (ブレーキ装置に問題がなければ)お金が一切かからない徐行義務すら守る気すらないのに わざわざ日常的に絶対に必要でもない装備品なのに、 定期的に更新し続けなければならないような ヘルメットの有効性を説くことに何の意味が? 同じ金を使うにしてもブレーキシューやワイヤーを(使用状況に関わらず)半年や1年単位で 細かく買い替えることを「簡易的な講習と共に努力義務化」するほうが まだ意味があるとしか思えない。 ●[京都]何故キャッシュバック申請が伸び悩むのか理解できない…? 「自転車ヘルメット購入に1000円補助」も申請わずか4人、なぜか伸び悩み news.yahoo.co.jp/articles/f94181a55746a084b313b6859be9f4e25667f675 7月から先着30人でスタートしたが利用が伸び悩んでおり、 23日時点で申請は4人にとどまっている。 補助は、同署と京都府交通安全協会南丹船井支所、 南丹船井地域交通安全活動推進委員協議会が実施。 対象は7月1日以降に南丹市、京丹波町の店で購入した両市町の住民。 安全基準を満たした大人用ヘルメット3千円以上の製品に、千円を補助する。 ヘルメットと購入時のレシート、住所が確認できる証明書を持参し、 同署交通課の窓口に申請する。 当初は8月31日までだったが、受付期間を今年いっぱいまで延長し、 定員に達し次第終了する予定という。 1「そもそもそんなキャンペーンを知らない」 2「3000円以上で1000円だけ?」 3「申請が面倒」 4「先着30人なので手続き時に既に定員になっているかもしれない」 5「わざわざヘルメット着けるつもりはない」 1>5>2=3だろうか? 「努力"目標"」になってから急に事故が増えたわけでもないのに 煽ることだけに必死な様子を見ても 一般大衆は「はぁそうですか」と「聞き流す」のが実情。 何しろ「自ら"損をしない"パンク予防のために、自転車タイヤ(チューブ)に空気を入れること」すら 何度言われても習慣化しないような人達が当たり前にいて、 「お金を出さずとも守れる交通法規すら無視する」のに 「わざわざ、お金を出してまで買って」「しかも毎回わざわざ着ける」なんて無理に決まってるわけで、 何故実現可能かのような目標に掲げようと思ったのか…。 挙句、反則金制度を凝りもせずに導入しようと動き始めるなど無茶苦茶にも程がある。 ▲50度を超える場所に保管でヘルメットの2次発砲が起こって機能しなくなる可能性 twitter.com/OGK_KABUTO/status/1694621174242877557 twitter.com/OGK_KABUTO/status/1694621347782283682 「ヘルメットボックスでも着けて保管すればいい」等と言ってた人達は 「夏だけは持ち歩けばいい」とでも言うのかもしれないが、 そもそも、こうした問題と付き合うはめにもなる「装備具」に頼る意味があるのだろうか? 「酷暑によって予測運転もブレーキ操作も覚束ないような状態で 自転車に乗ることもあるから意味がある」? ↓ いや、そんな状況に陥らないように、 「ヘルメットより風通しが良く熱で変形しない帽子」や、 熱中症対策の飲料などを備えるほうが先。 ▲買うときにお金もかかり、盗難だけでなく、維持保管にも気を遣う必要があるのがヘルメット。 ★(勉強としての通信費や講座でもあれば必要であっても実質的には殆ど)お金かからず、 (行動なので)当然盗難されず、維持保管に気を遣う必要がないのが「予測運転・徐行・一時停止」。 どっちを優先すべきか…など迷うこと自体がありえないと思うのだが。 判断力の乏しい幼児や児童でもなく、常用速度の遅い「普通の一般車で」装備具推奨する暇があるなら、 1秒でも1人でも「予測運転・徐行・一時停止」の重要性を周知させたほうが、間違いなく「交通安全」に繋がる。 危険な道路だったり、「事故を起こす暴走車両が毎週のように出没する」のであれば それは自己防衛の範疇を超えた道路管理者や警察の仕事。 ●コメントでは「ルール周知」を望む声も news.yahoo.co.jp/articles/72ddeb8413af0c9db9481c0e0d9727f01642c137 ヘルメット着用浸透せず? 努力義務化から4か月も「面倒くさい」「好きじゃない」 着用率を調査…見た目気にする声も多く 一時のヘルメット信仰どこ吹く風で 「交通安全期間でもなければ」記事もすっかり減った。 それでもたまに見かけるこうした記事そのものも見飽きた内容で触れる価値もないが、 いつまでこんな「ヘルメット幻想論」に憑りつかれている異常さに気付くのだろう。 よくある「ヘルメット着用率が●%で、まだまだ普及浸透しているとは言えない状況です」 これがそんなに大切なことだろうか・・・? そんなことよりも「止まれの標識での自転車の一時停止率」を調べたほうがいいのでは? あまりにも酷すぎる状況が放置されてることに気付くだろうに。 ※当然、ヘルメット着用者でも一時停止遵守できているかも調べるべきだろう。 まるで「ヘルメット着用により安全走行の催眠効果まである」かのような優先度なので。 自動車やオートバイと同じ「車両だから」で、 「完全に人力ではない動力」の乗り物と比べること自体があまりにも無意味。 常用スピードも危険度も注意点も「全くと言っていいほど」違うことくらい 子供でも分かるのでは? 本当に・・・「装備具にご執心なだけでは"事故そのものは絶対に"防げない事実」を なぜ未だに理解できないのか。 「被害"は"軽減できるから」の一辺倒で、 一時停止も徐行も予測運転もせず無謀運転が許されるわけがない。 それよりも「歩行者優先」や「止まれの標識では自転車も止まる必要がある」などの 基本内容を「どこでどうやって学ぶのか」という もっと「意味のある」現実的な話し合いや検討部会すら立ち上げられることもなく 再び安易に「反則金制度の検討」に向かっている状況には呆れる他ない。 「道交法が多くの自転車乗りにとっては法として機能していない」問題を 何もせずに多くの地域では未だ恐らくは 遮音に優先的な警告カード発行のような無駄なことをしていて、 一体何の周知活動をしているつもりなのかと。 ●安全基準を満たしていないヘルメットの流通 www.kokusen.go.jp/news/data/n-20230712_1.html 「安全基準を満たしている高価なヘルメットなんて買う気はありません」なら お金なんてかけずに、徐行・一時停止・予測運転を徹底することで 「事故を防ぐ」努力をすることを真っ先に考えればいいものを・・・ 普段から細かい徐行や一時停止など無視しても構わないと決め込んで ヘルメット着用連呼だけするから「とりあえずヘルメット」で、こういうことになる。 「安全基準満たしてなかろうが着けてるだけマシ」とか思うような人達は 「ガワ」だけ整っていればいいという感覚なのだろう。 「2000円"も"出してヘルメット買ったしこれで安心。 これでちょっとくらいスピード出しても危ない状況でも大丈夫になった」となるほうが 余程「危険な思想」。 しかし例え1万円のヘルメットを支給されたとしても、 自動的に"全ての"交通法規を遵守する催眠効果なんて絶対に無いので同じこと。 一般用途であれば、ノーヘルでも「一時停止・徐行・予測運転で臆病運転」してるほうが 遥かに優良な自転車運転になるということが想像できないのだろうか。 これが本当に分からない。 暗に示していないだけで、 「身体機能が著しく衰えている高齢者」に買わせることが目的なのだろうか。 (競技車両でもなければ)そこまでヘルメット着用なんて交通法規遵守を蔑ろにしてまで、 何とかの一つ覚えで連呼するような意味なんて絶対にないのでは? ●サイト登録の弁護士6割がヘルメット未着用での罰則化反対 forbesjapan.com/articles/detail/64371 弁護士ドットコムは7月3日、同サービスの一般会員1260名と 登録弁護士82名を対象に実施した調査結果を発表した。 経験上、自転車は被害者ではなく加害者となることが圧倒的に多い。 加害者のケースが多い?という根拠は不明。 むしろ自動車との「被害者」事故のほうが圧倒的に多いイメージだが・・・ 「自転車で歩行者に軽く接触する」程度も全て事故として、 裁判沙汰になるほど事故が多ければ それこそ保険加入の重大事故のような例がもっと多くても良いはずだが そのような傾向もニュースもまず滅多に見ないし、 「そんなに加害事故が多いのであれば自転車単独での保険料も安く済むわけがない」 のだから無理がある。 かつ、車と接触・転倒した場合の受傷は頭部ではなく四肢であることが多いので、 自転車が被害者となる死亡事故の割合をわずかに下げるに留まるのではないかと思う」 + 警察庁からは、自転車関連の交通事故において ヘルメット非着用時の致死率は、着用時の約2.6倍高いというデータも発表されている ↑ 警察側での転倒時の頭部被害の倍数はあくまで 「"頭部に衝撃を負った場合であれば"死亡率が低下するだけ」という論拠に 基づいたヘルメット重視の詭弁なのだろうというのは推測できる。 「努力義務とはいえ法律で義務付けるべきものではないと思ってます (子供に被らせることの義務化は賛成)。本人で判断すべき問題です。 ↑ 子供に被らせることの完全義務化=「保護者への罰則あり」に果たしてできるのだろうか・・・ 子乗せ電アシ許可に至った逆で、 「全時間一瞬も目を離さずに1秒たりともヘルメット着用せず子供が自転車に乗らないように 注視し続けることなど現実的に絶対に不可能」と「大反発」を招く可能性も高そう。 自転車利用者の安全のために検討すべきは、ヘルメットの義務付けではなくて、 ヘルメットを被らないと危ない道路の状況だろうと思います」 ↑ 他でも見る「道路の構造が」と問題提起するのは定石ですが… 「どこにそんな"お金が"ありますか?」 国家予算規模の「数兆円」をポケットマネーで出してくれる富豪が地球上の何処に存在? 柔らかいオレンジポールでの仕切りさえ珍しいのに 「自転車道整備」=「縁石を全国の車道に敷設できる」とでも・・・? そんな「絶対に出来もしない夢物語」を語る前に、 歩道を歩行者と安全に共有するために 「一時停止」をドがつくほど「徹底的且つ徹底的に通年で教育も赤切符も発行を増大し続ければ」 「自ずと環境も良くなる」とは考えられないのだろうか。 ※もちろん、予測運転も徐行も教えること。 (コメント欄) ▲「ヘルメット着用に催眠効果があると信じて已まない人」は本当に実在しているようだ。 ヘルメットしてでも乗るというような方々は 少なくとも無法者では無いでしょうし、ルールやマナー守れる方多い ↑ プロ?セミプロ?のピチピチ正装集団であれば 「車間距離保持義務違反の公道練習」「右折レーン侵入」が「少ない」? 一時停止や徐行の義務を守らないことが珍しくないのは 正装集団も一般車ユーザーも同じとしても、 「ヘルメット着用すれば、これら無法者にならなくなる」という根拠は? 「自身の身の回りの尺度」でしか想像できないと、このような視野狭窄に嵌ってしまうのだろう。 ●[米国]ヘルメット着用によって人間らしく見えなくなるという結果 www.businessinsider.jp/post-271834 news.yahoo.co.jp/articles/bc4a1e6f0e551697059b237b1d61806da85a499b/ 自転車ヘルメット義務化は有害?…人間だと認識されにくい、 道路上の安全性が低下するといった研究結果も(海外) 最近の研究で、車を運転する人はヘルメットや安全ベストを着用し自転車に乗る人を 「人間」として認識していないということが分かった。 自転車に乗る人たちを「人間以下」だと認識する人たちは、 路上で自転車に乗る人の脅威となる可能性が高い。 2019年の研究では、人間として見られていないことと、 自転車に乗る人の周囲での攻撃的な運転との間に関連性があることが分かっている。 「ヘルメット着用の効果は被害軽減でしかない」にBADが多いのを見ると、 認識力不足というか、これも余程都合が悪いのだろうか。 事実として認められない人達は、なぜそこまで夢を見られるのか不思議。 はたまた本当にヘルメット着用すれば安全走行できるようになる 「催眠効果のある奇跡のヘルメット」でも流通しているのだろうか。 「シルエット」として素の人間に見えるかどうかの実験でしかないとするようなコメントや 「人間らしくないから注意が薄くなる?」とすれば確かに違和感はあるが、 結論ありきで「シルエットクイズ」したいだけで実験をするのだろうか? だったとしても、「比べると異なる印象を受ける」のは紛れもない事実。 しかし、意味としてはそういうことではなく、 他のコメントにあった 「大人がヘルメットにプロテクター完全防備している」のと、 「子供がノーヘルで運転してたら」後者に気を付けるのでは?という意見に納得できた。 同じように「車道に自転車がいる」に対して「危なそうに見える」ことで更に気を付ける。 つまり、「ヘルメットを被っていてもフラフラしている高齢者」と 「ヘルメット被っていないが慎重に走っている青年」であれば、 この場合「ヘルメット着用でもフラフラしている高齢者」により強く注意が向かうのは当たり前。 「公道には色々な人がいる」だから自分自身の身を守るために必要な行動を採る。 「手信号(手合図)」出して「全ての自動車ドライバー」に「必ず」通じるなら 使ってみるのも良いかもしれないが、実際そこまで意味が通じるとは思わないだけに 「不安定な走行になりかねない片手運転」により道交法70条との矛盾があるように、 「使うことで必ずしも安全な状況を作り出すとは言えない」場合もあるという 1つの結果を示したにすぎないと見る。 ヘルメット被れば避けてくれる「だろう」というのは性善説に基づいた思い込みで、 自動車の速度に近い速度で近い位置に居ても居なくても、 車道に自転車がいること自体に攻撃的になるようなドライバーもいるとすれば、 多くの一般車ユーザーがそうであるように「歩道で自転車に乗る」という必然に導かれる。 どれだけ原則論で車道走行を説いても、 そこまで自転車が車道を走りやすい幅が十分な車道が多いというわけでもない。 当然、車道の構造や環境を簡単に改善できるわけもない。 だからこそ、「歩道を」歩行者と「安全に」共有するための キャンペーンや施策こそ必要な啓蒙活動のはず。 しかし、実際はといえば「事故"後"に備え金を使わせる」ばかりの異常な有様で それに疑問を持つ人がまるで無いものとされるのは悲しい限りだが、 所ジョージ氏のように意見を述べている著名人も確かに存在する。 そして、大衆の「行動として否をはっきり示している」ことで「世間の答え」としては分かる。 結局は「必要であると思う人はご自由にどうぞ」以外の答えは存在しない。 しかし「ヘルメット着用が"最優先"」であることは 「実質無意味な遮音規制のように」全面的に否定し続ける。 ●交差点ノーブレーキ問題よりもヘルメット着用が重要? news.yahoo.co.jp/articles/e69b3e2d9f36f1aa165d7e6fbb1b97794e5a1425 いやいや事故にあったときに あの時ヘルメットをかぶっていたらなって 後悔しても始まらないですよ 先日も見遠しの悪い交差点に電動アシスト自転車がノーブレーキで突っ込んでましたが 案の定交差している道から車が来て 事故起こしていました 電動アシスト自転車の女性は倒されて動けない状態になっていて 周囲の人が助けに走って行ってました いつ何時事故にあわないとも限らないのだから 「面倒だから 髪が乱れる」などより 自分の安全の為にヘルメット着用を推奨します ↑ 「見遠しの悪い交差点に電動アシスト自転車がノーブレーキで突っ込んでました」 何故この「一番重要なポイント」を見逃すのか・・・ 見遠しの悪い交差点は「徐行する義務(違反には罰則あり)」がありますよ? 「事故が起きないように走行すること」よりも「被害を軽減すること」がそんなに重要???? ヘルメット着用さえすればノーブレーキで交差点突っ込んでも必ず無事で無傷なんですか・・・? たぶんそれは「通常の人間とは異なる生物」になりますが素直に羨ましいです。 もし「徐行徹底してもノーヘルでは車に轢かれやすいんだ」というなら その根拠となるデータでもあるのでしょうか…? まず徐行徹底している自転車自体珍しいのであるわけないですよね。 「車道の命がけ走行当たり前、周囲確認も絶対しない」なんて人達は最初から論外で、 一時停止も徐行も徹底すれば、ほぼ全ての時間にヘルメット着用なんて必要ないですよ? 「歩道の段差が気になるから前サスペンション絶対あったほうがいい」と同じで、 普段の走行時にはむしろ全く必要のない「極一瞬にだけあったら良い物」を、 「常に抱えて負う」という無駄さ加減に気付くべきでは。 仮に「高齢者の暴走に至る車両が毎日のように出る道路を通るしかない」のであれば意味があっても、 そういう道が万が一あれば警察が待ち構えて間違いなく交通整理してるでしょうし。 ◆「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道を否定するも「根幹は道路構造の問題」の指摘・・・ news.yahoo.co.jp/articles/50b477b9484e1a25be31264cecc424ad8b3924da merkmal-biz.jp/post/41923 衝突した自動車側の過失が明らかであるにもかかわらず、 「ヘルメット未着用ばかりを強調する」報道もあった。 ここまで読んできた人の一部は、すでに疑問を抱いているだろう。 ヘルメットを着用すれば事故は減るのかと。もちろんそうではない。 ↑ しかし本気で「ヘルメット着用すれば交通ルールを守るようになる催眠効果がある」かのように 「事故"防止"のためにヘルメットを」と最優先している様相でもあったので、 まさしく「異様な光景」だった。 自転車のための独立した走行環境、つまり 「自転車道や自転車レーンを増やす」ほうが、事故防止には効果があるということだ。 ↑ 取り敢えず、矢羽根マークだけ増え、結果どうだったかといえば…? 縁石を敷設する「完全な自転車道」は、あまりにも現実的ではない。 余程交通量が少なくなった箇所で複数レーンがあれば潰して作ることが出来そうでも まず「その予算をどこから持ってくるのか」ということになる。 極短距離の一部区間だけ敷設しても、それに大した意味があるとも思えない。 いずれにしても、そうした「現実離れした」金の使い方が出来るとも思えないし、 正しい方向とは個人的には思わない。 何度も書いているように 「"通年で"の教育方面」「(教師に負担を増やすのではなく)警察OBの有効活用」で、 土台をしっかりと支える「教育面」こそ必要なサポート。 一方の日本は高度経済成長期に自動車が増加し、自転車事故が増えた際、 一部の歩道を走っても良いという、世界的にも珍しいルールを導入した。 いわゆる自歩道(自転車歩行者道)だ。 青い円の中に歩行者と自転車を描いた交通標識は、今なお多くの道路で見かける。 その結果、欧州ではあまり問題にならない、歩行者と自転車の接触事故が多数発生している。 自転車マナー悪化の原因のひとつも、この曖昧なルールにあると感じている。 ↑ 「一部」なのか「多く」なのかはっきりしない書き方。 そして「曖昧なルール」が問題なのではなく、 「歩行者最優先で最大限の配慮が不可欠」という「概念」そのものへの教育が足らず、 全く浸透していないことこそ、 実行できていない「予測運転・一時停止・徐行」と一緒に問題視すべき。 上手く出来ている諸外国だけを紹介するのも筋違いで、 「箱物」ありきの地域振興が大失敗を繰り返してきた歴史から学び、 ヘルメットにしろ、道路にしろ、何でもかんでも「金を使う」ことではなく、 「今ある物」つまり「既存のルールの範囲内」で、何をすべきかを考える方向こそ必要なこと。 ◆番組内で特にヘルメットなしには触れていないケース tver.jp/episodes/epk9w5op49 元就。 Dr.リトー「柑橘の楽園佐木島」前編~島の悩みに処方箋を~ これで、同調圧力による「TV番組内では絶対にヘルメットを被らなければならない」ような 「規制はない」ということが明らかになった。 地域によって差はあれど着用率を上げることに必死になるより、 まず「安全のためには速度を出さずゆっくり走る」ことが重要と分かる。 ◆所さんの世田谷ベース BSフジ 6月3日(土)放送分より tver.jp/episodes/epcbsgg9px (5分40秒頃から) 「なんかさぁ 自転車がさぁ ヘルメットを着けんだなんて騒いでんじゃん ねえ」 「面白くないそれ またさぁ 何か上の方たちがさぁ 自分の責任を曖昧にするのにさぁ」 「"努力義務"とか言ってんじゃん」 『自転車「ヘルメット」着用努力義務化。』 「なんだよ もう いくらなんでもね 子供(も)騙されないよお前って」 「努力義務・・・まぁこれは義務ではなく努力義務ですからって」 ★「そういう曖昧なこと止めろよ」 ★「努力義務だったら要らないわ」 「だからあれでしょ まあ別に義務じゃないけど そうしたほうがいいですよ みたいなさぁ」 「それはさぁ あの 国が決めることじゃないよね 決まりじゃないよね」 ↑ 「決まり」=(法的に罰則のある規定)ではないことは確か。 風呂場では転倒事故が起きやすいので 「浴室でヘルメット着用の"努力義務化"を定めます」と同じような「余計なお節介」なのに 何故か真っ当なことをしているかのような風潮の押しつけには疑問しかない。 ママチャリで近所100m交差点なし直線移動でも ヘルメット着けたい人がいるなら、それは着ければいいし自由。着用を阻止しようなんて全く思わない。 それを「決める」ってどういうこと?という意味。 徐行は法的義務があってもロクに警告カードすら配られていないのも意味が分からないが、 ヘルメット着用と同じで法的義務はなくても 「予測運転」は努力義務の必要がないのか?という話にもなる。 道交法70条の適切にブレーキを使用する「前」の「心構え」は事故"防止"に大事なことではないのか?と。 「義務にするんだったら義務にして 反対とか何だガヤガヤ騒ぎが起きるぐらいの事をやってよ」 「義務にするんなら義務 義務にしないんだったら言わない」 「その何?一応はそうがいいですよ ぐらいのこと 私はそう思うんですけどね みたいなものを」 「言ってんじゃないよ と思いますよ僕は えぇ」 ★「"努力"義務っておかしな話ですよ えぇ」 ★「あとねぇ 自転車で危ないのは歩行者だから」 ↑ 「歩道の安全な通行方法」「歩行者がいる場合に自転車側がすべきこと」 このあたりの交通教育が全く出来ていないという大問題。 単に「ベルを使うな」だけが独り歩きして、 「側面距離もないのに黙ってすぐ傍を通り過ぎることが正しい」わけがない。 スタントマンショーを見せ公演を聞かせ標識マークを覚えさせることだけが事故防止? ★「あと あれ消さなきゃダメ 環八とかルート20とかで」 ★「自転車の絵が描いてあって矢印がこう・・・(車道の)一番左側に描いてあんじゃんあれ あれ」 「自転車ってこのくらい幅あんだよ 人の肩幅は必ず 人の肩幅はあるよ自転車は」 ★「それが あの狭い この車が一台ぶんぐらいのルート20とか環八で」 ★「ここが自転車ですよー優先ですよーってやってみ」 ★「あそこみんなママチャリだ何だも走り出したら一車線自転車用だぜあれ」 ↑ そもそも矢羽根マークによって自転車が車道を走ることを周知できたかどうかも怪しいし、 自転車の車道走行絶対主義の人達は「車道が混雑する」という概念は存在しないかのような考え方も不思議。 一般車が車道に溢れ始めたら、真っ先に困るのは 「速度の出しやすい自転車が走りにくくなる」とは何故か考えないようで。 「だったら真ん中に一車線自転車用にしようよ」 「あれを車が避けなきゃいけないとか あそこで事故が起きるよ」 「そのためのヘルメットなの?何だかよく分かんないけどさ」 ★「なんかこう事故が起きるようなこと(狭い車道に自転車誘導)を何か作っといて ヘルメットを被れじゃねぇよ」 ★「だから努力義務も何もない 危ないと思ったら(自分で判断すればいい)」 「だからレースやるんだったら 自転車のね競輪場で あんな(急角度)バンク走るんだったら」 「俺はヘルメットも被るし、こんなの(肘当て)もニーパッドも全部するよこうやって」 「ところが俺はそこのコンビニ買いに行くのに 何?貴方ええ?」 ★「これ もしかすると まあもしかするとっていうか ヘルメット売りたいからなの?」 「俺はオートバイなんかはヘルメット売りたくて義務付いてるんだと思うの」 「自転車もそういうこと?何かそういうことがあんの?売りたいの?ヘルメットを」 「何だかよく分かんないよね」 「それが最近の社会事情っていうか に対する 何それとか 皆さん思ってるでしょ?ねえ」 (8分25秒頃まで) ↑ 「ロビー活動」や「ロイヤリティ」を疑うのは、そのヘルメット最大手の評判もありそうだが、 「あまりにも急いで法整備したようにしか見えない電動キックボードも思うと疑いたくもなる。 (電動キックボードの場合はメルカリ出品一律禁止のように、 基準を定めたことで販売そのものを禁止に近づける動きもあるが・・・) オートバイの場合は「暴走車の数を減らしたかった」とすれば 自転車も「ユーザーそのものを減らすことが目的」という見方も出来るが、 あまりにもイメージや生活に根差した存在という意味では全く異なる。 テレビ番組でもまだ一応「警察の方針に苦言を呈すること」は可能のようだ。 結構思い切った意見と思うがカットせず放送出来たことは良い傾向。 今後地上波の自転車番組は出禁扱いにされることを心配するまでもなく 「近所移動でもヘルメット被って走って欲しい」なんて妥当なギャラを積まれても むしろ「断固出演を断る」に決まってるが。 「努力義務=実質的には"目標"に過ぎない」のに、何とかの一つ覚えで 「ヘルメット着用すること"だけ"が正しい」のように煽ることがそもそも異常。 「ヘルメット着用しない場合に限らず安全に走るためには」という現実目線の論調など見た試しがない。 競輪や速度を出して走るような転倒が前提のMTBも含む「競技」なら分かる。 百歩譲って競争でもないのに公道でロードバイクでスピードを出して乗るつもりであれば 「ヘルメット着用」"も"するなら分かる。(頸椎損傷リスクに備えないことには疑問) 子供向けとしては既にあったので、それ以外の全ての年齢層に対して 「近所の移動用にヘルメット着用することを努力しましょう」とは? 「高齢者にも"オススメ"します」であればまだ分かる。 それを街頭で、巡回時に世間話でもしながら、 「徐行や一時停止のような代表的交通法規を守ることを前提として」 ヘルメット着用「も」勧めるならまだしも・・・ ヘルメット着用「が」最優先のような意味不明さ加減。 (以降キャノンデールの小径電動アシスト自転車(CompactNeo)紹介へ) (www.cannondale.com/ja-jp/bikes/electric/e-urban/compact-neo) クルーザーハンドルに変更、 1000円程度折り畳みカゴはタイラップで補助固定とハンドル引っ掛かけ部分ガソリンホースで養生 ※カゴにタイラップは某自転車では激怒案件ではあるが、 「近所用で5kgすら積載しないから気にしない」ということなのだろう。 しかし坂もない近所用なら電アシの必然性もないので 取り回しやすさでは軽量なミニベロで十分では?というのは禁句かもしれないが まあ乗り物として面白いかどうかという基準か。 (外装変速を押し歩き時に切り替えていたのは気になったが・・・) ●「事故発生そのもの」とヘルメット未着用は「無関係」なケース 「入院する事故に遭った子供が原因が自らにあると反省している話」でも、 その事故原因として、もし自転車側が「完全停止」しているような 「何ら落ち度がない」のに車から突然衝突されたのであれば 確かにヘルメットがそれなりに有用な「場合もある」かもしれないが・・・ 「安全運転をしていなかったこと」=「確認せず横断や飛び出し」であれば 「ヘルメット着用していなかったこと」に置き換えること自体が意味不明。 ●それでも、ヘルメット着用していれば 「"入院するまでの怪我には"ならなかった可能性がある」は分かる。 ●「"子供ゆえに"感情の抑制ができない段階なので、安全意識よりも自己欲求行動優先のため ヘルメット着用の意義がある」という観点からも、意義は理解できる。 ●他にも、「公道で"無闇に命がけで"速度を上げて走行するようであれば、 ヘルメット着用を促す気持ちは分からなくもない。 ◆しかし、「ヘルメット着用さえしてれば事故に遭うことはなかった」とは「絶対に」ならない。 理由は簡単。 ヘルメット着用するだけで事故に遭うような行動を採らない安全運転を必ず行う「催眠効果などない」ため。 また、自動車が「ヘルメット着用で運転している自転車」を避けて事故を起こすわけもない。 もし特定の人達だけでも、ヘルメット着用した瞬間に 「いかなる交通法規も徹底遵守する暗示効果がある」なら別だが、 例えば「見通しの悪い交差点での徐行"義務"(違反者には罰則規定あり)」を 「完全に」守っているとは到底思えない。 では反対に「ヘルメット着用なし」でも「交差点を特に警戒し、徐行や一時停止を徹底遵守」していれば? 大抵の出会い頭の「事故そのもの」に遭わない可能性が高い。 そして、それは装備品を買って身につけるだけで瞬時に出来るようになるわけがない。 危険な状況や場所を危険と認識していないことそのものが「事故を招く」という認識が 事故"防止"の観点からは絶対に必要であり、 少なくとも「思考力と自制心のある大人であれば」 まず装備品が先ではなく、安全な走行方法を徹底することが事故"防止"に繋がる。 ※そういう意味では「大人でも注意欠陥がある自覚があれば」着用の意義はある。 ★「考える」→「予測運転する」→「安全運転のための行動を実行する」 なぜこの過程を採ろうとしないのだろう。 そんなに難しいことなのだろうか? 精神的に余裕がないから不可能? ●案の定1か月もせず殆ど消えたヘルメットの記事 交通安全週間あたりで散発的な記事は出て来ることはあっても、 「所詮はこの程度の話題性しかない」分かり切っていた予想通りの展開。 散発的にヘルメット着用の有無が事故の記事タイトルに入っていることがあっても それもじきに同様にほぼ消えると思われる。 このような結果になるのは当然といえば当然の話。 「世間の無頓着の壁」はそんなに薄くないのだから。 何しろ「自転車(のチューブ)に(適性量の)空気を入れることでパンクを防げる」という 空気入れ拠点に持ち込めば、ほぼお金をかけずに可能なことでさえも 全く定着しないのだから「数千円のお金が必要」となれば到底無理な話。 特定小型特殊に含まれる最高時速20kmの電動キックボードの解禁までに 無理やり自転車の規制だけを強めた格好に見えるが 大山鳴動して鼠一匹のような「居所的には売り上げが伸びたような気がする」 安全という名目で「セールスキャンペーンに利用されただけ」という見方が強い。 「努力義務ではない義務化への道筋なんだ」と戦々恐々としているような 未だに「(実現できるわけがない)夢見がちな人達」もいるようでも、 「特に人手不足の地方での取り締まり不可能」の時点で、 少額違反金制度が導入不可になった経緯や「事実」を知ってもらいたいものだが、 恐怖感や余程自転車が憎いのか実現することしか頭になければ聞く耳を持たないので、 知ったところで「実現不可能」を理解する気はないのだろう。 「自転車免許制度も同じで出来るわけがない」。 その代わりとして無駄に余らせている警察OBの天下りとしてでも 防犯登録協会こそ解体し全国共通制度に組み換え、 その代わりに「交通教育機関」でも開設し、「毎週1回程度であっても必ず通年で」 義務教育に組み込むことが重要なのだが、そういう話すら上がらければ交通マナー向上などありえない。 そして何より ★「事故の"防止"」には様々なルールを頭に叩き込む前に、 まずは「徐行・一時停止」をしっかり守ることから。 そのためには「予測運転を欠かさないこと」こそ、 「多くの事故の"完全"防止」に近づく「最も有効な策」として継続実行しましょう。 ※もちろん、「前後とも」しっかりブレーキ装置が機能することのご確認も忘れずに。 (錆やブレーキシューの削れ・硬化があれば交換、ブレーキレバーのテコ比の適性化など) ●ヘルメット努力義務化の意義とは? gendai.media/articles/-/109264 蓋を開けてみれば当然のように着用者が増えなかったこともあり、 勢い付いてようやく否定的な記事も見かけるように。 つまり、今回のヘルメット着用努力義務化は、 (どう考えても真面目に取り組めば取り組むほどに、利用者が減るものであるにも関わらず) 「自転車利用」の促進のためにできた規制なのである。 自転車は後述するように安全な乗り物である。 これを「過剰規制」と評価する以外に、どういう評価の方法があるのだろうか。 (安全かどうかは自動車比較と利用者の運転次第でもあるが) 明らかに矛盾しているのは確か。 こんなことに歓迎できる人達は、優先順位を判断することすらできず 「自分たちの首に見えない縄をつけられて絞められていること」に気付いていない呑気な人達なのだろう。 全国に6870万台、国民の二人の一人が保有し、また多くの人が日常的に利用している自転車が、 1年でわずか433名の死亡者しか出していない。 例えば、厚生労働省の研究班の発表によると、風呂場での推定死亡者数は年間約1万9000人だ。 自転車の利用を減らしてまで規制をかけるのではなく、行政はまず風呂場に目を向けたほうが良さそうである。 ↑ その通り。だから風呂場で(血中濃度での失神ではなく)転倒事故の割合が高ければ こっちこそヘルメット着用を積極的に推奨すればいいのでは?と思うのは必然。 ここで着目すべきは、自転車での事故死が年々減っているという事実である。 増えすぎて困っているというのであれば、意味がある可能性がゼロではないが、 なぜ、80%減という大きく進む死亡者数減を考慮せず、さらなる規制をかけるのか意味不明だ。 自転車関連事故が減り、対歩行者が増えているのであれば、ヘルメットをつけるべきは歩行者ではないのか。 ↑ 確か、「自動車事故に比べると減少率が低い」ことを理由に挙げていたが… 自動車ユーザーが減り高齢者が自転車に乗る割合が増えれば減りにくいのは分かり切ったことでも そういう観点はないものとされる。 死亡者の7割は高齢者 人口10万人当たり交通事故死者数の推移(警察庁資料)をみても、常に、歩行者のほうが(自転車利用者より)死亡者数は高い。 「特に、自転車乗用中の死傷者のうち、65 歳以上の高齢者が(中略)自転車乗用中の死者に占める割合は約7割であり、 重点的な対応が必要である。 さらには、ヘルメット非着用の自転車乗用中の死者の約6割が頭部に致命傷を負っていることから、 全ての年齢層の自転車利用者に対して、ヘルメットなど安全装備の装着を促すことが重要である」 (先述の『自転車活用推進計画』)とあるが、 死んでいる7割は高齢者であるのにもかかわらず、 次の文章に移ると、全年齢にヘルメットを着用させよとガラリと言っていることが変わることに注目してほしい。 なにより、60%が頭部に致命傷というが、ヘルメットをつけても40%の命は助からなさそうである。 ↑ そう「事故"防止"」の観点が完全に欠落している。 ヘルメット着用で事故被害軽減可能性が上がって仮に6割全ての事故を防げたとしても、 「残り4割は自己責任でどうでもいい」と言い放っているようなもの。 1、今回のヘルメット着用努力義務化は、自転車利用の促進が目的だが、ヘルメット着用が推進するほど、利用者は減る 2、自転車事故死は、80%減っていて、さらに毎年減っている 3、風呂場の事故死、歩行者の事故死のほうが、自転車より多い。自転車規制だけ突出する意味がない 4、死亡者の70%が高齢者。なぜ規制が全世代なのか不明 「みんながヘルメットをしているのに、君だけしないのはおかしいだろ」という理論が、 平気で罷り通るのが日本社会というものだ。 みんなが無視していれば、無害。みんながヘルメットし始めたら、自転車利用が減るという成り行きになりそうだ。 このヘルメット規制について、ヘルメットを買うための補助金、ヘルメット規制を世に知らしめるための啓発運動に、 行政は多額の税金を投入している。 規制を実行した当局には、環境にやさしく安全な乗り物である自転車に、 無意味で有害な規制をかけたことを少しは反省してほしいものだ。 ↑ 「被害軽減の"可能性が"上がる」ので完全に無意味とは言わないまでも、 「ヘルメット着用での死亡事故」や「安全運転への目線」「通年での交通教育」からも 今回の件を否定してほしかったのはある。 ◆「ヘルメットをかぶっても事故は起きます。」 news.yahoo.co.jp/articles/366d94ee4d8bc4ba386da2ff6c8e5fcfb160cb1f 自転車は庶民の「足」。免許制にすべきとまでは言いませんが、 どこかがしっかり舵を取って最低限の交通ルールをきっちり指導頂かないと、 ヘルメットをかぶっても事故は起きます。 ヘルメットは事故に遭った時に防御するものであって、事故を防ぐ物ではないはずだと思うのですが。 「今まで必要ではなかった物が急に押しつけがましい規定された表向き以外に考えられる理由」や 「金銭的な負担」や「交通教育」に関してもあって欲しかったが、 「優先度」についての観点から見ればこのような意見が当たり前。 「免許制にすべきとはまでは言わない」というのも 現実的な実効性の難しさからの言葉であればよく理解されている。 ヘルメット着用によって「被害軽減可能性が上がる」ではなく 「"事故そのものが"未然に防げる」と本気で思ってそうな人達がいるのが恐ろしいところ。 「ヘルメット着用した瞬間から自然と交通法規が身について安全運転を行うわけがない」し ヘルメット着用していたとしても転倒すれば「自損事故が起きた」となるのでは? 真の交通安全のためには、「整備不良は改善し、まずは一時停止を全て守る」 「見通しの悪い交差点は徐行する、無理な横断はしない」 このあたりに絞り込むことから始められる。 ●傘の支持具は別で解説してもらいたいが・・・ 例えば自転車のハンドルに傘を固定する傘スタンド 「ぎりぎりグレー」の状態。 傘を差した時の高さ、幅によって視界をさえぎったり通行妨害、 風にあおられて転倒するなどで違反に問われる可能性 「販売→器具取り付け→傘を取り付けて広げても"自転車を押して歩く" "閉鎖私有地内であれば走行もセーフ"」 一方で、傘を取り付けて広げて公道を"走行した"時点で 「事故を"起こしていなくても"安定を失う"可能性"が発生する時点で」 「"条文を読み解く限り直ちに違法"と言えるが、取り締まっていないために形骸化している」まで説明しないと 「グレー」だけでは分かりにくい。 ◆参考:傘の詳細ページ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/53.html ◆[海外]「英国でヘルメット「努力義務化」の声が上がらないワケ」 merkmal-biz.jp/post/37688 news.yahoo.co.jp/articles/ce88cde9ac0944b2e1724d3f583d63ff99636d6a 「自転車のヘルメット着用は安全対策の効果がないばかりか、 自転車に乗ることを思いとどまらせたり、サイクリングをリスクの高い活動と思わせたりするもの」 【1】「ヘルメットなのに頭部を保護するとは限らない」 自転車用ヘルメットが脳振とうから保護するようには設計されていないことだ。 米国消費者製品安全委員会(CPSC)は、 「ヘルメットのデザインで脳振とうを防ぐことが証明されたものはありません」としている(2021年5月18日付同ホームページ)。 一般に求められるヘルメットの役割は、走行中の車に衝突された際に、頭を守ることだろう。 しかし製造者サイドは、自転車用ヘルメットは 「頭の高さから地面に地面まで落下する」 ことに備えた設計であり、ハイスピードの車による衝突で跳ね飛ばされたときに 「頭を保護するものではない」ことを強調している(2022年12月21日付『米国版フォーブス』)。 ヘルメットには、頭部外傷には効果があるといわれているが、 ロンドンのセント・ジョージ病院の脳神経外科医であるヘンリー・マーシュ博士のように 「通常のヘルメットは単純に薄すぎるので負傷を防ぐものではない」とする意見もある。 【2】むしろ「ヘルメット着用することで危険性が増してしまう」ケース 「ヘルメット着用により誤った安心感が植え付けられてしまう」という、 英国バース大学の交通心理学者イアン・ウォーカー博士による2006年の研究が、今も議論の中心にある。 車のドライバーには、 「ヘルメットを付けるようなサイクリストは、経験豊富で予想外の動きをしない」 という先入観があり、衝突の危険度が高まる傾向にあるという。 博士自身が距離センサーを付けた自転車に乗り、車のドライバー2500人に追い越されるときに どれくらい距離を空けられたのかを計測した。半分はヘルメットを着け、半分は着用しないで、その違いを比べた ヘルメット着用時には、ヘルメット無しに比べ、平均8.5cm車が近くを通過していた。 車は乗用車よりも大型トラックやバスの方がより近づく傾向にあった。 博士は、2500回のうち2度車にぶつけられたのだが、どちらもヘルメット着用時だったという。 (2006年9月13日付『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』)。 サイクリスト自身も、ヘルメットを着用することで過信し、 リスクを冒しやすくなる傾向があることもよく議論にのぼるテーマである。 ↑ 典型的な違反行動は「右折レーン侵入」「車間距離保持義務違反(トレイン走行)」。 特に「狭い道で他車も多い危険な道」であっても、 原則論に縛られて車道走行に「ヘルメット着用だけ」で 命を懸けられるような人達の気持ちは全く理解できない。 【3】ヘルメット義務化によって自転車の利用者が減ってしまった国 自転車走行時のヘルメット着用が義務付けられているのは、世界では ・アルゼンチン ・キプロス ・オーストラリア ・ニュージーランド と非常に数が少ない(『同フォーブス』)。 ここではアメリカの一部州の記載なし。 オーストラリアのニューサウスウェールズ州では、 1992年に大人に続き子どもも義務化されると、翌年に自転車通学する子どもが 30%減ったことが明らかになった(2017年3月21日付『ガーディアン』)。 1994年に義務化されたニュージーランドでも、 1989~1990年と2003~2006年を比べると自転車利用数が51%減少したという研究結果がある。 罰金が科せられる義務化で自転車の気軽さが薄れてしまったのだ。 それらも踏まえてか、英国では、日本で自転車のヘルメット努力義務化が閣議決定された2022年12月、 ジェシー・ノーマン運輸相が義務化を否定した。 「目先の金」欲しさに「先のこと」が考えられない。 ・自転車購入時に安さで通販を選んでしまう消費者 ・素人騙しの販売か修理でしか商売になるわけがないと思い込んでいる店 ・空気圧管理やメンテ方法なんて詳しく教える必要などなく売れればそれでいいというメーカー 「検査団体が作れれば」「目先の売上さえ伸びれば」 「ユーザーが減ろうが、結果的に今後ますます医療費が増大しようがお構いなし」 ↑ こんな有様が「まとも」なわけがない。 ヘルメットに脳振とうを防ぐ効果がないのであれば、日本においても、 ・自転車専用レーンの整備 ・自転車の逆走(右側通行)禁止 を定着させていくことが不可欠だろう。 それがすぐにはできないことで、個々にヘルメットを着用させるとしても、効果は限定的なのではないか。 ヘルメット着用が進まなかったり、自転車に乗る人が減ったりしたら、制度が再検討される可能性もありそうだ。 オランダを例を挙げる人達もいるが、日本で自転車専用レーンを全国に簡単に張り巡らせられるなら苦労しない。 そして、中途半端に敷設し縁石などで隔離され、その区間だけでも歩道から一般車完全締め出しになって 自転車専用道を強制されるということは 歩行者や一般車メインユーザーにとっては有益になるかもしれないが、 「速度を出して走行する自転車」にとっては 自転車量が多ければ間違いなく走りにくくなって困ることになるが・・・ 「そんな箇所は少ない」と賛成できるのだろうか。 ●「ヘルメット被ってくださいね」と街頭活動が始まった場合の想定やりとり ヘルメット配布された学校や会社等で着用走行してる光景を開始時だけ報道し 模範的行動のようにどれだけ素晴らしいことのように紹介されても・・・ 警察官「ヘルメット着用努力義務化されましたのでよろしければ着用をお願いします」 ↓ A「うん。じゃあヘルメット買ってくるから代金払ってくれる?」 B「何千円もするような物を、じゃあ今から買うわってすぐ買えると思うか?」 C「暑いし蒸れるし髪型崩れるのにほんとに被らないとダメなの?」 D「置きっぱなしとか嫌すぎるし、持ち歩くのもダルいし、考えてないなぁ」 E「努力義務でしょ?罰則ないんでしょ?つけたい人だけつければいいのでは?」 F「自転車側が気を付ける前に、路駐だらけで車道走りにくいのを何とかせえよ」 G「本当に必要な方として、視野も狭く運動機能が衰えている自覚のない多くの高齢者の方と、 判断力に乏しい子供さんと、速い自転車の方だけで十分ではないですか?」 ↑ 生活用自転車乗りの多くの大衆心理からすれば、 こんなやり取りが幾度となく繰り返されることでしょう。 それよりも安全装備品として 「一般車でも前後ともブレーキが適切に使えるかどうか」、 夜間であれば「反射板」「ライト」の 徹底確認をするほうが優先度として重要とは考えないのだろうか。 ●どうせ「喧しく騒ぐのは最初だけ」 であることは間違いないのだが・・・ 「思考停止の壊れたスピーカー」は「正しいことをしている"つもり"」だからどうしようもない。 分かりやすく例えるなら「年末年始だけ干支を気にする」ようなもの。 春や夏頃になって、人形作りの関連職でもないのにわざわざ今年の干支の話をする人が多いだろうか? 街頭活動の強化期間でもなければヘルメット着用をイチイチ問い正せるほど警察官は余っていない。 自転車への少額違反金制度の計画が頓挫した事実さえも知らないのだろう。 それにしても、なぜこうも「本当に優先すべきこと」を見ようとしないのか分からない。 ▲「安全のためにヘルメット着用!」といいつつ「頸椎損傷リスクは無視、プロテクターは断固拒否」 ▲「自転車で音情報は大事!」といいつつ「生活道路交差点での徐行・一時停止(止まれの標識など)の義務は概ね無視」 ▲「自転車免許!反則金!導入すべき」といいつつ「幼年期から通年での交通教育の必要性に気付かない」 ▲「防犯登録は義務」といいつつ「防犯性皆無に等しいワイヤー錠、プレスキーのリング錠」 ※「通年での交通教育」というのは義務教育課程以外も想定 特に「高齢者の事故は無視できない」にも関わらず 自転車でも高齢者のための自転車安全運転講習は稀にニュースになる程度で 頻繁に開催されている様子はない問題もある。 「多くの人達が言っているから正しいに違いない」という国民性特有の「前に倣え」で 疑問を持たない「思い込みの怖さ」が如実に出ているというべきか。 衆愚政治の研究テーマからの派生として取り上げられそうな内容。 (本当に無知なら仕方ないが、分かっていて無視を決め込んでる人達こそ最も悪質といえるが・・・) 民主主義で多数派を「気取って」本質が見えず困るのは結局「自分」。 本来は、ヘルメット着用して助かったと思えるような「状況を作り出さないため」に、 「どのような方法で安全に走行すべきか」を考えたり話し合う機会だろうに・・・ 人間であることを放棄するに等しい「思考停止」の場当たり対応には心底辟易する。 正直「外出時に鼻水が出るかもしれないのでティッシュ携帯の努力義務を定めました」のような 「大人なのにわざわざ事細かに決められない=自ら考えて選択できない」 知的レベルを疑われているような規定に見えないことが信じられないというか。 せいぜい、今まで規定のなかった「高齢者」への努力義務であればまだ分かるが 配慮なのに高齢者イジメと顰蹙を買うのを避けたかったのかもしれないが、 だとすれば、明文化されていなくても暗黙の了解となっていた 「速度の出しやすい"主に"スポーツ系自転車など」とすれば済む話。 ※「通勤/通学は会社/学校単位でご勝手にどうぞ」と案内すればいいだけ。 車道を走ることが多く(ヘルメット着用により側方の距離詰められるとは考えないので) 「あったほうが安全と思うなら自由に被ればいいだけ」なのに、 今まで(大人且つ"一般車で")ヘルメット着用が異端のようで肩身が狭かった人達にしてみれば 実際には到底叶えられない理想の幻に過ぎないとしても、 「まるで多数派の仲間が入りできそう」で喜んでいるような人もいるのだろうか。 ※不慮の事故を防ぎたいなら「まず0円から始められる交通安全」が最優先なことは当たり前であり、 「走行場所・時間・状態・速度・周囲への意識」などを総合的に理解することが始まりであり、 被害「軽減する(かもしれない)」機能に期待して「お金を払って装備を買うこと」が要点なわけがない。 ▲「転倒の直接原因を置き去り」でヘルメット着用を強調する違和感 news.yahoo.co.jp/articles/4dd422c4f3d0df0c831b71b8ff8c69d3ad5bdec4 滝川は「身をもって自転車の転倒には気をつけてほしいという想いと 4月1日からのヘルメットの努力義務を伝えたくて」と、ケガをした写真を投稿した理由を明かした。 3歳の男の子を育てている滝川は「子どもが乗っている電動自転車になるとかなり重くなり、 止まっていても転倒するときの衝撃が大きいので気をつけてくださいね。 バランスを崩したときは腕力が足りず倒れるしかなく、 私は止まっていたときに、また動こうとしたタイミングに 足がコートに引っかかってしまい倒れてしまいました」と転倒した時の状況を説明。 ケガについては「子どもをまずなんとか守りたかったのと、 頭を守ろうと反射的に顔から落ち、サングラスが顔に刺さってしまったのかと。 ヘルメットをしていれば、頭は守られるので頭から落ちようとしたかもしれません」と ヘルメットを着用していなかったことを後悔し、 「みなさんもご自身を守るため、是非ヘルメットを。 そして、ちょっとした油断も大変なことになるので気をつけてくださいね」と、呼びかけている。 ↑ 何というか・・・本当に同様の事故を「防ぎたい」と思っているのだろうか。 ●まず「自転車に乗るときは車輪に巻き込まれる危険のある「ロングコート」は今後一切やめます」と (実際今後は着ないまたは"丈調整を必ず行う"と決めた場合であっても) "断言しない"のは何故ですか・・・? もし「オシャレ1番で安全2の次」で「ロングコートはこれからも着ますよ?」であれば、 ヘルメット着用しても「フルフェイスでもなければ顔面を怪我する可能性」がある。 万が一「ヘルメット着用すると同様の転倒が起きないようにコートの挙動を操れます」? という能力が身につくスゴい効果があるなら是非ともそのヘルメットを教えて欲しいです。 ●「サングラスが顔に刺さってしまった」 サングラス着けないという選択肢は・・・ 芸能人ゆえにプライベート空間を守るためには「外せない」と一定の理解は出来ますが、 ヘルメット着用してれば「頭から落ちようとした"かもしれません"」と この時点で「安全を保障できない可能性がある」ことを分かっていて、何故ヘルメット着用が先? まず原因となった「ロングコート」についての「対策」は「絶対に不可欠」でしょう。 それを置き去りにして、ヘルメット着用で転倒して 同様に「(脳ではなく)"顔面"」の怪我を防げなかったときには どう「言い訳」するのでしょう?興味が湧きます。 ※パンク修理でも「原因を取り除かなければ」修理は完了しません。 刺さりものであればそれを見つけ除去することでも、 実際のパンク原因の多くは「空気入れ習慣の無さ」と「適正空気圧の無理解」にあって、 その対策として「タイヤ・チューブ交換したからパンク修理完了した」では、 「根本的には解決していない」ようなもの。 交通安全アンバサダーと称するような人達でも こういうニュースでまず開口一番に「ヘルメット着用」を先に出すような論調であれば 「全く信用に値しない」ことだけは分かる。 コメント欄に「ロングコートの問題」や、 「顔の怪我を防ぐには半ヘルでは防げず論争になる」ような内容もあって 余程マスコミ達より冷静に見ている人達もいることに感心する。 ▲「努力義務」という紛らわしい言葉のせいで・・・ 誤認させかねない記事タイトルをつけ始めるところまで。 ・自転車ヘルメット着用義務化・売れ行き変化?【愛媛】 news.yahoo.co.jp/articles/62a7b21504ef49796d9f44f259338d651883dba8 ・間もなく始まる自転車のヘルメット着用義務化。 news.yahoo.co.jp/articles/aeb85754d44b5d8a1e02b8cd057322ec3bd83ba8 kaden.watch.impress.co.jp/docs/topic/topic/1485187.html そもそも「努力義務」という言葉自体に違和感がある。 「努力」→ 成し遂げるために励むこと 「義務」→ ~しなければならない。~する必要がある 遮音関連の場合「警告カードを優先発行するという人員の無駄遣い」が最大の問題ではあるが…、 条文のイヤホン等をつけ交通に関する音などを 【聞こえないような状態で】(=「聞こえる状態」であれば違法性一切なし)を無視して、 末尾の「運転しないこと」までしか文脈を理解しようとない者達のお陰もあって、 誤解が蔓延っている状況に比べればまだマシなほうとはいえ、 法律用語であっても「努力を義務とする」ように見えて言葉尻の"義務"が強調されてしまうため、 意味からすれば啓蒙活動として広報の場合、「努力"推奨"」「努力"目標"」とすべきであり、 義務という言葉を混ぜるのは明らかに不適切。 そして、「自転車」でニュース検索するとあまりにも多かったこともあってか、 「北風と太陽」の話ではないが、 1次ニュース配信元に各テレビ局が1回だけならまだしも 何度も何度も同じような内容を繰り返すほど ウンザリして反感を買っている兆候も見られるようになってきたのは むしろ良い傾向といえるかもしれない。 文章記事でも「似た内容」や「重複表現を避ける」のは基本中の基本であり どんな良い言葉でも栄養でも「多すぎれば毒となる」。 当然、記事を調べるわけもない大衆にしてみれば 偏向報道が著しいニュースなど見ないか、 ニュースで流れていても特に気にかけないのですぐ忘れるだけで 「へー。ふーん」で終わり。 割合的に熱心に見ている高齢者は影響(扇動)されて買った人もいるようだが・・・ 本来の主旨からすれば高齢者の「事故軽減(可能性)」(を名目に金を巻き上げる)という 立派な役割を果たしたといえるのだろう。 ●「ヘルメット被らないと危険ですよ!!!」というが、"実数"は? 自転車保険の加入での煽り文言も似たようなもので、 高額賠償支払いに至った事故が「年間何件発生しているのか」ということは伝えず 「金額」だけを強調し不安を煽る手法がどうにも薄気味悪い。 近年急に頭部損傷での自転車死亡事故が「毎日必ず1人以上出ている」わけでもないのに まるで「ヘルメット被らないと明日にでも事故に遭うから」のような「煽りだけは必死」なわりに 一時停止や徐行など肝心の「交通法規の遵守」や「定期メンテナンス」を重視しないことは はっきり言って疑問しかない。 台風報道でも「無駄に不安を煽るのが仕事」のような節があるが、 「軽んじて事故が起きたときの責任を擦り付けられたくないだけ」のよう。 しかし、マスコミとして不安を煽りたいだけなら毎日「自転車の歩道での徐行無視」を 「違反で罰則がある」と煽り続けて欲しいのだが、なぜかこっちは問題なしのような感覚。 NEW(S)だから「新しく始まることだけ報道の価値がある?」わけでもないのだから、 安全意識の低い広報活動に何ら疑問を持たないマスコミ自体の質の低さが分かる。 自転車は車両であって「対自動車での被害は減らす」という根底に (徐行一時停止の徹底遵守は無視する一方で)過失割合を持ちだしたがる層の存在からして 「車道での自動車側を立場をより有利な存在に」という思惑も垣間見える。 国民全体の健康割合が減ることで医療費が増えればその重荷には自分たちに返って来るなど 想像もしてないか、本当に国力を下げたい勢力でしかない可能性もある。 ●ドラマの自転車シーンは今後どうなる? 今までも「違反者には罰則のある2人乗り」を違法性など一切ないかのように 平然と使ってきたのだから、今後もヘルメット被らせるようなことは 特に高校生や大学生超えの「生活用一般自転車」ではまずありえない。 ヘルメット着用していない2人の距離の近い場面を撮るために オートバイ原付2種以上ではなく違法性のある自転車2人乗り描写を使ってきたのだろうし。 わざわざ学校敷地内の門を閉じて撮影したりするようなこともなく もし変わることがあるとしても「このドラマはフィクションです」の後に せいぜい「公道撮影時は許可を取り閉鎖して撮影しました」のような注釈文を付けるくらいだろう。 高齢者は自転車シーンが減り、基本的に徒歩/セニアカーにされそうな気はする。 自動車運転シーンも減らし、近年の免許返納の流れからして「バスかタクシー」に。 ●ヘルメット努力義務関連の報道がない地域 全国どこかの地域の記事が上がっている中で 「群馬・栃木・千葉・山梨・福井・三重・高知・熊本・沖縄」を含めた検索で 調べた限り1か月以内での記事は上がっていなかったのは 今回の努力義務について各県警で疑問を持っているために動いていないか、 (ヘルメット盗難やイタズラが増えるなど)余計に面倒なことになりかねないことを懸念しているとか、 各報道機関が「報道する価値なし」と判断しているか。 関東圏は「キー局」がカバーしているので別としても、 それぞれの「事情や都合」の背景を考えると面白そうでもある。 少なくとも熊本は2022年10月に既に(努力義務)条例制定されているようなので 今更改めて報道しようとは思わないのだろう。 ※他でも同様の条例がある地域もあるのかもしれないが、 今後この手の報道自体が一気に下火になるのもあってわざわざ調べようと思わない。 ▲ヘルメット預かりサービスがあれば定着? www.jprime.jp/articles/-/27327 弊社のようなメーカーが技術開発を進めるとともに、 駐輪場でヘルメットを預かってくれるサービスなどがあると、 ヘルメット着用が定着しやすくなるのではないか、と思います」 数台停めるだけの屋外駐輪場でロッカー併設などありえないし 反対に何百台も停める駐輪場でそんなことが出来るわけがないことくらい ちょっと考えれば分かりそうなものだが・・・ ヘルメット用にコインロッカー100円で併設できたとしても 「毎日」ともなれば使う人がいるのかどうか。 月額契約で数十円に下げれば元がとれるまで何年もかかることになるので、 「設置側のメリットが低い」。そもそも駐輪台数が減れば本末転倒。 「数十台程度」で管理者が常駐しているような駐輪場であれば可能かもしれないが そんな場所が全国的に多いとは思えない。 それにしてもヘルメットを普及させようと目論むことで 自転車ユーザーが減り結果的に医療費増大への懸念まで考慮すれば 「明らかに愚策」としか思えないが、 むしろこれこそが真の目的なのだろうかとも考えられる。 少し前の2022年10月の「東京で重点4項目違反の悪質者には赤切符を発行する」内容も 既に思い出せない人しかいないのではないだろうか? (「●赤信号無視」「●一時停止の無視」「●歩道で徐行せず」「●車道の逆走(右側通行)」) 特に「歩道での徐行」に触れない場合、その時点でどういう人達か分かりやすくて便利。 残念ながら、決して「世間感覚とのズレ」は強弁では埋まらない。 ★しかし「転倒での事故被害軽減可能性を上げたい」なら 「屋内でも転倒の危険があるのだから起床してから寝る直前までヘルメット被りましょうね」となる。 (※ベッドの人は寝がえりで落ちて頭を打つかもしれないので"寝るときも"着用) 風呂場はもちろん転倒する可能性が高いので座っているとき以外着用。 事故防止で罰則のない「努力義務」ならここまで決めてしまえば良いのではと思ってしまう。 そう。それほど「大きなお世話感」が強いのが今回の"騒動"だったが 目に見えて実際の着用率が上がってる様子もなければ始まってしまえば 「着用率を毎週のように追加報道するわけもない」ので1か月もすれば報道は消え、 夏までには電動キックボード等の特定小型原付の話題が大半を占め 「あーそんな話もあったっけ?」と15項目同様に すっかり何の話だか忘れられてるに違いないので 気にするだけ時間の無駄ではあるのだが・・・。 ●街中を見た限り特段ヘルメット着用者は全く増えていない様子の記事 merkmal-biz.jp/post/37109 いくら販売好調という盛ったような話があっても、やはり"実数"で考えるべきなのだろう。 今回のことで影響されてしまいヘルメットを買った人でも 「そもそも週1回使うかどうかで実際ほとんど自転車に乗っていない」という理由もありそうだ。 そうなれば 「ヘルメット着用者が一向に増えない」というのも納得できるが 元々少なかった流通量から見れば 「"実数としては"大して売れてない」からこそ、街中で目に見えて増えていないと言えるのでは? 例えば今まで月10個だった売上が月20個売れただけでも 「何と今までの倍も売れています」とすれば、売れているような錯覚を与える。 「(一般車ということもあり)周りの"普通は着けない"という世間体を気にして着けようと思わない」ような 理由は実に日本らしいというか。 マスクとの比較で言えば、まずマスクの具体的なメリットには、 ・「顔を隠せる」ので楽 ・「口臭」を防ぎやすい ・わざわざ人のいる方向にくしゃみをしていたような迷惑な輩からの「飛沫防止」 ・主に女性にとっては「メイクの手間が減らせる」利点 ・「他人の顔色を窺う」ことへの疲れを「マスクしてて分かりにくいので」と言い訳にできる など、国民性とも相まって着けることに"メリットが様々ある"こと そして何より 「値段が安いこと」「嵩張らない」というのも普及した理由といえる。 一方のヘルメットはヘルメット警察が出張れるほど ▲(特に生活困窮者も含むため)「誰でもすぐに買えるような値段ではない」こと。 SG指定という基準も一切ないので2000円程度の物を買って補助金で無料にすることが 可能な自治体もあるかもしれないが・・・、「1回転倒で買い替え必須」ではコスパが悪いのも確かだろう。 ▲「嵩張る」持ち運ぶのが面倒・小型のバッグに付けて持ち歩くのは現実的ではない。 「スポーツ自転車でもないのに似合わないしダサい」より ▲「他に居ない・普通ではない」という「世間の壁」が立ちふさがる。 ●最大にして唯一のメリット「被害軽減する(かもしれない)」の1点のみでは 使用に優位性が見いだせないのも頷ける。 英式バルブを主に表向きはコストを理由を未だに標準変更の兆しすらないのだから 「今までの常識」がそう簡単に覆るわけがないのは当たり前。 ※単純に「金を徴収する」という点で見れば、ヘルメット関連から回りくどいことをせずとも、 個別の反則金制度は頓挫したとはいえ、道路の維持費用を名目に、 購入時に「自転車購入税」を20%ほど徴収されそうな気はしないでもないが その前に逃亡犯の足になりにくくするためにも 「全国共通の"所有者登録"」に移行し防犯登録関連団体を全て解散して貰わないことには・・・。 (いや…残してても良いが"(罰則なし)加入義務"対象は所有者登録だけに移行) 本当に、まずこっちの問題を解決しようとは思わないのだろうか。 手続きも煩雑であり、引っ越し時など利便性も著しく欠いているのに 登録抹消手続きがなくても流通できたり、ましてや削って販売など言語道断。 ●ヘルメット未着用での事故を強調している記事への疑問 news.yahoo.co.jp/articles/45bc8492a68f297140119b9d015f99b32f9611bb はねられた男子高校生はヘルメットを着けておらず、 頭に大ケガをして一時意識不明となりましたが命に別状はないということです。 ↑ 「ヘルメット着用せず事故で頭に怪我を負った」ということを記すのであれば、 もし「ヘルメット着用していても事故で大けがを負った」場合、 「頭部"は"守られた」とでも強調するつもりなのだろうか。 しかし公平を期すためには、「ヘルメット"着用していたことで頸椎損傷"」の事故も どれだけレアケースであっても高額賠償になったようなケースと同様に、 今後はしっかりと紹介してもらいたいと思うのと同時に、 頸椎損傷保護のためのプロテクターや高価な自転車乗り用のエアバッグまで 特にレース参加条件に強制的に組み込めば、業界は潤うんじゃなかろうかと思うが、 諸外国ではレースでの怪我リスクなど最初から織り込み済みで これ以上重くなる装備を強制される筋合いはないと反発されるだけだろう。 ●「過失割合に影響する」と思い込む心理 遮音関連への条文誤認のように「絶対そうに違いない」と1回思い込んでしまうと 抜け出すのは相当難しいのかもしれない。 それにしても、罰則すらない"努力義務"に戦々恐々となっているのが…なんというか もはや呆れを通り越して「人間心理として面白い」というか。 14項目(現在15項目)の違反から、3年以内に2回の赤切符発行を受けて 「講習を受けられる機会が得られる」ことを 「罰則"強化"」と吹聴していた思考力と酷似している。 その後、赤切符が生活用自転車が日常的に走行するのをためらうほどに 発行されてるかどうかといえば、増えてはいても、そこまで過剰に多いほどもない。 ↓ なぜなら「警察の人員が無尽蔵ではない」のだから当たり前の話。 地域によって大きな差があるのも特徴。(※だからこそ「違反金制度も導入不可能」となった) より重大な事故に直結する自動車関連への取り締まりよりも重視する意味もないのも当然。 そもそも 「違反すれば"罰則のある"徐行義務や一時停止義務」を 自転車では恐らく9割以上の人達が「徹底遵守」していないくせに、 何故罰則のないヘルメット着用には必死になれるのか意味不明。 「徐行一時停止無視すると過失割合に響くぞ」 どころか「無視してると事故に遭う確率が激増するぞ」なんて話すらも見たことがない。 まるで「真冬に窓全開なのに着こんで温かくなろうとしている」ようなもの。 違反直結の安全運転義務を疎かにして、罰則なしいえば「予測運転」すらロクにせず、 「ヘルメット被っとけばセーフ」のように考えられること自体が・・・ 低速でも「不慮の転倒に備えるため」というなら なおさら「止まらないことで日常的に危険のある状況」を 「ブレーキの整備も含めて」第一に徹底するのが先に思えて仕方ないし、 「優先順位を根本的に履き違えている」。 ヘルメット連呼するような人達の「全て」が、 普段から「事故防止のために徐行・一時停止守りましょう」と 啓蒙活動しているかといえば各種ニュース記事でも見かけることは 皆無に等しいことで興味が低いことが分かる。 ※1次ニュース記事に「徐行」の文字をまず見かけなかったために 「徐行という言葉や概念すら頭の中に存在しない可能性」もある。 防犯登録も同じ。「錠前や盗難そのものを防止するための対策を軽視」しているくせに なぜかこの「(罰則もないのに)義務」だけが頭にあって入りたがるのは何なんだろう。 ※「職質の時短対策としては一定の効果がある」ということが周知されているとは考えにくい。 ※違法駐輪での撤去で連絡が来るとは限らない。盗難時も同様。 それはまるで空気圧管理を一切せずに、 「タイヤや車種の値段が上がればパンクしないに違いない」ような斜め上論理に近い。 そう考えたときに、14(15)項目以外の共通点は何かと考えると・・・ 全て「お金(拝金主義)」と考えると納得できる。 だからこそ各所で「広報活動」に勤しんでいるのだろうと分かる。 一方で、そんな活動に影響されてしまっていることに気づかない人達は気にしないとして 情報など見向きもしない大衆の無頓着を説得できるほどの強制力は 今後も絶対発動し得ないと断言できる。 理由としては、州ごとに異なるアメリカは例外として、 世界中に見て自転車で競技でもないのにヘルメット着用が強制的になれば 「子供の国」扱いされること想像に難くない。 もしくは「世界一危険で幼稚な車両乗りと危険な道路しかない国」のようなレッテルを貼られるだろう。 「大人でもヘルメット被らないと安全に走れないって知的レベルが園児ってこと?」 「自動車の国だから自転車乗りへの当たりが強いのか」 「途上国未満のような崩れる道路だらけなのか?」 など 道路構造なんてそう簡単に変更できるわけがないのだから、 出来もしない海外の自転車道路に夢を持つより、 "現実的に" 「生活用自転車=歩道」という概念が覆されることは どれだけ狭義(競技)自転車乗りが訴えかけてもありえないので、 まずは幼少期から 「"歩道を"どのように安全に通行しなければならないのか」についてを 徹底教育することが肝心。 ・なぜ歩行者を優先しなければならないのか ・徐行とは何か ・歩道では「車道寄り」と明記されているのは何故か ●自転車店側を想定しても・・・ 「試着しないと買えるわけないでしょう?」と 「ヘルメット展示場」になって、サイズ感だけ確かめられて「また今度くるわ」で、 あとはポイントや値段の安いネットで買われる。 自転車本体のように「整備技術の差」などないのだから 余程その店に貢献する気がないのであればそうなってしまう。 他にも ▲色・柄デザイン・サイズで数種置くだけで場所を取る ウェア類と同様に店の在庫スペースが広ければ 10年売れなくても関係ないのかもしれないが だったら売れ筋タイヤサイズの「種類をいくつか」揃えたり 各種米式チューブを豊富に置くほうが遥かにマシ。 ●状況確認と事故防止への備え 「幅寄せされて転倒」を防ぐには、 簡単なことで、まず原則論に影響されずぎて「車道を走らない」こと。 「車道を走るから車に幅寄せされ得る」という当たり前すぎる状況。 ↓ ※自動車が左折時には左端に寄せるため「必然的に自転車側の進路妨害になる」 ↓ 歩道でも「急に自動車が曲がってきた」というのも状況確認できていない証拠。 猛スピードで曲がってくる車両も考慮し、 交差点では特に事故に巻き込まれやすいことを意識しておくことが大切。 自転車側で備えておきたいのは 車道走行に限らず、常に「左折車(対面右折車も込み)」に備えて状況確認を怠らないことが肝心。 だから常に「速度を出しすぎない」「安定して止まれるくらいの速度や止まり方」を 後続車を聴覚だけに頼らずとも「予測」し「備える」ことで転倒を防ぐことは可能。 軽装備で防げる程度の衝撃は、「予測運転を常に巡らせて」走行すれば防げる程度の可能性は高い。 買うことで防げるかもしれない可能性か、「買わずとも神経質に走行することで事故を防ごうとする」か、 前者の観点だけが絶対に正しいとは思わないので、 あまりにも少ない後者の考え方も周知されるべきと考える。 そもそも徐行も一時停止も「違反者には罰則があり実行しなければならない意味」が分かっていない人があまりにも多い。 努力義務でしかないような文言とは重要度が全く違う。 ※「どんなに備えてても絶対安心ではない」と心配するなら 「フルフェイスヘルメット」に「全身プロテクター」もしっかり装備しましょう。酷暑時は要対策。 ▲ヘルメット着用してないと事故の過失割合に響く? 不安に憑りつかれた狭い考えか、ヘルメット会社の仕業か分からないが 「罰則なしの努力義務」を神格化するにも程がある人達には疑問しかない。 法的拘束力がない「努力義務でしかない」ヘルメット着用有無が、 法的拘束力のある「徐行や一時停止」より過失割合に影響するという根拠は何処に? いや・・・そんなものがあるわけがない。法の概念が根底から崩れてしまう。 何のために「罰則がないのか」ということさえ理解できていないのに 過失云々を持ち出してくること自体が余程危険な思考に思えてならない。 年間10件もないような「自転車が加害者で相手に"重大な"被害を負わせた事故」を まるで「頻繁に起こり得るリスクかのような触れ込み」で 保険加入を煽るような愚策にしか見えない。 転倒リスクにはそれぞれの「対応策」があり、 ヘルメット着用が必ずしも「最適解」とはならない。 ▲滑る蓋 道路管理者および担当の管理会社に連絡し滑り止め加工の提案。 ▲道路の段差 水はけと視覚障害者のために必要な道路構造。 「段差を意識した安全なコース取り」 もしくは「停止して降りて押して再び乗る」だけで済む。 ▲小石などの落下物 前方の路面も周囲の状況と共に注視する。 それらよりも、まずは「違反すれば法的に"罰則のある"」 「適切なブレーキ操作が出来ていたのかどうか」を気にしましょう。 そのためには、安全に止まることができないような 命知らずな速度で身勝手な公道レース・トレーニング気分で 自転車としては「過剰な速度」で走行していないかどうかを気にするのが先。 とはいえ、世間一般での自転車使用"多数"者の常識的には、そんな人は少ないので・・・、 ↓ 事故のケースで多いとされる「出会い頭」での事故を最優先で防ぐために、 同様に「違反すれば法的に罰則のある」 徐行や一時停止を守りましょう。 そして"罰則のない"安全重視の走行といえばやはり「予測運転」が最優先。 聴覚でもなければ、ヘルメットでも、ましてや事故後にしか意味がない保険でもない。 「前方の落下物に注意する」「路面状況は安全か」 「曲がり角から飛び出しがあるから気をつけよう」など "事故後に役立つ"ではなく"事故前"に備える行動こそ安全走行の根幹。 ◆自転車のヘルメット着用義務化はかえって危険? jp.wsj.com/articles/SB12576472522368314760904581292320073788858 多くの自転車推進派は、意外な立場をとっている。 彼らは米国やその他の国で自転車のヘルメット着用を義務化する法律に反対している。 義務化した法律で、とりわけ大人を対象にしたものだと、自転車の利便性が損なわれ、 安全性を下げる可能性があるというのだ。 このため、自転車に乗る人が増えるという市民の健康上の大きな利益が損なわれている、と彼らは指摘する。 オーストラリア、カナダとニュージーランドの一部でヘルメット着用を義務付ける法律が施行された後、 【頭部損傷は目に見えるほど減らなかった】が、 【自転車の利用自体が20~44%減った】という内容だった。 この研究は、法律が制定される前後の数年間を対象に調査した。 メリーランドの法律は委員会で廃案になった。 運動不足の時代において、ヘルメット着用法が自転車という利便性の高い運動を邪魔すると指摘する。 座っている時間の長いライフスタイルは、自転車の衝突事故よりも、 静かだが広範な長期的悪影響をもたらし得るという。 例えば慢性疾患を引き起こし医療費に何十億ドルもかかるといった影響だ。 実際にヘルメット着用法のメリットとデメリットを計算した。 同教授は12年に学術誌「リスク分析」に掲載された論文で、頭部損傷の減少と、 サイクリングが減ることによる運動の減少で上がる有病率とを比較して考察した。 その結果、同教授は「差し引きしてみると、 【(ヘルメット着用法には)健康上マイナスの影響がある】」と結論付けた。 専門家たちによれば、これは、職場に行ったり、 買い物に行ったりするために自転車に乗る人が少なくないことが一因だという。 人々はこういったサイクリングをやめる場合、その代わりに 他の運動(ジムに通うなど)をするのではなく、車に乗ってしまう傾向があるからだ。 ●一方で「子供には」有効というデータ 自転車に関連した子どもの死亡率は、ヘルメット着用法のある州で約20%低かったとの結論が出ている。 元々の注意力に限界があるのが当たり前なのだが、 これを大人に適用されるということは 「周囲への空間把握能力まで大人ではなく子供と見なされている」ということに。 そう考えると、ヘルメット着用を推進している人達は 「自転車乗りは全員注意欠陥のある奴しかない」と言ってるようにも思えてくるので 無茶苦茶な言いがかりでもある、 全米では21の州とワシントンDCが16歳未満の少年による自転車用ヘルメット着用を義務付けている。 また約50の都市ないし郡は、全ての年齢層にヘルメット着用を義務付けているという。 それでもアメリカの場合細かく異なっているので 罰則の有無は不明だが全年齢層に義務化している地域もあるようだ。 そもそもアメリカでは超自動車社会であり、 一般生活で自転車を使うユーザーそのものが少ないために あまり気にしていないのかもしれない。 ●ヘルメット着用に疑問を持つ意見 ヘルメット着用"最優先"こそ正義のような偏った意見に辟易している中で、 冷静に物事を捉えている方も居て安心する。 twitter.com/MS758/status/1605766426534346752 「カジュアルなヘルメットもあるから、女性はそれを付ければ良い」なんて言ってる男性サイクリストを Twitterで散見するが、全く女性の事を理解してなくて、ああやっぱり自転車乗りだなって感じてる。 「自転車はスポーツ自転車が全て」という視野狭窄の行き着く末路は、 「生活自転車(ママチャリ)は自転車ではない」などと 冗談ではなく本気で言えるようになるそうなので反面教師にしたいところです。 twitter.com/MS758/status/1605866787790147585 見方によっては、本来自転車という乗り物は非常に安全な物であるが、 国の失策により持ち味が活かされず危険に晒され、 それをヘルメット義務化という形で尻拭いさせられ様としている。という考え方も出来る。 道路構造の問題も然ることながら、 「青い矢羽根マーク」に「遮音への優先的警告カード」という無駄さ加減の結果でもあり。 ●道路整備については矢羽根ラインの効果が無かったに等しいので ヘルメット着用(努力義務であり罰則なし)という次の手に出たのだろうと思うが、 教育政策が議会などで議論にすらなっている気配がない時点で、 本気で事故防止の交通安全を考えているとは思えないのはある。 twitter.com/MS758/status/1605864056555917313 青線:自転車による一人当たり年間走行距離(km)、 黄色:自転車利用中の死亡事故率(自転車による走行10億kmあたり死亡人数) オランダ市民の殆どはノーヘル。 事故や死亡率の低下に繋がる最も有効な政策は道路整備。 twitter.com/MS758/status/1605854728591507457 自由に着飾り優雅に自転車を流す豊かな世界。 ヘルメットを義務にする事で失われる未来もあるのです。 手軽だからこそ活きる交通手段。 義務が強制になってしまうと困るのは生活自転車ユーザー。 推進派は…持ち歩く?ロッカー? 「ヘルメットボックスをつければいい」などと短絡的にしか考えていない様子。 ▼「費用負担」で最優先すべきはブレーキ周りでありヘルメットの優先度は当然低い 同じお金を払うとしても、「最重要保安装置であるブレーキ装置周りへの注意を払うこと」よりも ヘルメット優先という、この異常さに気付けない人が多いことに愕然とする。 ◆ブレーキシューの位置は適正? ◆ブレーキシューの摩耗・硬化度合いは進んでいない? ◆ワイヤーは錆びたりほつれていない? ◆引き量は正しく確保できている? ◆そもそも適正なブレーキレバーが付けられている?(特にローラーブレーキ) ▼無頓着な人々と政治利用も臭うマクロ視点 ●「ヘルメット着用したら死亡率が減る」という話を真に受けたくないのは 「事故を"防ぐ"ために【予測運転の講習】を同じく"努力"義務の法整備化」するほうが 事故"防止"効果が期待できるだけマシのため。 ●とはいえ、「無頓着な人達は意見しない」ので、気付いたら努力義務化されていたが どれだけ推進派が息巻いて世論形成しようとしても そもそも日本における自転車"特にママチャリ"に持っている関心度からして ヘルメットの非着用が違法でもないことから、全体としては変わるわけもない。 少なくとも「一般生活自転車の」自転車乗りでヘルメット着用を最優先で考えたがる人は、 遮音規制然りで、もはや優先順位を判断できないまでの思考に陥っているに等しいのではないのだろうかと逆に心配する。 業界全体でヘルメット着用ムードのようなものを作り上げようとしている気配も見られるが どうにも「このご時世でなお優先度の低い"負担"を強いることを厭わない薄気味悪さ」を憶えるのは 「金の臭い」があるからかもしれない。 安全という名の大義名分を掲げれば 「綺麗事並べて金を使わせるような政策を採ることが資本主義国家として正しい道」とでも 暗喩しているような。 ヘルメット着用を罰則ありでの義務化を歓迎するのは (広報スピーカーな一般人を除けば) 「自動車族」「医療費増大を目論む派閥」くらいしか居らず、 「日本全体での負担」という観点からすると、 海外での事例同様に、「自転車人口そのものを減らし医療費の増大を画策」し、 「国力までさらに削ぐことを目的に掲げている」に等しいため阻止・拒否が妥当と考える。 正直「被害軽減の"可能性"しかないようなものを褒め称えている時点で異常なのだが」 やりたい放題で政治利用されてしまうようなこと自体が どれだけ自転車業界の力が無さすぎるかということがよく分かる。 ●ヘルメットのSGマーク・・・ 「果たしてSGマークがあっても本当に安全基準をクリアしているのかどうか」。 敢えて何のことかは触れないとして… その内容も含めて「努力義務化への経緯も含めて総じて胡散臭い」と思わざるを得ないのもあって 電動キックボード等の特定小型特殊への許可と同様に 流されるまま思考せず「潮流への懐疑的な見方」を見失ってしまう事こそ恐ろしいと思う。 個人的には当然「無料で出来る予測運転の方法」を、 まず最初に習得してもらう機会を提供することが最優先と考える。 しかし、店であれば「ブレーキ周り全て」「ライト」「反射板」の補修案内が先。 (※自転車の警音器は無意味且つ迷惑行為を助長するので優先度は低い) ・ブレーキシューの位置調整~適宜交換 ・ローラーブレーキであれば専用グリスの充填 ・ブレーキワイヤーケーブルの交換 ・テコ比不適合なブレーキレバーであれば交換 案内・提案出来ることは多く 何しろ「ヘルメットのように場所をとり在庫を抱えて困るようなこと」も起きにくいので 営業観点から見ても旨味は多い。 「ヘルメットは特に使い方というほど説明が必要でもなく売っておしまい」 一方で各種保安部品は「部品代+工賃」で、「長期的な今後のお付き合い」にも繋げやすい。 ●シマノの自転車文化発信の一環で「散走」 news.yahoo.co.jp/articles/5b6f001a736e9ca99ec2b3ac638269d6107197ae こうしたイベントで「まずヘルメット着用」という時点で「一般大衆は興味を持てない」 ということに気づいていないようでは発展はありえない。 そのうえ、ガチガチのレースイベントでもないのに 「どんなに交通量が多かろうが車道走行が絶対主義」のような 「現実の交通状況に則せない融通の利かない人」が1人でもいれば、 楽しむどころか怖さばかりが優先してしまい 1回でウンザリして2度と参加しようなどとは思わない人のほうが多いのではないだろうか。 そもそもシマノには「一般車」に関する情報発信を街乗り情報のFBを削除して以来、 完全に諦めて「意識高い系」の人達にだけ発信すればいいような感覚で 「広く情報発信できていない現状」について考えてもらいたいのだが・・・。 だからこそ、間口を広げ情報発信するという観点からすれば、 「一般車限定(小径も問わず高額自転車やスポーツ系自転車"全て禁止")」 「ヘルメット着用なし」で、変速の使い方すら全く分からないような人達にこそ 「自転車を知ってもらう機会を提供すること」こそ最優先の課題にすべきと考える。
https://w.atwiki.jp/mangaaa/pages/463.html
448 名前: ◆SHISHI8/uA :03/01/02 17 52 ID ??? _,, -- -- ,,,__ / / ;;;;;;---=ニニ_=  ̄ / /, - ~ ` - 、_ / / ) `ー,,、_ l/ ノ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; ~` ; = ⌒ヽ 、i; " " ;ヽ、  ̄~" ー`ー-- ;;;;;;; --- " , ` ヽ / `ヽ / ;、 ;; 、_;; l l ; |ヽ、ヾ、`; ,-ァミ、`ヽ^) | .i i、; ト , `ー- ヽシ ノ_ノ , , -‐- 、 ヽヽ ;X (kヽ, ヽニ ___ ./ ヽ、 `ヾ ヽミ`、 " ‐ く) / / ___/ ⌒ヽ、 \ `ー---‐ ^ v , ~ -(/o /。\ レ/ ヽ \ \ / ヽ、 /7ン( i\ \ \\/ } ハ | \ \ \/ ir⌒`y トー-i-i\ \/ \ ( トー-ァ‐  ̄` \ ヽi 人 ̄ ヽ、 `ー- \ } ヽ | {二二i i | | o | | | l ./.| ト-- . / l | | ヽ | | ヽ、 ,--, , -,、 | イ // ̄"  ̄ ̄i l( ヽ \ | // ト、 / i l | ) \ ヽ | / .} \ ..ヽ__ヽヽ、 ヽ } | | `ー-‐‐‐‐‐ "" ̄ \ ヽノ | | `~ | / | / | / ノ`ー 、;,;,;,;/、 ,=`、_ , / , --tttt=`ヽ、ニ=--, ヒ、ー-、__ /⌒i `ー--==.ニi二/ 峠アオバ(並木橋通りアオバ自転車店)
https://w.atwiki.jp/finehawk/pages/283.html
一覧 2017/11/03 幕張スターライトクロス 2017/10/15 前橋シクロクロス 2017/08/27 乗鞍ヒルクライム 2017/07/30 榛名湖トライアスロン(バイクパート) 2017/06/25 美ヶ原ヒルクライム 2017/05/07 加須TT 2017/05/03 筑波8耐 2017/11/03 幕張スターライトクロス 成績:C3クラス、DNF タイヤ:前19bar、後2.0bar 10月の前橋のポイントがあるのでゼッケン9番。ギリギリシードでうれしい。 去年は3時間かかったので少し早く出ようと思っていたけど、結局6 45出発。渋滞を避けるため東北道周りにしたけど、葛西に合流する箇所からの渋滞にはまった。連休のディズニーランドだ。幕張メッセ到着は9 45。去年と同じになってしまった。 後から考えると、湾岸道路ではなく京葉道路の方が空いていたかもしれない。 急いで準備して受付、試走へ。先週までの台風の影響で、かなり泥が残っている。ゆっくり2周しただけでドロドロになってしまった。 大福屋のSさんと、職場のIさんが応援に来てくれた。 コースが長いからか、進行が遅れている。 順番にコールされてスタート位置に向かうが、待機場所からスタート位置までちょっと離れていて、後ろの10番の選手に抜かれてしまった。しかも、スタート位置は自由に選べるようになっていて、10番の選手は最前列右側に入った。しかたないので、私はその後ろに並んだ。 右端なので、両クリートをはめた状態でバリケードをもってスタート。良いダッシュができたが、前に入った10番が遅い! エーっと思ったら右クリートが外れてちょっと踏み直して遅れてしまった。 その後追い上げて第一コーナーへ突入。と思ったら、後ろから突撃されて転倒。すぐに起き上がったけど、後輪に後ろの人のハンドルが挟まって抜けない。2人でガチャガチャやってようやくハンドルが取れた頃には、ほぼ最後尾になっていた。最初のバンプまで足で走ってから、自転車にまたがるとシューという音。 なんで!と思ったけど、やっぱり空気が抜けている。すぐに降りて、タイヤを回転させても、シーラントで止まる気配がない。おかしいと思って少し走ってみたら、カラカラ音がする。再度降りて確認すると、スポークが折れている。 残り30分マラソンするか、というのも一瞬だけ考えたが、自転車に無理を書ける前にすぐにリタイヤした。荷物を置いてある場所もすぐ近くだし。 今回は昇格目指して必勝体制で挑んだつもりだったが、200mほどであっけなく終わってしまった。 コースから出て自転車を良く見ると、スポークが1本折れて、数本曲がっている。タイヤの空気はすっかり抜けて、シーラントがもれている。なんでパンクしたんだろう。 左のふくらはぎに擦り傷が3箇所。一番上のはけっこう深いので、水で洗って、ガーゼを張ってもらった。 帰宅後に調べてみると、スポークが曲がっているのは5本くらい。そして、折れたスポークがリムテープを破っていたので、空気が漏れたようだ。これはシーラントではどうにもならない。 あと、スタート直後にクリートが外れたのは、待機時間が長かったので、詰まった泥が乾いて硬くなっていたからかな?後で掃除するときに思った。 午後はSさんとサイクルモードの見学。その後CL1とC1を観戦。ラインどりなどとても勉強になる。 20 00出発、京葉道路、首都高5号線経由で21 30帰宅。 今年中に絶対にC2に昇格しようと思った。 2017/10/15 前橋シクロクロス 成績:C3クラス、10/37位 タイム:4周23m59s タイヤ:前2.0bar、後2.2bar 5 10出発、5 40東松山、6 15前橋、6 40会場到着。 天気予報では雨だったが、到着したときはやんでいた。夜の間も降っていなかったようだ。でも昨日の雨でコースはドロドロ。 準備をして受付に行ってそのまま試走。40分くらい走った。 スタート直後の階段前がデコボコでいやらしい。芝のクネクネはなかなかスピードが上がらない。BMXコースのバンプトラックは楽しい。シケインは低めだが、直後に大きいバンプがあってここもいやらしい。真っ直ぐ突っ込めば乗っていける。木の間のクネクネは難しい。後半のドロドロはもうドロドロ。 木の間が難しかったので最後に繰り返し練習した。 8 45に召集。5列目くらいで後ろは2列。後半スタートだ。 アクションカムをつけようとして、動画撮影にならなくて電源を切っていたりしたら、すぐにスタート。ちょっと出遅れた。 最初の階段前のデコボコで、前の選手が落者して3人くらい巻き込まれていた。私は何とかギリギリでかわすことができた。階段上るとしばらく渋滞。 クネクネセクションでちょっとずつ抜かしていく。 シケイン後の大きなバンプは、前が詰まっていると乗車で登れない。こういうときはとっさに降りて走ったほうがよさそうだ。 木の間のクネクネも、前に人がいるときは、降りて走ったほうが速いかも。 コーナーでスリップして落者する人がけっこういたので、慎重に走る。 最後にギリギリ一人抜いて、何とか10位に入った。 タイムを見ると、上位4人はだいぶ速いが、その後くらいにはいけそうだ。 11 00会場出発、高崎の温泉に寄ってから13 30出発、14 30帰宅。 近くのレースは楽でいい。 2017/08/27 乗鞍ヒルクライム 距離:20.5km タイム:1h12m56s 成績:チャンピオンクラス132/223位 走行データ 8/26、9 00川越出発、11 15~」12 00姨捨で昼食、14 30会場到着。 今年はとても天気がよさそうだ。 朝起きると、息が白くなるほど寒い。スタート地点に行って荷物を預けようとしたら、チャンピオンクラスのバスだけすごい並んでいる。レッグウォーマーをつけたままアップしようと思っていたけど、時間が少ないのですぐにスタートできる格好になってから荷物を預けた。 すぐにアップ開始。でも時間が無くて短め。そしてスタートの準備。ボトルを忘れたので、ペットボトルに水をちょっとだけ入れた。 トイレに行こうと思ったけど、時間が無いので、スタートに並んだ。 グロスタイムの今年も最後尾からのスタート。最初の上りは無理せずに。第1CPまでの緩い坂はペースアップ。というか負荷を変えずに走る。 何とMTBで走っている人がいる。急勾配では負けそうだが、緩い区間ではこっちのほうが速い。競いながら第1CP通過、20m25sでほぼ目標どおり。水のカップを受け取る。 MTBの人と話したら、王滝100kmは6時間切るくらいとのこと。やはり私より速い。 去年はこの辺りで金子広美さんに抜かれたが、今年はまだ大丈夫。中間点の看板があったので、ラップを計測してみた。32m20s。この辺りでMTBを振り切る。冷泉小屋を44m32sで1分ちょっと速い。 CP2を52m10sで、まだ1分ちょっと速い。水のカップを受け取る。 急勾配区間はツライ。脚のダメージが蓄積してきた。緩い区間でもスピードが落ちてきた気がする。ちょっと前に見える集団を目標に頑張る。 雪渓を66m51sで、2分くらい速い。登山客の応援がうれしい。ちょっとしたことでも力になる気がする。 前に見える集団にマイヨブランアポアルージュがいる。たぶんチャリダーの取材だ。もうちょっとで追いつきそうだがスピードが上がらない。 そしてゴール。72m56s。目標の75mを切れた! 今年は暑くて 12 15出発、13 30~14 10ものくさ屋で昼食、14 25松本IC、15 00姨捨、16 40甘楽、19 30到着。 2017/07/30 榛名湖トライアスロン(バイクパート) 距離:40km タイム:約1h10m 走行データ 前日はNASのメンバーと移動。うちに集合して10 10出発、鶴ヶ島で一人合流して、12 00前橋、昼食。13 50会場に到着、バイクチェックと受付。14 45説明会。15 20に出て15 50ホテル到着。 雨で今日は走れない。 朝起きると小雨が降っている。会場に行っても雨。 7 00からアップでコースを1周してくる。普通の人はスイムの準備をしているので、走っている人は他にいない。 7 40にトランジッションエリアに自転車を入れる。 8 00のスイムスタートを見て、8 20頃にトランジッションエリアで待機。 8 30過ぎにYさんが上がってきて交代。最初から飛ばしていく。 1周目は周回に出るまでの道も合わせて14m51s。 2周目13m18s、3週目13m18s、4周目13m31s、5週目13m24s。 そこからトランジッションまで1m24s。 トータルで1h09m49s。 2017/06/25 美ヶ原ヒルクライム 距離:21.6km タイム:1h20m09s 順位:チャンピオンクラス35位(エントリー59人、出走44人) 走行データ 6/24、12 00出発、ボトル忘れた、13 00上里、13 30横川、14 00東部湯の丸、15 15会場到着。 18 30会場を出発、コースを下見しながら、20 00別荘到着。 6/25、4 00出発、5 00会場到着。 激坂のT字路:18m30s CP1:20m09s CP2:37m08s CP3:1h06m47s ゴール:1h20m09s 14 40出発、16 00東部湯の丸、17 00上里。 2017/05/07 加須TT 距離:14km 走行データ 7 00出発、7 30鶴ヶ島によって、8 20到着。 2017/05/03 筑波8耐 クラス: 順位: 周回数: 走行データ:1回目 2回目 3回目 3 00起床、3 30出発、4 05中橋到着、4 40出発、6 05筑波到着。 18 40出発、20 10中橋到着。
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/157.html
最終更新日:2022.7.10 ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり 2022.6.19 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン 2022.5.29 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符?、●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) 2022.5.22 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 2022.05.15 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS、●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 2022.05.08 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い 2022.04.24 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク 2022.01.16 ▼基本的な内容 ▼遮音関連(イヤホン・ヘッドホン・カーオーディオ等の規制)━━━━━ 単純にイヤホンとしなかった理由に関しては、カーディオ規制も含む場合もあることを一切考慮しないことへの懸念。 ●[警察庁]報道機関において「事実誤認、誤解を与えかねないもの」が見受けられる www.npa.go.jp/news/koho/index.html 各種報道機関において、警察行政に関し様々な報道が行われております。 しかしながら、これらの報道の中には事実誤認と思われるものや、 説明が十分でないために国民に誤解を与えかねないものも見受けられます。 このページ内では一部の週刊誌報道に対するコメントとしても まさに遮音関連の 「自転車乗車中のイヤホンは着用(使用)だけで違反」という"事実誤認"を真っ先に思い浮かべる。 ▲「規制根拠となる条文自体を全く確認していない」 ▲「どういう規制なのか"中身"を理解していない」 というケースが目に余る。 ────────────────────────────────────────────────── ●3つのポイント 【1】着用だけで違反とは言えない 【2】原付等の免許取得時に「聴覚は不問」 【3】大多数の事故防止のためには【徐行・一時停止・確認】を厳守することが先決 分かりやすさ重視で簡潔な解説。 1:「交通に関する音等が"聞こえない"状態」でなければ違反ではない 2:自転車だけ聴覚重視することへの明確な矛盾 3:"事故の傾向を見れば"遮音を優先的に問題視すべきとは思えない 他にも色々あるが・・・ 「救護義務の重要性」や「印象論に影響されない判断力」も 忘れずに覚えておきたいところ。 ────────────────────────────────────────────────── 現状「片耳・両耳問わず」全都道府県で”使用そのものは”禁止されていないと認識しています。 問題は「交通に関する音または声が”聞こえるかどうか”」の「定義が不明瞭」なため、 「自動車の走行音」や「警官が道端から呼びかける声」さえも聞こえなければならないという風潮があること。 実際は「大音量」等の使用音量を記載していること、また、カーオーディオへの規制も含むため、 「サイレン音」や「拡声器を使用した場合の警官の声」が聞こえなければならないとは思いますが、 聴力がない自動車運転者への許可もあり、聴力そのものを問題視することに疑問があります。 「危険運転」と「遮音状態」は必ずしもイコールで結びつけることはできないというのが見解です。 「カーオーディオ、カーステレオ」、または「車両全般」も含む地域が大半。 (わざわざ自転車に限定しているのは「青森・岩手・秋田・山形」のみ) ※警告表(イエローカードや地域独自のレッドカード)は交通違反切符ではありません 注意された=違法というのは大きな勘違いであり、「注意して運転してください」という啓蒙活動の一環。 但し、「事故を起こした場合」、や著しく正当性を主張することで 他にも危険運転を引き起こす意思があると判断されれば、ピンク色の赤切符(交通違反切符)が発行される可能性が ゼロとはいえないだけに外すよう勧告されれば従ったほうが良いとは思いますが。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■遮音(イヤホン・カーオーディオ)規制のQ&A 今一度、遮音規制について考えてみる(個人的解釈も含む)。 以下の解釈に至った経緯については長々と書いてあるこのページを全て読み込んでみてください。 まず大前提として「(同様の内容もあるが基本的には)各地域で規制文が異なります」。 「道路交通法で”直接”イヤホン着用で自転車運転が規制されているという事実はどこにも存在しません」 ▼片耳ならセーフだけど両耳はアウト? 両耳でも「音量等の条件次第」であり、 基本的には「交通に関する音または声」が聞こえていれば、両耳でも問題は無いと解釈。 ▼使っても問題ないとか書いてたけど実際注意された!(警告カードを渡された) (現状の条文を見る限りでは)「大音量」での使用でも問題ないと書いたつもりは全くないです。 「口頭で注意・警告」「警告票」「警告カード」等は「赤切符のような交通違反切符ではありません」 「何回注意されても」「何枚累積しても法的拘束力は一切ありません」 「3枚で講習受けさせられるとか、赤切符に変化するという効果も一切ありません」 (もし本当にそういう事実があれば、その証拠と共に経緯を教えてください。事実確認後に紹介します) 実際の目的は 「事故になる危険性もあるので運転を見直して安全を心がけましょう!」というアドバイスの意味があるもの。 但し、そこでゴネて過剰に反抗的な態度をとると「反復的な犯罪を起こす意志がある」と判断されて 「警告票のつもりだったが赤切符に変更」という可能性がゼロとは思わない。 ▼「大音量」などの条件がわざわざ書いてあるのは何故? 小音量でも規制してしまうと、 自動車のカーオーディオ使用+窓を閉め切った状態でも規制にかかる可能性が高いため。 ▼交通に関する音または声って何? 主に「救急車やパトカーのサイレン音」が該当。踏切音も該当すると思われる。 個人的には「警官の”拡声器使用で”の交通整理」も含まれていると解釈。 「手招きをするアクションを一切なしで道端から呼びかける声」では 自動車である程度の距離が離れていては聞き取ることは不可能と判断できるため。 ▼「警察官の指示」ってあるけど道端から呼びかける声も聞こえないとダメ? 自動車やオートバイでも「誘導棒やアクションで気付く前に」 「道端から呼びかける声での内容をはっきりと聞き分けられるのであれば」、 自転車でも道端から呼びかける声を聞き取れないと違反になるだろうと考えているが、 現実的には不可能なので、拡声器を使わない声量で聞こえる必要はないと考えている。 ※各地域の条文だけを見れば基本的には「救急車やパトカーのサイレン音」が聞こえていれば十分に思えるが、 確認時はイヤホン・ヘッドホンを外さない状態で呼びかける声も聞こえなければならないこともあるらしい。 しかし実質的に環境音レベルまで聞こえる必要があるのかどうか疑問。 ▼「警官の存在に気付いて停止してからイヤホンはずしたらアウト? 自動車で停止して窓を開けること、オートバイでフルフェイスのヘルメットを外すことと何ら違いはないのでは? 窓を絶対に開けない、フルフェイスヘルメットをいかなる場合でも脱がずに交通取り締まりに応じることが 「普通」であれば、(自転車で停止してイヤホンを外す前の)耳につけたままの状態の違反を問えるかもしれない。 ▼「青森・岩手・秋田・山形」は「自転車に限定」してるけど何で? 自動車の場合、聴覚障害でも特別に許可された場合に道路を通行できるため、 その整合性がとれないことを考慮したものと考えられなくもない。 しかし、制定時期は不明ながら、単に、他地域を参考にせず深く考えずに定めたに過ぎないような気もする。 (他の多数の地域では特例として処理しているため考慮していないと見ている) ▼条文に「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないように」とある地域では着用しているだけで違反では? よくある勘違い。 「イヤホンやヘッドホンを書いている地域は規制対象で、書いていない地域でのイヤホン・ヘッドホンは規制対象外」という話ではなく、 交通に関する音または声が「聞こえない状態」を規制していると見るのが正しい見方。 「イヤホンやヘッドホンを付けて運転しないこと」 「イヤホンやヘッドホンを付けて”交通に関する音または声が聞こえない状態で”運転しないこと」 正しく理解するためには、両者は似て非なる内容ということを把握しておく必要がある。 ※秋田県の「周囲の音が十分に聞こえないような状態で」も「聞こえない状態」を規制しているため同様と解釈 ↓ 【どういう状態が違反になる?】 △イヤホンまたはヘッドホン着用で自転車に乗って走行していた ↑遠くからでは「状態が分からない」ので判断できない。交通に関する音または声が「聞こえない」状態で使っていれば違反。 ※使用者自身で判断する場合は踏切音が聞こえるかどうかを基準にすれば十分なはず。 ○(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえる状態で」自転車に乗って走行していた ↑法的には問題なし ×(確認された上で)イヤホンまたはヘッドホン着用で「交通に関する音または声が聞こえない状態で」自転車に乗って走行していた ↑これは違反 基本的に停止させて確認しなければ分からないため、遠目で確認しただけで「違反」とは言えない。 「注意力が散漫になることで事故を頻繁に起こしそう」という 「イメージ優先」で危険性を語るのは、事故防止の本質を見失っている恐れが強いので要注意。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼基本的な内容 ◆「原則」として、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り、 「原則的に」自転車走行中に「交通に関する音などが聞こえる状態で」イヤホンは使えます。 「自転車走行中で"音量などの条件関係なく"イヤホン使用運転禁止」というのは、 「違反すれば罰則のある法的拘束力のある法文(道交法派生の地方条文)」に基づく限り 【拡大解釈】となります。 ※そのため「違反すれば罰則のある徐行や一時停止」を軽視し、 歩行者優先を蔑ろにしているとしか思えない警察の街頭指導は 「優先度を履き違えた誤った(時間の無駄)指導」という認識が必要です。 ●警察に「注意される」というのは 「見ただけでは状態が分からないので【確認】の際に、 【重要:法的拘束力はない】が、イヤホンで音を聞いていないほうが「少しはマシ」というだけのこと。 (※一方で、警察官判断で危険な状況と判断されてしまうようであれば、不本意でも外すことに従うしかない?) ↓ (しかし、道交法第63条の10は「制動装置」に関する内容なので拡大解釈で、 道交法第70条、第71条の6が根拠とする場合、 概ね「交通に関する音などが聞こえる状態では規制されていない」ことになっていても、 やはり、サイレン音等以外で他者の足音や話し声まで聞こえなければならないはずがないのだが・・・) 「イヤホン自転車ではなくても」、 ▲「普段から見通しの悪い交差点で徐行なんてしない」 ▲「歩行者軽視は当たり前。歩行者優先のために一時停止なんて絶対しない」 ▲「予測運転って何?」 という感覚であれば、非遮音状態でも安全ではない。 反対に、「ほぼ遮音状態でも安全が確保できる」ことは、【自動車のカーオーディオ使用時と同様】に 「ブレーキ操作可能」「視界も確保」「予測運転も可能」なことが証明している。 ↑ ※万が一、遮音状態でこれらの行動が制限されるのであれば、 「条件設定など設けず」「自動車も含め」全国的に聴覚を遮ることそのものが一律で禁止になっている。 そもそも「明確なdB数の提示すらない規制」など、本当に法的拘束力のある規制として有効とは到底考えられない。 「ダウンロード禁止法のようなもので"形だけは一応存在する"」程度のもので、 警察が街頭指導で利用する理由は「対象者数が丁度良く街頭指導しやすい」ために、 「仕事している感を出すための恣意的運用」がされていると考えておきたい。 ◆もし、本当に「街頭指導で交通安全が目的」であれば、 片っ端から 「歩道での徐行無視&止まれの標識がある場所」で、 「一時停止しない自転に、警告カードや赤切符の発行」という状況が、当たり前の光景となっている。 ●学校での指導のため? 「若年層相手の指導内容であれば、使わないほうがいいと案内するのが妥当」という観点も妙な話で、 使わないことが安全のためには絶対不可欠のような考え方そのものが、むしろ安全軽視。 「カーオーディオ全般」同様に、窓を閉め切っていても安全に走行するためには 「地方条文での間接的な規制などではない」 「道交法で直接規制のある」各種の法令遵守「徐行・一時停止」から、 明文化されていない「予測運転」や「前・後・左・右の(予想と)確認」など、 特に「その地域で」「守らなかったために直接的な事故になった原因」を 徹底して紹介することが絶対的に最優先すべき内容であり、 「条件関係なく禁止のような"拡大解釈"」の「広報スピーカー」になる意味はない。 むしろ、音情報に頼り、「確認を怠ることそのもの」が危険。 例:アスファルトが綺麗に整地されていて、自転車のスプロケのラチェット音よりも 静かな走行音の自動車やオートバイが近づいてきているのに、 「音がしていないから急に曲がっても問題ない」と判断してしまうと事故になる。 ●「注意力が散漫になるから危険」という考え方を作り出している原因とは 遮音規制は多数の地域で車両全体への規制ということで「自動車」も含まれる。 では「カーラジオ・カーオーディオ」が問題視されないのは何故だろうか。 集中力を欠くという点で言えば「車内での会話」も十分に気を取られる要因になる。 「寝不足や考え事」でも危険に繋がると言える。 それらに対して「免許があるから気を付ける」とすれば、 「(条文の理解/読解力も含めた)交通教育が不十分」ということになるのだろう。 逆に言えば、自動車免許を持っている人であれば、 自転車で「(一応音量条件は問題ないとする状態で)両耳で音楽を聞いている状態でも」 「気を付けるのは当たり前なので、問題にならない」ということになる。 ●一方で、「環境音が全く聞こえない状態」が危険かどうか 「聴覚がなくても運転免許が取得できる」ことを健常者でも再現するなら、 「イヤホンやヘッドホンをしていても、音楽やラジオなど全く流れていない状態」で 「ノイズキャンセング」のみとすれば近いだろうか。 その場合、「音に気を取られるということがありえない」ため 「環境音の情報量は減る」として、少なくとも「注意力が散漫になる」という構図は成立しないため 「着用=悪」のような見方自体に無理が生じる。 むしろ「音がない」ことで、減った環境音の情報を補うために「集中力が増す」とも考えられる。 ●肝心なことは「徐行や一時停止や状況確認」 これらを徹底的に守るだけで事故の7割以上は防げるのでは?と思うだけに、 それを無視して、遮音状態に優先的に警告カードを発行しているようなこと自体が あまりにも不思議。 事故データとしても遮音状態だったから事故に遭ったとか事故を起こしたというケースが 全国的にも多いとは到底思えない。 事故に遭っている高齢者の多くがイヤホンやヘッドホンを着用していたとも思えず。 街頭での警告カードの発行対象として 「少なすぎず多すぎず、状況が分かりやすく、交通安全活動していることも分かりやすい」という 「都合の良い存在」として扱われているような印象が強い。 これがもし「徐行無視や一時不停止」に警告カードを優先的に発行するようにすれば 交通量が多い時間帯であれば1分どころか1秒で1人以上配る必要すら出てくるので困難を極める。 それでも自動車などのスピード違反取り締まりのように、 列の先頭の者に対して連続で次々と発行したほうがいいのではとは思うが、 今度は自転車への注意を優先するあまりに 自動車取り締まりでの徐行義務違反まで徹底していないことへの不公平感が増すことになる。 諸々考えて「色々と難しい」としても、誤解の温床となっている警告カード発行基準は見直して欲しいと思うが、 通年でのまともな交通教育が浸透するまでは、今のような誤った解釈を続ける者達が続くことだろう。 ────────────────────────────────────────── ●自転車イヤホンは危ない? (遮音状態ではイマイチ伝わりにくい可能性もあるので今回は分かりやすくイヤホン表記) 事故防止の観点から 「徐行や一時停止などを徹底厳守できる」のであれば、過度に危険視する必要はない。 「危険だと言われているから」「なんとなく危険だと思うから」を鵜呑みにせず、 「何がどう危険なのか」を冷静に判断することが重要。 もし危険な状況になったのであれば 「その状況に陥らないために」(音以外に)何をどうすれば良いかを考える機会とする。 ・常用速度が交通状況を一切考慮しない危険な速度(過度な急加速や急ブレーキも多い) ・交通状況の確認をしない(追い抜きや追い越し時/歩道→車道/車道→歩道) ・生活道路の交差点で飛び出しを予測しない これらのように「安全走行を軽視する」のであれば、 イヤホン使用していても、していなくても「どちらでも危険」。 特に「生活道路の交差点」は要注意。 オフィス街・住宅街など見通しの悪い場所こそ最も気を付けなければならない。 ●具体的な場面を想定 例えば、カーブミラーが設置されていない路側帯のある交差点で 左側通行を厳守していない(=右側通行)自転車が 速度をほとんど落とさずに曲がってくる場合を想定すると、 「その自転車の走行音を聞いて、どの位置に避ければ衝突を防げるか」分かるだろうか。 速度を出しているのであれば直角に曲がってくることは考えにくいが 左端を走行していたとして、相手が一旦外側に膨らんでからこちら側に向かってくる場合は 速度差から予めこちらが減速し速度が遅ければ遅いほど、または完全に停止していれば 回避しやすいとはいえるが、 初めから相手がこちらを確認する前から衝突コースを辿っていた場合は 「その自転車の走行音が聞こえていたとしても」絶対に避けられないという可能性も高い。 この場合でも「聞こえなかったから危険」で済ませて、 「聞こえていれば事故防止できた」と判断してしまうと、 同じ状況でも「聞こえている状態で遭遇して防げなかった場合」は 「相手が悪かった」だけで済ませるのだろうか。 「状況判断の切り分け」が、いかに重要かということになる。 ●結局のところ 「他車の走行音や環境音にまで依存しなければ安全な走行ができないような速度や状態」そのものを 「事故を防ぐ気がない」という見方もできる。 ────────────────────────────────────────── ■批判的な考え方への回答 ◆「自転車走行中にイヤホンで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 というなら 「自動車走行中にカーオーディオで音楽を聞いていたので一時停止を守れないんだ!」 という構図が当たり前として成立するだろうか。 ◆カーオーディオは「耳までの距離が違う」「ある程度の音は聞こえる」 というなら 自転車でも「適度な音量」で「骨伝導やオープンエア型」を使っていれば問題ないことになる。 こうして比較すれば、自転車イヤホンを悪として決めつけることに無理があることがよく分かる。 ★最も重要な点は「一時停止を日常的に守るかどうか」に尽きる。 「自転車で一時停止は日常的にしていないから問題にしたくない」けど、 「自転車イヤホンは自分はしないから消えて欲しい」というような 「交通安全とか本当はどうでもいい」という感覚で、 もはや単なるレッテル張りのような「都合のいい批判」を繰り返していれば いずれその矛盾に気付く人が増えたときに 「イヤホン自転車の批判は交通安全に繋がるはずと思っていたが、 実際はそれよりも優先すべきことがあった」と分かるはず。 ●「イヤホンをして自転車に乗っているような奴らが交通ルール遵守するわけがない」 と言う人達は 自ら徐行や一時停止を遵守しているのだろうか? 歩行者に配慮した走行ができているだろうか? 「なかなか予期しないような突発的な状況に遭うことも十分にある「公道」ということを気にせず、 身勝手に公道レースを楽しむような感覚で無闇に速度を上げて走行していないだろうか?」 己の事故防止への意識の低さと安全軽視を棚上げにして 「あいつらは危ない」ということにすれば、交通安全が保たれるのだろうか。 そもそも、大抵のイヤホンをせずに自転車に乗っている人も「交通ルールなんて遵守するわけがない」 という感覚で走行していなければ、現実的な事故防止にならないと思うがどうだろうか。 ●「強引な解釈で危険なイヤホン走行を合法のような錯覚をさせようとしている」 という人がいれば、とりあえず 「こちらで47都道府県の遮音関連の条文を全て提示している【遮音(47都道府県別)条文】ので、 お住まいの地域(都道府県)の条文を確認してください」と言いたい。 その上で短い条文を読み込んでも違反と信じてやまないのであれば 警視庁・道府県警単位の「"一般人にも口調が丁寧な道交法の詳しい人"に」直接 単に「イヤホンなどを着用し音楽を聞いていること"だけ"で違反に問えるかどうか」 確認してみることを薦める。 その際「交通に関する音などが"聞こえるかどうか"は無関係で」ということを 念入りに強調して確認してみれば、 「聞こえているのかどうかという主旨のため、聞こえるのであれば法的に問題がない」と分かるだろう。 「但し、事故を起こせば違反に問われる」という場合でも、 道交法71条「その他の規定」から派生する条例である遮音関連の"間接的な"因果関係を導き出すことに時間をかけるよりも、 道交法72条で直接規定のある「救護義務に違反するひき逃げ」や、 道交法70条「適切にブレーキ等の操作を行い、他人に危害を及ぼさないような速度と方法」のような、 「悪質な人命軽視や事故の結果」を優先される可能性は高いと見る。 「徐行・一時停止無視」が原因でもあまり優先されている傾向が見られないことは残念だが、 (専門家風の人達も含む)マスコミ的には本質を一切考慮せず、 根拠の乏しい感想や印象論で「イヤホン自転車は危険」と当面は過度に問題視するのだろう。 ●規制の意義? ───────────────────────────────────── そもそも自転車の加害者・被害者に含まれる全ての事故で 遮音状態の自転車が「「実数として」」どれだけあるのだろうと考えると、 規制対象に置くことそのものへの疑問がある。 ───────────────────────────────────── 「全ての自転車事故で遮音状態が半数以上」であれば 規制することに一定の意味があると考えるが、実際は 数えるほどの件数が物珍しくニュースになるくらいではないだろうか。 遮音規制は実質的な用途では迷惑装置でしかない「警音器の装着義務」や、 使えば危険な状態にもなり得る「手信号」のような、 "意味を成さない規制"に思えて仕方がない。 例えば、音情報を過信するあまり、選挙カーの爆音が原因により、 交差点で侵入する他の自転車の存在に気付き遅れ衝突した場合、 選挙関係者を相手取って裁判を起こして勝てるだろうか? この場合、音情報を阻害した選挙カーに問題があるとは認定されず、 自転車側が「徐行・(標識標示があれば)一時停止の義務を怠ったことが原因」 とされるのではないだろうか。 そもそも、そんなに音情報が大切であれば 真っ先に「カーオーディオ全般を規制」していなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ もし「他車の走行音のような環境音が聞き取りにくい」ことを槍玉に挙げるつもりであれば 普通自動車でもトラックでもオートバイでも 「走行音がうるさい車種も公道走行不可」でなければならない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 「運転に集中できなくなる」→ 「考え事」や「寝不足」はなぜ問題視しない? もし耳までの距離を考慮するなら「音量等を適切に使いましょう」と案内すればいいだけ。 「免許がないから」 → 義務教育・家庭内での交通教育が全く足りないからでは? 「イヤホン使用は違反!」と言うことで間違いなく自転車の交通安全になる あまりにも的外れ。「事故を"防止"すること」が最優先ではないのだろうか? 交通教育で事故防止のために 「非遮音状態であることは一時停止・徐行よりも優先されなければならない」と 本気で信じているとすれば、 「実は事故防止など全く考えていない」と思わざるを得ない。 ●「交通に関する音や声」について jitensha-hoken.jp/blog/2018/01/earphone-violation-criterion/ 主に音情報についての内容。 条文は提示していないが、「最初から根拠が無茶苦茶な違反が前提」ではない ある程度は理解していると思われる。 自転車のベルを鳴らしてクルマのドライバーに聞こえるかどうかは微妙だけれど 自転車ベルの音量規定が法律で定められていない時点で、実際には「自転車ベルの存在自体が無駄」。 聞こえるかどうか怪しい音色を響かせる動作をとる前に「回避・停止」が最優先であり 「歩行者が大音量で音を流していて"相手が"全く聞こえていない場合もある」ので、 自転車側が発すべき音としては一応「適切な注意を促す言葉を発せばいいだけ」。 人前で声を出すことが苦手な人であれば、 「特別な装置として許可を得て警音器を取り付け」という方向がむしろ正しい。 確実に聞こえるとは言えないのに主に歩道で違法に歩行者をどかせるために使う という用途に使われることが正しいわけがない。 自動車も自転車でも音が聞こえなければならない理由は 条文内に具体的な内容のある地域の例を借りれば主に「緊急車両の警告音」が該当する。 しかしここでは触れていないが、 (聴覚障害者への特別措置は常に慎重な行動を要求されるため状況が異なるというとしても) そもそも原付免許などでの聴覚試験はないという事実がある。 何故一般的な生活自転車よりも早い原付などの免許には免許取得時に「聴覚が不問」なのに、 「走行するにあたっては聞こなければならないのか」という疑問もある。 公道走行のために必要であれば、最低限の試験を行うのは当然ということになる。 つまりこれも、「自転車での手信号のような矛盾した内容」ということに他ならない。 ※「手信号を使えば安定を失う恐れがある」「確実にブレーキ操作ができなければならない」は相反する。 逆に両耳にイヤホンをして音楽を聴いていても、警察官が呼び止めた際、 無視せずに止まれば外の音が聞こえているということで法律違反の対象にならずセーフである。 あくまで安全利用のためのものであり、片方の耳だからオッケイ、両耳ならダメという話ではないのだ。 以前、妙な記事があったので、京都府警ではないが警察署に確認したときは 「道端から呼びかける声も聞こえないとダメなんですか? (一部地域を除き)車両全般の規制なので窓を閉めている車内で、 ましてやカーオーディオ使ってたら遠くで呼びかける声なんて聞こえないですし、 (無改造でも走行音がやたらうるさいオートバイなどであれば聞き取れるわけがない) ジェスチャーで誘導されてそれに従うことができれば問題ないですよね?」という問いに対して、 「止めているのは状態を確認するためであって、止めた後に確認して聞こえていることが分かれば開放している」と 実際に返答をもらったことがあるので 「遠くから"一切ジェスチャーなし"でも呼びかけている声に反応できなければアウトにはならない」と言える。 結局のところ、優先順位を勘違いして 単に「イヤホンを目の敵にして指導しているのは"交通事故防止を最優先で考えていない"マニュアル悩」 という見方もできる。 注意されたとしても「交通に関する音などが聞こえる状態であれば」あまり深刻に考える必要もない。 何より、予測運転を徹底無視する非イヤホン使用者よりも遥か上の優位に立てる、 「徐行や一時停止を徹底的に遵守し、予測運転を常に心がげている」ことは、誇るべき安全な志向。 「公道では"音情報に依存するオラオラ運転"よりも、"慎重な運転"こそ最強の安全」と覚えておきたい。 一方では「交通の流れを阻害する恐れもある」という理由で 横断歩道に渡ろうとしている歩行者がいても一時停止しないほうがいいという酷いマナーがあるくらいなので、 「経済優先感覚では人命よりも優先されなければならないものなのか」という怖さがある。 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 無論「聞こえないよりは聞こえていたほうがいい」という意味であれば分からなくもないが・・・、 例えば「(違法改造ではなく)最初から走行音そのものが煩いオートバイ」の場合、 「細かい音が聞こえるとは思えない」以前に、聴覚試験自体ない(※)というのもある。 そもそも音情報がそんなに交通安全に寄与する絶対的な要件であれば、 カーオーディオ搭載が禁止されていて、 窓も閉め切った状態に出来ないような構造にされていなければならない時点で 「適正な速度と走行方法・ブレーキ操作・徹底した安全確認」に比べると、 交通に関して(踏切音やサイレン音のような特例を除けば) 一応は故障に気付きやすいというのはあるとしても、 音情報を過度に気にする意味はないと常識的に理解できるはず。 (自己判断力が低い幼児子供などを除き)ヘルメットや保険にしても言えるが、 守らなければ危険に直結する一時停止や徐行を置き去りにしてでも最優先で気にすることが重要なわけがない。 (※) k-ds.co.jp/course/price/ 大型二輪免許、普通二輪免許、小型特殊免許、原付免許については、 「聴力」の適性試験がなくなり、聴覚に障害のある方もこれらの運転免許の取得ができます。 www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/license/acq/tyoukaku/index.htm 聴力試験を必要としない免許種類 取得出来る免許種類 ・原付免許 ・小型特殊免許 ・普通自動二輪免許 ・大型自動二輪免許 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 [自転車だけでなく自動車も含む車両全般に対する内容] kuruma-news.jp/post/315858 また、運転中は、車外の音が常に聞こえる状態でなければいけません。 よって、両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら別の違反になります。 例によって勝手な意訳。 ▲間違い(1)「運転中は、"車外の音"が常に聞こえる状態でなければいけません」 主に「"サイレン音などの"交通に関する音などが聞こえていなければならない」という規定であり、 「車外の音」が聞こえなければならないという条文など存在しない。 どの程度の距離からどの程度聞こえなければならないのかという具体的で明確な定義も存在しないため、 「車外の音が聞こえなければならない」だけで括ってしまうと 「窓を閉め切ってカーオーディオを使用すると車外の小さめの音までは聞こえないので違法状態」と言える。 ▲間違い(2)「両耳を塞ぐイヤホンやヘッドホンを使って通話をしたら違反」 両耳イヤホンとかヘッドホンかどうかは「無関係」。 骨伝導もだが「オープンエア形式のヘッドホン」という存在すら知らないのだろうか。 そして、主に"交通に関する音など"が"聞こえているかどうか"が重要なので、 形状等よりも、音量等の調整で「聞こえる状態であれば違反ではない」。 なぜこうも否定論者達は「道具」そのものに過度に執着するのだろうか。 「物事の本質を捉えよう」という概念が欠落しているとしか思えない。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼条文を概ね正しく読み解いている希少な記事達 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 www.itmedia.co.jp/business/articles/2010/21/news019.html 日本の場合、国が定める道路交通法では 自転車運転中のヘッドフォン、イヤフォンの装着は明確に禁止されているわけではないが、 各都道府県により扱いが異なる。 例えば、東京都では道路交通規則 第8条 (運転者の順守事項) により、 「高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 と明記されている。 【明確に禁止されているわけではない】と【聞こえないような状態】。 不可解な警告カードの優先度の影響から 「着用だけでも禁止されていると勘違いしている人」は 未だに多そうなイメージなので、しっかりと条文を紹介しているのは素晴らしい。 しかし、骨伝導なら絶対に聞こえないような状態にならないかといえば ポータブルアンプなど幾重も繋ぎ、異常なほどの爆音を響かせ "サイレン音さえ聞き取れないような状態になっていれば"「違法」になってしまうので注意が必要。 宣伝のような紹介記事なので商品に否定的なことは書けないと思われるが、 「骨伝導なら絶対大丈夫とも言い切れない」という落とし穴があることは知っておきたい。 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 bike-news.jp/post/234597 「オートバイ」サイトの記事ではあるが、基本的な自転車と同じ「2輪車仲間」として 殆どの地域で「車両=4輪の普通自動車と同じ規制」という意味を 把握してない人達にも少しは理解されやすいはず。 しっかりと根拠条文を提示していることも含めて「これこそ真実の遮音関連記事」。 ※多くのイヤホン自転車記事では「法的根拠を全く示すことなく」、 もしくは「道交法70条"だけ"」を提示し、 「人の話声や他車の走行音が聞こえなくても違反」のような 「誤解でしかない内容を」既成事実化しようと必死な記事だらけで辟易していた。 例えば、神奈川県警は2011年5月1日に 「神奈川県道路交通法施行細則第11条(運転者の遵守事項)第5号」を改定しています。 改定内容には、「大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと」と 記載されています。 ↑ この時点で警察庁が具体的な違反内容(サイレン音など)を挙げた上で 【「人の話声や足音」「他車(自転車も含む)走行音」は含まれない】 (↑そもそも通常走行音の煩いオートバイが存在する時点で絶対に無理) 【"着用そのものは違反ではない"】と明言していれば その後に「優先的な指導に無駄極まりない人手を割いて、 「補聴器まで外すように言うような狂った指導」や、本来の事故防止のための交通安全に必須な 【徐行や一時停止を蔑ろにする】"意味不明な状況"に突入することはなかったはず。 「安全な運転に必要な音又は声」とは、 「クラクションや緊急自動車のサイレン、警察官による指示などのこと」を指します。 ↑ こうしてきちんと紹介している記事を今まで見たことなかった。 ━━━━━━━ ●音量の大きさ云々ではなく「サイレン音が」聞こえていたかどうかが重要 例えば、緊急車両のサイレンが聞こえないほどの音量で、音楽等を聴いている場合などは、 違反に当たる可能性があります。 そのため、実際に警察に違反と判断される場合は、 音量そのものについてではなく「安全運転義務違反」が該当する可能性があります。 ━━━━━━━ つまり、ドライバー及びライダーがただ音楽を聴いているだけ、 イヤホンをしているだけで違反になるというわけではありません。 周囲の状況を把握できる音量であるかが、ポイントとなります。 ↑ そう、まさしくこの通り。 ★【音楽を聴いている、イヤホンをしているだけで違反になるわけではない】 ★【周囲の状況を把握できる音量であるかがポイント】 ひとつ目のイヤホンを使用する方法に関しては、明確に法律で禁止されているわけではありません。 しかし、安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合、罰則が科せられる可能性があります。 片耳のみの装着でも、周囲の音が聞こえていないと罰則対象になる場合もあります。 ↑ 【安全運転に支障をきたしていると警察に判断された場合】罰則がある可能性 そのため、ある程度「恣意的運用」をされてしまう危険があることが懸念点。 しかし、これを「止められた時点で違反」だの「交通指導票(イエローカード等)を渡された」ことを 違反と思い込み 「着用=違反という完全な嘘」を吹聴しようとする「理解力の低すぎる人間がいる」から始末に負えない。 ◆もちろん「自転車は交通弱者であり、安全のためには"なるべく着けないほうが良い"」 という意味であれば理解できる一方で、 ▲「着けていることは(罰則ありの)違反になる」と 都合の良い変換をするようなことは、もはや本来の条文規制を逸脱した「悪質な風説の流布」。 ツーリング中や通勤通学中の渋滞に音楽を聴くと、気分が高まるだけでなく 長時間の運転による苦痛を和らげるなど、ライダーにとってさまざまなメリットを感じるかもしれません。 ↑ 既成事実派の常套句として「注意散漫になる」を挙げるのもいるが、 むしろ運転中に音楽を聞くことで「リラックス効果がある"場合もある"」ということは、 余りにも都合が悪いために、一切「耳に入らない」のだろう。 音楽を聴く行為自体は法律違反にあたりませんが、 それによって安全運転や周囲への注意を怠ってしまうことは、大変危険です。 走行中に音楽を聴く際は、十分にマナーを守り、節度を持って楽しむという意識が求められます。 ↑ 締めも「周囲への配慮」を欠かさないことが重要とあるのが素晴らしい。 唯一、惜しいと言えるのは そのために「徐行」「一時停止」を筆頭に「予測運転」も忘れず、常に安全運転を心がけて運転しましょう。 となかった点。 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 ec-club.panasonic.jp/bicycle/contents/earphone/ ○ 自転車のイヤホン走行は違反ではない! 法律違反となる「危険行為」にイヤホンの使用が含まれるかどうかが気になるところですが、 結論から言うと改正道路交通法ではイヤホンの使用を明確に禁止しているわけではありません。 そのため、イヤホンを使用すること自体が法律違反となるわけではありません。 ただし、実際には「警察官にイヤホンを外すように言われた」 「イヤホンの音量を確認されて、指導・注意を受けた」といった例も少なくありません。 このような例は交通違反の取り締まりではなく、 警察が事故防止のために指導・警告を行うもので、 「自転車指導警告カード」という黄色いカードが渡されます。 ↑これは正解 × また、道路交通法では明確な違反とされていない「イヤホンの使用」ですが、 各都道府県で定められている道路交通規則や条例においては、 イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。 そのため、都道府県によっては、条例や規則違反となって 罰金が科せられるケースもあるので注意が必要です。 【イヤホンの使用禁止を明記している場合があります。】これは間違い。 (※京都などの目標を掲げているだけの条文は"罰則なし"の条文のため論外) ↓ 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】であり、 上にもあるようにイヤホン走行自体が禁止されているわけではない。 × 自転車でイヤホン走行は片耳でもダメ! 大見出しが間違っているのに・・・ ↓ ○ 【埼玉県「道路交通法施行細則について」より】 周りの音が聞こえない状態で運転してはいけません。 開放型のイヤホン、片耳の使用が大丈夫ということにはなりません。 大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということで 「片耳か、両耳か」「骨伝導式か」といったことを理由に、 イヤホンの使用が認められるわけではないことがわかります。 実際の取り締まりでも「警察が呼び止めた時に気づかなかった」という場合、 「外の音声が聞こえていない」と判断されることがあるようです。 【大切なのは「安全な運転に必要な音声が聞こえるか」ということ】 つまり正しくは「片耳でもダメ」ではなく、 「片耳でもダメな状態とは?」になる。 (京都府自転車の安全な利用の促進に関する条例) これは正式な道交法関連の条文ではないので同じ項目に載せるのはNG。 「赤切符発行要件になり得ない罰則のない条文」を 赤切符発行要件になり得る罰則ありの条文と並べて正しい判断ができるはずもない。 まるで「カニ」と「カニカマ」は「遠目から見れば両方カニです」のようなことを 真剣に正しいと思っていることになるので間違いに早めに気付いて欲しい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●[千葉]思考停止している地域の指導は相変わらず「ながら」最優先取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/4bce464fdc50b88916ce48be55667f21c36acb75 県警は7月10日から19日までの夏の交通安全運動で、自転車の交通量が多い 県内41か所の「指導啓発重点地区」を対象に、 スマホやイヤホンを使っての「ながら運転」などの指導や取締りを実施するということです。 県警の担当者は「自転車も車両の仲間。 歩道では徐行をするなど、ルールを守ることを徹底してほしい」と呼びかけています。 ↑ 6月はほぼ報道もなく、7月は夏の交通安全運動で「1ヶ月ぶりに」他の地域も報道するのだろうか。 そして、スマホ画面注視とイヤホンを使っての「ながら運転」を相変わらず同一視する「思考力の無さ」。 イヤホン自転車が全て消えれば、歩道で徐行する自転車だけになるとでも思っているのだろうか。 歩道で徐行を徹底させたいなら まず「歩道での徐行違反に」最優先で指導警告を出さなければ改善するわけがない。 どうしてこうも「イヤホン無関係」の「目の前にある違反」を悉く無視するのか理解不可能。 こういう「ほぼ無駄なことに人員を割くようなこと」で警察不信に繋がり、 事件への情報提供などの協力関係に亀裂が入るとは微塵も考えないのだろう。 ●[群馬]指導警告の最多は「並進」なのに何故か記事名に使われるイヤホン news.yahoo.co.jp/articles/941d770b46c8a294f574bfc08b497a2662497fd6 「自転車は車両」イヤホン取るよう女子高校生に注意…走行マナー重点取り締まり(読売新聞) ━事故の分析 県警によると、県内では昨年、自転車が絡む人身事故が2002件発生し、 前年比16・8%増となった。死者も8人に達し、前年比で倍増した。 ━指導警告表の実数 昨年は違反への指導・警告も5万5746件あり、「並進」が3万2168件と最多で、 「一時不停止」「無灯火」と続いた。 並進が過去にどれほど事故の直接原因になっているかと考えると、 果たして指導警告を優先すべきなのかという問題もある。 ━街頭指導の内容紹介では・・・ 重点路線として公表された前橋市箱田町の交差点では8日、近くの高校の下校時刻に合わせ、 前橋署員4人が目を光らせた。ここでは自転車の並走や携帯電話を使用しながらの走行が多いといい、 イヤホンをつけて乗っていた女子高校生に同署員が「イヤホンを取ってください」と注意していた。 県警交通企画課は「『自転車は車両だ』という意識を持つことが大事。 ルールの周知に努めていく」としている。 ↑ ここで唐突に実数として出ている3つの違反ではなく、 "その他"扱いのイヤホンを注意している様子の紹介。 「自転車は車両だ」という意識を持つこと」 に対して 「イヤホンを取ってください」 へ繋げてしまう謎。 ※「自動車も車両なので、窓を閉めてカーオーディオ全般を使わないでください」となっているなら分かるが・・・。 ▲「文言を選ぶ編集者の"意識の問題"」か ▲「前橋署員の現場担当者の"指導姿勢の問題"」か。 実際の交通事故を減らすという意味では「ほぼ無意味」でも 一応「並進が最多」であれば、ちゃんと並進への指導を紹介すべきだったのではと。 ●半ば常識のように多くの地域で「一時不停止」への警告をしている様子を報道しない現状 「一時不停止は事故に大した影響を及ぼさない」と思うほど 「想像力が完全に欠落」している人達が、交通安全を語るほど恐ろしいものはない。 ●徐行に至っては指導警告の報道自体を見た記憶が皆無に等しい 100歩譲って「歩道に歩行者の通行が少ない」ならまだしも、 歩道に歩行者が多い地域であれば、 片っ端から徐行違反に警告カードを1日何百枚でも発行しようと思えばできるのに 全くそのような気配すらない。 ↓ 結果として歩道爆走する自転車は減らないどころか ベルを鳴らして歩行者をどかせようとする無法者まで野放しという。 ↓ 多くの自転車事故の直接的な原因ではないイヤホンを槍玉に挙げるのであれば まず歩行者の安全を守るために徐行違反の取り締まりを行うべきに思えるが 何故か重要視されない。 (見通しの悪い「止まれの標識がない」交差点での徐行違反取り締まりのほうが 更に事故防止には効果的) ↓ もし「歩道ではそんなに事故は起こっていないから、そこまで徐行を気にする必要はない」というなら (遮音状態でもブレーキ操作は可能なため) 「(ブレーキ操作が正しく出来ていなかったではなく)イヤホン使用が"直接の原因"」の事故が 存在していたのかすら怪しい時点で 「イヤホンをそこまで気にする必要はないのでは?」となってしまう。 ●[栃木]「大音量でのイヤホン使用」への赤切符? news.yahoo.co.jp/articles/674294284a63094b24fbea7078aa4d19e7bd91ef 自転車の一斉取り締まり 大音量でイヤホン使用など5件 (とちぎテレビ) 栃木県内19の警察署が今月20日に73カ所で自転車の一斉指導・取り締まりを実施した結果、 大音量でのイヤホン使用など合わせて5件の取り締まりと143件の指導を行ったということです。 やはり「イヤホン自転車」をそこまで目の敵にするのか本当に分からない。 「警察としては"単に若年層狙いのために利用している"だけ」でしかないのに、 それに感化されて「一律で違反と思い込んでいる人達」も湧いてきている始末。 そこまで音情報にこだわる意味も根拠も不明。 「聞こえたほうが安全」という意味であれば、まだ理解を示せるのだが・・・、 それを法的に規制するほどの意味があるのだろうかといえば、やはり疑問。 止まれの標識での一時停止遵守よりも「イヤホン自転車は違反」などと警察が無意味なことをしているから 「本当の意味での安全」が蔑ろことになっているのに気付けない。 カーオーディオと比較すると耳までの距離が近いから注意散漫になりやすい? 寝不足・考え事・体調不良を問題視できない時点で無理があり、 単に、音楽を聞くと速度を上げて走行するかどうかでいえば、 音量ではなく「使用者の安全意識と遵法精神による個人差」でしかない。 免許がない若年層を理由に挙げる場合、 「普通自動車免許があれば、カーオーディオ全般が問題になっていないように、 (サイレン音等が聞こえれば)イヤホン自転車でも何ら問題なし」になるとしても、 結局は「主に自転車月間だけ、優先度を根本的に勘違いしている街頭取り締まり」では意味がなく、 通年での交通教育の実施がなければ、絶対に事故は大きく減ることがない。 それにしても、 各地の報道を見て思ったのは 「現場の警察が優先度を履き違えている」という問題が大きいとはいえ、 「テレビ局職員の法の捉え方」にも問題がある。 弁護士かどうかではなく、 「何のための啓蒙活動なのか」という意味を理解していれば、 本当に必要なことが見えるはずなのだが・・・ 地方でもテレビ局といえば「エリート」の部類のはずなのに、 こうした警察の無意味な活動の広報スピーカーと成り下がっていて、 「実際には"真意を汲み取る思考力"が皆無」と分かってしまうのが残念。 ●[長野]スタントマンショー(スケアードスレート) news.yahoo.co.jp/articles/7ab54a69df14a3a6e0f79afc523af9c45765d83d このほかに、携帯電話を操作したり、ヘッドホンで音楽を聴いたりしながら自転車で走るといった、 高校生などで目立つ違反行為も実演し、正しい自転車の乗り方を説明しました。 一時停止の危険性も伝えていても「止まれの標識の向きが逆」だったり、 単に「スタントマンショーに"現実"の条文を重ねて考えること自体に無理がある」というべきかもしれないが、 「最初から聴覚などに頼らず」周囲を警戒し、正しくブレーキ操作しないことが問題という意識はないようだ。 そもそも「音楽を聴きながら運転することが自体は違反ではない」 「サイレン音のような音が聞こえない状態」が違反というだけ。 ◆[安全運転月間]全国一斉の自転車指導で各地域警察と放送局等の認識差が明確に 普段全く赤切符も警告カードも発行していないような地域であればあるほど 「渋々駆り出された結果」が、 お上(警察庁)のお達しにあるという「イヤホン重点指導に従えばいいだけ」という 「思考停止に陥っている」傾向が強いような気もしたが、 対照的に「静岡・広島・愛媛」のように一時停止を最優先している地域もある。 (※一時停止のページに掲載) https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/159.html 赤切符発行数の多い兵庫・大阪・東京の様子が全く報じされていないのは 「こういうときしか報道しないような地域とは違う」という意味なのだろうか。 いや、単に「警察のアピール」よりもっと優先報道すべきことが多いというだけかもしれない。 それにしても、全国一斉という話として、5月は恒例の自転車月間として行っているのは分かるが、 今後年間通じて「毎月」「全国一斉」の街頭指導が、果たして継続できるのだろうか。 北は北海道から南は沖縄まで「全く報じられていない多数の地域」の警察にしてみれば、 そもそも人員不足ということでもあれば、優先度の低い自転車に「人員を割けるわけもない」ので 数名で1時間ほど街頭に立って「はいちゃんと街頭指導してましたよ」と テキトーに報告しているだけような気もする。 実際、事故データ検証して事故再発のための構造的に工作物設置や 学区内の学校や地域住民に対しての危険個所としての報告や、 道路に凹凸を付けるかどうかといった「直接的に意味のある具体的な対策」には 熱心に取り組んでほしいとは思うものの、 それに比べると、「街頭での声かけ運動」に、どれほどの意味があるのだろうかという。 それにもし年間継続したとして 少なくとも「イヤホン自転車への警告カード最優先発行しているような地域」では まず間違いなく交通事故の総数は変化なしかせいぜい「微減」でしかないことは、 「これまでの経緯」から明らかであり、またそれ以前に、 全自転車乗りに占めるイヤホン自転車の割合で分かり切っていることなのだが・・・、 よくこんな「深く考える必要など全くない簡単なこと」すら、 頭の中で考えられない人間が多数なことに恐怖すら覚える。 ▲警察側の想像力皆無な人達には・・・ (1)全ての自転車関連の交通事故の詳細を紙に出力 ↓ (2)一件一件事故の「状況・原因」を確認 ↓ (3)「イヤホン自転車が含まれている事故」は、そのうち何%でしたか? ▲一般市民の想像力皆無な人達には・・・ (1)一番自転車が多い場所で丸一日じっくり 街行く自転車を眺めてイヤホン自転車と、そうではない人の「実数」を数えてください ↓ (2)「イヤホン自転車」は、そのうち何%でしたか? これが「90%以上」でもあれば、真っ先に警告カードを発行する意味も"少しは"理解できる。 そんなわけがない時点で「明らかに無駄」と、何故考えられないのか。 参考◆事故の形態 bunshun.jp/articles/-/54449 警察庁の統計によれば、2021年中に発生した交通事故のうち、 自転車が関与したものは約23%であり、うち約79%が自動車相手の事故である。 事故の形態としては、自転車事故の約半数が「出会い頭」での衝突だ。 主に交差点で、異なる方向から進行してきた車両同士が接触する形である。 実際に、車・自転車を問わず、信号機のない交差点などでヒヤッとした経験のある人は多いだろう。 ●「出会い頭」での衝突を防ぐために重要な「徐行・一時停止」は、イヤホン自転車には出来ない? 逆に「イヤホン自転車でなければ徐行・一時停止を厳守する?」 ↑ 「どちらも間違い」と分かる。 多くの事故原因としては、「適切に停止しなかったこと」のはず。 それを「遮音状態が原因」に繋げようとする魂胆が全く理解できない。 そんなに聴覚が重要なら自転車より速い乗り物たちの ◆「カーオーディオ全般も完全に違法にしてください」 ◆「原付等の免許に聴覚試験を復活させてみてください」 ◆「走行音の煩いオートバイの走行を規制してください」 と言う。 一部良識のある地域・記者・局もあるが、 中身がほぼ「雑」もしくは「間違い・曲解・意訳」に溢れているのは、 条文の中身など一切見たことがないような記者達が 警察側の「広報スピーカー」として利用されていることに 何ら疑問を持っていないからに他ならない。 本来、「地域ごとに」具体的に自転車が関する「事故」を精査し「環境の改善」や、 一過性の街頭指導ではなく、「当たり前=常識」を身につけさせることこそが 重要のはずなのに、「報道機関としての役割は何処へやら」で、 「考える力すら消え失せている」ことがあまりにも残念。 「交通安全になど興味なし」(むしろ事故の派手な画は視聴率稼ぎには都合が良い) 「警察の年中行事的な"お仕事紹介"が出来れば良い」くらいにしか考えてなさそう。 それでも「記事内にチラっとイヤホン(ヘッドホン)が出てくる」ならまだマシ。 (一時停止や徐行など完全無視で) 「記事名にイヤホンやヘッドホン」と書き、その部分に注目させることは 「本来の安全のための優先度を蔑ろにする問題」とは微塵も考えず、 「真の意味での交通安全の意義」が薄れてしまうことには全く気付いていない様子。 罰金とか厳罰化すればいいというコメント欄にあっても、 それは「自分は自転車には乗らないから無関係」で、 「目障りだから金取ってやればいい」くらいの感覚でしかないのだろう。 ●[鹿児島]危ない事例でイヤホンを挙げるも事故データなし 5月は自転車指導月間 自転車利用者に指導・取り締まり 鹿児島 (鹿児島ニュースKTS) news.yahoo.co.jp/articles/eddff207b06ee67131a704a1a7fad08f230e4914 鹿児島西警察署 吉見和彦 交通課長 「携帯電話、イヤホンをしたままの運転で危ない事例が多い。 基本的なルールの順守をお願いしたい。」 ↑ 基本的なルールとは「一時停止・徐行の遵守」「歩行者優先」では? ●[鹿児島] (同上) news.yahoo.co.jp/articles/061acc2041e1625282413d1f2db70f43de65a51d 自転車指導月間に合わせ全国一斉取り締まり (鹿児島読売テレビ) 鹿児島西警察署の管内では、 ながらスマホやイヤホンをつけて走行するなどの交通違反が目立つという。 鹿児島西警察署の吉見和彦交通課長は 「身を守るためにヘルメットの着用、自転車に乗る場合に 車道であれば左側を通るというような基本的なルールの順守をお願いしたい」と 注意を呼び掛けた。 ●[鹿児島]メインは傘差し運転への指導でも・・・ news.yahoo.co.jp/articles/f893f9b0bcd1569cbb2d373d3980e899c32fc4a1 傘さし運転もだめです 自転車の悪質運転一斉指導取り締まり始まる (南日本新聞社) 同署によると、無灯火やイヤホン、携帯電話使用の違反が多い。 ↑ 何度書いても「条件問わずイヤホン着用使用だけで違反にはならない」。 ●[香川]左側通行が最重要のようだ news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も (KSB瀬戸内海放送) 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて 香川県警の警察官約30人が、自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↑ 香川県では「止まれの標識で止まらなくても何の問題もなし」でしょうか? 20日朝の取り締まりでは、高松北警察署管内で右側通行で2件を検挙。 警告は20件でした。 ●[岩手]矛盾 岩手県内の指導・警告105件 全国一斉自転車取り締まり (テレビ岩手) news.yahoo.co.jp/articles/3f1468c4922b516a5cd6b2ec980bac126a168365 管内では2022年、自転車が絡む人身事故が19日までに 119件発生していて、署員は、横断歩道では自転車を降り、 運転中はイヤホンを外すよう指導していた。 (盛岡東警察署・細田直樹交通第二課長) 「自転車は軽車両に区分されているので、運転する際には 「車」だということを認識して、 交通ルールやマナーを守って安全運転に努めてもらいたい。」 ↑ 「自転車は車両」と認識していたら、 「音情報=カーオーディオ全般」まで問題視する意味が分からない。 「思いやりの気持ちで運転を」 自転車月間 全国一斉に交通指導/岩手・盛岡市 (IBC岩手放送) news.yahoo.co.jp/articles/4ed07c4d4103f7462467e504afbb8b131f208b61 (盛岡東警察署 交通第二課 細田直樹課長) 「イヤホンをつけたまま自転車に乗ったり、並んで自転車に乗ったりすると 非常に危険です。お互いに思いやりの気持ちをもって運転していただきたい」 ↑ 非常に危険というのであれば具体的な事故データがあるはず。 しかしそのような年間データは存在しない。 ●安全確保の方法が並走やイヤホン走行への警告??? news.yahoo.co.jp/articles/48948b6d506e8358f7b66b5078fa42b0b241d0b2 5月は“自転車安全月間” 通学路で自転車の安全指導 交通ルール順守を呼びかけ【新潟】 (NST新潟総合テレビ) 警察官は交通量が多い道路や時間帯に児童の安全が確保されるよう、 自転車を利用する人たちに交通ルールを順守するよう呼びかけました。 「歩行者"絶対"優先」が先では? それは ★「歩行者の通行を妨げないためにはどのように走行すべきか」であり、 「徐行・一時停止の遵守」でなければならない。 また、自転車の並走や両耳のイヤホン着用などの違反者には 口頭の注意だけでなく、イエローカードを渡して指導しました。 ↑ 「聞こえて"いない"ことを確認しているのであれば」問題なしだが 単に「両耳イヤホン=違反」であれば完全な誤報となる。 ●[福岡]相変わらず優先度を履き違えた指導 news.yahoo.co.jp/articles/dbb16a2183f8779e493f30bf8ffadd00bd4ed299 南区は東区とならび福岡市内で高校の数が最も多く若い世代の自転車の利用が目立ちます。 福岡県警によりますと去年、南署管内では243件の自転車が絡む事故が発生しました。 今年は博多署管内に次いで多い75件が発生しています。 事故を防ぐため信号無視やイヤホンをつけての危険な運転には指導が行われました。 「イヤホン自転車がその243件の事故にどれだけ関与しているのかというデータすらない」のに 守らなければ事故に"直結する"一時停止・徐行の遵守や予測運転よりも優先指導する意味とは? こちらの記事でも同様。 news.yahoo.co.jp/articles/3200d8aea8baf64d21b66859334fb77b73681214 「歩道では徐行」という札を掲げていても、 「徐行速度を超えていると思われるほぼ全ての自転車を無視」の一方 現場では、イヤホンをつけて走行する自転車や信号無視をする自転車に対し、 警察官が停止を求め口頭で指導・警告するとともに、交通ルールなどが書かれたカードを手渡していました。 本当に一体何の意味があるのだろう。 「非遮音状態でなければ絶対に安全運転できない」"わけがない"ことくらい分かりそうなものだが・・・。 南警察署によりますと、自転車が関連する事故は、交差点などでの出合い頭で発生するケースが最も多いということです。 少なくとも「なぜ、[止まれ]の標識での一時停止を指導しないのですか」とは聞いてみたい。 ●[石川]信号無視よりイヤホンが先 news.yahoo.co.jp/articles/0e92a67969393c74856c6c4946a76291b7e17ed7 悪質自転車に目光らせ 石川県警、56カ所一斉取り締まり 「重点地区」選定し初 重点地区に指定された金沢市の県道元車交差点では、 金沢東署員12人と白バイ隊員2人が取り締まりを実施。 イヤホンを使用し周囲の音が聞こえない状態で走行する高校生らを呼び止め、 「指導警告票」を交付した。信号無視や並走をする自転車にも注意をした ●[香川]内容が歪んでいる指導 news.yahoo.co.jp/articles/f7f6e203b08a99110cadf886bf41b7d2bb4bd7d7 香川県警が自転車運転の取り締まり 右側通行で検挙も 高松市では通勤・通学の時間帯に合わせて香川県警の警察官約30人が、 自転車を運転する人が右側を通行していないか、 イヤホンを着けていないかなどをチェックしていました。 ↓ (香川県警交通指導課/田中孝典 課長補佐) 「自転車は非常に便利で手軽な乗り物なんですけれども、 車両の仲間ということで、基本的な一時停止とか信号を守る、 右側通行はだめですよという基本的なルールを守っていただきたい」 イヤホンを着けていると 「基本的な一時停止とか信号を守る」が出来なくなる根拠は? ※注意散漫は「個人差」でしかなく、寝不足や考え事でも同じ。 ●[山形]単なる苦情対応? news.yahoo.co.jp/articles/0942124aa0a86b561dba128f7dfd19cda9279ac6 通学中の高校生に警察が自転車マナー指導 山形 (さくらんぼテレビ) 山形警察署は付近の住民から苦情が多い山形市幸町の通学路で 自転車マナーの指導取締りを行いました。 現場ではイヤホンを付けたり道路の右側を走行したりしていた違反者36人に イエローカードを配りマナーの徹底を指導しました。 「苦情に対応」の結果がイヤホン自転車への警告という 「啓蒙活動しているアピール」にしかなっていないという。 (山形警察署佐藤秀幸交通第一課長) 「自転車も車両の仲間ですので交通ルールをしっかり守って 交通事故のないよう安全な運転を心がけて頂きたい」 音情報が「交通事故のない安全な運転」に不可欠であれば、 カーオーディオを問題にしない理由にはならないが、 実際には不問という時点で「イヤホン自転車だけ槍玉に挙げてもほぼ無意味」。 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲「イヤホン等」を記事名に含む問題のある記事 ───────────────────────── ───────────────────────── ▲▲早々に繰り返す懲りないYTS山形テレビ 朝日系列ゆえに「誤報意に関せず」というところだろうか。 news.yahoo.co.jp/articles/d3b68541064a4628e244b5b9ee4aa2d46c152908 【山形】「自転車月間」イヤホンなどの違反者取り締まり 「イヤホン、だめ」 20日、安全に運転するための音や声が聞こえず、 事故につながりかねないとして、 両耳にイヤホンをした人たちが注意を受けていました。 【山形警察署 交通第一課 佐藤秀幸 課長】 「自転車も車両の仲間。交通ルールをしっかり守り、 交通事故のないよう安全な運転を心掛けてほしい」 今年、県内では自転車の事故が50件発生していて、けが人は51人にのぼっています。 「交通事故のないよう安全な運転」のために、 イヤホン自転車に警告カードを出して撲滅できれば この50件の事故が全て発生しなかったと断言できるだけの根拠が一体どこに? 繰り返しになるが「安全に運転するための音や声が聞こえること」は、 「徐行や一時停止を遵守すること」よりも優先されるような内容? 啓蒙活動している「アピール」に、遮音を"利用"していることは「異常」。 ▲TBS系列のTUYでも、やはり「イヤホン記事」 news.yahoo.co.jp/articles/6198d4c08530080e3f3f5eef0c4f025e1c67856b newsdig.tbs.co.jp/articles/tuy/50063?display=1 「イヤホン」に「右側通行」“自転車”一斉取り締まり「車の仲間という意識をもって」 警察官が、右側通行やイヤホンをしたまま走行するなどの違反を取締まり、 運転者に注意を呼びかけていました。 ────────────────────────────────── ★一方で、山形県でも日テレ系の「YBC山形放送」は、「普通」の内容。 「自転車月間」安全な利用や事故防止 一斉に呼び掛け news.yahoo.co.jp/articles/d36ad779326ea9487a9a2f421f864f0a56a0defb 例年、自転車の事故は新学期が始まる4月から増加し、 6月に最も多くなるという。 中でも、中学・高校ともに「1年生」の事故が多いことから、 ヘルメットの着用や、交差点での安全確認の徹底を呼び掛けている。 ↑ ヘルメット着用優先はともかく、 イヤホン云々は一切出さず、 【交差点での安全確認の徹底】を紹介しているだけで全く違う。 (止まれの標識と赤信号での一時停止、見通しの悪い場所での徐行義務も伝えて欲しかった) ────────────────────────────────── ▲[愛知]「イヤホン」と記事タイトルに記載(メーテレ) 自転車の全国一斉取り締まり 携帯電話やイヤホン使用に警察官が警告用紙 愛知 news.yahoo.co.jp/articles/c3a2751f76c872ce2628861441e6b7d076dd6836 愛知県内では55カ所で約280人の警察官が取り締まりに当たり、 このうち名古屋市西区の浅間町交差点では、 自転車に乗りながらイヤホンや携帯電話を使用している人らに、 警察官がルール違反であることを警告する用紙を渡していました。 「自転車にからむ事故が多発している状況で、 自転車の安全利用を働き掛けるのが主たる目的です」(西警察署 木村紀夫署長) ↑ 「自転車にからむ事故が多発」している中でイヤホン自転車の割合は? ▲[愛知]本文にだけイヤホンが登場する記事(中京テレビ) 自転車の交通違反 県内55か所で一斉取り締まり 愛知県警 news.yahoo.co.jp/articles/9e22fb13d336c42244b7ee5fc9e4e910812daefd 愛知県警は、県内55カ所で、自転車の信号無視や、 イヤホンを装着したまま運転する「ながら運転」などを取り締まりました。 名古屋市西区にある西警察署の木村紀夫署長は、 「信号を守る。交差点を通るときには、速度を下げるということ、 一時停止は車と同じように守っていただきたい」と話していました。 ↑ ではなぜ一時不停止には注意警告せず「ながら運転」を目の敵にするのかと。 言ってることとやってることが違い過ぎて無茶苦茶。 ────────────────────────────────── ★同じ愛知県でも誤った解釈を含まない内容「CBCテレビ」 news.yahoo.co.jp/articles/dabfa09b14d5646d40134d54585474410e2fc112 (動画内こそイヤホン自転車停止の様子を映してはいるものの記事内には出ず) 愛知県内では去年、自転車が関わる人身事故のうち、 乗っていた人のおよそ7割に、信号無視や一時不停止などの法令違反がありました。 こうした違反をなくそうと、20日は愛知県警の警察官10人が、 名古屋市西区の交差点に立ちました。 (西警察署 木村紀夫署長) 「周囲に自分の動きが分かるような安全速度で、走っていただきたい」 西区内では、20日午前中、信号無視で1件が検挙され、 また23件の違反が指導・警告されました。 こう見ると「テレビ局側の職員の理解度の問題」ということが分かる。 ────────────────────────────────── ▲[鹿児島]この記事内容そのものが大丈夫ではない news.yahoo.co.jp/articles/55a369cd40a721d570a110d7330f7d2a3389df03 傘さし、イヤホン・・・ 自転車ルールは大丈夫? (MBC南日本放送) そして、ヘッドフォンやイヤフォンをつけたまま走ることはできません。 鹿児島県例規集 内容現在 令和4年3月31日 鹿児島県道路交通法施行細則 http //g-reiki.pref.kagoshima.jp/pref.kagoshima2/reiki_honbun/q701RG00001010.html (9) 大音量でラジオ等を聞き,ヘッドホン,イヤホン等を使用するなど, 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が 聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 【聞こえないような状態】が禁止。 つまり 「両耳を手で押さえて音が「聞こえる」けど両耳を塞いでいるからNG」は間違い。 「両耳を手で押さえて音が「聞こえない」からNG」が正解。 ▲[宮城]人身事故とながらの関連性が不明 【宮城】自転車利用ルール呼びかけ 県警 ヘッドホン・携帯電話を使いながら自転車利用しないなど (ミヤギテレビ) news.yahoo.co.jp/articles/090ea83d9f7bbe3c356601aedeace6342f67ca85 自転車事故を防ごうと、仙台市内では県警による事故防止の声掛けや 取り締まりが行われた。きょう5月20日は「自転車の全国一斉指導取締日」。 青葉区内では警察官が通行量が多い交差点に立ち、 ヘッドホンや携帯電話を使いながら自転車に乗らないなど、 利用者に対して事故防止の声がけを行った。 県警によると、ことし4月末までに県内で発生した自転車に関わる人身事故のうち、 7割以上が交差点で起きていて注意を呼び掛けている。 ↑ 宮城県内では交差点事故でヘッドホン着用者の割合が100%? ▲[宮崎]画面注視の記事に遮音まで違反と思い込んでいる人達 news.yahoo.co.jp/articles/2438099ead403589dd394cd4a8bc9c1d96bc107f 自転車「ながらスマホ」罰則は? 常態化 年500件超警告(宮崎日日新聞) 「画面注視」に関しては多くの地域で禁止されている一方、 コメント欄では相変わらず音量等など無関係でイヤホンも一律で違反と勘違いしている人達もいるようで、 事故防止に直結する徐行・一時停止の重要性を差し置いてまで 警察の「優先順位を勘違いしている警告カード発行による"成果"」というべきか。 ▲[神奈川]無駄な規制条文の発端なだけに酷い運用になっていても諦めるしかないというべきか (カナロコ:神奈川新聞) news.yahoo.co.jp/articles/d05ae028aef1a38221f05ae90deca94c3b5d2261 自転車事故が神奈川最多 平塚署「サイクルポリス」が注意喚起 走行中にイヤホンを使ったり、傘を差したりするなど安全運転義務違反に相当するケースも確認されているという。 ↑ 未だに傘と遮音を同列に並べる有様。 徐行や一時停止の重要性を蔑ろにさせるきっかけを作った 問題のある遮音規制条例を最初に作り上げた地域というだけでなく、 そもそも「全国で有数の問題山積みでお馴染みの神奈川県警」なだけに、 この記事を書いた条文を理解していない記者だけでなく、 この程度の認識で運用しているとしても特に驚きも落胆もないが・・・、 組織そのものが抜本的に変革しない限り、 いつまで経っても「無駄極まりない方向」にだけ注目するつもりなのだろう。 ▲[神奈川]一時不停止とイヤホンが同列という謎 一時停止違反、イヤホン装着… 神奈川県警が自転車一斉取り締まり news.yahoo.co.jp/articles/5f78f800ef926048fcd5f289e6345c48a9cb2854/comments www.kanaloco.jp/news/social/article-911810.html (カナロコ:神奈川新聞) 自転車の交通ルール違反に歯止めをかけようと、県警は20日、重点的に指導啓発する地区・路線(重点地区)で 一斉取り締まりを行った。 午前7時半~8時半、県内66カ所に警察官約320人を配置し、 一時不停止や信号無視などの違反行為に目を光らせた。 相模原署員らが「一時停止線で止まって」「イヤホンをつけて運転しないで」などと注意した。 一時不停止を指摘された自転車利用者が「止まったじゃないか」と声を荒らげる場面も見られた。 「まともに"通年で"交通教育を受けていない」のに、 こういうときだけ「ちゃんと交通指導してますよ感」を醸し出されるのが何というか素直に滑稽。 それでも、珍しく一時不停止問題を挙げていることは評価できるものの イヤホン装着を同列に並べていること自体が無意味。 まるで「金と河原の石が同価値」とでも言っているような違和感しかない。 コメント欄でも盛大に勘違いしている人達が 条文を意味を理解している人の内容にBADを押していて呆れるが 「無意味な遮音規制発祥地の神奈川県警の陣地」だけに「無駄な交通指導」の賜物というところか。 ▲どさくさ紛れに雑情報を混ぜるTBS news.yahoo.co.jp/articles/cd5794c8be7b42519259f854e027f1c54eb6da04 Nスタ 「音楽を聴きながら電動キックボードを乗っています」イヤホンを付けての運転は東京都では“条例違反”。 毎度繰り返しで・・・、 「イヤホンを付けての運転は東京都でも“条例違反”ではありません。」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ (内容現在 令和04年3月15日) 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。(以下略) ↓ カーオーディオ全般の使用が問題にならない=イヤホン等の使用の有無そのものではなく、 【聞こえないような状態】が禁止されているのであって、 「聞こえる状態」は禁止されていない。 NHKの自転車バラエティ番組ですら雑なのだからTBSに期待するだけ無駄というのはあるとしても、 自転車や電動キックボードだけがイヤホン着用運転してはいけないという主旨ではないのに、 なぜ着用=禁止という「嘘」を繰り広げようとするのか。 ●[山形]「無駄な実験」から浮かぶ疑問の数々 www.yts.co.jp/news/news-73953/ 村山総合支庁では、高校生の自転車の交通事故防止などを目的に、毎年交通安全教室を開いています。 11日、山辺高校の1年生75人がイヤホンで音楽を聞きながら自転車に乗っていることを想定し、 後ろから自動車が近づいて来た時に、どれだけ気づきにくいか危険性を学びました。 【生徒】 「思っていたより、あまり聞こえなかった」 「(イヤホンをしていると)車がすぐ来ているのが分からないので、怖いと思った」 まず「後ろから自動車が来ていることが分かる走行音が (1)"聞こえたら、"具体的にどのような安全な自転車走行"に繋がるのでしょうか?」と聞きたい。 + (2)なぜ自動車やオートバイの運転では、後方から近づく自動車やオートバイの走行音が聞こえる必要がない? (※バックミラーには死角があるので絶対の信頼は出来ない) + (3)なぜ一般的なママチャリよりも速度を出しやすい原付等の免許に聴覚試験がないと思いますか? 本当に安全走行のために必要であれば、今でも聴覚試験があるのでは? ▲「後方を確認せずに」 →「方向転換する」 →「駐車車両を避けるために急に移動する」 →「道路横断しようとする」 という 「危険行為」が問題では? そして、 「走行音が"聞こえていれば"危険行為はしない」と言えるだろうか? ↓ 想定:「あくまで危ない状況や事故になる"確率は下げられる"」と断言? ↓ では山形県内の自転車事故で ────────────────────────────────────────── 村山総合支庁によりますと、県内では高校生の自転車乗車中の交通事故による負傷者数が、 去年1年間で88人と全体の約7割を占めているということです(母数:127人)。 ────────────────────────────────────────── この中に占める「イヤホン自転車(遮音状態)が原因の事故」は過去1年間で何件ありますか? ↓ 当然、わざわざ遮音状態を槍玉に挙げるくらいなので「圧倒的多数」ですか? ↓ (更に言えば、もし仮に遮音状態であったとしても) 「予測運転・徐行・一時停止を徹底的に守っていれば防げた事故」と比べて、 実際にどれほど危険性がありますか? 「山形県内では全国でも珍しいほどイヤホン自転車が圧倒的に多い」からこその この実験に意味があると考えているのであれば"少しは"分かるものの、 「多くの事故とは関連性がない」のであれば、 「後ろから近づく自動車の音が聞こえにくくなって何の問題があるのか」 明確な危険性に繋げること自体に違和感しかない。 ─────────────────────────────────────── en3-jg.d1-law.com/yamagata-ken/d1w_reiki/reiki.html 内容現在:令和4年2月25日 ▼第15編 警察、消防 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「山形県道路交通規則」 第15条 法第71条第6号に規定する車両の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (7) 道路において、ヘッドホン又はイヤホンを使用して音楽等を聞くなど、 安全な運転に必要な音や声が聞こえないような状態で自転車を運転しないこと。 ─────────────────────────────────────── そもそも「他県と違い、"自転車に限定している時点で"明らかに交通安全の主旨からズレている」。 繰り返しになるが、 「免許とバックミラーさえあれば、自転車よりも速い自動車やオートバイは遮音状態でも特に問題なし」? それ以前に、雪国でもある山形県内で年間の自転車事故自体をさほど気にするまでもないことは、 警告カードやら赤切符発行のときに「全く話題に上がってこない地域」なだけに こういうときだけ 「交通安全の啓蒙活動してます"感"」を醸し出すのがどうにも解せない。 ▲[新潟]何故か「並走とイヤホン使用が違反の代表格」扱い news.yahoo.co.jp/articles/07ee9f4d0ce92188ad60542b9b6aebd7538b0e53 新潟市中央区の市道弁天線の歩道上では、 警察官などが自転車で通行する人に対し、正しい自転車の乗り方を指導。 6日朝は横並びの走行やイヤホンの使用などの違反がみられ、 違反者に対しイエローカードを渡して交通ルールの徹底を呼びかけました。 ────────────────────────────────────────────────────── ▼新潟県道路交通法施行細則 www1.g-reiki.net/pref.niigata/reiki_honbun/e401RG00001112.html (7) 大音量でカーステレオ等を聞き、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して両耳を塞ぎ携帯音楽機器等を聞くなど、 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 (以下略) ────────────────────────────────────────────────────── 「違反」と断定している以上は、「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態」かどうか、 「しっかりと確認した上で」警告カードを渡しているとしても、 (※もし確認していないのであれば、その時点で警告カードの意味すら薄れる) 「歩道での正しい走行方法(原則的に徐行・歩行者優先)」よりも イヤホン着用や並走へ警告カードを出すことが大切と思えるだけの 「事故削減のために」正当性のある理由が分からない。 まず並走とイヤホン使用への優先取り締まりに意味があると本気で思っているような警官達に聞いてみたい 「並走とイヤホン使用が完全になくなれば事故が"圧倒的に"無くなりますか?」と。 そもそも並走やイヤホンが「"直接の"原因」としての事故が 「圧倒的多数を占める」というデータがあるとは到底思えない。 言うまでもなく、「カーオーディオ全般が問題とされることがほぼない」ように、遮音状態かどうかではなく、 「安全走行ができていない・止まっていない」ことが原因での事故が多いのが当たり前。 しかし、何故かそのために必須の「徐行・一時停止」を遵守されることは重要視されず、 「事故割合から見れば明らかに"優先順位の低い"並走やイヤホンを優先的に目の敵にする」 無意味さには毎度ウンザリする。 明らかに「事故そのものを"防ごう"という思惑は限りなく低い」にも関わらず、 恐らく「並走やイヤホンが"目障り/邪魔/鬱陶しい等"の短絡的理由だけでクレームを入れるような困った人達」か 「完全に思考停止している警察官僚の思いつき」のようなものに振り回されていると思われるが、 ちゃんと交通啓蒙活動をしているように「見せかけるためだけ」の「アピール時間」として"浪費"され、 「警察官の公的な時間の完全な無駄遣い」を続けさせようとすることは、 もはや「税金泥棒へ加担している」という見方すらできる。 それを何ら問題とすら思わない「単なるスピーカー化しているマスコミ」も一因だが、 「いつまで経っても有るべき交通指導の方向性が改善されていない」という自覚は全く無さそう。 ●「若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない」という芸人のジョーク news.yahoo.co.jp/articles/c98f758db9c5fb823016c9557fe3dfd00f42e0c5 さらに、「そうでなくても、自転車のマナーったらないんですよ。 若い子はイヤホンを付けてるので周りが見えない。オバサンなら何も見えない」と苦笑い。 ↑ 「スマホを注視しているので、周りが見えない」ならわかるが・・・、 「オバサンなら何も見えない」と付している =実際にはそんなわけがないので「ジョーク=冗談」と分かる。 ↓ 「並走しながら周囲と会話をしている」などでもなく、 「じゃあ(自転車に乗っている側が)オジサンなら見えるのか」という ツッコミ待ちの意味もあるのだろう。 万が一「聴覚遮断で視覚まで遮られる」とすれば 「耳穴の中に眼球がある」ことになるわけで・・・ それは「人間ではない未知の生物」に違いない。 ※「集中力・認識力」という意味で言えば、繰り返しになるが、 「寝不足」「考え事」「体調不良」など 「"非遮音でも"前方不注意に直結する様子」の人達が珍しいとは思えないので、 これらの人達を糾弾できない(しない)時点で無理がある。 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 jisin.jp/life/living/2049643/ 否定内容を強調し表出させていること自体がゴシップ媒体らしいなという感想。 この元記事だけを見て影響されやすい人であれば、 こちらでどれだけ少しだけ考えれば分かる物事の見方で否定しても イヤホン自転車=悪という概念で染まってしまっている以上は「馬耳東風」なのだろう。 残念ながら、この世の中、自ら情報精査し「考える」という力を持たない 「大衆」と呼ばれる存在が居ることは否定できない。 だからこそ、「徐行や一時停止など大した問題ではない」と思い込まされている人達は、 いつまで経っても、「自分に」不都合ではない事柄だけ 「目の前に飛んでいる虫」のような感覚で、本質を見ようともせず、煙たがり続ける。 イヤホン自転車でも、歩行者優先で、徐行や一時停止も徹底することで事故防止は可能ということは 「絶対にありえない」と信じて已まないのであれば、それ以上のコミュニケーションは不可能。 イヤホンせず「聞こえていても」徐行や一時停止をしないことで事故は起きることを 「安全とは何か」と本当に考えているのであれば、 1人でも真剣に向き合ってくれる人が増えることを心の底から願う。 ▼個別のケースについて見てみると・・・ 前から近づいて来るのに、こちらに全く気づかずぶつかられそうになった。 (こちらがギリギリ避けた)(50代・女性) ↑ 相手が「歩行者・自転車・自動車」に限らず、「▲前方不注意」 は遮音関連とは無関係。 逆に、イヤホン非着用自転車は全て気付いてくれるのだろうか? 曲のリズムにのって軽快に自転車を運転しているためか、真正面しか見えていないようで……。 すれ違いざまに歩いている私のバッグと買い物袋をこするように 無理やり追い抜かれたことがあります(30代・女性) ↑ 曲のリズムにのって運転すると真正面しか見えなくなるという根拠がない。 元々「▲歩行者優先の概念がなかった」ことが問題。 急に自転車が飛び出してきて、子供がひかれかけた。 イヤホンで子供の声に気づかなかったよう(30代・男性) ↑ これだけでは「子供側が急に移動していなかったかどうか」分からない。 「子供の声に気付いていれば子供がひかれかけることがなかった」とは限らない。 イヤホン着用で自転車に乗っていた男性が左右確認なしに曲がってきたところ、 信号待ちの為自転車で止まっていた私に横から衝突……。 勢いで倒れて膝を打撲し、1ヶ月以上痛みが残りました。 相手の方は謝罪だけしてすぐその場から逃げるように消えました……。 逃げなくてもと残念な気持ちです(40代・女性) ↑ 見通しの悪い交差点かどうか分からないが「▲交差点での徐行無視」が濃厚。 それ以前に「事故」なので「救護報告義務違反(ひき逃げ)」に遭っている。 正面からぶつかりそうになりました。そして、イヤホンをつけているから、 こちらの抗議や怒りに反応出来ないんですよね。 悪びれる様子も無く、ただ「すいません」だけで去っていった。腹が立った(40代・女性) ↑ これだけでは「ぶつかりそうになった状況」や「原因」がよく分からない。 そして、抗議に対して真摯な態度を示すことは「個人の性格」であり、遮音状態とは無関係。 歩道を歩いているときだけでなく、車を運転する際に危険な思いをする人も多い。 車の走行音やクラクションが聞こえておらず、ドライバーにとってはやっかいな存在のようだ。 ↑ 「自転車だけ車の走行音が聞こえなければならない」という規定は存在しない。 走行音が聞こえなければならないとすれば、全ての窓締め自動車や 走行音の煩い高級スポーツカーなどまで公道走行は禁止になってしまう。 車を運転中、自転車の人が車の接近や、クラクションに全く気付かない事がありました(40代・女性) ↑ まず、クラクションを鳴らす必要があったほどの状況が不明。 仮に、「車道で駐車車両を避けるときに、一時停止もせず、後方確認していなかった」のであれば、それらに問題がある。 自転車の後ろを車で走っていたら、いきなり道を横切って反対側へ……急ブレーキを踏みました。 轢いたら車を運転している私の責任になるので怖かった。 音が聞こえないから、後ろに誰もいないと思ったのかもしれないが、非常識(20代・女性) ↑ 逆に「音が聞こえていれば後方確認しなくても問題ない」・・・?そんなわけがない。 「無灯火でも自分は見えるから必要ない」と同意義になる。 車を運転しているとき、イヤホンを付けて自転車を運転していた20代ぐらいの男性が、 後ろを一度も見ることなく車道を左から右に横断して轢きそうになった。 クラクションを鳴らして反射的に睨んでしまったら、相手側もかなり睨んできた。 自分が違反運転をしていることなど全く思ってもいないような態度でイラッとした(30代・女性) ↑ これも後方確認をせず無謀な横断をしていることに問題がある。 被害の声が切実なイヤホン運転だが、実際にイヤホンを付けて自転車を“運転したことがある”と 答えた人は31%だった。そのうち26%がイヤホンを付けての運転中に、危険な思いをしたり、 事故を起こしたことがあると回答。 ↑ 「イヤホン運転者31%中で危ない状況になったことがあるのが26%」というが・・・、 この回答は典型的な「詭弁」。 何故なら、公道も車両も出てこない「建物内や階段で転びそうになる危険性は?」と考えれば、 「いかなる状況でも危険は存在する」ため、「質問自体が無意味」。 周りの音が聞こえにくく注意力が散漫になり信号無視しかけた(50代・男性) ↑ 聞こえにくくなることと、注意力散漫は「個人の問題」であり、 「イヤホン走行ではなくても」考え事をしていたり、 寝不足や体調不良であれば誰でも注意散漫になる危険性はある。 同様に、耳の距離が離れている「カーオーディオでも」 「注意力が散漫になり信号無視しかけることが絶対にないとは言えない」が、 なぜこちらは問題にしないのだろうか? 何故全面規制する必要がないのかくらい「考えれば分かる」と思うが・・・。 車のわずかな音が聞けず、目視で確認できない車に気付けなかった(30代・男性) ↑ 上記「無謀横断」などと比べると「まともに目視で確認している」という時点で 「イヤホン走行すれば後方確認が疎かになるという意見を真っ向から否定できている」のが面白い。 そして、「目視で確認できない状況」ということは、 「見通しの悪い交差点」や「駐車場からの車両の出庫」などが想定できるが、 根本的に「予測運転」が出来ていないことが問題。 背後の左折する車の音に気付かず接触しかけた(20代・女性) ↑ 音が聞こえてさえいれば、背後の接近車と接触しそうにすらならなかったとは限らない。 イヤホンをつけて音楽を聴いていて車のクラクションの音が聞こえなくてぶつかりかけた(30代・女性) ↑ これも、「クラクションを鳴らされるような状況で走行していること自体」が問題。 もしも、車道左側端を走っているのにクラクションを鳴らして側面ギリギリを走り抜けていった場合は、 「鳴らした側が異常者」というのもあるが、「"狭い"車道を走行すること自体の問題」でもある。 事故は無いが10年以上前、高校生の頃。 イヤホンで音楽を聴きながら自転車に乗っていて、 落とし物に気付いたすれ違った人が追いかけて来たことがある。 赤の他人だけど息を切らしていて、申し訳なさでその日からイヤホン運転はやめた(20代・女性) ↑ 単に物を落とさないように気をつけて工夫すれば良いだけでは・・・? 落としても音が出ないハンカチのような物なら落としても気付くとは思えない。 片耳だけでイヤホンしていたのですが、ちょうどしている側の方からくる歩行者の方と ぶつかりそうになったことがありました(20代・男性) ↑ 自身の自転車のラチェット音よりも歩行者の足音が聞こえるほど静かな状況? イヤホンをつけたまま自転車で横断歩道を渡っている時に、 自分の右側から車が来ていることに気づかずはねられたことがあります。 幸い自身には大きな怪我はありませんでしたが、 自転車のボディーが折れ自身も2メートル先まで飛ばされました。 それ以降二度とイヤホンをつけたままの自転車走行はやめています(20代・女性) ↑ 詳しい横断状況が不明だが、速度を上げて急侵入で渡ったのであれば「完全に自業自得」。 徐行状態であれば、右側から来ていた車が「踏み間違い」や「酩酊状態だった」など、 速度や状況によっては、どのみち避けられなかった可能性が高い。 まさかのカバンごと落としても気づかなかったってことがあり、 イヤホンつけたらあかん! とおもいました(40代・女性) ↑ 前カゴなら気付くわけで、後ろであれば重さで気付かないほど軽いバッグであれば、 後ろカゴにファスナーカバーつけて乗せれば良いだけでは・・・? もしくは「荷紐バンド」をオートバイ用のものを使うとか。 学生バッグなら「フィックスキャッチ」での荷台拡幅がオススメ。 ◆要は「イヤホンを槍玉に上げれば済む」と「完全に勘違い」していて、 「加害者・被害者ともに、本当の危険性を"全く"理解できていない」ことが問題。 警察の優先度を履き違えた遮音状態への不適当な「警告カード」の優先発行に象徴されているのは、 実際には「分かりやすい&数が丁度良い割合のために利用されやすいだけ」としか思えないのだが、 そうした「印象論」に釣られてしまう人が後を絶たないことで、 「徐行」や「一時停止」の前に、 この場合「安全のために」「歩行者優先(弱者優先)」という「基本理念」が 完全に忘れ去られていることこそ社会問題とすべきことに気付いていない。 (今頃になって誤りに気付いた地域では徐々に横断歩道等の「一時停止」を重点に置いた指導に ゆっくりではあるが方向転換している兆しもあるが、「思考停止地域」では相変わらずの印象) まるで「陰気な雰囲気」があれば「犯罪者に違いない」と断罪しているようなものであり、 深く考えなくても「遮音状態かどうかとは直結しない」と分かりそうなものなのに、 本来の目的である「安全」とは何なのかということなどどうでもよく、 「ただ目障りで鬱陶しいから」という怒りのやり場に利用されてしまっている現状。 端的に言えば「イヤホン自転車は邪魔な存在」よりも、 (歩道では特に)「歩行者が優先」を理解してもらうための意見こそ必要。 ※自転車を降りて押し歩きしている状態であれば、立場は同じ「歩行者」なので 押し歩き自転車よりも自転車を押さずに歩いている人が優先というわけではなく、 (ぶつからないように配慮しつつ)歩く速度が早い人が先へ行くだけ。 ●歩行者を優先しなければならないのは当然「歩道を走る電動アシスト自転車」も含むのだが、 何故か、歩行者優先の概念のない「歩道暴走電動アシスト自転車」は、子育て層を敵に回したくないからか、 妙に弱気で殆ど話題に上がっている様子がない。これもおかしな話。 一応、最後に地方条文を紹介していることは評価したい。 ■片耳だけのイヤホンなら大丈夫? 国が定める道路交通法は、自転車を運転中のイヤホン使用を明確に禁止しているわけではない。 都道府県によってはイヤホンに関する規定があるものの、使用自体を禁止しているものは少ない。 ↑ 惜しい。「使用自体を禁止」していても、「それらの条文には罰則なし」について 触れるか触れないかで意味が違う。 たとえば、東京都ではイヤホンの使用について以下のように規定している。 《高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。》 (東京都道路交通規則の第8条(5)より) このように東京都の場合“安全に運転できない音量”で、 イヤホン等を利用して音楽などを聴くのは違反となる。 しかし、安全に運転できない音量がどれくらいなのかは、明記されていない。 ↑ 若干意訳?「聞こえないような状態」の箇所よりも、 「安全な運転」(に必要な交通に関する音)を重視しているようだ。 ということは・・・ 「自動車やオートバイでは必要ないが」 「"自転車では"安全のためには歩行者の足音や話し声まで聞こえる必要がある」と 繋げる意図があるのだろうか? ↓ しかし、「予測運転→早期減速→徐行→一時停止→前後左右確認」を徹底すれば 逆に(自動車やオートバイで"小さい"音情報が重要ではないことを証明しているように) 「危険になるような状況が想定できない」わけで、上記意図では無理がある。 このように、違反となる明確な基準が存在しないことが多いため、 片耳だけならば大丈夫、との意見も見られるイヤホン運転。 しかし、今回のアンケートには 片耳イヤホンでも危ない思いをしたことがあるという経験が寄せられている。 安全のことを考えれば、両耳でも片耳でも、着用しての走行は避けるのが無難だろう。 仮にどうしても着用する場合は、自分だけでなく 誰かの命をも危険にさらすリスクが上がることを認識し、 いつも以上に注意をはらって運転してほしいものだ。 こう見ると、もしかしたら、長い長い感想の前段は 「実際の根拠となる条文の内容を知らずに否定する人達に対するアンチテーゼ」の意味も 「僅かながら」含まれているのかもしれないが・・・・、 うーん・・・・・・・・。 やはり、腑に落ちないのは「だったらどうすれば"安全"」に繋がるのかという観点が足りない。 むしろ期待していた感すらある「誰かの命をも危険にさらすリスク」から、 もはや「定番ネタ」とも言える「自転車保険とヘルメット着用を薦める"明々後日オチ"」に 繋げてもらえると「青汁CM」っぽくて良かったのだが。 単に「イヤホン走行さえしなければ直ちに安全になる」【わけではない】ことは 上記感想の多くの場合「歩行者優先の概念が欠落している」「確認をしていない」 問題があると分かるはず。 だからこそ、呼称するとすれば「自転車でも安全走行徹底厳守者用フルセット」こと、 「臆病運転 → 危険個所察知 → 予測運転 → 早期減速 → 徐行 → 一時停止 → 前後左右確認 → 慎重運転」 を徹底することの「1つ」でも紹介して欲しかったのはある。 ついでに、イヤホン自転車の危険性を無闇に強調し、「使用を強く否定する」ことは、 何度も上げているように 「カーオーディオ全般」「走行音の煩い自動車やオートバイ」 まで否定することに繋がるという危機意識まであるのかどうか。 つまり・・・「走行音の煩い自動車」といえば、 「様々な関係先の各種高級スポーツカーの存在ごと否定する」ことになるので 結局「間接的に自分達の首をしめていることになる」ように思えて仕方ないが そんな先まで見据えられるようであれば、最初から雑記事は上げてないか・・・。 もし、「未成年者や免許のない人達だけ」とするのであれば 一過性の「スケアードスレート(スタントマンショー)」や「根拠も何もかも雑な交通講座」の問題に 切り込んで「自転車メンテの重要性」から「交通教育改革」まで話を進めることも出来たはず。 ◆結論 「視野は"広く客観的に"持ち、状況と情報は的確な想像力を以て精査し、物事はちゃんと"自分で"考えよう。」 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 bike-news.jp/post/237073 このように、自転車にも列記とした法律は定められているのですが、自転車の運転には免許が不要なため、 必ずしもすべての人がルールを把握しているわけではありません。 そのため片側1車線の道路で真ん中を走る人や、 無灯火、イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々あるでしょう。 ルールを守っていない自転車は追い抜きにくく、邪魔となるだけでなく危険です。 うんざりするほど毎回お馴染みの「イヤホン走行(だけでも罰則のある)違反」と 直接的に「嘘」繋げているわけではなく、 今回は、 「イヤホンをしながらの運転も目立ち、ヒヤッとさせられることも多々ある」という 「筆者が思う"個人的な感想"」を述べているに過ぎないので、 問題表現というほどでもないのかもしれないが・・・、 上記で「無灯火」については 無灯火の場合は5万円以下の罰金が課せられることになります。 と「罰則のある違反と併記」しているため 「誘導されて誤解する人もいるかもしれない"巧妙な表現方法"」というべきか。 元々、地方条文まで確認している人向けに記事を書いているとは到底思えないのもあり、 イヤホンだけ違反の根拠を出していないところを見ると、 (地方条文を出せば"聞こえない状態"に触れない時点で"違反"とする論理は破綻する) 「知らずに誤解される人を誘導できる」という思惑も少なからずあるのだろうかという穿った見方も出来る。 ▼それにしても・・・、「バイク」という呼び方には トライアスロンの種目やロード"バイク"等で分かるように「自転車」も当然含まれるとはいえ、 メインは「オートバイ向けのサイト」なのだから、 「自転車の内容メイン」で記事を書きたいのであれば、 www.cyclesports.jp こちらの「サイクルスポーツ」に寄稿したほうが良いのではと思うが・・・。 公道(車道)を共有する主に2輪車の車両同士とはいえ、 なぜオートバイ向けサイトで自転車の記事が散見されるのだろうかという疑問。 タブーと思われる「自転車の車間距離」に触れたくないであろう既存のスポーツ自転車メディアでは あまりルール関連を表面化したくないとすれば、 独自に「自転車の車間距離」にも堂々と切り込む自転車用の新Webサイトを立ち上げて欲しいものだが、 運用資金というよりも、根本的に需要の無さから「間借り」という形にならざるを得ないのだろうか。 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS社員 www.cyclesports.jp/news/others/58960/?all#start [画像]安全利用5則の安全ルールを守るの中に イヤホンなどの使用きんしなど という条文内容とは"異なる"内容を教えている問題。 ◆警視庁の紹介する安全利用5則の中にイヤホンは一切登場していない www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/five_rule/five_rule04.html それでも、どうしても内容に含めたい場合、 「"使用禁止ではない"が、安全のためには使わないほうが良い」なら分かる。 講演するのはいいとして、 「実際の条文を確認した上で」講演出来ないのだろうか。 ◆[東京都]警視庁にある自転車関連の条文の抜粋 www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/ho_kisei.files/hou_kisei.pdf (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 【安全な運転に必要な交通に関する音又は声】が【聞こえないような状態で】車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合に イヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ↑ 「イヤホンなどを(自転車走行中に)使用禁止という条文など、何処にも存在ない」 ▲子供向けの警視庁のパンフ www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/bicycle/menu/leaflet.files/child.pdf イヤホンで音楽をきいたりなど、まわりの声や音が聞こえないようにしてはいけません。 しかし画像は、「救急車」でしかないという。 つまりこの場合の声は「救急車から拡声器を通して話している声」であり、 「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないと思わせるのはミスリード。 ※万が一「道路で普通に話している人の話声」が聞こえなければならないとすれば、 全ての自動車やオートバイが「違反」となってしまう。 講師は【ブリヂストンサイクルの社員】というから、ある意味納得。 www.bscycle.co.jp/news/notice/2021/9460 警察官でも弁護士でもない人が(警察官や弁護士でも間違えていることもあるのに) 独自の「誤った認識」で「誤解を与える法解釈」を広めているのが現状。 「たぶんこの内容で大丈夫"だろう"」と思っている時点で、交通"安全"からはかけ離れている。 イヤホン使用で必ず危険になるという「全国の事故統計データ」が存在するわけもなく、 「他車の走行音や話し声が聞こえないと危険」というのであれば 「原付オートバイなどに聴覚試験がないのは何故」と1回でも考えてみたことがあるのだろうか? 若年層だから少しでも注意散漫になる原因を避けたい? いや、その前に「その地域での実際の事故統計情報を基に」 「予測運転」「徐行」「一時停止」など 特に印象に残るように要点を絞り込んで「基本の徹底こそ」 安全のために"まず最初の一歩として"重要では? それに、漢字もまだそれほど認識していない子供に 「車道左側走行」の原則論を伝えること自体が時期尚早。 とりあえずの定型文として、杓子定規の内容を提示すればいいとは思えない。 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ news.yahoo.co.jp/articles/709d98c5e15e7435aa3085688558ad7a84a1b538 www.fnn.jp/articles/-/279372 “イヤホン運転”の高校生が接触 車道に倒れた高齢男性 トラックにひかれ即死 単に「状況を提示しただけ」と言うかもしれないが・・・、 いや待てと。「歩道を」「徐行で」「歩行者"絶対"優先で通行すること」は、 そんなに「報道するに値しない情報」? 「交通事故」を紹介することに「交通"安全"を守る」意味はない? 「イヤホン自転車走行」は「歩道に歩行者が居たら」 「避けて走行することができなくなる」??????? 常識的に思考力があれば「そんなはずはない」と分かるはず。 原因はもちろん、(今回は無灯火も問題だが) 「歩道は基本(=普通自転車通行指定部分がない場合)徐行」を・・・ ↓ 【知らない】=「歩行者優先の概念がなかったから」 ↓ 「衝突した」 としか思えない。 (今回は無灯火も問題だが) 「イヤホン使用で走行していたから」 ↓ 「注意散漫になって:(視界が霞んで?)」 ↓ 「前方の確認が遅れ」(※特に書いていないのでスマホ注視なしと判断) ↓ 「衝突した」 ↑ と断定(断罪)している印象しかないが、 これが、もし・・・ 「イヤホン使用で走行していなければ」 ↓ 「注意散漫にならず:(視界が霞まず?)」 ↓ 「歩道での歩行者優先の概念がなくても」 ↓ 「衝突しない」??????? となると思っているとすれば、「このあまりにも無茶苦茶な論法」に気付かないほうが恐ろしい。 ↓ なぜ「イヤホン使用→「前方確認が遅れる」が成り立つと思えるのか。 「オカルト論を含まず」に、どういう思考力でそうなるのか。逆に興味が湧く。 ↓ 「歩道には挙動が安定しない歩行者がいる」と 「常に恐れていれば」 「歩行者優先が絶対は当たり前」。 イヤホン自転車を槍玉にあげることは 「実際の規制条文を一回も読んでいない」か、 見た(読んだ)上で「着用使用だけでは違反ではないことが全く理解できない」のであれば、 「私には読解力がありません」と「自ら証明しているようなもの」。 そして、「自動車でのカーオーディオ全般も規制したい」 「原付オートバイなどでの聴覚試験を復活させたい」と主張しているに等しい。 やはり、実際に事故を"防ぐ"という観点が欠落していると「絶対に気付かない」のだろう。 しかも「明確な違反の無灯火」よりも優先で表題にするあたり、 もはや怒りを通り越して心の底から呆れる。 ▲ご丁寧にCG再現までしている日テレ news.goo.ne.jp/article/ntv_news24/nation/ntv_news24-20211202985320.html バトンホイールまでは許すとしても、ブレーキが無いのは・・・? ●[大阪]久々の誤解を生む記事 news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASPCM5G0GPCDPTIL02Q.html 「スマホを見ながら、イヤホンを聞きながら、傘差しながらはダメなんです」 11日午後、吉本興業のお笑いコンビ「ツートライブ」が、 大阪市西区の市立靱幼稚園の園児や保護者計約100人に呼びかけた。 ↑ 相変わらず、これを冒頭に持ち出す意味もなければ、 イヤホンをながらに含めること自体が根本的に間違っている。 保護者向けの場合であれば 子供へのヘルメット着用に関しては説明の必要があるとしても、 「正しい乗せ下ろしの方法」とか、 「安全に歩道を走行するための心得」など 「より目の前にある実用的な中身」を提示することが肝心。 お笑い芸人なら客に合わせてネタを選ぶことも当然と分かっていると思うが、 用意されていた台本をそのまま読むだけのスピーカーとしての役割であれば、 工夫が一切出来なくても仕方ない。 そんなに「ながら」を問題視して傘も出しているのであれば 「傘の支持具に傘を固定して使用する場合、 押し歩きはOKですが、"走行した時点で"違法です」と 何故ちゃんと紹介しないのだろう? 歩道の走行は、「自転車通行可」の標識がある場合と、 運転するのが13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者で、 車道を走行するのが危険な場合などに限られている。 ↑ 大抵のユーザーが歩道走行する理由の「"など"」が省略。 路上駐車が多く、車道走行に不向きな場所も少なくないことから 歩道を徐行・一時停止を駆使しての安全な方法で走るほうが良い場合もある。 ※左折巻き込みや対抗右折車は飛び出し同様に 「交差点の正しい走行方法の周知」が全く足りないことが問題。 歩道を走るときも、「車道寄りを徐行」し、 歩行者の邪魔になりそうな場合は自転車側が一時停止しなければならない。 ※但し、「普通自転車走行指定部分」がある場合は、 歩行者がいないことが明らかであれば徐行走行の必要なし。 というか・・・簡潔に ▼「タダで出来てお得な交通安全」と称して ●「安全な方法で適切に止まること!止まれの標識以外でも事故防止は止まる!」 ●「歩道は歩行者が優先!(ベルは使わない!)」 ●「信号がない見通しが悪い交差点では特に絶対に徐行!」 ●「無理な横断はしない!」 が最優先事項で、通行場所云々はその後。 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 www.buzzfeed.com/jp/hiroshiishii/aftershokz-aeropex 「東京では自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法なんだけどな…」 ↑ これは嘘で「イヤホン・ヘッドホンの装着そのものが違法になるという事実は存在しない」。 ◆法的根拠:東京都例規集(内容現在 令和03年7月15日) https //www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ 第16編 警察 ┗第4章 交通 └ 東京都道路交通規則 (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「イヤホーン等を使用して車両等(自転車含む)を運転しないこと」という条文は存在しない。 ※「厳格にすれば速度の速い自動車カーオーディオが全面禁止になり」 「交通に関する音に他車走行音まで含めると通常走行音の煩いオートバイが公道走行禁止になり」 実際には音情報は重視されていないもう1つの根拠として、 「原付免許などに聴覚試験なし」でもあるため、自転車"だけ"過剰な制限を敷くことは絶対に不可能。 大切なことなので繰り返しますが、 自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着が禁止されている自治体があります。 もちろん骨伝導イヤホンも。 ↑ 概ね「交通に関する音などが"聞こえないような"状態」が禁止されているのは把握しているが、 イヤホンやヘッドホン着用そのものが「罰則付き」で禁止になる地域など存在しない。 (努力義務はあくまで"目標や指針の提示"であり、法的拘束力は存在しない) ※骨伝導でも、交通に関する音などが「聞こえない状態であれば」違法になるが、 イヤホンやヘッドホン同様に装着だけで違法になる法文など当然存在しない。 もし存在すると豪語するのであれば、 是非とも具体的に、どの都道府県が「何の"法文"によって」 「イヤホンやヘッドホン装着そのものが禁止」を提示してもらいたい。 「イヤホーン等を使用して、安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと」 を 「自転車に乗りながらのイヤホンやヘッドホンの装着は違法」に変換してしまう困った人達が後を絶たないのは、 「交通"安全"を徹底軽視し、事故"防止"を蔑ろにし、優先度を履き違えた酷すぎる指導」の賜物ではあるが、 今後もこうした「勘違い」や「大嘘」を展開する人達は 「原付免許などに聴覚試験なし」という事実も知らず、 こういう"実質無意味な法文"が消えない限りは続くのだろう・・・。 そして、仮に遮音状態の自転車が完全に居なくなったとしても、 ●「遮音状態での事故統計データすら存在しない」 ●「街中で遮音状態と思われる自転車自体の割合が明らかに少数派」が証明しているように、 交通事故全数に対して"微々たる影響しかない"ので、目の敵にする意味があまりにも薄い。 ●弁護士サイトでも誤解 www.bengo4.com/c_2/n_13416/ また、自転車の運転中にはいずれも禁止されている 「雨天時に傘をさして片手で運転することはあるか」、 「イヤホンで音楽を聞きながら運転することはあるか」、 「スマホやタブレットを使用しながら運転することはあるか」の3点について質問しました。 ↑ 自転車の運転中に「「イヤホンで音楽を聞きながら運転すること」そのものは禁止されていません。 何度も書いているように「交通に関する音などが"聞こえない"」状態が禁止されているのであって、 自転車でのイヤホン着用使用走行自体が禁止されているわけではありません。 ※多くの地域で自動車も含む"車両"についての条文であり、 カーオーディオの使用が原則的に禁止ではない以上、 自転車でも同様に原則的にイヤホン走行は禁止ではありません。 2014年当時に北村弁護士が解説していたように www.ntv.co.jp/horitsu/20140504/1-a.html 「自転車のイヤホンをつけての運転は、法律的に大丈夫なのか?」 条例ごとに罰則規定 北村弁護士の見解 乗る事自体は道路交通法上は直接は禁止されていません。 但し、 安全に走行するために必要な音や声が聞こえない状態で運転した場合には、 これは違法になります。 あとは、立法化云々は蛇足。 「カーオーディオ同等の規制だが自動車では取り締まりしている様子がない」 「一般的な自転車の常用速度域」と「原付などの免許取得に聴覚試験なし」という事実。 「事故時の遮音自転車の割合データなし」「常態化している徐行や一時停止の完全無視の危険性と比べた優先度」など、 「明らかに必要条件に満たない」と判断できる。 ●分かりやすい印象操作 news.yahoo.co.jp/articles/81d4af6aac00e7caf7f3bcfc3569616b12fcaf11 東京・小金井市の道路で3日、右折してきた自転車が、一時停止中の車に衝突した。 イヤホンをしながらうつむき加減で運転している自転車に乗った男。 前方の車に気付かなかったのか、慌ててハンドルを切るも間に合わない。 「ちょっと降りて」被害者が呼びかけるも…“イヤホン男”当て逃げの瞬間 東京・小金井市 普通に「白の長袖肌着男」とでも呼称すればいいだけにも関わらず、 「音量など未確認なのに」 まるで「イヤホン走行自体が問題」と言わんばかりのタイトル。 これが、もし自動車が加害者の場合、 「窓を締めきって運転していた自動車が当て逃げ」となるだろうか? そもそも(多くの地域では) 「カーオーディオでも交通に関する音などが"聞こえない"ような状態では違反になる」 という事実を理解していれば、 自転車でもイヤホンどうこうというタイトルなど付けるわけがない。 そして、イヤホンで聴覚完全遮断していると仮定した場合であっても・・・ ▲「前方の車に気付けない」? ▲「慌ててハンドルを切るも間に合わないような状況になる」? ↓ もちろん、「気付けるし、余裕でハンドルを切ることができることは」 自動車でも自転車でも"普段から脇見運転せず前方を見ていれば常識的に"可能。 つまり、聴覚云々は無関係で、「予測運転が出来ていない」ことから、 「前方周囲の確認をしていなかったことが原因」は明らか。 そもそも見通しの悪い交差点は"徐行"が義務(違反すれば罰則)なので、 前方さえしっかり見ていれば、速度的に回避は難しくない。 普段から見通しの悪い交差点に、公道レース感覚で勘違いしながら、 「徐行速度まで減速したくない」という身勝手極まりない理由で(ほぼ)減速せず侵入しているとか、 「たぶん他車は居ない"だろう"から前方なんて時々確認するくらいで良い」という スマホ見ながら走行と同様の「他人に期待しすぎている輩達だけの問題」であり、 イヤホン着用走行自体を(音量や交通に関する音などが聞こえていなかった状態かすら個別に確認していないのに) 問題があるような風潮そのものに違和感が拭えない。 実際の"多くの事故の傾向"を捉えることのない 「優先度を履き違えた"極端に狭い範囲だけ"に注視してることに気付いていない」とすれば困りもの。 もしもイヤホン着用走行がゼロ=交通事故が限りなくゼロに近づくという 思い込みや印象ではない"根拠"があれば、最優先事項として引き合いに出すが、 まず「自転車及び自動車それぞれの遮音状態車での事故統計すら存在しない」ため、 「絶対にありえない」と分かっている以上は、 街頭指導などによって「非遮音こそが絶対」と影響されてしまった人達の思考停止状態を憂う。 ●「優先度など関係ない」という細かい人であれば・・・ 違反全てを問題視するなら「泥はね運転の禁止」までカバーするとか、 ・車両である自転車に該当する罰則の有無で分けて違反項目を全て列挙するとか、 ・前後ともブレーキ装置の不備がないように定期的なメンテの重要性を訴えかけるとか、 最終的に罰則の有無すら関係なく条文になっていない「安全規範」として周知すべき項目であれば、 「考え事・体調不良・寝不足」でも事故の危険性が高まることを 重点的に知らせることに注力すべきに思える。 「靴が気になる」という人がいて「この靴紐の中の1本の繊維質が重要」と説いているような状態に意味があるのだろうかという。 「構成要素の1つ」としては必要でも、それ自体を深堀りしても何かが出てくるというわけでもない。 狭い範囲だけに捉われてしまうと、"全体的な安全が遠のくだけ"に思えて仕方ない。 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 kuruma-news.jp/post/401679 このほか、雨の日に見られる傘差し運転や、音楽を聞きながらの運転など、 注意が散漫することで、事故やトラブルに遭う危険性が非常に高まります。 ↑ 「考えごと」「寝不足」での注意散漫は問題ではない? 何故「カーオーディオでは問題がない」と言い切れる? ※「年齢」「免許の有無」「耳までの距離の違い」のような弱い理由では足りない。 一時停止こそ触れているが、 音に頼って走行し、全く登場していない「徐行」をしないことは 事故に直結するという危機感が全くない。 自動車(クルマ)サイトだから仕方ないというのもあるが、 恐らくは「自転車憎し」という安易な理由で、 「こういう大嘘を並べ立てること」自体が問題。 ↓ なお、都道府県によっては各条例によってながらスマホやイヤホン運転を罰則対象としています。 さすがに「妄言も大概にしてくれませんかね」と言いたい。 各都道府県の道交法細則にそのような条文は存在しませんが? 「もしイヤホン着用"だけ"で、罰則対象であるならば、その"法的な"根拠となる条文を提示してください」 【自転車でのイヤホン着用運転走行そのものは罰則対象には"なりません"】 単にイヤホン着用だけでの自転車運転走行は"罰則のある"法的には何ら禁止されていません。 "概ね"交通に関する音などが「聞こえない状態が」規制されているだけです。 「常用速度を抑える」「予測運転を欠かさない」「減速を躊躇わない」 「徐行を全ての交差点や歩行者に対して実行」 「一時停止は事故防止の要」「周囲の安全確認を怠らない」 これらを徹底的に守ることこそが、真の事故防止に繋がる。 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 news.goo.ne.jp/article/chuplus/region/chuplus-282390.html 自転車乗る高校生を指導 小松署 小松署などは三十日朝、小松市沖町の沖町東交差点で 自転車通学の高校生に街頭指導をした。 通学時間帯の生徒に、歩行者にやさしい安全運転を呼び掛けた。 千葉県で児童五人が死傷した交通事故を受けて、通学中の児童たちにも安全に気を付けるよう声を掛けた。 小松署の出口喜義署長や署員、小松地域交通安全活動推進委員、市少年補導員連絡協議会員ら計二十三人が参加した。 参加者は歩道に立ち、「自転車のマナーアップ」などと書かれたのぼり旗を持って 「気を付けてください」と声を掛けたり、 イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意したりした。 石川県の自転車ニュース自体が珍しいが、 街頭指導のきっかけが「遠く離れた千葉県の自動車事故」。 そして「高校生に街頭指導」という違和感。 一応、「通学自転車は歩道走行も珍しくないので歩行者優先」という意図であれば、 単に「気を付けてください」という曖昧な声掛けでは分かりにくく、 「イヤホンをしたまま自転車に乗っている生徒を注意」ではなく、 ◆周囲の状況をしっかりと確認し、歩行者が最優先なので傍を通るときは「止まる」か「徐行する」か 特に子供の場合は周囲を全く確認せず、突然走り出す可能性も非常に高いため、 「歩道ではなく予め車道に移動しておく」とか「道幅があれば十分な側方距離をとる」のような 具体的な内容が不可欠。 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題? www.fnn.jp/articles/-/187046 自転車の一斉取り締まり 宮城県内24カ所の交差点 「運転中のイヤホン着用」「信号無視」など警告 25日の取り締まりでは、「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 県警本部交通事故総合分析室 北野原聡 室長 「交差点を通行する場合ではどうしても歩行者や自転車と交差することが多いので、 『徐行』を守っていただきたい」 県内で今年発生した自転車と車の事故のうちおよそ4割で自転車側にも違反があったということで、 警察は今後も指導を続けていくとしています。 『徐行』を守っていただきたい」 ↓ 「運転中のイヤホン着用」や「信号無視」など、1時間で9人が警告を受けました。 ????? 「信号無視」は一時停止と同意義なので勿論分かるが、 自転車だけ「運転中のイヤホン着用」に警告の意味が分からない。 同様に「カーオーディオ」にも警告を出していなければ正当性が皆無だが、 自動車への交通安全指導期間に事例があるのだろうか? 一応「など」とあるので「徐行無視」にも警告をしていると思いたいが・・・、 表題を見る限り少なくとも、 この記事を書いた記者は「徐行は最重要項目ではない」と思い込んでいると言えるが、 こういう安全への意識の低さが、「本来防ぐことができるはずだった事故」を 減らすことができない原因の1つともなるという危機感が全くない。 本来、 警察は見通しの悪い交差点や歩道で自転車の徐行が徹底できていないことを問題視し、 「歩道や見通しの悪い交差点などで、徐行不足の自転車に一斉に警告カードを発行していました」 でなければならないはず。 「運転中のイヤホン着用」していないことで「徐行する」へと 必ず繋がるとは言えないので、努力の方向性を見誤っていると言える。 ●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 www.kanaloco.jp/news/social/article-513026.html 本筋内容は、一方通行の標識に「自転車を除く」がない箇所が多いが 特に取り締まりもしないし、直ちに標識を増やす気もないという実態。 当たり前の話で、ロクに取り締まりする気がないなら標識は存在しないようなもの。 背景には、スマートフォン操作や、イヤホンで音楽を聴きながら運転するなど、 免許を必要としない手軽な自転車利用者のマナー低下が深刻な問題となっていることがある。 ではなぜ 「カーオーディオで音楽を聴きながら運転するなど、 免許が必要な自動車利用者のマナー低下が深刻な問題」 とならないのか甚だ疑問。 ▼[根拠]神奈川県の例規集より www.pref.kanagawa.jp/docs/y8e/cnt/f7406/ ○神奈川県道路交通法施行細則 (5) 大音量で、又はイヤホン若しくはヘッドホンを使用して音楽等を聴く等 安全な運転に必要な音又は声が聞こえない状態で自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。 【自動車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。】 もしかしたら「自動車」という漢字が読めないか理解できないのだろうか。 「自転車だけは音楽を聴きながらでは歩行者に配慮できなくなる」という効果があるわけもない。 ●耳までの距離が近いから? → スマホ注視のように視野が狭くなるわけではないので無関係 ●自転車ミラー装備義務がなく周囲を確認しにくい? → ミラーに頼るのが安全なら法的に義務付けが必要 ●未成年が多く免許がないから? → "通年"での交通教育不足の問題 たまに見かける防犯登録のような「罰則がない」地方の条例を持ち出してきて 「罰則がないのに」なぜか「違反を強調」というケースも理解できないというか、 だったら「その(空虚な)地方条例の自転車政策全般について書かれている内容に、 「"一時停止を遵守させるための取り組みなどの具体的な内容"」 及び「"一過性ではない通年での"交通教育が足りない」こと自体を憂うのが、 "真に事故を防ぐことが目的であれば"どう考えても先。 「目先の目障りと思っているであろう違反が消えても、事故が減らなければ意味がない。」 通学路の近隣住民からすれば「並走」、 個人的には周知不足なわりに安易に使われ過ぎてしまっている「違法な2人乗り表現」を問題視しているが、 「見通しの悪い交差点での徐行義務」や「一時停止」の、実際の事故"防止"への有効性に比べると 遥かに優先度は低いので、"多くの"事故防止の観点からは積極的に注意喚起しようとは思わない。 道交法には「泥はね禁止」のような項目もあるが、 「全ての細かい箇所まで絶対遵守しなければ道路を使うべきではない」という極端な道交法信仰が過ぎれば、 まず歩道での徐行義務違反で自転車が9割消えることになる。 要は、「より事故を減らす方向で、適正な方法を使用する」という"機会と理解"が足りないというだけの話。 学校任せが無理なら、それを補うめに各家庭での教育に使用してもらうための冊子や、 「とりあえず禁止」ではなく、 むしろ逆に「イヤホン着用でも安全に走行するために必要な方法を学ぶ」という方向で考えるべき。 何でも「規制さえすれば安全」という短絡的な思考に陥るのは危険。 「警察は立場上"危なそう"であれば全て否定するしかないのは当たり前」の話でも、 現実的には「使う=危険・使わない=安全」の2択ではない、 第3の選択肢として「安全に使う方法」の提示や施策は必要。 もちろん「誰にでも推奨するわけではない」ので、この点は絶対に勘違いしないでもらいたい。 「安全に使う気が無いのであれば」、危険を及ぼす可能性が高いと判断できるので、 そういう人の権利が制限されるのはやむを得ない。 ただ、「誰でも簡単に通販で自転車本体を買えてしまうこと」や 「歩道を混乱させたいとしか思えないような速度UPまで狙っているような自転車もどき」は やはり規制すべきに思えて仕方ない。 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1394852651502759940 傘刺しやイヤホンつけての運転は違反ですよ~と言って お店から離れたとこで傘刺したりイヤホンつけてるのが視界に入ります 法令違反だから言ってるわけでして…… そんな制服の着方注意された学生みたいなことしなくても 傘は不安定になる「おそれがある」ので持って走行した時点で違反で間違いないが、 イヤホンに関しては毎度おなじみで、 中途半端に(実際の事故の直接原因に起因しない無駄な)警察の指導や 聞きかじりの情報だけ鵜呑みにしていると このような勘違いをしていても無理はない側面もある。 確かに「個人レベルでの勘違いは常態化している」ので、挙げればキリがないが、 報道関連や講演しているような人達まで間違っていたのが 見てきた限り「9割以上」なので、本来由々しき事態。 ▲【詳しくないので知らない】=【勘違い】を、 自転車店員向けとして分かりやすい例を挙げるとすれば、 「よくある自転車に詳しくない人達の」 「他店購入の自転車を、無関係な自転車店に持ち込んでも、初期点検は無料」 と思い込んでいるようなもの。 どれだけ「保証書をよく読んでください」と伝えても 「一向に見てもらえない・分かってもらえない辛さ」は 身に染みるほど理解されていると思うので、 その客と閲覧者の一部の相手向けとしても SNSの性質上「伝える側の立場」を意識してもらいたいところ。 ▼反証 最初に「ソース元として参考にする箇所」は書かれていないが、 案内している人で選ぶのではなく、 (警察のサイトでも意訳が含まれていることが多々あるので要注意) 保証であれば保証書を確認、組立であれば組立の説明書を見るように、 しっかりと「実際の条文を」確認するのが肝心。 ◆東京の場合「東京都例規集」より「東京都道路交通規則」 www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/ www.reiki.metro.tokyo.lg.jp/HAS-Shohin/jsp/SVDocumentView (運転者の遵守事項) 第8条 法第71条第6号の規定により、 車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (法第71条=道路交通法71条:各都道府県ごとに定める規則) (5) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が 当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。 ▲「高音で」 条文通りであれば「低音であれば何ら問題がない」という不的確な用語。 いい加減気付いて改訂してもらいたい箇所でもあり、 わざわざ「大音量」への意訳が必要な時点で気にするほどでもないが、 「又は」とあるので、高音が前半のラジオ等に限定されているとしても、 イヤホンの着用だけで違法性を問えるとすれば 「イヤホーン等を使用して車両等を運転しないこと。」と 「付帯文なし」でなければならない。 別のどうでもいい内容としては、条文には「イヤホーン」とあるが 「イヤホン」「イヤフォン」「イヤーフォン」なので違うとか、 逆に「ヘッドホンなので問題なし」という見方も出来るが無理すぎる解釈。 ◆最重要箇所は、違法性云々を声高に叫ぶ人達は何故か誰しも 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が【聞こえないような状態】 という箇所を、とにかく存在しない部分として無視する。 「イヤホンをつけて音を流すと絶対に聞こえないような状態にしかならない」わけがない。 両手で耳を覆ってみれば、聞こえにくくなっても完全に聞こえないことはないことから分かるように、 イヤホンのカナル型でも音量次第では聞こえ、 ヘッドホンでもオープンエア型や小音量なら聞こえる。 ───────────────────────────── ◆どの程度聞こえなければならないのか 警察の現地確認方法としては、 「イヤホン等着用状態で後ろから話しかけたときに聞こえてるかどうか」とされていることがあるが、 窓を締めきって大音量気味でカーオーディオ使用している自動車や 違法改造ではなくても通常の走行音が異常にうるさいオートバイがあることから、 正直「不当に厳しい判断基準」と言わざるを得ない。 ───────────────────────────── どうにか無理矢理に違法で通そうとすれば、 「聞こえない状態」ではなく 「"ような"とあるので聞こえていても違法」との展開を仮定。 では、車両=「自転車に限定されていない自動車もオートバイも含む」ことから、 「違法性を助長する全てのカーオーディオ及び、窓を締めて運転することは (自転車のイヤホン着用で音量や状態を"確認せず"着用だけで違法とする場合) 当然、自動車やオートバイでも同様に未確認段階で違法となりますがよろしいでしょうか?」 となってしまう。 更に言えば「原付きなどでの免許取得時の聴覚試験がない」ということからして、 「実のところ安全のためにはそこまで聴覚は重要ではない」と何よりの証拠として挙げる。 なぜ常用速度域も遅い「自転車だけ」違法性を強調するのか考えたときに、 未成年が多いことを上げるとすれば、 やはり歩行者優先や交差点安全通行のために必須の 「徐行」や「一時停止」の遵守率の低さを問題視するのが、 「事故そのものを無くしたいのであれば」どう考えても先。 「目につく違法(かもしれない)行為を減らしたい」と「実際の事故を減らしたい」は別。 「注意散漫」であれば、イヤホン無関係で「寝不足・考え事・体調不良」の心配が先。 そもそも、実際にイヤホン着用で音楽を聴いているであろう自転車の事故で 「適切に一時停止しなかったことと完全に無関係で」 年間何件発生しているのか具体的なデータの提示もなく、 警察含め、闇雲に違法云々を強調することに何の意味があるのか分からない。 この条文の発祥警察からして「信頼すべきかどうか」を考え、 安易に追随しない賢明な地域が多数であれば 今のような無駄な誤解が広まることもなかったが手遅れか・・・。 状況を見極められない場当たり的対応の結果が今の惨状。 "通年での"交通教育も絵に描いた餅で「考えられない人」を世に量産してしまった。 しかし、典型的な勘違いをしているのは今の惨状から仕方ないとはいえ、 法令遵守を訴えかけるのであれば、 "全ての生活道路も含む見通しの悪い交差点"手前で徐行義務があると言う点まで 理解できているのかどうかという疑問が常にある。 作品中で道交法遵守を訴えかけるわりに、 別のエピソードでは「何の注釈もなく」違法になる2人乗りが登場するようなもので、 半分ギャグのつもりなのだろうかというケースもある。 反対に直接自転車とは無関係な作品で 2人乗りが違法なことに触れて対策をギャグにしていることもあるのが妙な話。 保険加入してヘルメット着用すれば事故が防げるわけではないのと逆で、 イヤホン着用でも適正音量と、それ以上に神経質に走行していれば、 違法性が問えないだけでなく、 むしろ聴覚以外の周囲の状況に敏感になって"集中して乗る"ことも 人によっては不可能ではないと考える。(万人に薦めるつもりはない) そのため、もし同じ状況で具体的に言うとすれば、 「雨合羽を使わないと赤切符切られるかもしれないですよ」 「イヤホンは職質に遭えば外すように言われるかもしれませんが、その時は一応従ってくださいね。 音量を下げて、歩行者最優先で、交差点に気を付けて、無理な横断はせず しっかりと確認も忘れず徐行・一時停止を徹底的に守ってくださいね。 事故になったら被害者でも加害者でも困りますよね?」 という案内であって欲しいが、 「同調圧力」で難しいという側面もあるのかもしれない。 否定的な立場であれば、 「出来るだけ情報を多く得て走行するためには使わないほうがいいと思いますよ」 と「感想を言うだけ」という方法もあるが・・・ やはり「適切な方法を案内する方向へ軌道修正を試みる」ことを優先したほうが、 内容を聞き入れてもらえる可能性が少しは高くなるはず。 ●状況判断力が足りない内閣府解説 www.gov-online.go.jp/featured/201105/index.html 8割以上が自動車との事故。その半分以上が出会い頭衝突による交通事故 これが非遮音状態なら絶対に防げるというわけでもない。 イヤホンやヘッドホンで音楽などを聴きながらの運転 イヤホンで音楽を聴きながらの運転は、音楽に気をとられて注意散漫になったり、 後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえなかったりして、事故に遭う危険性が高まります。 逆に言えば「後ろから近づいてくる自動車の音が聞こえていれば」事故に遭う危険性が低くなるのだろうか? 後方から自転車を轢くコースを辿っている(酩酊状態や気を失っている場合も含め) 自動車が「全く前方に注意を払っていない」ような状況で、走行音が聞こえていて果たして回避できるだろうか? ●言うまでもなく「実験」であれば、 「後方から近づくということが予め分かっている」ので避けやすいのは当たり前。 もし「実際の公道」で「1ヶ月くらいの期間を設け、後方から予告なく轢く実験」であっても、 「轢きに来られる」という危機感を持って走行するということは、 走行場所などに注意して走行するので、これも遮音・非遮音状態は大した問題になるとは思えない。 ●遮音状態の例になっている挿絵をよく見て考えよう (1)まず遮音状態ということよりも「目をつぶっている」ことが大問題。 (2)次に肝心なことは【路地裏の道路の中央を他車の存在を意識せずに走っている】こと →●「目安として約1.5m以上空けて自動車が側方を通れるだけのスペースがあるなら」 その道の端のほうを走行していればいいだけ。 →●「狭い道や用水路などがあり自動車が通るだけの側方の距離が十分に空けられない場合」 遮音状態がどうかではなく、そもそも側方を自動車が通過すること自体が、 明らかに「危険な状況」に陥るため、自動車がその狭い道を 「速度を上げて走行しようとすること」も「無理に前に出ようとすること」も 「煽り運転」に該当すると思われる。 非遮音状態なら後方から来ている自動車の走行音を把握しやすいから、 「状況的に必ず避ける(避けやすい)ことが正しい」わけがない。 比較的道が広ければ「自転車側の走行場所の見直し」をすればいいだけ、 狭ければ状況によって自転車側が遮音状態なことを問題に挙げること自体お門違いになる。 ◆若年層で免許が無いからのような理由以前に、 【どのような場所】を【どのような速度】と【方法(状態)】で走行することが安全なのか】を理解させず、 思考停止で 「走行音が聞こえていれば避けやすいですよ」という「実質的には誤った感覚」を 植え付けること自体が、安全軽視と言わざるを得ない。 自転車にバックミラーを付けて自動車免許があっても、適切な自転車走行ができるとも限らない。 結果どうなるのかという「想像力」を以て、 状況判断を正しくできる「思考力」を身につけさせることが肝心。 ▲ついでに、政府広報といえば・・・ https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/145.html#id_7fb2a647 ●厚生労働省社会保障審議会児童福祉文化財の映画ポスターで自転車の2人乗り のような事例を問題視するのが先なのではないだろうか。 ▲例によって偏向報道 news.goo.ne.jp/article/hicbc/region/hicbc-0004EFE0.html イヤホンつけて走行など2時間で52人に警告 自転車の一斉取り締まり その結果、後輪にしかブレーキがついていない自転車で走行していた男性1人が、 道路交通法違反容疑で検挙されたほか、 走行中にイヤホンをしていた人など合わせて52人が警察から警告を受けました。 「外の音が聞こえるイヤホンなので、周囲の音が聞こえるから大丈夫かなと」 (警告を受けた男性) まさしく「聞こえる状態であれば違反ではない」のだが、それには一切触れていない。 大丈夫=周囲を警戒し安全に走行できるかどうかは「カーオーディオが証明しているように」 遮音状態とはほぼ無関係。 警察もこうした遮音"未満"の確認に時間を費やし警告カードを発行する暇があるなら、 「徐行」「一時停止」を遵守させることに徹底尽力すべきであり、 真の交通安全や事故防止を到底理解していないような偏向報道の姿勢そのものを危惧する。 ▲東海テレビ news.goo.ne.jp/article/tokaitv/nation/tokaitv-20200910-1931-139837.html ウーバーイーツ配達員の危険運転…警察がついに取り締まり わずか2時間で配達員16人に「警告」 タイトルこそイヤホンはないが 10日は、イヤホンをしたままの運転やスマホのながら運転、さらには信号無視まで…。 わずか2時間の取り締まりで、警告を受けたのは52人、そのうち16人がウーバーイーツの配達員でした。 ここでもイヤホン走行=問題行動に繋げている。 ●共同通信 news.goo.ne.jp/article/kyodo_nor/nation/kyodo_nor-2020091001002020.html ウーバーに交通ルール順守を要請 愛知県警、苦情相次ぎ こちらは真っ当にイヤホンの文言なし。 もし「イヤホン走行で注意力が劣る」というなら 「寝不足」も「考え事をしてそうな人」も「体調が悪そうな人」も片っ端から止めて 一律で警告カードを発行していなければおかしい。 ↓ 「それらは分かりにくい」を理由に上げるなら 同様に「イヤホン着用でも交通に関する音などが聞こえていない状態」かどうかは 確認しないと分かるわけもないので同じなので、 恣意的運用をされていることを警戒しなければならない。 イヤホン走行に「継続的に見えていて分かりやすいから」という理由も少なからずあるとすれば、 同様に、継続的に目視しやすいという点でいえば 「歩道を徐行しているかどうか」は一目瞭然だろうになぜか警告すらなさそうな始末。 一時不停止も「止まれ」の標識の影にいればいくらでも赤切符発行しようと思えばできるのに こうした偏向報道では警告カードすら発行しているという様子がない。 毎度の繰り返しで、 「イヤホン非着用(未使用)でさえあれば歩行者を気遣う走行になる効果などありえない。」 徐行や一時停止を徹底的に周知徹底させていないことが事故の根本的な原因であることは明らか。 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く clutch-s.jp/p000417/ 自動車関連の情報だが、やはりというか案の定というか間違い。 クラクションなど、外の音が聞こえる程度の常識的な音量での通話なら問題ないと思うのですが、 千葉県などではイヤホン(補聴器を除く)をして運転すること自体が条例違反となります。 都道府県によって内容に違いがあるので、注意が必要です。 ※2016年11月現在、条例の定めがある35都道府県 (北海道・宮城県・福島県・新潟県・茨城県・群馬県・千葉県・埼玉県・ 東京都・神奈川県・山梨県・長野県・富山県・石川県・福井県・静岡県・ 岐阜県・愛知県・奈良県・和歌山県・滋賀県・京都府・大阪府・岡山県・ 鳥取県・香川県・徳島県・高知県・愛媛県・福岡県・大分県・長崎県・ 宮崎県・鹿児島県・沖縄県) ※青森県・秋田県・岩手県・山形県だけは、 何故だか適法とは思えない奇妙なことに基本常用速度の遅い自転車に限定しているので、 今回は自動車は無関係として 残り8県を書き出すと・・・ ↓ 兵庫県・島根県・佐賀県・熊本県・山口県・栃木県・三重県・広島県 ↓ 最後に追加された「栃木県・三重県・広島県」 ※栃木県は2015.9.1以降から ※広島県は2015年12月1日から ※三重県は2016年4月から ↓ こうして2016年11月の投稿時点で全国で出揃っていることになるので、 47(-4県:自転車限定規制) =「自動車の場合」43都道府県では何らかの遮音規制あり。 ↓ そもそも「規制根拠となる条文を載せてない時点で」首を傾げるしかないが、 なぜ「35都道府県では規制対象」と思ったのか、 自転車限定の4県を除き、 「残り8県もの地域の条文は何処が違うのか」を明記していない時点で 残念ながら「この元記事自体の信憑性が低い」と言わざるを得ない。 ▼8県の謎 ●兵庫県・・・イヤホンとは書いていないから? ●山口県・・・イヤホンとは書いていないから? ●佐賀県・・・イヤホンとは書いていないから? ↑ではなぜイヤホンやヘッドホンを書いていない千葉県は違反に該当するのだろうか。 ●島根県・・・? ●熊本県・・・? ●栃木県・・・? ●広島県・・・? ●三重県・・・? どこの古い情報を流用したのか定かではないが、投稿時の情報が反映されていないというのはどうにも。 また、自転車でもそうだが、自動車の携帯電話の使用に関しても 基本的に「遮音状態とは異なる別項目での規制」となるため、 イヤホン使用状態と同じ項目で論じることは避けたい。 ●木を見て森を見ない人々 news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20200819-OHT1T50180.html 市川海老蔵、自転車配達員が「イヤホン付けてる方見ると危ないよーて思う」 「危ないと思うことは自由」でも、思考がそこまでしか及ばなければ本当の交通安全は望めない。 何より、「一見して危険を認識できているなら」危険度は低い。 反対に「見えない場合からの自転車が危険な例」として挙げるなら、 交差点で一時停止せずに曲がってくる状況があるが、 危険な状態は「イヤホンの使用しているかどうか」ではなく、 「イヤホンの有無に関わらず"止まらずに進行している"輩達」と よく認識してもらいたい。 規制根拠となる条文には、 多くの地域でカーオーディオにも同様の規制があることを知らないと思われ、 その「自転車イヤホンへの優先危険視」に同調する人々こそ心配。 本質的には"イヤホン装着の有無に関わらず" 「"一時停止"や"徐行"をせず"歩行者に配慮しない走行そのもの"」を危険と思わないことは問題 ということに気付くことはないのだろうか。 「イヤホンさえなければ絶対に歩行者に配慮した走行ができる」わけがない。 場所に応じた適切な速度を守り、ブレーキや降車を躊躇わないという 「常識」が存在しなければ、真の安全など夢のまた夢。 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 jico-pro.com/magazine/114/ そんな自転車ですが、重大事故がたびたび発生しています。 最近は子どもが音楽やスマートフォンを操作しながら自転車に乗り、死亡事故を起こし、 高額な損害賠償請求を請求されることがあります。 2008年には、 「たびたび」というわりには2008年という杜撰さ。 たびたびは「自転車事故そのもの」にかかっているはずであり、 それは「高額賠償を請求されるような加害者」ではなく、 (例え自転車側に違反があったとしても) 「過失割合的には事故に巻き込まれた被害者」のケースが圧倒的に多いことに触れないのが 特徴的な「巧妙に仕組まれているロジック」。 また、2017年には神奈川県川崎市の路上で左手にスマートフォン、右手に飲み物、 耳にイヤフォンをした状態で電動アシスト自転車に乗り路上を走っていた当時20歳の大学生が、 スマートフォンをポケットに入れようと目を離したところ、歩いていた当時77歳の女性と衝突し、 死なせる事故も発生しています。 例によって、イヤホン自転車は絶対悪ということにしたい内容にしか見えず。 十中八九「本質的な違反としては徐行や一時停止を怠って発生した事故」とならない。 「サイト名に弁護士と書かれているから全て正しい」と思い込まず、 こうした「トリック」に嵌らないように、 「事故防止のために何をすべきか」の「思考力」を身に付けておきたい。 ■条文の「中身」を理解せず超解釈を広めたがる困った人達 相変わらず「実際の条文すら確認参照せずに既成事実を作ろうとしている」厄介な人もいるようで。 音情報を過度に神格化してしまっている人にとっては縋るべき絶対正義と 遮音=絶対悪として、「聞こえる状態かどうか」という条文を頑なに見ず認めることなく、 「悪を裏付けるような都合のいい内容から歪んだ解釈によって」を布教しているつもりなのだろう。 しかし残念なことに現行の「全都道府県の該当する条文」と 「カーオーディオ」「原付免許で聴覚不問」が有る限り、 「超理論で否定はできても違法という存在にすることは不可能」という事実は揺らぎない。 そもそもの意味不明な規制の発端として、 遮音関連の条文が始まったのが「神奈川県から」という時点で 話半分に聞くべきだったことに気付かずに全国に広めてしまったことに問題がある。 最初から事故の本質を見ずに「イヤホンが悪い」と叫び続ければ交通マナーが向上するなどと 本気で考えていたとは思えない。 恐らくは「スケープゴートとして使われただけ」のものを、 まるで「交通事故の根幹」かのような印象を植え付けられてしまい (現場の警察官も含め)本気で信じてしまっているような"洗脳されてしまった人達"が不憫でならない。 どれだけ丁寧に説明をして気付いて欲しいと呼びかけても 「物事を冷静に理解することを放棄し」心魂にまで染みつけられてしまって 「自分達は間違っていない」と思い込んでしまっていれば、 もはや救い出すことはできない。 その裏には「交通安全のために真にやるべきことを認めたくない」 つまり「徐行や一時停止を絶対優先的に守りたくない(守らせたくない)」 という思惑が潜んでいるような気もする。 指導にしても、音量など「聞こえない状態かどうかの確認もせず」、 着用自体が違法ではないとしてもそれを伝えることなく、 単に"印象論だけ"で問題があると決めつけて「外すように」と指導しているとすれば それ自体が「交通事故を防止するという面から見て」、 「交通事故例」と 「それを防ぐための対策として」は 「税金と時間を無駄に浪費している」のではないだろうか。 「もっと自転車事故を減らすための効果のある指導努力を」という目標を掲げる 市民団体がいてもよさそうなものだが、そういう真っ当に思える活動はむしろご法度なのだろう。 「口頭注意」や「警告カード」は「違法状態の改善を促すことが主目的なのだろうか?」 累積での赤切符に変化することもないため、 あくまで「全般的な安全走行のための啓蒙活動の一環」として捉えるべきだろう。 ●問題 【"常に予測運転をしている"イヤホン自転車】 【"予測運転をしない"が音情報が明確な状態】 どちらがブレーキ操作を確実にできますか? ※予測運転とは交通事故に直結する様々な状況を予想していることを差す 答えは考えるまでもなく「全てのカーオーディオの車両が証明しているように」前者。 「自転車では音楽を聞いていると、"どれだけ予測運転をしていても" ブレーキ操作の意志自体を削ぐ催眠効果がある」としか考えられない 「想像力に問題がある人」を除き、 免許の有無や耳までの距離で違いを言い訳にするとしても状況に大差はない。 なぜなら 少なくとも自転車よりも遥かに加害者になる可能性が大な乗り物で、 「免許を持っているにも関わらずまともに交通ルールを理解できていないドライバー」が 平然と公道を走っている恐ろしさからして、 「音情報を神格化」すること自体があまりにも奇妙な話のため。 全体の交通マナーの向上については、幼少期からの「"通年"教育」が絶対に必須のため、 「小手先の指導」や「罰則強化だけでどうにかなる」という底の浅い問題ではない。 先に書いているように「普通に考えれば[徐行一時停止などを駆使する予測運転が染みついているなら] 催眠効果などあるはずもないのだから」自転車だけ罰則強化する意味もない。 「もし強化できたしたとしても遮音状態を厳しくしたところで、 "全自転車事故に占めるの直接的原因ではないことは明らか"なので 全体の自転車の事故数が減るわけもないことを断言する。 もし片耳で過剰な音量でもないことが止めた時点で明らかであれば 外すように言うこと自体が事故防止に直接効果が高いとは思えないし、 違法ではない状態に対する「完全に行き過ぎた異常な"過剰"指導」。 なぜ"事故防止"のために「交差点での徐行や一時停止」を守ることは優先させず、 「側方距離や速度など歩行者に配慮しているとは到底思えない歩道走行」が野放しなのか。 「まるで数が多ければ許されるという歪んだ指導感覚」を是正することが先。 今はただ、「各種事故情報を鑑みれば明らかに優先するような内容でもない事項」を 優先指導しているように思えてしまう意味不明な体質の根幹には 「ほどほどに苦労もせず捕まえやすく分かりやすい、状態確認するという名目で停止させやすいことで、 "単に警察が仕事をしているように見せやすい"」以外に 一体どんな思惑が潜んでいるのかに興味がある。 各部の警察交通関係者に機会があれば是非とも聞いてみたい。 (優先度を誤った指導を続けているということに気付いていないのであれば) 本心では自転車の事故を減らそうなんて一切思ってないですよね?」と。 何度も書いているように「そもそも事故以前に全体でのイヤホン着用走行者数自体が 徐行・一時停止無視率と比較して過度に多いわけがない」ため 優先指導しなければならない合理的な理由も全く分からない。 自転車での事故者数を減らすには とにかくどんな場面でも「徐行・一時停止」の最徹底に尽きる。 車道を走るしかない自動車ではないのだから 「歩道を適切な方法で走行することが円滑な経済交通を妨げる」わけもない。 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 ■第一の壁「車両全般に対する規制」 (原付免許取得条件との整合性を無視して自転車に限定している「青森・岩手・秋田・山形」を除き) 多数地域では自動車も含む「車両」に対しての内容のため、 自転車よりも遥かに速度の速い自動車でのカーオーディオが認められている以上、 自転車で(交通に関する音などが聞こえる状態で)音楽を聴きながら走行することは違法にならない。 ■第二の壁「交通に関する音などが聞こえない状態」を禁止 細かい条文は違えども、 この段階で全ての地域でカーオーディオ・イヤホン等を使用していても 「聞こえる状態であれば」違法性は問えない。 ■第三の壁「原付免許に聴覚試験なし」 もし一・二の壁を、自転車限定で(骨伝導含む)イヤホン・ヘッドホン等の着用そのものを禁止するように 条文が改訂された場合、 一般的な生活自転車よりも常用速度が速い原付の免許取得時に聴覚試験がない時点で、 車両の中で「自転車だけは音情報が必須という規制に正当性が存在しない」。 ↓ ●仮に「判断力が乏しい若年層も多いから」ということを理由に上げるなら、 そもそも「自転車が公道走行できる年齢そのものを規制するのがまず先」ではないだろうか。 いくら常用速度が遅くても幼児が自転車に乗って一人で自由に走行できてしまうのは危険。 ↓ 今度は小中高では「行動範囲が広くなる」と理由にするのであれば、 「通年ではなく地域や学校差も大きい交通教育の薄さ」を問題視しないことが異常な感覚と言わざるを得ない。 ●そして「全てのイヤホン(ヘッドホン等)自転車が消えたとして・・・"事故が激減するわけがない"理由」 遮音状態の徹底規制の先に待つのは本当に交通安全だろうか? ↓ 現在の警告カードの優先発行順位の異常さにも繋がっていることとして、 違法性のある「交通に関する音などが"聞こえない状態"での遮音状態」を敵視し、 外すようにどれだけ徹底したところで、交通安全への影響は「極僅か」でしかない。 ↓ なぜなら遮音状態で"一時停止をせずに"事故を起こしたというケースなら稀にニュースになっている程度。 更に「遮音状態"だけ"が直接的な原因での交通事故は存在していない可能性が高い」ため。 ※「適切に止まるということが出来ていない」から事故に遭う・起こすのは当たり前。 ▼"事故データを考慮しない規制"は無意味に近いと断言する 基本的に交通安全を考える場合、 まず「徐行」や「止まること」を徹底的に遵守させることが肝心。 場所で言えば住宅街を含む「交差点を要注意ポイントとして警戒する」のが一般的。 それにも関わらず、街頭の交通指導ではなぜか 「見通しの悪い交差点を進む際の徐行義務」や、 「止まれの標識がある場合の一時停止義務」を、 (地域差は大きいが)あまり積極的に注意喚起している様子は見られないのが妙な話。 「歩道は歩行者優先」が徹底できていないのも 「街頭指導でロクに注意してないから全くといっていいほど知らない状態で問題になる」とは考えたこともないだろうか。 事故を減らしたい、問題を解決するためには 遮音状態かどうか以前の「極々基本的な内容」を周知徹底できなければ話にならない。 物事を想像力を以て判断できず、深く考えていない人達の交通安全感覚には甚だ疑問であり、 想像以上に理解力が足りないことを危惧する。 ●[高知]誤情報の発信(簡略版) kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↓原因の1つ www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ ■反証■ www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。(後略) ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【必ず聞こえない状態となるわけではない】ので非常に紛らわしい表現。 → ○ 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」は禁止 (2) ×高知県公安委員会規則 → ○ 高知県道路交通法施行細則 ↑ ●[高知]誤情報の発信(詳細版) バイラルメディア含め「主に受信側の個人単位で誤解している」のであればまだしも、 公的機関含む発信側の認識力の低さはさすがに問題があると言わざるを得ない。 kochi-cycling.com/introduction/ イヤホンの使用は×! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は禁止されています。 ↑この表現自体が×という。 ↓ 正確には イヤホンの使用は【控えましょう】! サイレンや注意喚起の声などが聞こえにくくなるため、走行中のイヤホンの使用は【推奨しません。】 こうでなければならない。 ▲こうした事実誤認を広めてしまっている原因として・・・ ↓ ▲高知県警サイトにある法的な規制根拠が杜撰 www.police.pref.kochi.lg.jp/sections/koutuu/kikaku/bicycle_rule.html イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 【罰則】5万円以下の罰金 ↓ 道交法71条の6 elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/viewContents?lawId=335AC0000000105_20200523_501AC0000000020#T 六 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項 罰則:第六号については第百二十条第一項第九号 第百二十条 次の各号のいずれかに該当する者は、五万円以下の罰金に処する。 なぜか規制根拠となる条文に「間接的に他で定めていることを記しているだけ」の71条の6はまだしも、 高知県公安委員会規則第11条とはあっても、 分かりやすく「高知県道路交通法施行細則」とは書いていないのがどうにも解せない。 直接の規制根拠となる条文を記載している場所が分かると困るのだろうか? ↓ ■法治国家として法文主義に基づく反証■ (令和2年4月1日内容現在) www.reikisyuutou.pref.kochi.lg.jp/reiki/JoureiV5HTMLContents/ ▼第15編 警察・消防・国民保護 ▼第1章 警察 ▼第5節 交通「高知県道路交通法施行細則」 第3章 運転者の遵守事項 (運転者の遵守事項) 第11条 法第71条第6号に規定する車両等の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。 (9) 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 ただし、難聴者が補聴器を使用する場合 又は公共目的を遂行する者が当該目的に関し指令を受信するために イヤホーン等を使用する場合は、この限りでない。 ここでは明確に【安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で】とある。 ↓ 【1】小音量で(安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態で)あれば問題なし 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。 用語としては「高音」という表現自体に問題があるが、 「高音の反対=低音=小さな音量であれば」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用しても違反にはならない。 (※小音量でも安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえない状態では違反になる) または 【2】(音量とは関係なく)聞こえるような状態であれば問題なし 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態」を禁止されているので、 「もし高音でも」カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等していても、 「安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえる状態」であれば違反にはならない。 ↓ ★つまり「条文に誤り」もしくは「サイト内の表現に誤り」のどちらか。 ↓ ↓ 【A】■仮に高知県警サイト内情報が法的に適正とする場合 【条文の変更】 もし車両[自動車のカーオーディオ全てを含む]・自転車でもイヤホン走行が禁止されている条文であれば 「カーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等で車両等を運転しないこと。」 となっていなければならない。 ↓ しかし、そうすると今度は原付免許などでの聴覚不問の整合性が取れなくなるので、 変えるべきは【B】になる。 ↓ 【B】■仮に高知県道路交通法施行細則サイト内情報が法的に適正とする場合 【高知県警サイトの内容を書き換え】 イヤホンを使用して音楽等を聞く行為は安全な運転に必要な交通に関する音(救急車のサイレン等)、 または、声(警察官の指示等)が聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【該当規定】道路交通法第71条第6号、高知県公安委員会規則第11条 ↓ (1) ×聞こえない状態となり危険ですので、禁止されています。 【規制根拠となる条文は↓】 安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞えないような状態で 車両等を運転しないこと。 つまり「危険ですので禁止」という内容は存在しない。 ↓ ●「危険かどうかは"ただの感想"」 なぜなら「聴覚情報云々以前に、”予測運転”を実行できていれば、 「適切な一時停止が不可能になる事実も存在しない」ため。 ※自動車の運転手はカーオーディオを使用していても基本的に安全運用できている。 ※未成年を理由にする場合「教育不足」を補うために、特に「徐行」や、一時停止を蔑ろにしてまで 優先的に遮音関連に対して「法文内容を超えた規制」を敷くことが正しいとは思えない。 ※注意力散漫についても同様であり、その場合「寝不足等」への厳しい規制も必要になる。 (2) ×高知県公安委員会規則 →【高知県道路交通法施行細則】第11条 ▼もし「規則を恣意的に運用している」ということであれば問題。 「若年層への注意喚起のために必要なこと」というのであれば、 実際の事故データを基にした注意喚起を行ってもらいたいのだが・・・、 ↓ ■自転車警告書交付状況(令和元年中) (降順に並べ替え) 並進 2877件 通行禁止 959件 無灯火 844件 イヤホン使用 788件 一時不停止 697件 右側通行 538件 携帯電話使用 351件 その他 244件 傘さし 212件 信号無視 199件 二人乗り 61件 飲酒運転 22件 整備不良 1件 合計:7793件 ※内訳 中学生 1309件・高校生 2495件 ↓ ●まず並走への警告が多い理由が不明 (恐らく"クレームが多いから"程度の理由で「ほらちゃんと交通指導してますよ」 という反応のためだけの「単なる取り締まりアピール」というところか) 警告書の優先順位からして並進が3000件という有様。 余程熱心に取り組んでいるようだが、高知県では「並進で重大事故が多発」というデータでもあるのだろうか。 ↓ 改めて「見える危険は大して危険ではない」と言っておきたい。 何しろ並進の場合(車道や歩道を草レース気分で猛スピードで競争しているような特殊な輩を除き) 「楽しく会話をしている」ことが圧倒的に多いため危険度は低いと言える。 もっと具体的に言えば、「並進で楽しく談笑しながら"ゆっくりと"走行」する光景は普通でも、 「並進で楽しく談笑しながら"全力"走行」する光景は正直見たことがない。 ↓ 確かに交通の妨げになることで渋滞の原因になるようなことがあれば迷惑であり、 並進自体は違反であっても、さほど優先的に尽力すべき問題とは思えない。 実際それほど社会問題化するような課題とすら思っていないからこそ続けている人が多いのだろうし、 「並進が事故原因でした」というニュースも見たことがないので、 さほど危険視する必要もないのが現状ではないだろうか。 ※「急な進路変更で自動車の前に出てくるケース」というのは車道左端を走っていても、 「蚊柱などの虫アタック」「ガラス片など落下物避け」があるので、 並進特有の問題にはならない。 ↓ そもそも、最大の不可解な点は、 安全のために欠かせない「徐行無視」への警告が一件もないという事実。 さすがに「由々しき事態」というべきか。 これでは「歩道では歩行者優先」の感覚など育つわけもない。 ↓ ■更に、一時不停止は5番目、信号無視と合わせても並進の半分以下ということは、 「高知ではあまり止まることに注意を払う必要はないですよ」と 広報しているのと等しく成り果てていることに気付いているのだろうか。 これでは「横断歩道を渡ろうとしている歩行者のために 自転車も含む車両は"一時停止しなければならない"ということを知らない人が多い理由も頷ける。 ■「一目瞭然な危険」且つ「速度も遅い」=「容易に避けられる危険」 並進にしても遮音にしても、やはり優先的に気を付けるべきポイントがズレている。 単に「目の前にある目障りなモノさえなくなればそれいい」という、 真の意味で事故ゼロに向けての交通安全とはかけ離れた 「利己主義」な感覚が際立っているように思えて仕方ない。 2021.12.26 ▲ゴシップ系雑誌サイトの「イヤホン自転車」記事 2021.12.19 ●グレーな表現方法とオートバイのサイトでの自転車記事への雑感 2021.12.5 ◆「イヤホンをしているだけでは違反ではない」という"事実"の紹介記事 〃 ▲相変わらず誤解を与える内容:BS 〃 ▲▲「イヤホン自転車」を強調する無意味さ 2021.11.21 ●[大阪]久々の誤解を生む記事 2021.9.12 ▲法的根拠を知らず違法と勘違いしている例 2021.8.15 ●弁護士サイトでも誤解、●分かりやすい印象操作 2021.7.18 ●毎度お馴染み【イヤホン運転を罰則対象】とかいう誤解を広める記事 2021.7.4 ●[石川]注意の矛先の誤りと不十分な指導力 2021.5.30 ●[宮城]警察も然ることながら記者の安全意識の問題?、●[神奈川]マナーとしても解せない感覚 2021.5.23 ●[東京]単に「イヤホンつけての運転が法令違反になる」を反証 2021.3.14 ●音情報を過度に信頼する考え方への疑問 2020.12.6 ▲車両運転中の携帯電話についての記事にイヤホン等に関する完全な蛇足 10.25 ◆珍しくほぼ正しい内容でもあと一歩惜しい記事 9.20 ●状況判断力が足りない内閣府解説 9.13 ▲例によって偏向報道 9.6 ●[自動車]35都道府県ではイヤホン(運転)禁止という不思議な説を暴く 〃 [△]中途半端に正解なパナソニックの見解 8.23 ●木を見て森を見ない人々 〃 ●事故例の紹介だけで不安を煽られないように注意 6.14 ★自転車イヤホンが(状態を問わない前提で)違反にはならない理由 〃 ●[高知]誤情報の発信(簡略版)、●[高知]誤情報の発信(詳細版)
https://w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html
──────────────────────────────────────────── ▲EZもビビライフにも「チャイルドシートは取り付けできません」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#child_seat ──────────────────────────────────────────── 最終更新日:2024.8.4 ◆パナ・ヤマハ・BS以外の電アシ購入はオススメ出来ない理由(■重要で基本的な内容) 2023.11.26 ◆「ランニングコスト」を把握していますか?(■重要で基本的な内容) 2023.10.29 ◆2024年版SWが早速実車の販売開始「新色●ブルーイッシュグリーンメタリック」 2023.10.22 ●SWもついに値上げへ 2023.8.6 ◆変速を正しく使おう(■重要で基本的な内容) 2023.7.16【▲電動アシスト自転車のデメリット各種】 ▲【デメリット:5】気温によるバッテリー障害 2023.6.25 ◆(パナ)小口径車で人気2番目のSW 2023.6.11 ◆各販売店による「EZへの子乗せ座席取り付けについて」の意見いろいろ (▼子供乗せ用途の注意点) 2023.5.28 ★廃盤「Jコンセプト」 → 後継新車種「プロム」 2022.12.31 ●空気を入れずに乗ると6万円の損(習慣化のみ) 2022.12.25 ●「変速最重」+「アシスト力最大」は各所の寿命を縮める酷い組み合わせ 2022.12.11 ▲電動アシストでも運動になる????? 2022.9.4 ◆安全軽視のチャイルドシート取り付けに関する真っ当な御意見と「その依頼自体の地雷感」 (▼子供乗せ用途の注意点) 2022.4.10 ●知らないと大損する安易なe-bike等の購入のリスク(▼e-bike関連) 2021.7.25 ▲Jコンセプト5期目(2021年7月発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ 2021.7.4 ▲自転車もどき(実質原付)関連をページ分け https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/174.html 2021.6.20 ●部品供給が終了すれば電動アシスト自転車は終わる(基本) 〃 ●家電Watchが「e-bikeの"購入後"」に触れた珍しい投稿(e-bike関連) 2021.2.14 ●後悔するであろう見た目重視のe-bike(スポーツ系電アシ)選び [▼e-bike関連] 2021.1.17 ●電動アシスト自転車の前輪駆動車の問題点 2020.11.29 ●6万円台のドンキ電アシの優良コスパ・・・? (電アシ(2)に追加 → https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/117.html) 11.15 (目次作成、優先度に応じて並び替え) ────────────────────────────────────────── ■重要で基本的な内容 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#basic ▼前輪駆動について https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#F-drive ▼子供乗せ用途の注意点 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#child_seat ★変速不要!シンプルな電動アシスト自転車 パナソニック「SW」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#SW 【廃盤】▲パナソニック「Jコンセプト」タイヤの種類に難あり、他 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#J-concept ▼e-bike関連 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#e-bike ────────────────────────────────────────── 2020.11.15 ●前輪駆動電アシの補修用完組ホイール一式 11.8 ▲折りたたみe-bikeに子供乗せ・・・? 9.27 ◆空気圧設定調査の副産物「パナソニック自転車の現行品一覧」 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#pana (電アシ29種+2種)[2020.11.1時点での継続車種] (※生産終了の22は除外) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 現在、問題点や特徴的な車種などを中心に掲載 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■重要で基本的な内容 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆「ランニングコスト」を把握していますか?(■重要で基本的な内容) よく見かける個人店の店主が「(まともな空気入れ習慣などない一般車ユーザーの)▲チューブ内への液剤」や 「▲厚みのあるタイヤ」に関しては徹底的に否定する一方で、 「▲英式バルブの構造的な問題」同様に、当たり前のように無視するといえば 「▲電動アシストのデメリット」 売るときには綺麗事を並べ、あたかも「デメリットなど何もない素晴らしい商品」かのような話はしても、 そもそも「▲イチイチ充電が必要」「▲使い方を誤れば大きな出費」 そして、どれだけ神経質に使っても「▲バッテリー劣化の呪縛からは逃れられない」という事実を 果たして多くの店でしっかりと説明しているのだろうか? 更に、高齢者であれば、むしろ電動アシスト機能のせいで「▲運動不足」に、 風で倒れて起こすときや段差を持ち上げて家に入れるときに「▲重い(軽くても約20kg)」ために困ることもある。 「適正な空気圧管理を行い、変速があれば適切に使いこなし、 体重や走行距離や保管環境などに応じて定期的にメンテナンス」を行って それでも距離や勾配があるため電動アシストでなければ相当しんどいなら 分からなくもないが… 幾度となく書いていますが【自転車は"買ってから"がスタート】です。 買った"後"のことを考えて買うべきで、店も薦めるべきでしょう。 実際ここまで生活困窮していれば電アシという選択肢など最初からありえないとしても・・・ ↓ 予算ギリギリか超えて買って、貧乏暇なしで雑に扱うしかできなくて「壊し」、 修理時になって「払える金額ではない」となれば 「それはお客さんがロクに貯金してないのが悪いですね(笑)」と言い放つまでなくても 内心そう思いながら半笑いで「そうですねえ残念ですねえ」くらいの言い回しで済ませることに 何ら心を痛めることなどないからこそロクにデメリットの説明をせずに薦められるのだろう。 それが通販店なら「まあそういう業態なので売りっぱなしが基本当たり前ですよね」と言えるが、 実店舗なのに「売ることばかり考えてるような店」が当たり前にあることが 本当に(疑問と嘲笑の意味を込めて)おかしい。 そんな「素人騙し」が横行しているから「金をとられる」という感覚の消費者が後を絶たない。 年1回あるかないかのTS点検案内を出すなら「まだマシ」なほうで、 「別に壊れてから持ってくるのは客の自由だから」で、重症の状態で持ち込まれる車体に 悪戦苦闘するのが楽しくてしょうがないというちょっと変わった人が多い? 「出来るだけ良い客に囲まれて仕事できる環境」というのは理想論に過ぎないのだろうか? 卸値比較で節約するとかいう、そういう小手先の経営努力ではなく 「消費者に見える形で」試行錯誤すらせずに売り上げが安定的に得られると考えられる感覚には 首を傾げる。 「通販で買うことが賢い」と勘違いしているような消費者が多い限りは こんな店も減るわけがないので 結局は言いくるめようとしてくる者達に影響されることのないように 「消費者自らが学び賢くなる」しかない。 ◆変速を正しく使おう bike-news.jp/post/319214 「1」から「3」まで使っていますか? 電動アシスト自転車のギアを上手に使いこなすには ギアの「1」は最もペダルの踏み込みが軽く、簡単に回転します。 そのため、最もバランスを崩しやすい発車時では漕ぎ始めがスムーズで安定走行に移りやすく、 また坂道の上りでも、少ない力で漕ぎ進むことができます。 ただし、一回転で進む距離は短くなります。 ギアの「2」は通常走行時に向いています。 そして「3」が最も重たく感じますが、一回転で進む距離が長くなるので、 走り始めて速度に乗り、ペダルが軽くなったら「3」に切り替えると、 軽い力で速度を維持したまま走行できます。 変速(ギアチェンジ)の際に注意すべき点としては、 「内装式」の場合はペダルを漕いでいないときに操作することです。 漕いでいる最中に変速すると、ガタンという音がしたり、故障を招く可能性があります。 逆に先述の外装式のギアの場合は、ペダルを回転させていないと変速できません。 もし「3」のまま使い続けたらどうなるのでしょうか。 発車時や上り坂でも高い負荷を掛けたまま漕ぐことになり、 チェーンやギアへの負担も大きく、消耗が早くなってしまいます。 また、強い力を出し続けなければならいのでモーターにも負担がかかり、 バッテリーの消費も早くなってしまいます。 e-BIKEは電動アシスト機能を搭載していない自転車に比べて重く、 おまけに子供を乗せて走ろうものなら走行するために必要なパワーは大きくなります。 自転車に余計な負担を掛けることは寿命を縮めることにも繋がるので、 適切なギアチェンジによって、軽快でスムーズな走行を心がけましょう。 こういう「当たり前」のことを教えてもらう機会がなければ 「バッテリーの早期消耗・劣化」を招きやすくなるので 店やメーカーとしては新車販売に繋げやすく「都合が良い」ので 空気量の「数値で見て分かる適切な状態」を教えないのと同様に、 積極的に教える店は皆無に等しいのが現実。 逆に言えば、「こんな基礎さえ蔑ろにしている」ので、 「保守整備点検さえ儘ならない」のは当たり前と言えるし、 パンク状態の意味も分からず、 店に意味不明なクレームをつけるのが出るのも何ら不思議ではない。 ●空気を入れずに乗ると6万円の損(習慣化のみ) cs-shinwa.sblo.jp/article/190019975.html なくてもいいパンク2回=約2,000円 するタイミングではないタイヤ交換1回=約5,000~8,000円 これが前後のタイヤで起こるので、無駄な出費が1万円。 ここまでが普通車での無駄な出費です。 なので、買い替えようかな~と思う人、いますよね? でも全部あなたが招いた出費です。本当は0円です。 「買い替えた方が安い!」と考える人は すでに脳が破壊されています。 そして電動アシスト自転車でなぜ6万になるのか。 答えは常に重たい状況を作り出して乗ることで バッテリー消耗が急激に早くなるためです。 バッテリーは1本約4万円です。 ですので、上記のタイヤを破壊する乗り方をしている人は 合計で6万円程の払わなくてもいい出費が生まれるのです。 まずは【空気を入れるという習慣化】を身につけましょう。 (次の段階の「適正な空気圧量の習得」も同時習得が望ましいですが、後でも構いません) (「習慣化が身についてない段階で」米式化してもほぼ無意味なため) そして、習慣化ができてないのに割高な純正タイヤを望むような 「タイヤの質にこだわる」のもほぼ無意味です。 ●「変速最重」+「アシスト力最大」は各所の寿命を縮める酷い組み合わせ 電動アシストに乗っているという実感か、 極端に言えば勢いをつけないと倒れてしまうような身体能力や運転技術しかない人達が 選択してしまうことが多そうな「よくある組み合わせ」だが 喜ぶのは早期に壊して買い替えを促せる人達全般であって、 本来は「ほぼ使うべきではない組み合わせ」と案内する。 だからこそ「負荷のかかる"強さ"」を理解できているのであれば、 SWの最大の利点である変速なしは cycle.panasonic.com/products/elsw/ 【最重状態から切り替えて使わないような人には最適】 更に 「アシストもオートしか選択できない」ことで、ギアにかかる「力量の」負担も減る。 太い部類になるタイヤではあるが、小径の406(20HE)なので590(26WO)等よりも安定感に欠けるとか、 回転数が増えることでの摩耗やギアの消耗は当然あるとしても、 「負荷そのものに差がある」と考えたい。 ※バッテリーの消耗は・・・ 抑えられても過剰に頻繁に充電すれば結局無意味な気はする。 世の中の「空気補充をする必要がある」ということすら分からない 「空気入れの使い方さえ自分で調べようとしない」ような 自転車に詳しくない人達にとって、 「変速を切り替えて使うことが当たり前」のはずがないのだから、 電動アシストなら距離伸ばして走る"だろう"と似たような 「変速は切り替えて使うだろう」「アシストも適宜選択するだろう」という 「思い込み」に陥らないように気をつけたい。 確かに、内装3段を適切に切り替えて使いこなせるのであれば、 消耗が分散できるのでマシなのだが、 それを当たり前にできる「だろう」と思っているということは、 空気入れさえ無頓着な「自転車を適切に扱わない人」が 少なくとも「半数以下」と考えているに等しい気すらするだけに やはり違和感がある。 基本的にメーカーは売れればいいのであって、 「適切に使って欲しい」とはあまり考えていないから 例えば、不適切な車種にチャイルドシートを取り付けられていても見て見ぬふりを続けているのだろうと思うが、 そんな感性にまで便乗して認識すら歪めてしまうようなことは避けたいところ。 ▲「電動アシストでも運動になる」????? 電動アシスト最優先で考えてしまう消費者と業界の問題。 【その言葉、"売りたい"がために、極一部の良い点"だけ"を"騙すように"紹介していませんか?"】 店や個人の名前を出していれば 間違っていれば批判されるリスクがあるから真実を語るだろうか? そんなことはない。 当atwikiでは何処の誰だか分からないからと、テキトーなことを並べて 無責任に薦めるようなことはしているつもりはありません。 「各種データから読み取れる範囲で」リスクがあれば正直にリスクを伝え、 それを「どのようにカバーすればいいのか」が役割だと常に思っています。 (だからこそ「ヘルメットや保険加入が"最優先"ではない」と繰り返し書き続けている) ●「運動になるかどうか」を 「典型的"スポーツ自転車ユーザー特有の"感覚基準」で考えるのは本気で勘弁してもらいたい。 「▲電動アシスト自転車であれば長時間・長距離走り"やすい"ので、走る"だろう"」 「だろう運転」だけじゃなくて「だろう営業」にも辟易。 その結果がBSの一発二錠やステンレスリムのリコール顛末にも繋がってると思うと (「壊れたら店に来る"だろう"から個別対応で問題なし」→「結局リコール」) 納得できてしまうのが笑えない。 「Q 電動アシスト自転車であれば長時間・長距離走り"やすい"ので、走りますか?」 ↓ ★多くの場合→「A いいえ。特に変わりません」ではないだろうか。 まず「多くの一般ユーザーの使用距離そのものが "物凄く短距離"(高齢者なら9割以上往復10km以内を想定)」という 「大前提」を常に念頭に置いてから説得を初めてもらわないことには・・・。 交通安全のために▲ヘルメット着用・▲保険加入を"最優先"する意味不明さと似たようなもので、 (本来は"通年での"交通教育、徐行・一時停止の徹底厳守) 電動アシスト自転車に関しても、業界体質として「順番の誤り」と「視野の狭さ」が際立つ。 ★一方で「適切に整備された」「まとも」で「軽量な」一般車には、多くの場合優位性あり そもそも多くの自転車が適切なグリスアップや全体整備、 適正な空気圧設定ができているかどうかも怪しいのに、 それを改善することも体験することもさせず、 電動アシスト自転車なら「運動になるかどうか」【だけ】で見てもしょうがない。 ★むしろ重ければ重いほうが「多くの一般生活用途で走行する通常距離=【短時間】は強負荷」 本気でトレーニング目的であれば 「ステンレスリム12番鉄スポーク」 「ノーパンクタイヤ」か「耐パンクタイヤ+極厚チューブ」 「小径電アシの前後親子乗せ」「電源"OFF"」 「チェーンは注油せず錆びさせて抵抗感UP」 「(法定限度に少し余裕を持たせて)約20kgまで積載」がベスト。 その手前の「普通の一般車」であれば、 電アシより"負荷が短時間で強くかかる"ので「一般車は運動になる」は嘘ではない。 「▲負荷が軽ければ長く運動する"だろう"」のほうが、余程「嘘」では? ↓ 「★負荷が軽くても長く運動するとは限らない」のが「当たり前」なのだから。 (ロードバイクとクロスバイクの話にも出てくるが・・・) "多くの"一般車ユーザーが、例えば「10km以上」なんて、継続して何年も乗り"続ける"と思いますか? ↓ ↓(※スポーツ自転車脳で「100km以内は近所」などと、非スポーツ自転車しかしらない人達に言ってると ↓本気で距離を置かれてしまう恐れもあるので十分に気をつけましょう。) ↓ そんな「多くの」10km未満のような 「日常的に使う生活圏内の移動用の自転車でしかない乗り物」で、 継続的に乗り続けることでまともに「運動」といえるほどのエネルギー消費が得られるだろうか? ↓ 運動だけで言えば、それこそ一般車でも内装変速の「最も軽いギア」でシャカシャカ漕ぎ続けていれば 少なくとも軽い有酸素運動に出来る。 ↓ 「楽に漕いで進める」のに「関節の運動になる程度」に期待するなら、 自宅でゆっくり「毎日+長時間(休憩を挟みつつ5時間以上)」ヨガでもしてるほうが 遥かに危険性も低く消費や怪我のリスクまで抑えられてお得。 ★つまり…「電動アシスト自転車やe-bikeを売り捌きたい・弄りたい」思惑が強い店員や業界の 「綺麗事」に騙されないようにしましょう。 ※「良いところだけしか見ていなかった場合」 当然「買ってすぐ」であれば楽なことに感動するでしょう。 ↓ しかし・・・「適切な使い方」や「メンテ」の概念が皆無の多くの"一般"ユーザーは 後々多くのデメリットに直面したときに、後悔しながら渋々対処するしかなくなります。 以下、その根拠。 【▲電動アシスト自転車のデメリット各種】 + ... ▲「デメリット:1】まともな電動アシスト自転車自体は高額 (※まともではない電動アシスト自転車は基本使い捨て) 世帯の可処分所得が上昇しているならこの限りではないが・・・ 逆風しか吹いていないような状況で、 実質的には50cc原付の代替の電動アシストに過度の期待をするのはどうかと。 今後がある子育て世代ならまだしも、高齢者などから「毟り取る」ような考え方には否定的。 なぜ、軽快な一般自転車を試してもらわないのだろうかと不思議でならない。 他にも「適正な空気圧」「軽量なタイヤ」「グリスアップ」など・・・ 出来ることを全て行った上で、下記のリスクを全て包み隠さず丁寧に伝えた上で、 「それでもどうしても必要だと思った」なら何も止めはしない。 そうではないのに、 「まあ無知な素人を騙して売れるよう仕向ければいいや」というのは断固反対の立場。 そもそも、完璧な一般自転車というのものを「知らない」「整備し尽くしたこともない」から スポーツ自転車以外の「ママチャリなんてたかが知れてる」と思ってしまうのだろう。 元がノーメンテの安物1万円自転車と比較すれば 電動アシスト自転車がどんな安物電アシでも楽なのは当たり前でしかなく もしそんなもので比較されてしまうなら心苦しい。 ▲【デメリット:2】充電が必要(面倒) バッテリー容量や距離に応じてその都度充電が必要。 空気圧管理すらさぼるのが当たり前の一般ユーザーに 充電の手間がかかることは「何ら問題なし」とするのがイマイチ理解できない。 駐輪場に充電できる場所があるとも限らず、 荷物以外に「イチイチ」持ち運ぶ必要もある。 ▼充電不要の自転車でも空気圧を理解し徹底管理すれば、 ★タイヤが長持ちする(※最初から質の低いタイヤは除く) ★パンクしにくくなる ★走行性もクッション性能もバランス良く快適 こんなにもメリットがあるのに雑管理が常識はあまりにも勿体ない。 ▲【デメリット:3】ランニングコスト 「バッテリー"も"劣化」 ★電動アシスト自転車も、買ってからが「"常に"メンテ」の始まりです。 ※簡単に使い捨てできるような富裕層は除く。 一般車のようにタイヤ、ワイヤー、ハブのグリスだけでなく、 電動アシスト自転車ではバッテリーも劣化する。 ▲そして、常に最重ギアで走行していれば「ギア」にも不可がかかって早期劣化する。 (バッテリー以外にも)モーターの交換だけで「数万円」簡単に飛んで行きますよ? つまり、「それら」の劣化も考慮してランニングコストを計上する必要がある。 買ったときだけじゃなくて「買った後にかかる費用も」高いと納得しているのでしょうか? ▲【デメリット:4】バッテリー盗難 全国的ではないとしても「ほぼ野放し」である以上、 バッテリー搭載の電動アシストには明確なリスクあり。 完全に盗難防止するならこの場合も、荷物以外に「イチイチ」持ち運ぶ必要もある。 「盗まれて売られる→店もメーカーも仕入れて儲かる→また盗まれて・・・」 単に「売れればいい」という観点からすれば 「いくらでも盗んでくれればいい」「むしろ盗まれるほどいい」という考えから 電動アシスト自転車の素晴らしさ"だけ"を延々と伝え続けるのも無理はない。 何にもでも言えるが、表があれば裏があるわけで、良い面だけ伝えて、 「明確に存在するリスク」を伝えようとしない売り方には否定的。 ※例えば「虫ゴムのリスク」を普通に生活していて一体どこで教えてもらえるのでしょうか? そのうえ、防犯力皆無に等しい「ワイヤー錠」を勧めてくるとすれば更に酷い。 結果「失敗から学ぼうとしない消費者だけが損をする」。 ●タイヤに関しては 27.5×1.95など1本単位でしか補修タイヤが存在しない一般車も出てきているので これは電動アシストだから高いとは言わない。 ▲【デメリット:5】気温によるバッテリー障害 特定の車種だけに問題が起こるわけではなく、 耐熱制限で自動抑制しているのはむしろ「正常な証拠」。 当然、非電動であればこのようなことは起きない。 バッテリー駆動ではない走行での荷重、充電の煩わしさ、劣化、そして盗難リスク。 「運動」という意味であれば当然負荷が低すぎてほぼ意味を成さない。 何度も繰り返しになるが、電動アシストが必須ではない用途であれば、 まず「変速を使いこなす」「空気圧を正確に計れる状態で適正にする」を 徹底することで、電動アシスト車を買うより安くて便利な場合もあることを覚えておきたい。 「"本当に"普通の自転車では不十分ですか?」 ◆パナ・ヤマハ・BS以外の電アシ購入はオススメ出来ない理由 x.com/ASAHICYCLE/status/1819306382581289318 電動車は頼むから主要ブランドさん(ブリヂストンとかパナソニック)から選んでください 確かに通販等でお求めやすいのたくさんあります しかし、故障等でお店に持ってこられてもどうにもできない場面が多々あります タイヤだブレーキシューだの ほとんどのメーカーさんで共通する規格の部分ならなんとかできるのですが アシストしないとかモーターから異音がするってなるとどうにも...なんです ご理解頂けますと非常に助かります ↑ 扱い外でも整備マニュアルがシマノのように「きっちり」公開されているならまだしも、 まともな内部の整備マニュアルすら存在しないような 「▲輸入仕入れ横流し品」に整備や修理が出来るとは思わないこと。 そもそも「補修用の部品すら用意があるのかすら怪しい」ので、 実際には、モーター不良≒廃棄【ほぼ使い捨て】と思いましょう。 タイヤ交換しようにも5角レンチのような特殊工具が必要なケースもあり、 ハッキリ言ってしまえば 「最初から贅沢に(無駄に)使い捨てする気がないなら買う価値などない」と個人的には思っています。 オシャレに振っているような車種も同様。 最低でも「補修パーツの有無」と「整備修理拠点の路面店」が自分の家の近くにあるかどうか の2点だけでも事前に調べておく必要がありますが・・・ そういうのが分かっている人は絶対に買わないので、 「自転車なんでも屋」の勘違いから もし誤って買ってしまった人は、その「数万円の大損」も勉強代と思って諦め、 金輪際目先の安さで買わないようにしましょう。 ●電アシ購入の注意点 jitensyazamurai.com/db/archives/11283 ●修理までの期間・費用の問題 しかし電気的な部分の故障は、自転車店ではできません。メーカに送って修理することになります。 簡単な部分で言えばスイッチパネルや 入り組んだバッテリー台座も電装パーツを送ってもらって交換する店もあるので 絶対にメーカー送りというわけでもない。 それよりも、独自部品を使用していることによって 電アシ特有のパーツ交換になった場合は、 一般車よりも「修理費が高くなる」ということは念頭に置いておきたい。 ●バッテリー供給の問題 要するに、メーカからの部品供給がなくなったらアウトです。 電気的な故障はもう修理できませんし、バッテリーや充電器も新しいものは手に入らなくなります。 故障したり、バッテリーの「もち」が悪くなったら廃車にせざるを得なくなってしまいます。 ここがまず注意点です。 最近「バッテリーが製造中止」 → もう乗れない というケースが多発しています。 が、どうしようもありません。 バッテリーの殻割で中身を入れ替えるようなところもあるようだが・・・「何があっても自己責任」ということになる。 無論だが一切推奨しない。 大手の日本メーカはある程度は保持してくれるところが多いようですが、 そうじゃない会社のものは不明です。 ついでにいうと「撤退」「倒産」などがあると、 保持期間とか関係なくなりますので、明日急になくなる可能性もあります。 新興企業の車種を買うということはこういうリスクがあるということ。 だから買うときに高いと思っても後々を考えると大手に限る。 ●部品供給が終了すれば電動アシスト自転車は終わる 電装部品のない自転車であれば、フレームさえ無事であれば、 互換性のあるタイヤやBBに組み換えて使うことができる。 昔のロッドブレーキの自転車でもワイヤー引きに変更し、 BEタイヤはギリギリ現存しているとしても使い勝手が悪すぎるので、 普通のクリンチャーリムに変更し、通常のタイヤを着ければ使える・・・はず。 電動アシスト自転車は、バッテリーなどの部品が供給されなくなった時点で、 無駄に重いだけの自転車に成り下がる。 ※「バッテリーを殻割り交換」とか、「現行品を改造して取り付ける」ようなことは、 安全性の観点からおすすめしない。 こういう点からも、余程坂が多く、向かい風が多い地域でもなければ、 本当に電動アシスト自転車にすべきかどうか、よく考えたい。 ●「そんなに乗らない」 答えは簡単。「電アシという選択が根本的な間違い」なだけ。 一般車で十分な場合もあることを理解しておく。 【0円で出来ること】 ★「ギアを適切に切り替えて使う」※シングル(変速なし)を除く 【比較的安い】 ★「サドルとハンドルの高さを調整する」(ハンドル高さ調整は店への依頼を推奨) ※但し、錆びて固着している場合は「拒否される」か、 「除去作業(時間+費用)」が必要で「労力に見合う工賃=高額になる可能性あり」 【それぞれ約600円から】 ★「タイヤの適正空気圧を理解する」(まずはエアチェックアダプターから) ★「チェーンなどの日常整備を徹底する」(防錆チェーンを使わず整備を重視) 【それぞれ約5000円以上から】 ★「前後ともタイヤを軽いものに交換」(但し耐久性は劣る) ★「ギア比の変更(ギア歯の交換)」※殆どのベルト車を除く あとは、長もちさせるために「使わないときは自転車カバーで直射日光から守る」(湿気には注意) たったこれだけ。 これらが一瞬で浮かんで提案できないような店にも大いに問題がある。 「電アシに頼れば何とかなる」という甘い考えは捨て去ること。 上記を徹底しても明らかに無理な場合(長い急坂や強風地域)であれば、 そのとき初めて電アシを検討。 ●電装部品があるので使い方と耐久性は直結する jitensyazamurai.com/db/archives/11283 詳しくは、説明書をよくお読みください! ではありますが、 とくにシティサイクルの電動アシストの場合、「正しい使用方法」を守っている人って、 すごく少ないと思われます。外駐輪していると絶対アウトですし。 そうなると、最大限の耐久性を発揮するのは無理ということになります。 バッテリーに限らず、 車庫内駐輪ができないのであれば 雨や直射日光除けのために自転車カバーを使っているかどうかでも差が出る。 【1】大手を選べ・・・上にもあるパーツ供給の点などから 【2】安易に安さで選ぶな・・・通販購入は「玄人向け」 パナのシンプル操作の「SW」に錠前と両立スタンドとカゴを付けても10万円以内。 後のことを考えれば、わざわざ通販で3流メーカー品を買う意味がない。 【3】中古は買うな・・・基本的に「パーツ取り」「整備練習用」「オブジェ」用途 特に電アシの場合バッテリーが使い物にならない場合は新規購入費用が必要、 生産終了になっていた場合はそれすら不可能。(セル交換は考慮しない) 【4・5】取説通りに正しく使うのが苦手なら信頼できる店に必ず毎月通え 不具合があればすぐに相談すること。 良い店が存続できることは長く自転車を使えることに繋がる。 【6】電アシが正しい選択かどうかよく考えること 上記の★の項目を参考に電アシではなくても快適に使う方法があることを知っておく。 ●変速を切り替えて使う意義を理解していないと大損する 変速ありになる子供車から「当たり前」を教えてもらう機会もなく 使い方を習得することができなかった人々は 異常な使い方によって壊してしまうことに気付けない。 例えば修理に3万円かかっても、今後改善できるかどうか。 1分2分その場しのぎで教えたところで 「癖」のように習得できる可能性は「極めて低い」と断言する。 (せめて壊れにくいように「2」に固定したほうがいいのではと思う) 「専業である自転車屋の店員感覚」や「自転車通(マニア)」からすれば常識でも 「変速の切り替えを使いこなす」というだけで 「敷居が高い」という一般人も少なくないのではないだろうか。 これがまだ非電動であればまだマシでも、 電動アシストの場合、パワーをかけてギアを動かすために壊れやすくなる。 だからこそ・・・こういう人にこそ電動アシストであれば 「変速機がないパナソニックSW」を猛烈にお薦めしておきたい。 https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/149.html#SW 「変速操作が一切不要!」 「アシスト調整は自動なので、余程の急坂地域でハードに使うような人でなければ (同じバッテリー容量で)常時[強]よりも確実にバッテリーの持ちがいい!」 これが十分にアピールできる特長になるはずなのだが・・・、 「自転車を売ることが主な目的」の店では 安いのが続々と売れるようになってしまうと困るだろうから これからも積極的にお薦めされることはなく、 「接客の雰囲気作りが得意な量販」に客を奪われてしまうのだろう。 もし技術で店を選ぶ人が多ければ現存する半数以上の自転車店が存在しないと思われるが 「後で手直しに持ち込まれることで工賃を稼ぐことができる」という意味では 技術が怪しそうな店にも存在価値があるという見方もできる。 ●バッテリーは高温にも低温にも弱い 「高いものを買ったから安心」というわけでもなく、 「電装部品なので」長持ちさせるためには細やかな気づかいが必要になる。 電アシではない「自転車」にバッテリーはないので (充電式ライトやサイコンなどを取り付けていなければ) バッテリーの管理を気にする必要はないが、 長時間屋外駐輪であれば「カバーをかけるだけでも」長持ち度合いは異なる。 ●サギサカ扱いのヤマハ用スイッチパネルカバー www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/3056/item/QQ1SGI728716 ↑約500円で安いが縫い目から浸水しそうな安物はなしとして、 www.ysgear.co.jp/Products/Detail/top/model/3056/item/QQ1SGI728754 こちらのようなシリコンカバーをオススメ。 しかし・・・いつまで「別売り」にするつもりなんだろうか。 付属することで1500円値上がりすることを気にするような人は 最初からヤマハの電アシを買わない(予算的に買えない)と思うのだが。 ●野口商会のスイッチカバー www.ilivelight.jp/products_switch_cover.html このページは↑更新が不十分なので noguchi1904.blog109.fc2.com/ ↑から「スイッチカバー」で検索したほうが早い。 ●リンエイ(CG-03B,CG-01P,CG-02Y,CG-04PYX) www.rinei-web.jp/product_detail/?cid= pid=5633 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼前輪駆動について ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●【要注意】フロントドライブ電アシに潜む危険な兆候 子乗せだから尚更に問題が起きやすいことが予想できるのでビッケを表題にしているとしても、 それ以外の車種でも注意したほうが良さそう。 前輪モーターは駐輪機との相性も考えると、元々懐疑的な見方で薦めていなかったが、 やはり問題があったようだ。 軸部分でモーターそのものではなく、即時危険とは言えないというのも無理があるが、 さすがにこういう状態が頻発するようでは 【前輪モーター自転車に付帯する特有の構造的な欠陥】と言われても仕方ない。 2019年版からは変化している?と言われても、 売れ残り品がネット通販で当たり前のように売買されていれば安心とは言えない。 これも不具合を認識しているからこそ改善している スマートコントロールブレーキのように、密かに対策はされているようだが、 それでも「利点"のみ"過度に強調し」、 一方でこのような不具合は「個別の事案」として リコール発表する気は微塵もない姿勢はどうかと思う。 「大事故になっている様子も、頻発もしていないのだから、リコールは必要ない」 という対応にしか見えないが、本当にいいのだろうか。 個々の対策品としてどのようにしているのか把握していないが、 念のためにもし更に補強として「中強度のネジロック剤」を塗布しても緩むようであれば 間違いなく「完全な欠陥品」という烙印を押したい。 (※完全固定のネジロック剤を使えばタイヤ交換不可になるので考慮しない) しかし、事情を知らない店によっては 「ハブ軸に(外すことが可能な中強度でも)ネジロックを使うような酷い店がある」 という感想にもなるだろうし、 硬く締めていれば「無闇に締めすぎている」ということにもなり、 今度はその影響での不具合も出てくることになる。 ───────────────────────── 関連●後輪ナットの緩み assist3.blog.fc2.com/blog-entry-137.html 電動に限らずコイツは。緩みやすい。そりゃそうですよ… だってみなさん、ほぼ毎日スタンドをガコン!ガコン!やるでしょ? スタンドも車軸もコイツがガンバって動かないように踏ん張ってるんです。 でもね、やっぱり耐えられなくなるんです…。 ちょっとずつ緩んじゃう。 「高温注意」と書いてあるブレーキとフレームにある ブレーキと軸を固定しているナットが緩みます。 ───────────────────────── 後輪ナットも緩む場合もあるので前輪だけの問題ということでもないとしても、 重ねて、フロントドライブ車種を選ぶユーザーには警告を促しておきたい。 BSからは「取説に小さく表示があるだけ」 (bikke POLAR e(BP0D37) 取扱説明書 - ブリヂストンサイクル) www.bscycle.co.jp/support/pdf/index.php?step=5 func=dl category_id=15 products_id=341 year_id=2017 shashu_id=1201 pdf_id=677 ●初回(2ヶ月または100km走行後)点検 お買い上げいただいたbikke POLAR eは工場で厳密な検査を施した後に出荷されていますが、 まれに使用後1~2ヶ月の間に、ボルトなどにゆるみが生じることがあります。 これはネジ全般なので直接的ではない。 ●乗車前点検の項目 前後車軸に、ゆるみやがたつきがないかを確認します。 この部分で触れているが、重大な問題という認識は全くなさそう。 既存ユーザーに対して細かく案内する気もなさそうなので、 事故防止のためには、乗車前に毎回面倒でも 「ナットが緩んでいないかどうか必ず目視および触って確認する」ことを 徹底するしかない。 www.bscycle.co.jp/support/important.html 日常点検項目への記載なし。トップページでの注意警告も当然なし。 既に販売している店では「重大な事故が起こる前に」 「ナット脱落がないかどうか、ナットに緩みがないかどうか」を調べるように 販売済ユーザー全員に案内をすることを薦めたほうが良いのではないだろうか。 その他の不具合も含めて 出来る限り多くの人に訪問してもらえるような方策をもって点検を促して欲しい。 ●電動アシスト自転車の前輪駆動車の問題点 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/8876790.html ─ユニット交換が必要であれば高額な修理費用が待っている もし前輪駆動車を前輪車輪が曲がるほどぶつけた場合 モーター付き車輪をそっり交換する事に成れば 修理費が1・2万円では済まず 少なくとも高額料金(5万円以上)は覚悟するべき。 モーター付き車輪を交換する様な場合は自転車ごと買換える方が安く付く場合もある。 特に「物をあまり大切に使うことができないような人」は、 真っ先に避けるべき車種と言える。 本来は、店は用途に応じて商品を提案し、 【後々困りそうな車種自体を扱わない[カタログ注文も断る]】ことが出来ていれば心配する話でもないのだが、 「客の要望」という大義名分を掲げ、実際には「売ることしか考えていない」「目先の利益が何よりも大切な店」では、 こうした「リスク」について教えてもらえることはないのだろう。 もちろん、店側の適切な提案を納得させるためには「信頼関係を築くこと」が先決でも、 客側が「馬の耳に念仏」状態では、どれだけ実のある提案をしたところで無駄ともいう。 それでも、10万円超の買い物は安くないのだから「買った後のこと」をよく考えてもらいたい。 ─"回生充電"は果たして必要な機能か 殆どの人が使用条件を考慮すれば店に勧められるまま購入して居る人が居る様ですが 自分の行動半径内では回生式は不必要な場合が有る。 使用条件によっては回生充電付き電動自転車を買うよりも バッテリーの容量が多い電動自転車の方が得。 ■前輪モーター式のデメリット cs-shinwa.sblo.jp/article/186326542.html フロントモーターはアシスト効率も悪く 坂道発進も他社と比較すると弱いですし 前輪部がとても重たくなるという事もあって そもそも私は全くお薦めしてないのですが、 子乗せの場合のデメリットはそれだけに留まらず 昨今多くなってきている駐輪場などの輪留めに入れる為に 持ち上げる事がとても困難となってきます。 ●前輪駆動車への懸念 tobesaikuru.livedoor.blog/archives/6492343.html モーターなしとモーターありの車輪を比較すれば、 当然部品が多い後者の修理費用が増えることになる。 それ以前に、一時停止無視で信号のない交差点に突っ込むのが常態化している以上は、 故障可能性としては高い箇所に思える。 そもそもスイッチパネル交換にしても、スイッチカバー装着以前に 「壊れないような使い方」をすれば、修理費がかかるようなこともないはずだが、 基本的に自転車という乗り物の正常な状態に興味がない多くのユーザーにしてみれば、 「面倒な作法」となってしまうため、なかなか難しい。 壊れやすさについては、もし不具合が頻発し「個別の案件」として処理しきれなくなれば、 「使いやすくなりました」などと銘打ち突然消えるだろうから「今後の様子見」。 ●前輪駆動電アシの補修用完組ホイール一式 blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/d958dc2da368e2d3071a7ba84e9ef8b4 (卸値ではなく販売価格)完組ホイール一式で値段いくらなのだろうかというのが一番気になる。 前輪駆動ではない一般的なハブダイナモの完組ホイールの単価で6000~1.5万円くらい。 ユニット一式で数万円として諸々部品代と工場での組み込み工賃込みで・・・、 中級の一般車の新車が買えそう。 駐輪機との相性次第では更にメーカーが儲かりやすい仕組みというところか。 その上、珍ブレーキが強制されたり、 坂が多い地域で前輪駆動は不向きという面もあるので もはや国内3大メーカーとは何だろうという気すらしてくる。 独自規格を増やせば増やすほど利鞘が増すとしても、 一発二錠の顛末から学び、思い止まって 「客と店(整備性)に本当に必要とされる自転車とは何か」を 今一度考え直そうという気はないのだろうかとも思う。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼子供乗せ用途の注意点 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼パナソニック自転車の子乗せ座席対応可否一覧はこちら https //w.atwiki.jp/longmemo2/pages/148.html#pana ◆各販売店による「EZへの子乗せ座席取り付けについて」の意見いろいろ twitter.com/c_jitensyaya/status/1665619377067261959 メーカーがホイールベース等を勘案して許可していないので、 当たり前ながら、ほぼ「断る」という意見が並ぶ。 ※両立スタンド取り付け可能は 「風で倒れやすいのを防止」という分かりやすい利便性の向上を図り、 「片側スタンドは混雑駐輪場で邪魔になる」問題点の解決に至ったという 至極単純な理由でしかないので全く関係なし。 これだけでまさか「子供乗せ対応を匂わせているんだ」と思うとすれば 余りにも自己都合優先の感性に長けていることに面白さすらある。 「危険性を把握した上で」”個人ユーザーが勝手に取り付けている"のを ネットに作例として上げるのは好きにすればいいとは思うが、 「自転車店が」取り付けしている例を上げるのは意味が分からないし、 自転車店を名乗っていいレベルとも思えない。 ましてや、もし実際に子供がいる店主であれば尚更、 想像力を著しく欠き子供の安全を軽視しているに等しいので ヘルメット着用云々以前の意識の低さには心底ガッカリする。 (これでヘルメット着用には熱心ならジョークが酷い) 仮に、家計の危機なときに札束で叩かれるなどして 「どうしても断れないやむにやまれぬ事情」があったにしても 客側から「作例を絶対にネットに載せてください」なんて言うわけがないので (いかなる不具合や損傷も含め依頼した者による自己責任を念押しで) 「こっそり作業対応に留めれば済む」ものを 何故「メーカー非対応の作業でも喜んでしますよ!」のように堂々と上げてしまうのか その無神経さはある意味(当然悪い意味で)尊敬する。 パナソニック自転車側には、 そんな安全意識の低い店との取引は即刻停止してもらいたいと常々思う。 (間接的に他店から仕入れる輩が出て来ることは想像に難くないがそれでも一定の抑止になる) しかし、そんなに需要があるのなら、 そもそもパナソニック自転車側で、(パイプ径なども考慮改訂した上で) 「EZ同系のホイールベース長い車種」を発売すればいいのではと思うが 何故か一向に発売される気配がないのは機会損失起こしてるような気はする。 ただでさえ大手3社の電動アシストのデザイン性が 概ね実用重視で低いのは言うまでもないので、その受け皿となる車種は 割高でもあってもパーツ共用などで抑えつつ、限定台数設定で販売すれば良いのではと思ってしまう。 ◆安全軽視のチャイルドシート取り付けに関する真っ当な御意見と「その依頼自体の地雷感」 twitter.com/ASAHICYCLE/status/1565587681706655744 なぜメーカーさん的にはチャイルドシート取付不可の自転車にチャイルドシートをつけるのか... 結果として故障、不調が増えるのでつけてるお店さんにはちょっと考えて頂きたい案件です 自店で取付したならまだしも、全然関係ないお店で不調をムッとしながら言われても困っちゃいますよね... 仮に、ユーザーが「自分で」取り付けたなら 「保護者としての安全意識の欠落」ゆえに、「無知ゆえの失敗」として 例え子供が大怪我に遭ったとしても「自己責任」となる。 (当然、不適合取り付けが原因で不安定になり、他者を巻き込む事故が起こる可能性もゼロではない) 一方で、店で取り付けられていた場合、 そもそも「取り付けを"持ちかけられた段階"で」依頼された店としても 「▲どちらを選択しても何かしらの問題が起こる可能性がある」ので困りもの。 ↓ ▼「子供用座席取付"不適合"車種に、子供用座席取り付けを依頼される」 ↓ 【A店】「取り付けてしまう」 → 「メーカー指示を無視」=「安全・安定性を軽視」している店 (※予防策として、「事故等が起こっても作業(店)とは一切無関係とする」等の念書があっても 実際に被害が起これば、お構いなく怒鳴り込んでくることが容易に予想できる) 【B店】「(受けられない理由を丁寧に説明した上で)お断りする」 →「あの店は簡単な子供座席の取り付け作業すら出来ない店だ」として「悪評の元となる可能性」。 ▲A店のようなケースがあって、 100歩譲って「どうしてもと言うのであれば…仕方ないですね」と「密かに」対応であればまだしも、 堂々とネットに取付状態を公開している店があることは「逆の意味でスゴイ」と思う。 ↓ なぜなら「作業依頼は"お客様ご自身の責任として"御受け致します」 ≒「(メーカー指示なんて無視して全然OKです)→当店では安全は特に重視していません」 と「公に宣言してしまっている」ような危険な状況に気づいていないのだから・・・。 ↓ 更に意訳すれば 「他人の子供が(自分の施行で)危険に晒されようがどうでもいい」と言っているようなもの。 (独身者であればまだしも、子供がいる親権者の立場であれば 「無神経な依頼者にどんな悪態をつかれようが」意地でも拒否するのが当然の役割のはず) ◆車種の観点から:子乗せ車種が何のために「低重心・前後車輪の間隔が長い(ロングホイールベース)」のか、 「構造的な理解も出来ていないに等しい」ということでもある。 ◆完成車メーカー的には(わざわざ注記しているくらいなので) 「間違いなくB店の対応は正しい」となるとしても、 個々の人間の「理解力・思考力の限界」から、どうにもならない時があって、 著しく合理性を欠いた「理不尽な要求が通ることが当たり前」と思っているような層もいることは事実。 だからこそ、個人的には「店としても安心して作業できる環境作り」と 「こういう面倒且つ厄介極まりないなことに"時間を盗られる"」ことを避けてもらうためにも、 良い意味での障壁クッションとして、一般的な常識力を判断し、 「自転車への安全意識や金銭感覚等を見定めてもらうため」にも、 簡単な○×テスト等を行うような、会員制の店が増えて欲しいと思う。 ▲EZもビビライフにも「チャイルドシートは取り付けできません」 ▼「パナソニックEZ」 cycle.panasonic.jp/products/elz/#pointTabs3 cycle.panasonic.com/products/fz/ チャイルドシートは取り付けできません。 ▼「ビビライフ」 cycle.panasonic.jp/products/elr/#pointTabs3 cycle.panasonic.com/products/fu/ チャイルドシートは取り付けできません。 「メーカー指示を知らず(気にせず)取り付ける輩や、 客のためになればと安易に引き受けてしまう安全軽視の店」もあるようだが、 決してマネをしてはいけない。 ■特に三輪自転車自体が「特殊な乗り物」 三輪自転車をお求めの方に ・この自転車は一般の自転車や三輪車とは構造や機能が異なっています。 ・一般の自転車に比べ操作性が悪く、傾いた道路や段差のある道路では、 乗り方によってはハンドルがとられ、ふらついたり転倒する恐れがあります。 ・安全な場所で十分練習してからご使用ください。 ・【走行速度は歩行速度】とし、下り坂や曲がるときは減速し、急旋回を避け、安全に注意してください。 ・自転車に乗れない方や三輪自転車の練習用として、 スイング角度を0度にできる固定金具を標準装備しています。 ただし、取り付けることによって操作性が悪くなりますので、 速度を十分落として安全な走行をしてください。 走行に慣れたら、固定金具を外されることをおすすめします。 なお、安全のため、取り付け・取り外しは販売店にご依頼ください。 「歩行速度=超低速(時速10km以下?)」での使用が前提ということは 「ベビーカーのように使う」つもりだろうか。 しかし、そもそもメーカー推奨していない子供乗せ化が適切かどうか。 ●依頼者の責任 「距離が短いから」とか、「運動神経がある」とか、 「子供にヘルメット着用させてチャイルドシートのベルトしとけば大丈夫だから心配しすぎ」と考えて (大抵のユーザーが普段から危険回避のために必要な徐行も一時停止もまともにしていないのに) いざ事故に遭ったときに困るのは誰か。 「強く断らなかった店」や「分かりにくい表示しかしていないメーカー」の 責任を求めていくら喚いたところで、 「本来適していない車種を自己都合で転用している」ため 「事故は予見できた」=「防ぐことができた事故」として 基本的に「依頼した者の責任(主に親権者)」が問われるのではないだろうか。 ●ユーザー・店側ともに「実際は取り付けできる=使ってもOK」ではない 「取り付けできない?いや取り付けられるけど?」ではなく、 スポーツ自転車でも、軽量な小径折りたたみ車でも、 「取り付け」そのものは出来るだろう。 しかし、それが「適切で安全に使用し続けられるかどうか」は別。 店では【転倒や怪我や事故に遭っても当店では一切の責任を負いません】などの 念書を用意するのであれば、合法な範囲であれば改造でも何でも自由にすればいいとは思うが、 もし「過去に自店で確認している事故例など一切ないから問題ない」と思って安心しきっていると、 いざ万が一の時が来てしまうと「噂が独り歩きする可能性」がないともいえない。 反対に断ることで「あの店ではシート取り付けの簡単な作業すらできない」などの 厄介な口コミになるリスクもあるが、(理解力が絶望的にない"救いようがない人"を除けば) 納得させられるだけの【安全で快適に使ってもらいたい理由】について、 営業上欠かせない「説明力」での対処が求められる。 (ネット内口コミであれば店のサイトに「断ることが適切と判断した理由」を明示) ●「なぜ禁止しているのか」を少しでも考えれば分かる答え メーカーが取り付け可にして「オプション品を販売すれば儲かる」のに なぜそうしていないのかを考えると、その答えとしては 子供乗せ基準に適合するような認定をとることが面倒というより 「出来ない」=【使い勝手や安全などを確保できないから禁止している】と見るべきだろう。 (ハンドルロック装備程度で子乗せ対応できるならとっくに対応しているはず) (安全軽視の無責任な運転者は何が起きても自業自得としても) 【「人の命」を乗せて運ぶ乗り物】という認識があれば、 「子供乗せ専用車種以外でもテキトーにチャイルドシートに乗せて走れればいい」とは到底言えない。 ●メーカー側の姿勢 恐らくメーカーとしても「実際に事故情報が溜まるまでに犠牲者が何人か出ないことには」 チャイルドシートは取り付けできません。 と「明示していることで責任は果たしているつもり」で 今後とも厳しく規制を敷く気はないのだろうが、 本当にそれでいいのだろうか・・・。 ●電動アシスト(子供乗せ)車の事故を防ぐために sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/25666/ バスや大型トラックは同じ自動車でも内輪差など挙動も大きく異なるため 専用の免許が必要になるように、 子供乗せは同じ自転車でも「一般的なママチャリとは異なる」と気付けば、 保護者は「安全で正しい使い方を学ぶ必要がある」と考えて良さそうなものだが、 メーカーも店も、基本的には【売ることが仕事だから】と、 【肝心の安全快適な使い方を教えることを放棄しているように見える】。 メーカーは「取説に書いている」とか、店は「受け渡しのときに軽く教える」だけで、 一体何がどう安全走行に繋がるのだろうか。 ハード面が電動アシスト化によって、どれだけ便利に進化しても、 それに適応できるだけの安全感覚を持ち合わせていないような人(注意欠陥)にまで 免許が不要なことを理由に自由に使わせている危機感が足りない。 挙句、現状の大衆の低い安全意識のまま「アシスト上限を上げるほうが便利になる」というような 「狂った感覚」まで出てきているのは唯々呆れる。 「自転車が重大事故の"加害者"になっているケースは数えるほどしかないにもかかわらず、 "無駄な重複を推奨するような"保険加入の材料にされているくらいで、 いちいち目くじらを立てる必要はない」という考え方もできるが、 「優先順位としては自動車よりは甘くて当たり前でも」 個人的には「一時停止や徐行を積極的に推奨している(そもそも"罰則がある")」ように 完全に野放しでいいとは思わない。 もっと幼少教育を含め教育機関が 自転車などの交通教育に限った話でもないが 「安全で快適な生活を送るために必要な詳細情報」を 学ぶことができる機会があれば このような状況にはなっていなかったと思うが、今更何を言っても手遅れ。 スタントショーを見せ1回講演を聞かせ、 たったそれだけで「交通教育をしました」と満足しているような有様も 何ら珍しいことでもないのでは? ▼75歳の高齢者への当て逃げ事故 最初の被害は5年前。自宅近くの環七通りにあるスーパー前の歩道で、 正面から来た電動アシスト自転車とぶつかった。 歩道は買い物客の駐輪にふさがれ、通行できる幅は1メートル弱。 幸い後ろの人が支えてくれたため軽い打撲で済んだ。 2度目は昨夏。商店街で再び子連れの自転車に当てられ倒れた。 「狭い歩道を飛ばす自転車には今も恐怖を感じる」と言う。 【歩道は歩行者が最優先】 言葉に語弊があるとしても分かりやすく、 「歩道での自転車の身分は歩行者よりも低い」 身分が低いので身分の高い者は敬わなければならない。 くらいの表現をした上で、自転車で歩道走行するなら歩行者の安全のために、 「予測運転を常に心がけ、徐行速度や一時停止を使いこなせないといけない」 と教える必要がある。 それが嫌なら車道走行。 もしくは自転車から降りて押しながら歩ければ歩行者と同等の立場になれる。 ※速度が遅い自転車と事故になれば自動車のほうが 過失(避けることができた可能性)から割合的に重くなってしまうが、 車道では自動車が自転車を積極的に思いやり走行しなければならないという条項そのものはない。 むしろ自転車側が追い付かれた自動車の進行を妨げないような走行をしなければならない。 講座の話も出ているが、全国各地で簡単に受講できるようなものだろうか? そして、高齢者の自転車講習にしても同じで、 講座を積極的に受けてみるような人は「元々安全意識が高いので」 少し教えるだけで十分な可能性も高く、 早々に事故を起こすということは考えにくいというのもある。 警察庁によると、2018年に起きた自転車関連事故は8万5641件と10年前に比べてほぼ半減。 しかし電動アシスト関連は2243件と2倍に増えている。死亡事故の割合も高い。 主に被害者の割合が多いとしても、 走行方法や扱い方に問題がなければ事故を防ぐことができたであろう 「自損」の割合が高いようにも思える。 前後に子どもを乗せるなら「幼児2人同乗認証マーク」が付いているか確認を。 「前後どちらかだけなら、 どんな自転車でもチャイルドシート取り付けて大丈夫」なわけもないので注意しておきたい。 そもそも「子供乗せ座席が取り付け可能になっているかどうか」という 「車体強度」や「低重心や車体全体の長さ」で安定走行が可能かどうか、 もちろん腕力も含めて自転車自体の走行スキルが十分かどうか。 メーカー設定ギリギリ許容範囲なほどの低身長且つ、 非力なのに子供乗せに前後2人というのは無茶。 現実的には(時間的な問題も含めて最寄りのバス停がなければ) 毎日専用のお抱え運転手付きの自家用車や タクシーということができる人が多いとも思えないので、 「近隣まで(軽)自動車で送り徒歩で向かう」くらいか。 場合によっては 「アパート・マンションを借り替える」ことも視野に入れる必要もありそう。 当然、「自転車の駐輪場がしっかりと完備されている」こと。 出来るなら簡易屋根ではなく「屋内駐輪場」があると諸々の理由で便利。 こういうときに賃貸のメリットが活きる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★変速不要!シンプルな電動アシスト自転車 パナソニック「SW」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ cycle.panasonic.com/products/fsw/ cycle.panasonic.jp/products/elsw/#pointTabs4 ▲イオン特別モデル「SW」は2020まで(イオンバイク縮小傾向もあって継続困難と判断されたのだろうか?) ↓ ●「SW」ビックカメラで両立スタンド装着版が2024年6月現在でも存在。 www.biccamera.com/bc/item/12733570/ (2023版) www.biccamera.com/bc/item/9774258/ www.biccamera.com/bc/item/10237388/ (※個人的には自転車本体をネット購入することは薦めません) (イオン版とは異なり、リアキャリアは別売り) ●パナソニックSW用のスイッチカバー発売 noguchi1904.blog109.fc2.com/blog-entry-1130.html I Live(野口商会) 「スイッチカバー」(パナソニックSW2018~対応) 野口コード:124407 JAN 4589985571188 希望小売価格:1,100円(税別) ようやく発売。企画から生産発売までのタイムラグがありすぎるのが問題だが、 これで弱点だったSWスイッチカバー問題が解決。 それにしてもいつになったら国内生産電アシの 各メーカーで「最初からスイッチカバーが付属」するのだろう。 売りっぱなしが基本で安値前提の「3流メーカーの訳アリ電アシ」との格の違いを示す意味でも こういう「細かい気配り」は欠かせないように思う。 ●パナソニックSW「オプション装備の実車画像」 blog.livedoor.jp/shokoucycle/archives/16848831.html 「●両立スタンド・●前カゴ・●後ろ荷台」を取り付けたもの。 これで実売が9万円を下回る価格は「長期使用を考えるなら」十分に安い。 後ろカゴや後ろチャイルドシートを取り付ける予定がなければ 荷台はないほうが車体が軽くなるのでバッテリーの減りも少しは抑えられる。 両立スタンドは街中使用では必須といってもいい装備なので むしろ標準化すべきだろう。 前カゴも基本的には使う人のほうが多そうな気はする。 別売りのスイッチカバーを取り付けていないのであれば、 スイッチパネルを爪で押さないように気を付けて欲しい。 あとは、「側面を触ったところで空気圧が分かりにくいタイヤ」と思われるので 「エアチェックアダプター」の取り付けを強く薦める。 ●SWの実車画像(艶消し黒) blog.goo.ne.jp/cyclehouse-tomo/e/e5a497ae97aef416866f57e3bc1c3c67 ◆2024年版SWが早速実車の販売開始「新色●ブルーイッシュグリーンメタリック」 prestigebike.hamazo.tv/e9752632.html 同店に現在中古車も並んでいるということは、 prestigebike.hamazo.tv/e9753079.html バッテリーの自然劣化を見越して 新型ユニットを待ち望んでいた方がいらっしゃったのでしょうか? ●近所移動程度 ●変速切り替えて使わない ●そこまで重い荷物を載せない ●体重も標準規格の65kg未満 であれば、カゴや両立スタンドは後付けでも間違いなくベストな選択。 ◆[空気圧管理の習慣化が出来ているなら]タイヤとチューブは店の納車前整備に合わせて ・タイヤ「足楽 か e-ride」(今は別会社でもパナで揃えるならe-ride)と ・チューブ「米式チューブ」に交換をオススメ。 (ネジ溝とリムナット有が必要ならパナレーサーではなくシュワルベなど) ●SWもついに値上げへ 2023年9月時点で89000円(税込)だったが・・・ cycle.panasonic.com/products/elsw/ 新価格は10万7000円(税込)なので一気に1.8万円もの値上げ。 しかし、街中短距離向けの廉価品とはいえ 放熱板なしローラーブレーキはいかがなものか。 分かってる人であれば放熱板ありのIM31か、C3000やC6000に換装するのは必然。 確認時の値段だけで見れば確かに圧倒的に量販が魅力的。 www.biccamera.com/bc/item/10237388/ 79,800円 (税込)ポイント 7,980ポイント (10%) (7,980円相当) これはカルパワーユニットではない旧品の在庫としても、 実質3万5千円も差があると、納車前整備が「丁寧な店」に 購入直後に持ち込んで、差額以内でオーバーホールを頼みたくもなるが… 3.5万ならちょうど同じかむしろ超えそうか。 しかし、その後の「工賃割引」も考えると、結局トータルでは ヘビーユーザーほど個人店での購入のほうが安くなるだろう。 (※稀にしか使わないのなら自分で最低限の整備だけで済ませる) しかし個人店の場合技術以前に 「普通に礼節のある会話がまともに出来るか否か」の 見極めも重要なので、いずれにしても簡単な話ではない。 ●シンプルこそ最善なこともある 高齢者に限った話でもないが、 元々複雑な操作にも慣れているのであればまだしも、 巷の「変速機を切り替えて使わない人々」を想うと、 「出来る限り操作が少ないほうが良いのでは?」と考える。 だからこそ 急な長い坂がない近距離移動であれば「変速なしのママチャリ」こそ最適で、 電動アシストを使うとしても「1ボタンだけ」という シンプルを極めたパナソニックSWのような車種こそ 「非常に分かりやすい」ことから薦めやすいと言える。 「変速なしのママチャリ」であれば、 ライトスイッチすら面倒がって操作したくないという理由から 無灯火が当たり前のような使い方であれば、(個人的にはあまり積極的に薦めない方向でも) 単距離であれば、抵抗感などを気にするよりも、 「操作不要な常時オートライト」のほうが用途に合っている。 ベルトにしても同様で 「大幅なギア比変更などしない」「メンテ頻度を下げたい」のであれば最適なのかもしれない。 ▼ノーメンテは損をする 但し、シンプルを追求するにしても、 摩耗することなく使い続けることは不可能な「ブレーキシュー」や スチールであれば尚更劣化しやすい「ブレーキワイヤー」、 「ノーパンクタイヤを使うとしても半永久的にタイヤ面が摩耗しないわけがない」。 他にも、錆止めもせず放置すれば各所で錆により「固着」を起こし、 構造の問題からネジの精度やネジ締めが不適切であれば緩んでくるようなこともあるため、 色々楽できる機能を盛り込んだとしても 「完全ノーメンテでは快適で安全に使い続けることは"不可能"」という 認識を持ってもらうことは欠かせない。 ▼「誤った使い方で困ったことになる」といえば 過積載や適正空気圧を知らずノーパンクタイヤではなくてもスポークなどが折れることもある。 「動かなくなってから」では「大がかりな修理」も予想できる。 定期的にメンテナンスにお金を支払っていれば、 「長期的には安い」と考えられなければ、結局損をするだけ。 「徐行や一時停止をしなかったために事故になった」とすれば、 大抵は自転車側が被害者で、辛いだけではなく、当然その治療費も必要になる。 ●パナソニックSWの感想 ●坂の多い神戸のユーザーの感想 watasoon.com/2018/12/24/panasonic_sw_2019/ 傾斜角度こそ計れていませんが、かなりきつい坂でも登ります! 立ちこぎすることなく登れる感動。坂道で停止してからの漕ぎ出しも問題ありません。 坂が苦手かもしれないという心配もあるが、実際はそうでもないようだ。 ★「変速機がないことが最大の特長」 「ママチャリ的用途のユーザーで変速を使いこなしている人が一体何割いるのだろう・・・?」 これを否定してはこの車種の存在価値がなくなる。 ◆バッテリー消耗するとしても、デイライト反対派でなければ「"点け忘れを防ぐ"常時点灯は確実に交通安全に貢献」 (ライト自体の消耗も気にするのであれば「(前照灯基準を満たす)ライトを予備で持っておけばいい」だけ) ◆チャイルドシート取り付けには向かない・・・後ろ子乗せには対応しているが、子乗せ専用車種と比べれば劣るのは当然。 ◆カゴ・キャリア・・・カゴは自分で安いのを選びたい場合や、リアキャリア不要の用途もあり無駄が省ける。 ◆アシストが弱い・・変速を切り替えて使わないような人向けにパワーを抑えるのは当たり前 ◆タイヤ・・・406で選択肢多めなので気に入らなければ交換可能。 ◆毎日遠距離使うユーザーには不向き・・・軽量型なので必然的にそう言えるかもしれないが、 そもそも整備をまともに出来るかどうかのほうが遥かに重要。 (2か月に1回などではなく、毎月(気温35度を超えるような夏だけは2週間に1回を推奨)の空気入れをするなど) 耐久性そのものを上げるために、スポーク張り調整だけでなく「スポーク・ニップル組み換え」 「タイヤを用途に見合ったものに交換」「米式チューブへ交換」「布リムテープへ交換」 など具体的に個別箇所をアップグレードで対応する方法もある。 ▲但し、個別駐輪機ではない「一般的な自由に停める駐輪場で幅をとる片足スタンド」は「生活用途としては不便(迷惑)」。 【(納車前整備については期待できないとしても)量販仕様では最初から初期装備されている】のが皮肉。 単に軽量重視であれば「ビビ・L・20」は「前カゴ・リアキャリア・両立スタンド・内装3段」で21,7kgなので 内3以外の装備品を全て外してサイドスタンドに交換すればSWよりも確実に軽くなるはず。 とにかく、「変速とか切り替えて使ったことがない」「使う意味が分からない」「聞いても分からない」という 「全く珍しくもない一般的なユーザー」に対しては(子乗せ用途を除けば)最適な一台として紹介できる。 しかし、雑多な店での内情を慮ると、SWをあまり紹介しないのは 店的には「メーカー車なのに廉価な自転車では(名目)売上が伸びないので積極的に売りたくない」のかもしれないが、 試乗車としても「前カゴ・リアキャリア・両立スタンド・錠前」を取り付けた状態で展示してあれば、 「日常用途で使いやすい(オプション不要であれば着けないだけ)」として、 分かりやすくオプション品を販売しやすいのではと思う。 (サイトの画面上ではなく、実物で確認するので実感しやすい) あとは「量販との価格差について技術やサービス面での明確な違いの説明力」が問われるだけ。 ●「シンプル機能に特化」パナソニック「SW」発売 cycle.panasonic.jp/products/elsw/#pointTabs4 待望の簡易機能型の電アシ。今後の[国産]電アシの基幹品を担うと思われる車種。 「整備や操作が楽」ということを売りに、同車種の26HE(559)や700C(29er)への展開にも期待したいが 見た目にこだわってバッテリー位置を変更すれば、今度は交換汎用性がなくなるのが難しいところか。 価格訴求力もあるので、電アシの導入に後ろ向きな店でも1台は置いておくと良いかもしれない。 小径なので26インチ(590)ママチャリしか乗ったことがなければ若干慣れは必要になるが、 一般多数の生活用の街乗り特化の電アシはこれで十分というかベストかもしれない。 カゴだけでなく後輪用の錠前すらオプション扱いで価格を下げ、 標準価格で(アフターケアもままならないような)低品質の電アシにも対抗。 価格よりも主に機構を増やす方向性で前輪駆動びいきのBS陣営が焦って追随するかどうか今後に注目。 電源スイッチのON/OFFだけということで「高齢者」に非常に使い勝手が良く、 シンプルながら子乗せ(※後ろ1人だけ[前は不可])にも対応しているという カスタマイズ性の広さがある。 そのぶん初期装備が少ないため、購入前に「必要なオプション品」を 用途に応じて相談しつつ決めておくことを薦める。 ●シンプルスイッチ 操作は「電源のON/OFFだけ」で「アシストモードはオートだけ」。 その後のスイッチ操作は一切不要なので機械操作が極端に苦手な人でもOK。 (電池残量はハンドル側の簡易的な3つの目盛りか、バッテリー本体の5つの目盛りで確認) ※ハンドル側もしくはバッテリー側で1つの目盛りになったら充電 (※スイッチカバーはシリコンカバーを発売している各メーカーが 早急に発売すると思われるのでそれに期待しつつ、爪の先でボタンを押さないこと) そろそろメーカー純正オプションで最初からスイッチカバーも用意すればと思うが、 パネル部分が壊れにくくなると困る? ●83380円(税込)[BE-ELSW012] 81000円(税込)(75000円[税別]) オプションなしとはいえ、この価格は頑張っていると言える。 しかも国産品で国内メーカー発のため【補修面でも安心】で、3年間の盗難補償もある。 ※少なくとも今後同価格帯の国産ではない電アシを買うメリットはほぼ無いと断言する。 これ以下の価格帯も含めると、それらは「修理が断られやすい点」も込みで使いにくい。 万が一壊れたら即買い替えるような使い方をする人がいたとしても、 組立や安心感も含めると、やはりそれらは微妙と言わざるを得ない。 ●オプション品いろいろ ▼スタンド 両立スタンド2000円(税抜)は、フレームなどの形状を考慮して純正品の同時購入を薦めるとして、 ▼カゴ 前カゴは自分で取り付けできるならOGK等の樹脂カゴをネット購入することを薦める。 むやみに純正を薦める気はない。 ▼錠前 「▲ワイヤー錠1本だけでは安心とは言えない」ので、 リアキャリアを →付けないなら「錠前(シートステー取り付け専用)」 →付けるなら「錠前(リヤキャリヤ専用)」も同時に購入推奨。 www.yodobashi.com/product/100000001002786070/ (パナソニック PANASONIC SAJ079B [ディンプルキー採用後輪サークル錠 ブラック]) ↑タイヤの太さ的にこのような汎用品が取り付けられるかどうか分からないので専用品を薦める。 ▼バッテリーは大容量型へのスペックアップ可能 標準は「8Ah」だが「12Ah」や「16Ah」も可。 毎日往復で20km程度使うのであれば、ストックやスペア用にもなるので容量アップも視野に入れる。 ●重量21.6kg→20.9kg[BE-ELSW012] 軽量型のビビ・LS(後継ビビ・L・20は21,7kg)は「内装3段・両立スタンド」で「カゴ(カゴステー)・リアキャリア【込み】」21.6kg 対するSWは「変速なし・1本スタンド」で「カゴ・リアキャリア【なし】」20.9kg 両立スタンドで前カゴを付けても変速なしなので結構軽く収まるほう。 (但し、チャイルドシートやリアキャリアまで付けると25kgは超えてくるはずなので それなりの重さにはなりそうだが・・・。) ●色「黒、グレー、ベージュ系」 世代や性別や年齢を問わない設定にしているのもコンセプトとして正解。 白よりグレーのほうが汚れが目立ちにくい。 しかしシルバー色はあまりにもベタすぎて敬遠したのだろうか。 ●変速なし アシストがオートモードで補助してくれるので気にする必要がない。 元々変速を切り替えて使う気がないような人が多い気がするので、この選択も正しい。 後ろ子乗せにも対応可能な軸の強さが必要ということで (3流ハブメーカーには任せているはずがないと思いたいが)シマノ製かどうかは気になる。 ●シートチューブに絞りがない 地味なポイントだが、絞りを作ってシートポスト部分を細くコストダウンしていないので、 そのぶん強固ということになる。もちろん忘れず丁寧に固着予防は施しておきたいところ。 ●ブレーキ 前輪キャリパーブレーキは恐らくダブルピボットのキャリパーブレーキ。 後輪はローラーブレーキ(いつものBR-IM31Rの放熱版有り?)。 整備性を上げるなら インナーケーブルクイックリリース型のBR-C3000R~強化ブレーキのBR-C6000Rへ交換。 その際には最大限の効力を引き出すシマノのブレーキレバーBL-C6010の同時購入もお忘れなく。 ●タイヤ 「ETRTO 406」なので交換用タイヤの種類は多い。 側面も耐久性の劣る白やアメ色ではなく普通に黒なので安心。 前輪:20×1.75 HE 後輪:20×2.125 HE 但し、後輪のタイヤ幅が「レール式の駐輪機の種類によっては微妙に収まらない可能性がある」点は注意が必要。 (その場合1.75程度へのサイズダウンが必要。サイズダウンでアシスト制限は超えないので問題なし) ●空気圧 取説(cycle.panasonic.jp/manual/search.asp)より。 標準空気圧は280kpaで、やや低め設定のようだ。 Jコンセプトのような数値を見るだけで不安になるような高圧設定(550~685kpa)ではないので安心。 体重50kg以下の人は280kpaよりも若干下げて、70kgくらいであればよくある300kpaが目安だろうか。 (取説には書いていないがエアチェックアダプターを取り付けるか、米式チューブ前提) ※シュワルベの英式バルブコア等の説明は省略 以下、正直あまりケチをつけるところがないが、今後にも期待しているので 他車種にも当てはまるものを探し出して細かいクレーム。 ↓ ▲英式バルブ 毎度お馴染みの悪しき規格。エアチェックアダプターで米式チューブまでのつなぎにする。 ▲ハンドルロック(くるピタ) 独自の強固な外付け式であれば、整備性の高さと同時に、 壊れても修理しやすいことをメリットを掲げることができるはずだがそうしない理由は、 (ステムは交換が容易なので問題ないとして)ダウンチューブの損傷を懸念しているということなのだろうか。 一般車向けではないが、海外にはこのような外付けストッパーも存在するようだ。 steerstopper.com/purchase-online/ ▲[取説]注油箇所 全てを読み尽くしたわけではないが取説の解説に難あり。 「防犯登録は法律で義務化されている」とあるが、罰則はないので実質的に努力義務でしかないのは 解釈だけなのでいいとして・・・、 それより、キー穴に自転車用の油を注油するように案内があるが、これは大丈夫なのだろうか。 「鍵穴専用品」を薦めないと、 普通の自転車油を注してしまうと塵や埃で動作不良引き起こすことになりかねないと思うのだが。 逆にシートポストには×になっているが、 (オイルではない)アンチシーズコンパウンドやグリスを"薄く"塗っておかないと錆で固着して大変なことになる。 (取り付け前のペダルの取り付け軸、ステム、BBのネジ山にも同様の処理が望ましい) ▲ライトが専用品 電アシのライトでも明るさは確保できていると思うが、交換汎用性がないのは微妙。 ブロックダイナモやバッテリーライトを増設するような方法でしか対処しにくい。 自転車ライトの重要性に気付く人が多ければ、LEDチップの更新と共に 毎年のように優れた拡散配光や色温度の新機種が投入されるのかもしれないが 無灯火か、買ったときのまま重くて暗い豆電球のブロックダイナモか、 同じく買ったときのまま優れているとはいえないような配光のオートライトか、 値段重視で直線配光や暗すぎて役に立たないバッテリーライトくらいで現状では高すぎるハードル。 電アシでも様々なものが付け替えできるような仕組みにして 「ライトもカスタマイズできるように」重要な課題としての余地がある。 ※都市部であれば上方カット重視の配光、山間部用には幅広く拡散配光、 他にも1ボタンでハイ/ローの切り替え可能にするとか、 高価格帯の製品であれば前方センサーで光軸の自動制御とか、 まだまだいくらでも改良できるし、安全性の意味でもその価値が十分にある。 ▲シートポストが抜け止めなので交換が困難 径も不明。 おそらく上が貫通しているシートポストと思われるが、 塵が入り込みやすいから蓋のある2ボルト式に交換したくても困難。 詳しく見れば外せないことはないと思うが、防犯上交換しないなら ゴムシートを削って蓋だけ自作するか何か適当なキャップを探すしかない。 (スイッチのシリコンカバーのメーカーからシートポストキャップも出してくれれば楽だが、 被せるだけの簡単な構造のキャップで十分なので探せばすぐに見つかりそうではある。 単に熱収縮チューブの片側を圧着してからつければいいだけ・・・?) ◆(パナ)小口径車で人気2番目のSW cs-shinwa.sblo.jp/article/190418863.html SWなんて、メーカーの発表によれば小口径車では グリッター(26%)に次ぐ2番目の人気車種(22%)だったそうです やはり、大手3社の中で「価格が安い」という 最大のメリットを生かせるからこそ売れるのも頷ける。 ちなみに多目的仕様として作られているSWも 新モーターの採用は見送られていますが こちらはお値段据え置きのようです。 価格据え置きになっている答えは、 その人気の裏付けでもある量販のイオンから転換で ビックカメラで扱いがありスケールメリットがあるためと思われる。 (※販売量が多ければ多いほど1個の値段が抑えられる。 その逆の例として、職人が1日1個だけ焼き上げる「うまい棒」を作ろうとすれば、 普通に人件費等で1個1万円を超えるのは当たり前と分かる) SWは機能も「非常にシンプル」で「1ボタン」なので 細かい切り替えを気にする必要がないのも 特に「変速の存在を忘れているような多くの機械音痴の人達向け」としては最適。 ※「最も重いギアで諸々早期破壊する」ような対策品でもある。 一方で、シングルハブだけにハブ自体の強度面で不安がないこともないが、 人気にも関わらず、大きなリコールが起こってる様子もないので安心できる。 量販でも扱いがあるということも然ることながら、 「早く誤った使い方をして壊して欲しい」という店にとっては 困る車種であることも違いなく、元値が低いこともあって 名目売り上げを稼ぎたい店にとっても、評判下げに必死なイメージが強いが、 個人的には「近所利用かつ電アシの必然性がある人達向けとしては」 特にオススメしている。 ▼SWの過去情報置き場────────────────────────────────────────── 廃盤▲【イオン限定】パナソニック「SW」(BE-3ELSW01) 2020年8月20日(木)~ ホワイトaeonbike.jp/products/1001-4519389160558 ブラックaeonbike.jp/products/1001-4519389160527 レッドaeonbike.jp/products/1001-4519389160565 マットネイビーaeonbike.jp/products/1001-4519389160602 マットオリーブaeonbike.jp/products/1001-4519389160596 twitter.com/rockaku/status/1026466256210128896 2018年8月には既に発売されていたが、イオンバイクをわざわざ見る機会がないので今頃発見。 過去:【イオン限定カラー】 白(アクティブホワイト)、蛍光イエロー(ピスタチオ)、 濃い水色(マットブルーグレー)、赤(ロイヤルレッド)、ネイビー(紺色)もあった。 ●「両立スタンドが標準装備」という真っ当なスペック。 「クラス27リアキャリア」も標準。 発売からそれほど期間が経過していないが (適法基準でも)「他店での修理時に相当な割合で断られる安物電アシ」に対抗し、 シェア獲得のために注力? 少なくとも沖縄の離島の規模が大きめのレンタルサイクルに置いてあるくらいなので 「都会の一部しか需要がない」というわけでもなさそう。 (もしかしたら宣伝と耐久性データ取り目的で貸し出しているだけかもしれないが・・・) それでも未だに目先の安さに釣られて、 まともに変速を使いこなせないのに「変速があるほうが便利"だろう"」と 「軸そのものが比較的弱い」ことも知らず、外装6段などのボスフリー電アシを ロクに説明も聞かずに(説明できる店員も居なくて)買ってしまう人もいるのだろう。 それにしても、夜間で目立つ蛍光イエローの本体カラーも含めて もしタイヤやチューブなどでスペックダウンもなければ 「標準仕様」が相当蔑ろにされている気がする。 但し「相当数の仕入れ」が確約しているからこそ スケールメリットで価格を抑えて提供出来るとしても、 デメリットとしては、店の納車前整備が十分に行われるかどうかと、 買った後に量販店で手に負えない作業を、個人店に依頼するときに メーカー車でも「量販仕様」ということで(パンクしにくいタイヤのように)忌み嫌われて 断られる可能性があるということは予め注意点として把握しておく必要がある。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【廃盤】▲パナソニック「Jコンセプト」タイヤの種類に難あり、他 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ★廃盤「Jコンセプト」 → 後継新車種「プロム」 cycle.panasonic.com/products/fpr/#pointTabs4 空気圧設定が異常なタイヤが使われていたJコンセプトが廃盤になり、ようやくまともな空気圧設定の車種へ。 cycle.panasonic.com/manual/download/?id=827 圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、(240 ~ 310)kPaの数値内になるように入れてください。 ● タイヤの空気圧は 240 kPa未満では使用しないでください。 タイヤのひび割れ、偏摩耗やパンクの原因になります。 ● 上記の空気圧は体重 65kg程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 重い荷物を載せて走行する場合は、通常より高い空気圧(290 ~ 310)kPaにて使用してください。 ※ベロスター・ミニだけが唯一600kpa超えとして残ったが フレームトップチューブが上部にあり「スポーツ自転車」なのでまだ分かるが、 ママチャリ同等の約38mmのタイヤの太さのため、そもそも高圧充填すべきとは思えない。 タイヤ側面に刻印されている標準空気圧 (345 ~ 515)kPa BE-ELVS775[ベロスター] (550 ~685)kPa BE-ELVS075[ベロスター・ミニ]〉 圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、数値内になるように入れてください。 ▲Jコンセプト5期目(2021年7月発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ cycle.panasonic.com/manual/NYT1932.pdf BE-JELJ013、BE-JELJ033 単なる意地か、在庫を余らせている影響でコスト削減の一環というだけか分からないが、 「購入層の用途とタイヤのミスマッチが問題と考えていない」ということは明らか。 一流メーカーですらこの有様なので、 タイヤ自体の質も、適正な空気圧に対しても「まともに理解してもらうのは相当困難」ということがよく分かる。 ▲Jコンセプト4期目[BE-JELJ012A](2020年8月発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ cycle.panasonic.com/products/jelj/ cycle.panasonic.com/manual/NYT1879.pdf (35ページ) ●タイヤ側面に刻印されている標準空気圧は(550 ~ 685)kPa{(5.5 ~ 6.8)kgf/cm2}です。 圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、数値内になるように入れてください。 圧力計の無いポンプで空気を入れる場合は上記イラストの接地部の長さを参考にしてください。 ●上記の空気圧は体重 65 kg程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 ●タイヤの空気圧は標準空気圧未満では使用しないでください。タイヤのひび割れ、偏摩耗やパンクの原因になります ↑ 根本的にレーシーな走りを目的とするような車種でもないのに、600kpaを平然と充填させる意味がやはり分からない。 どうやら改善が期待できそうもないので、今後はメーカー指示に従う以前に「購入時(店の納車整備前)に交換を推奨」。 既に書いているように、 ▲アメサイド自体が耐久性面でも劣るので → 「全黒」 ▲想定ユーザー層的に無意味な高圧設定タイヤ → 「標準的な3気圧設定」 &せっかくなのでJコンセプトに沿って"国産"タイヤから ★IRC【20×1.50 メトロ(全黒):日本製:空気圧300kpa】 +前後とも米式チューブ&コットンリムテープへの同時交換をオススメ。 (パナレーサー【20×1.50 パセラ:日本製:空気圧280-455kpa】でもOK) (耐久性重視であれば海外製になるがシュワルベ「マラソン」20×1.50) ▲Jコンセプト3期目[BE-JELJ012](2019年6月 発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ cycle.panasonic.jp/manual/NYT1817.pdf タイヤ側面に刻印されている標準空気圧は(550 ~ 685)kPa です。 圧力計の付いたポンプで空気を入れる場合は、数値内になるように入れてください。 ●上記の空気圧は体重 65kg程度の方が乗車された場合の適正な空気圧です。 下記リンク先に既に書いている通りだが、改善する必要性を感じないとすれば本気で正気を疑う。 ▲Jコンセプトのタイヤの推奨空気圧が550~685kpaという問題 ※取説を確認してみると「550~685kpa」との記述。 小径、アメサイド、英式バルブで、中間をとるなら「6気圧」・・・うーん無謀。 もし自分が店員なら購入検討段階で 「アメサイド自体が耐久性面で見てアレなので これは試供品(サンプル)扱いということにして、即交換しましょう」という案内をしつつ、被害者を出さないためにもタイヤ自体は廃棄。 いわゆるベタな20インチHEの406なので色々選びやすいが、最適な「標準3気圧」の中でも"国産"タイヤとして、 前後とも【標準タイヤが20×1.50】と失念していたので修正・・・。 「IRCの足楽20×1.75」or「パナレーサーカスタムタフ20×1.75」も 「電動アシスト向けタイヤのイーライドプラス20×2.00」でも同様に、(イーライドは406なし) サイズアップではアシスト基準越えしてしまう恐れがあるため、 IRCであれば【20×1.50のメトロ:日本製:空気圧300kpa】が最適で、 パナレーサーであれば【20×1.50のパセラ:日本製:空気圧280-455kpa】が妥当。 +米式チューブに前後(納車時確認を兼ねるので、この場合の工賃は無料で)交換する方向。 (というか最初からこの設定で売って欲しい) 「英式やアメサイドが譲れないならそれは100歩譲って我慢しますが、標準6気圧タイヤは無謀です」と言いたい。 「どうせ3気圧以下しか入れないような店やユーザーしかいないから問題なく使える」ではなく 「安全面を考慮」。 いや、そもそも主に高齢者向けの車種でレーシーな走りを目指すような高圧タイヤを 選択する意図が全く理解できない。 「高圧入れているので軽く走れますよー」というギリギリを攻める必要がどこにあるのか。 「腰にもやさしいクッション性能で」という意味でも標準3気圧タイヤが最善だろうに、 企画監修者の考えを知りたい。 ●パナ「Jコンセプト」2017年6月発売 www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/1704/04/news119.html 4月4日、電動アシスト自転車の新製品「BE-JELJ01」を発表した。 パナソニックが展開しているシニア向け製品群「Jコンセプト」の新カテゴリーとして6月に発売する。 価格は11万円。 cycle.panasonic.jp/products/jelj/ cycle.panasonic.jp/release/pdf/re20170404.pdf ●変速なし どうせ切り替えて使わないなら付けないという考え方は間違いではない。 気になるのは例の不具合が露呈したMODUSハブの一件からシングルハブの製造メーカーは気になる。 ●[前]Wピボットブレーキ、[後]ローラーブレーキ 普通。シングルピボットでバンドブレーキの安物自転車のような装備なはずもなく。 ★20×1.50HE 20インチタイヤでも選択肢が多い米式チューブ化も容易な「ETRTO 406」で安心。 この幅なら駐輪機も特に問題なく収まるだろう。 ▲但し、耐候性・耐久性で劣るアメ色サイドは微妙。 ●リム・フレームはアルミ ステンレスリムではないので荒めの使い方には不適。 ★18.2kg 電動アシストでは軽量な部類。(雑多なママチャリの重さに近い) ●142-173cm 高身長向けではない ▲片足スタンド これも頂けない。高齢者向けなら最初から両足スタンドでは? 見かけの軽さを出し、値段も下げられるので使ったとしてもちょっとどうかと。 ★ロックリングタイプのグリップ 地味に有難いチョイス。気に入らなければ交換は簡単。 豪勢に1万円近くするようなエルゴタイプの革グリップを付けるのも良い。 ●ハンドル オールランダー(トンボ)ハンドルなので、直立姿勢になるセミアップハンドルに慣れていると違和感があるかもしれないが、 オシャレでアクティブなシニア層狙いのコンセプトを想定するなら不要な心配なのだろうか。 ●フレーム色 大層なネーミングをつけているが、要は「黒・白・緑・赤」。 しかし、安っぽく見える薄緑や薄紫のような高齢者向け車種特有の色を使わないことは評価したい。 惜しいのは泥除けもフレームカラーと同色にすべきに思えるがコスト削減で却下されたのだろう。 ●コンパクトサイズ 車体が短いことをアピールしているが、反対に安定性は低くなるということには注意が必要かもしれない。 ●サドルガードマン 盗難対策としても、サドル交換やシートポスト交換が困難。 ●パワーモードで50km 充電回数を減らす程度の意図、劣化で容量の低下が起こっても許容できるであろうとして 十分な容量ではないだろうか。 ●日本製 当然パナの強みであるフレームを1から作っている日本製。 全て海外で組み立てたもの、海外で作られたフレームを日本で組み立てただけとは違う。 ●ライト バッテリーライトなのでこれも交換は容易。 キャットアイのVOLTシリーズに付け替えるのも良い。 ●総評 街中使用では場所をとるとか、倒れやすいといったことになりがちな片足スタンドと 耐久性無視のアメ色サイドのタイヤが実に残念な仕様だが、それ以外は概ね及第点。 バッテリーが堂々と鎮座するこのスタイルから脱却できればもっと幅広い層にアピール効果があるが 日本ではまだまだ先のことか・・・。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●パナソニックの電動アシスト自転車のバッテリーのリコール(2020年4月21日) panasonic.co.jp/ls/pct/info/eb3/ 2012年10月から2014年12月に製造した電動アシスト自転車用 および交換用バッテリーから発火する可能性があることが判明したため、 事故防止を目的にバッテリーの無料交換を行います。 対象のバッテリーには電動アシスト自転車の一部機種に搭載したものと、交換用に販売したものがあります。 news.goo.ne.jp/article/sankei/business/sankei-ecn2004210040.html パナソニックは21日、電動アシスト自転車用のバッテリーが発火する恐れがあるとして、 平成24年10月から26年12月にかけて製造した34万6291個のバッテリーを無料で交換すると発表した。 同社によると、原因はバッテリーパックの設計ミスで、 内部の空気に含まれる水分の影響でショートを起こしたとみられる。 回収対象の内訳は自転車に搭載して販売したものが約31万6千個、交換用が約3万個。 品番は最初の「NKY」と末尾3字の「B02」が同じで、 間に「449」から「514」まで21種類の数字が入る。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●内容多数のパナソニック電アシ展示会のレポ cs-shinwa.sblo.jp/article/186326299.html 【1】一般用途でのディスクブレーキの問題点 個人的に注目したい点は、ジェッターのブレーキ変更。 こちらは以前のモデルではディスクブレーキを採用していましたが 今回Vブレーキに変更になっています。 油圧式のタイプがなくなっただけでなく 完全にディスク自体が無くなったのは 調整等の難しさが原因ではないかと個人的には思っています。 実際、きちんと調節が出来ていない状態では ワイヤーが一か月も持たずに切れるという話も聞いており 調整自体を知っていれば何という事は無いのですが 普通の感覚で取り付けたり調整をすると ワイヤーが切れる可能性が高くなるため 理解の無い販売店へのサポートの煩わしさから Vブレーキに変更したのではないでしょうか・・。 スポーツ自転車界隈では「利便性向上という名目の実質メーカー都合で」 ディスクブレーキ変更を余儀なくされているようだが、 一般用途ではやはり「困ったことになりかねない存在」という印象。 【2】生活用自転車以外の需要は極僅か cs-shinwa.sblo.jp/article/186326409.html 今説明会においては、メーカーから提示して頂いた購入者マップを見たのですが 今回モデルチェンジをしたスポーツやファッションタイプの電動アシスト車になると 極端にその需要が減り 都内でも新宿や渋谷、世田谷目黒などのごくわずかな地域で売れているのみで 日常的なものではないという事を 改めて思わされたのが私個人としての印象でした。 世間の財布の紐の硬さとは無縁の富裕層な業界の人達からすれば 分からなくてもしょうがないのかもしれないが、 何しろ「一般車のまともな使い方すら周知できていない」のだから その先に"細かいメンテが必須の"スポーツ系の車種が (価格帯としても高額なものが主流なので当然だが) そう簡単に売れるわけがないだろうと。 ★【3】三輪自転車の落とし穴 cs-shinwa.sblo.jp/article/186326489.html 電動アシスト自転車の場合、三輪車用に設定されて入るものの ある程度の速度が出てしまう事によって 逆に危険な部分が出てくるという事を 販売側も知っておかなくてはいけません。 これは是非とも把握しておきたい非常に重要な内容。 ただでさえ特殊で倒れやすくなる三輪自転車なのに そのうえ「電アシ」のため、安易に速度が出しやすくて危ないという話。 それでなくとも、道路の大半は傾いており 固定で乗る場合は常に斜めの状態で操作をしますから アシストになったとしても扱いが難しいのは同じです。 特に、自転車が危険かもしれないという理由で 三輪車のご相談を受ける事が殆どですので 販売店側でこのような話をしっかりとしていくことが 事故を未然に防ぐことに繋がると思います。 【4】前輪モーター式のデメリット cs-shinwa.sblo.jp/article/186326542.html フロントモーターはアシスト効率も悪く 坂道発進も他社と比較すると弱いですし 前輪部がとても重たくなるという事もあって そもそも私は全くお薦めしてないのですが、 子乗せの場合のデメリットはそれだけに留まらず 昨今多くなってきている駐輪場などの輪留めに入れる為に 持ち上げる事がとても困難となってきます。 ■安物電アシ買いの銭失い 私は仕事上、多くの電動アシスト自転車を見てきましたが 基本的に電動自転車は安物に手を出すと100%失敗します。 理由は、メーカーのものと比較すると サポートやサービスの悪さから長く乗ることが出来ないケースが殆どで 結局もう一度買う羽目になり最終的に1.5倍以上の出費に繋がるからです。 但し、メーカーが出している安いタイプに関しては一概にそうとも言えないので 似た価格帯の安物に手を出すくらいならば メーカーの量販モデルなどを買った方が100倍マシです。 【5】電アシも購入後はメンテや交換にお金がかかる cs-shinwa.sblo.jp/article/186326547.html 電動アシスト自転車の場合常に大きな力が加わる為 どんなに足の弱い方が乗っても10年乗るうちに摩耗してしまうので ほぼ確実に交換が必要になります。 小ギアで回転数も多いので尚更。 動きが渋くなって不具合が発生しやすい防錆チェーンに安易に頼らず、 「メッキチェーンに適切なチェーンオイルの塗布」が欠かせない。 電動自転車はご購入の際も高いですが 買ってからもある程度のお金がかる事を まず知っておいて頂きたく思います。 ■アルミリムの割れについて (神川輪業ブログで時々でてくる パナ電アシのリムの割れについての回答のような形になるのだろう) 理由としては、子供乗せ自転車において 軽量化の為に使われているアルミの車輪が、 子供乗せ自転車であるが故の重量により ブレーキング時の摩擦が通常より大きくなり 車輪側の摩耗も早くなっているという事です。 タイヤの直径が小さい事も理由の一つかもしれませんが いずれにしても上記の写真を見ると分かる様に 結構恐ろしい事になっていますね。 特に小径の子供乗せ電アシは実用性を考えると 「ステンレスリム一択」といいたいところだが・・・ 雨天時に停まりにくくなるという欠点もあるのが難しい。 (ディスクブレーキにすれば整備できる店が限られてしまうようなので無し) なお現行のパナソニックの製品に限って言えば アルミの車輪を使用した全車種に 目視で分かる切り目を入れてあるという事です。 摩耗限界ラインが見えなくなったら 「リム交換もしくは車輪ごと交換」が安全のためには鉄則。 なお、これらの破損に繋がる 所謂”ほったらかし”で乗るだけの方のほとんどが インターネットで購入したり量販店やホームセンターなどで 購入した方々である事も知っておいて頂きたい事実です。 自転車は専門的な部分は個人で対応できない事が多く 普段からの定期的なメンテナンスが重要になります。 しっかりとコミュニケーションができ 安心してお任せできるお店でご購入することを 強くお薦めします。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ▼e-bike関連 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ●知らないと大損する安易なe-bike等の購入のリスク (通販で自転車本体購入ページで「7部組が流通している問題」についてのe-bike版) kaden.watch.impress.co.jp/docs/news/1396158.html 最近ではクラウドファンディングでさまざまな魅力的な電動アシスト自転車に惹かれることもあるだろう。 もし本気で購入したい場合は、購入後のこともきちんと冷静に考えてほしい。 昨年の記事 kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ebike-everyday/1330377.html に続き再び注意喚起の内容。 しかし、何故ネット通販が始まった頃に、後々問題になると考えもしなかったのだろうか? 電動アシストに限らず、RDハンガーが別であればその補修パーツ、 BBやフォークも汎用品が適合するかどうかも「現物合わせになる」ことが当たり前の自転車規格に 更に「電装部品」まで、共通規格ではなパーツが増えることは、 無関係の他店に持ち込めば、割高になるだけでなく、 その専用規格の部品の入手に手間がかかれば、当然のように修理拒否されるわけで、 「最初から使い捨てするつもりの用途」を除き、 「手軽に購入できるというメリットよりも、デメリットが上回る」ことが、全く想像できなかった・・・? 「工具も知識もない人達でも7部組を購入できてしまうことが問題になるとは思わなかった」とすれば 想像力が無さすぎるような。 「パンク修理」ですら、不具合なく修理完了するためには様々なコツがあるのに、 「100均で修理キットを売っているくらいだし、誰でも簡単に出来る」と思ってしまうのだろうか。 自転車は多くの家電のように「買って終わり」ではなく、 むしろ「買ってからが始まり」であり、 「"壊さない"ためには、使っていなくても適宜手入れが必要な"乗り物"」。 調査結果では「価格や購入に係る手間が省ける」ことが購入理由として優先されている傾向だが、 国民生活センターでは事業者への要望も挙げている。 Amazon、ヤフー、楽天にも協力依頼をしているという。 そもそも「販売にあたっての順番が逆」。 Amazon、ヤフー、楽天、他で、まず「ネットショップの各店」が、 「整備をしてくれる"実店舗" と 補修部品の流通・取引契約を結んでいること」を 「自転車の通販を許可するための"最低限"の判断基準」として定めておく必要があるのに、 補修部品どころか、消費者が買った後に「(取引関係のない)自転車店で断られるリスク」すら 表示義務化させていない時点で異常。 数万円の費用をかけてでも通販業者まで わざわざ送って整備を頼むような人が一体どれほどいるのだろうか。 クラウドファンディング系でいえば、 電装系が故障したときに部品はどうやって手配するのか。 販売側が最寄りの自転車店での整備を依頼しても、 型式認定がされているかどうかすら分からないような怪しい車体や、 特殊工具が必要なケースすらあれば、 「まともな店では、まず間違いなく拒否」され、 「目先の金に目が眩んだ技術のない店で安請け合い」で 結果「修理できていない」どころか、 「ブレーキのネジ緩みなど、危険な箇所が増えてしまう」ということも。 それどころか、気付いたときには「販売側が消滅」ということも珍しいとは思えず。 定期点検どころか、修理すら困難な「実質的に車両未満の"モノ"」が存在する有様で 「自転車を車両と意識させマナー向上を図ろう」などと思うだろうか。 その結果が、公道走行不可の電動キックボードやフル電動を半野放し状態で、 挙句、新たに区分まで作り最高時速20kmまでという線引きをすることで (現場の苦労などお構いなしで)「取締しやすくした"つもり"」で、解き放たれようとしている。 そして、それは元を辿れば、 「空気入れの習慣」や「ハンドル・サドルの高さ調整」「変速の使い方」 「適切で安全に徐行し止まること」という 「自転車への最初の一歩」の「概念の欠落」が 「自転車選び・店選びの重要性」に気付こうと思えない発端と言える。 ●e-bikeと(生活向け一般車型)電動アシスト自転車の違い kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ebike-everyday/1265533.html 【フル電動】 そのまま公道走行すれば違法になる原付扱いの自転車もどきを「電動自転車」と呼称すると、 ただでさえ自転車店ですら電動アシスト自転車のことを電動自転車呼びしているところもあるだけに、 尚更誤解の温床になりかねないので「フル電動自転車」と呼ぶべきだろう。 そして、フル電動は違法性云々だけでなく 「微細な修理さえも一切お断りになる可能性大」という注意喚起も欲しかった。 ■どれだけe-bikeと電アシに違いがあるとはいえ、 ただでさえ電動アシストというだけで「バッテリー関連のデメリット」が存在するのに、 e-bike用途として「もし生活圏内でしか使用しない」のであれば、 「(ディスクブレーキ整備も含め)修理拠点確保の点から後々相当面倒なことになる」ということを、 購入希望者に「重大なリスク」として認識させる必要があると考えるが、 単に「売りたいだけ」が先に来ると「先を見据えて案内することを躊躇してしまう」のもあるのだろう。 ★【失敗しない買い物をするために】 【デメリット視点】を常に持ち、しっかりと事前に把握しておきたい。 ●後悔するであろう見た目重視のe-bike(スポーツ系電アシ)選び www.gizmodo.jp/2021/02/e-bike-kamiyama.html 数十万円の乗り物に対して、見た目徹底重視で、 「メンテ費用や整備拠点は重要事項ではない」 =立ち往生問題なし・半ば使い捨てでも問題なし というのは極端な富裕層向けに思える。 ※「自転車用のロードサービス」で補うとしても、その説明すらない。 そもそも、近隣に日常的なメンテナンスを頻繁且つ定期的に行える拠点の確保が必須の乗り物に、 「取扱店が近くになければ専用の補修部品の取寄せが困難」という致命的な欠陥に限らず、 「ディスクブレーキ」という時点で対処できる店が極端に少なくなるような車種を 「通販等で安易に購入」の後に、その時になって「面倒なことになった」と実感し後悔しても遅い。 自転車は乗り物であり【買った"後"のことを考えて買う】という視点が不可欠。 だからこそ特に【生活用途として】、 「ほぼネット通販でしか買えない」とか「安物自転車」や「特殊専用規格のある自転車」を薦めない。 自転車メーカー(輸入代理店)視点であれば、 「整備なんてせずに(リコールにならない範囲で)適度に早めに壊して買い直してくれ」という考え方のほうが強いのは 分からなくもないが、消費者としてはそのような考え方に同調するのは絶対に避けて欲しい。 ●家電Watchが「e-bikeの"購入後"」に触れた珍しい投稿(e-bike関連) kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ebike-everyday/1330377.html 「特定の記者」ではなく、「e-bike部署全体での投稿」になっているのも珍しい気がする。 「購入後の重要性に気付いていなかった個々の記者」に対しての「戒め」でもあるのだろうか。 【購入前にアフターサービスも考慮して検討しよう】 今まで散々「後々の整備の重要性」を伝えることなく、 ほぼ「新しいジャンルとしてe-bikeの良いところだけ紹介」に終始してきた記事だらけで 正直「見る価値がない、参考にすべきではない」筆頭だったが、 実際、記事を見て感化され安易に購入してしまい、 「困ったことになった」とクレームでもあったのだろうか?と邪推する。 メーカーには販売後のユーザーへのアフターサービス (メンテナンスやトラブル対応など)も事前にしっかり準備してから発売してほしい ドライブユニットやバッテリー付近に何かしら違和感を感じたとしても、 近所のサイクルショップに持ち込んでも断られるだろうケースは想像がつきます。 そもそもe-bikeを取り扱っていないショップも多いですし、 取り扱っているドライブユニットのメーカーによっても左右されます。 ↑ 過去に家電Watchの記事で、実際の試走中に不調があって、 「街の自転車店」に持ち込んだら断られたという「デメリット」を含んだ記事が すぐ1つ下にあるが、その時点で本当に全く気付けなかったとすれば呆れる。 (●e-bike(スポーツ系電アシ)のデメリット) ◆段ボール梱包の手間・日数・送料 例えば、メーカーへ送付すればメンテナンスや修理対応が可能だったとしても、 車体が重いe-bikeをダンボールに梱包して発送するだけでもかなりの労力になります。 我々もダンボール箱で車体が到着するケースが多いですが、 何度経験しても、取り出す/梱包するだけでも大変です。 大きなダンボールを保管するスペースの問題も出てくるでしょう。 「たかが梱包・発送するだけ」と侮ることなかれ。 実際に経験があるのであれば「書類の準備まで含めて手間がかかる」ということが分かる。 また、遠方であれば発送・到着までに日数もかかります。 通常の自転車のように近所のショップに持ち込むよりも、遥かに労力がかかります。 そして、メーカー保証期間が終わってしまえば、 送料も自己負担になるケースがほとんどでしょう。 これはクラウドファンディングに限った話ではないですが、 ネット通販でe-bikeや電動アシスト自転車などを購入すると、 “自分で完成車状態にする”という作業が発生するケースも多いです。 組み立てる際も初心者なら、ペダルやボルトをどれほどの強さで締めたらいいのか、 ハンドル位置は正しいのか? など悩むこともあるはずです。 何かしらの初期不良があった場合にも気づきにくいでしょうし、 ショップで受け取る際には、プロが組み立てた状態で しっかり全体をチェックしてもらえるのは安心です。 ↓この2段落ぶんを、既存のe-bike"提灯記事"の冒頭に 赤字で全ページに追記してもらいたいと思うほど。 ─────────────────────────────── 現在は何でもネットで気軽に購入できる時代ですが、 自転車に関しては「購入後のサポート体制」は 非常に重要なポイントであることは間違いないです。 魅力的なモデルであったとしても、自宅付近でメンテナンスや トラブル対応可能なのかは、 事前にしっかり確認・検討してもらえればと思っています。 ─────────────────────────────── ◆但し、実店舗でも安心はできない そして、「通販で購入」は当然デメリットのほうが多いのは言うまでもないが、 「実店舗で購入」であっても、 「カタログから客注があったから、納入してなんとなく形にするだけ」 「まともな整備なんて出来ないし、完成度なんて期待しないでほしい」ということも考えられる。 ▲最悪は、納入実績も運用実績も無いため、「客注商品を整備の練習に利用」ということも考えられる。 ▲「店員が今まで一度も乗ったことがない、整備したことがない機構」に対して、 高額な修理費用が必要にも関わらず、結果的に「"店員に"壊され」 「最初からこうなってましたよ」とでも言われようものなら裁判沙汰。 ●「過去に何台くらいe-bikeを仕入れ、もしくは整備経験があるのか」 ●「実際に購入し使っているかどうか」 ●「電装品に不具合が起こった際の具体的な流れと (メーカーに補修パーツ在庫がある前提での)対応期間」 車検がない自転車だからこそ、安い買い物ではないはずなのだから、 これくらいは予め店側と念入りに詰めておいたほうが良いと言える。 ※こういう点も含めて、余程の金と暇がある趣味用途でもなければ、 通常の電アシでもない10万円以上の車種を買うメリットは低い。 搭載されているパーツをが壊れたときに、 ◆「一般汎用品」◆「普及価格帯」◆「入手難度の低さ」 これらが揃っていれば、入手までに比較的安く、短期間で修理完了できる。 (※しかし「英式虫ゴム」や「ボスフリー」の構造的問題はある) ※2021年6月現在:シマノパーツが供給停滞で全般的に厳しいとはいえ、 変速部品にシマノ製ではないパーツを使ってしまうと、 どれだけ入手難度が低くても、今度は 「調整を何十回してもスムーズに機能しない」という事態に陥る可能性もある。 更に、電動アシストでもe-bikeでも「電装部品」が組み込まれているために、 「即日修理が非常に困難」という大きなデメリットが存在する。 (※当然、通常一般車の軽微な修理でも"既に他の客の作業で忙しければ"即日は不可能) 修理費用にしても ▲スイッチパネルなどの電装パーツ自体の値段も最低1万円~、 ▲特殊な前輪モーターであれば車輪ごとで数万円、 ▲バッテリーに異常があればこれまた数万円、 とにかく「お金がかかる乗り物」という認識が必要。 ●e-bike(スポーツ系電アシ)のデメリット kaden.watch.impress.co.jp/docs/column_review/kaden/1247688.html 既存の「比較的軽量な一般車」や、 「生活用電動アシスト自転車」との違いから見えてくるe-bikeのデメリット。 正直ほぼ参考にならない「メリットを挙げているだけ」の「提灯記事」ではないので、 ある程度は参考になる。 「実際の利用環境を考慮すると」 選択することに必然性がない車種を安易に選んでしまうことは、 困ったことになるかもしれない。 ▼主な使用距離 家から職場までは6km程度の距離 勾配にもよるが、内装3段変速の15kg前後の車種でも十分な距離。 ▼購入動機はやはり「カッコイイ」から 私の中でe-bikeといえば、「オシャレな車種も少し出てきたとはいえ、 子どもを乗せる椅子とセットのお助けアイテム電動自転車」というイメージがどうしても抜けなかった。 それがどうした格好良すぎるじゃないか。 この車種の場合「水平に近いトップチューブがないことで跨ぎやすい」というメリットはあれども・・・ 冒険していたら、もちろん困難もあるわけで、道に迷って帰っている途中で充電切れたり、 大きな川を渡る橋が工事中で階段しかなかったり(笑)。 20kg超えの自転車を持ち上げて上った時は流石に辛かったー! この場合"普通の"スポーツ自転車であれば10kg以下は「当たり前」なので、 それほど苦労せず運ぶことも可能。 階段越えでなくても段差を持ち上げて運ばなければならないようなケースを考慮すると、 「重さ」は大きなハンデとなることを覚えておきたい。 ▼e-bikeは大きなトラブル時に街の自転車(ママチャリ)店を頼れないという欠点 Google マップで検索して近くの自転車屋さんを探してから押して歩く。 すぐ近所の自転車屋さんでは、見た瞬間に「ここ、ママチャリ屋だから」とe-bikeは即お断り。 「これってチェーンが外れているってことですかね?」と聞いてみるも、 「ここ、ママチャリ屋だから」と、見向きもされず(笑)。 2軒目はすでに閉店で、ようやく3軒目で見てもらうも「専用工具が必要」という診断結果。 e-bikeはとっても便利だけれど、構造も通常の自転車よりもさらに複雑なので、 私のように無知な人間には、かかりつけ医のように頼れる自転車屋さんが近くにあることが とても大切だなと気づけたのは良い成果。 これがBSやパナやヤマハの「生活向け電動アシスト自転車」であれば、 昨日今日出てきた車種でもないので、対応できる店は必然的に多くなる。 (無論、電動ユニットやスイッチなどに破損があれば取寄せまでに時間がかかる) ※整備拠点までの搬送だけで言えば、 ロードサービス付き保険のメリットを活かす手もある。 つまり、 「整備できる店が近くにあるなら"事前整備も兼ねて"そこで買う」 (整備できる店が近くにあっても扱い車種の関係でネットなどで購入するしかない場合は、 通常(割増)工賃でも問題がない人のみ) 「整備できるスキルや工具があるなら補修パーツ取寄せのための店は多少遠くても構わない」というのは分かる。 一方で「整備できる店が近くにない、工具もスキルもない」のに、 e-bikeを通販で購入するというのは絶対的にオススメできない。 ●車種の選び方についても 「跨ぎやすいフレーム」 「主に片道6km」 「変速は適切に切り替えて使うことができる」 「重い車体(約23kg)に苦労した」 という分かりやすく条件が出揃っているなら、 シンプルに【軽量な外装変速の車種こそベストな選択】と思えてしまう。 (両立スタンド取り付けは必須としても、ライトウェイのパスチャーなど) ※559(26HE)が心配であれば、590(26WO)の15kg程度の外装変速車種 値段も半額どころか1/4程度。 タイヤ交換・両立スタンド化・アルミの前フォークなどを大幅に交換したとしてもたぶん半額程度で済む。 ●バッテリーの日々の残量を気にする必要なし ●充電する必要なし ●バッテリーだけの盗難に怯えることもない ●電装部品の故障に頭を悩ませることもない ●経年劣化する蓄電容量もバッテリー新規購入を気にする必要もない ※積載能力への不安はあるが、1日旅の軽装備であれば軽量車種で十分。 ※但し、「559(26HE)のスリック系タイヤ」や「対応サイズのチューブ」を在庫している店は 予め把握しておいたほうが良いと言える。 こういう場合に於いても、「購入店選び」が重要になってくる。 こうした記事を見るときには、 「宣伝も兼ねているのだろう」と考えた上で、 自身で「車種選択の誤り」を引き起こさないように気を付けたい。 ●故障の原因? 詳しく書いていないが、「駐輪時のトラブル」とすれば「想定通り」と言える。 「片側スタンド」はどう考えても「街中使用には絶望的に不向き」と理解しておく必要がある。 田舎の「他の利用者がほぼない駐輪場」であれば、 風で倒れないように上手く施錠することさえ忘れなければさほど問題は起こらない一方で、 他の自転車と明らかに接触する可能性が高い駐輪場を利用しなければならないケースでは、 e-bike以外のスポーツ自転車でも考えておきたい項目として、 ▲片側スタンド=【1台分の幅が増す、斜め停車で安定性も悪い】 =【他車との接触危険性が増す】 =【赤の他人に雑に扱われてしまうリスクが増大】 具体的には、 ▲RDへの損傷の可能性 →(変速無しor内装変速で対策可) ▲ディスクブレーキ歪みの危険性 →(ディスクブレーキ車を選ばないことで対策可) ▲クイック軸が接触して緩んでしまう危険性 →(ナット留めに変更することで対策可) など 「当人ではない他人からすれば扱いを丁寧にしてもらえるとは限らない」のだから、 そのリスクを低減するためには、マナーとして「両立スタンドは必須」と考えるが、 これをどこまで考えているのだろうかと「販売メーカーに問いたい」。 ↓ そう考えると・・・、 「変速無しor内装変速」 「ディスクブレーキ車を選ばない」 「ナット留め」 しかも「両立スタンド」とくれば、 なるほど「生活向けの電動アシスト自転車」が支持されているのも納得。 仕様が「実用面で優れているからこそ売れている」=「完成されている車種」ということを改めて思い知らされる。 「見た目だけで選んでも結局使い勝手が悪かった」で後悔しても遅い。 すぐに売ったとしても確実に購入価格は下回るので損することになる。 自転車は「店(業態)も車種も」、 「買った後のことを考えて買おう」が「失敗しないための鉄則」。 ▲折りたたみe-bikeに子供乗せ・・・? kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/ebike-everyday/1276938.html いくらオプション品があっても、折りたたみ自転車に子供乗せの相性が良いとは思わない。 十徳ナイフが個々の専用品より優れていることはありえないように、 色々使えることが"快適"で"相応しい"かどうか。 自転車の場合「パーツを組み合わせた物で走行する」ので、 多くが正常でも1か所でも致命的な問題を抱えていれば安全に走行できるとは言えない。 もちろん、各部の状態チェックから全体状況まで細かく気にするような人や、 大規模な点検を定期的に受けることによってトラブルは避けやすいとはいえ、 なかなか本当に伝わって欲しい人達には届かないのが現状。 それは一般車メーカーやその販売店であれば身に染みて理解しているはずで、 まず何より「雑に使われること(完全ノーメンテも珍しくない)」という前提条件があって、 生活の足として使うということは、「身近に整備拠点」がなければ話にならないし、 その整備拠点で実際不具合が起きる前に点検を依頼するという安全意識の高いユーザーが一体どれほどいるのだろうと。 「30万円以上も払って本当に得だったのだろうか」と後で困っても遅い。 「人でもモノでも適材適所」であり、一挙両得しようとすれば、どちらも中途半端になる。 見た目やパッと見の機能だけで選ぶことが相応しいかどうかよく考えることを薦める。 そして、チャイルドシートが不要になれば、大きめのカゴに付け替えることで 「普通のママチャリよりも多く買い物しやすい車種」にできるので、 6歳過ぎたら子供乗せ自転車に使い道がないなどということは決してない。 ◆外装変速の車種とは (適切なアドバイスができる店と、聞く気があって"継続実行する"ユーザーが揃わないと成立しない) 「正しい変速の使い方や整備の方法などを熟知、またはそのために必要な調整まで出来るスキルがなければ」 変速なし・内装変速の車種と比べトラブルが起きやすいため、 通勤通学などの生活用途で外装変速車種自体を薦めない店もあるほど。 そして、生活用自転車の場合、間違いなく駐輪場で雑に扱われることも考慮しなければならないので、 「停め方」や「場所」にも注意しておく必要がある。 ※このような車種本来の「趣味色が強い用途」を考えると、 「車載」や「自宅から(駐輪場が混雑していない)目的地までの拠点間移動がメイン」のため、 自転車の森のような混雑した駐輪場に停めて乱雑に扱われるということは メーカー側で通常想定している用途とは思えない。 ▲折りたたみ自転車とは 折りたたみ可能になって便利という「プラス」よりも、 不具合"可能性"箇所が増えるという「マイナス」で考えるべき車種。 折りたたみではない1万円台の安物自転車でステム折れや前フォークが柔らかすぎるとか、 タイヤが酷いとかその安さゆえに整備不良で事故という話はあっても、 「フレーム自体が」ポッキリという話は聞かない。 一方の折りたたみ自転車の場合、 それなりの価格(5万円以上)のアルミではない車種でさえ問題が起きている事例が上がっている。 それを「時間や費用を惜しみなく使いトラブルが起きないようにカバーできない」のであれば、 大人しく"比較的"ローメンテナンスで済む"普通の"子供乗せを選ぶことが望ましい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2020.08.30 ▲Jコンセプト4期目[BE-JELJ012A](2020年8月発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ 2020.01.19 ▲Jコンセプトのタイヤの推奨空気圧が550~685kpaという問題【代替タイヤを改訂】 2020.08.23 ●サギサカ扱いのヤマハ用スイッチパネルカバー 2020.08.02 ●e-bikeと(生活向け一般車型)電動アシスト自転車の違い 2020.05.30 ●前輪駆動車への懸念 2020.05.03 ●e-bike(スポーツ系電アシ)のデメリット 2020.04.26 ●パナソニックの電動アシスト自転車のバッテリーのリコール(2020年4月21日) 2020.03.29 ●パナソニックSW用のスイッチカバー発売 2020.02.09 ●電アシに潜む危険 2020.01.19 ●電動アシスト(子供乗せ)車の事故を防ぐために 2020.01.12 ▲EZもビビライフにも「チャイルドシートは取り付けできません」 2019.11.24 ●シンプルこそ最善なこともある 2019.11.10 ●電アシ3輪のデメリット 2019.11.03 ●変速を切り替えて使う意義を理解していないと大損する、 2019.10.27 ▲Jコンセプト3期目[BE-JELJ012](2019年6月発売)でも相変わらず550~685kpaのタイヤ 2019.10.20 ●パナソニックSWの感想 2019.09.01 ●パナソニックSW【イオン限定カラー】 2019.08.11 ●バッテリーは高温にも低温にも弱い 2019.07.28 ●内容多数のパナソニック電アシ展示会のレポ 2019.05.12 【要注意】フロントドライブ電アシに潜む危険な兆候 2019.05.12 ●パナソニックSW「オプション装備の実車画像」 2019.03.31 ●電アシ購入の注意点(4.7★部分のみ一部追加) 2018.10.21 ●「シンプル機能に特化」パナソニック「SW」発売 2018.07.29 ▲Jコンセプトのタイヤの推奨空気圧が550~685kpaという問題 2017.04.16 ●パナ「Jコンセプト」2017年6月発売